UNITED ARROWS六本木ヒルズ店プレオープニングパーティ

松本 知彦 for Private Time/2016.09.23/ファッションファッション

9月21日、新しくオープンするUNITED ARROWSの六本木店のプレオープニングパーティに行ってきました。
これがなかなか新しい体験でした。

img場所は以前BALS STOREがあったところです。

バーニーズニューヨークができるなど、最近六本木が再び注目されていますね。
今アツいのでしょうか?
六本木ってミッドタウンや六本木ヒルズがあっても、全然行かない街です。
どうしても外国人観光客と夜、品のないIT関連の人たちのイメージしかなくて、あまり訪れたいと思わないのが個人的な理由ですね。
六本木に行くというのはどうしても気負いしてしまうというか。
ナイトクラブと夜遊びの浮ついたイメージがついて回るというか。

img舞子さん、チンドン屋、紙切り職人、ドラッグクイーン、色々なイベントが入ってました

img写ってませんが、店内には平間至のでっかい写真が飾られてます。

さてそんな中で、UNITED ARROWSが新しいお店を六本木ヒルズ内にオープンさせました。
以前からメンズはありましたが、同じ場所に今度はレディスも加えて、2フロアの巨大なストアを作ったのです。
これがですね、、、なかなかスゴイのです。
以前から六本木店は数字的にかなりよいと聞いていましたが、それもあって店のオープン前に近隣店舗から優秀なスタッフがどんどん六本木店に集められていました。
知ってる人たちが次々六本木店に異動してしまった。
昔の原宿店のように、接客はベストメンバーだけで固められている感じです。
原宿本店は置いてきぼりの感がありますが、これからは六本木がUA最大の旗艦店ということになるのでしょう。
相当な気合が入ってる感じでした。

imgこちら傘専門の部屋。FOXがたくさん。

店内は広いです。
インテリアデザインは片山正道。
片山さんは最近海外の物件ばかりで、国内の仕事をあまりしてないという印象ですが、京都のパスザバトンから久しぶりに名前を聞きました。
当日本人も来てましたが、知人である彼のマネージャーに聞いてみたところ、店のインテリアコンセプトは「バザール パラノイア」とのこと。
直訳すると、分裂した小さいお店たちって感じでしょうか。
確かに店内は、いろいろな小さいスペースに区切られて構成されていて、それらに横の関連性は全然ありません。
しかし1つ1つが今っぽく、俯瞰で見たら今の東京のエッジーな気分が見事に表現されているような店になっているのです。
進化したセレクトショップのカタチともいえるでしょうか。
セレクトショップという考え方、業態が一般化してから久しく、もう新規性はほとんど感じなくなっていましたが、六本木店はワクワクする空間、構成になっているのです。
新しい!
こんな気持ちは久しぶりです。
さすがUAって感じですね。

imgホントに様々な用途の小部屋に分かれています

imgメンズの奥では本国から職人を呼んでcarusoのオーダー会やってました。

傘だけの部屋、靴磨きだけのスペース、ブリティッシュの小部屋、和室、メガネエリア、和菓子、モンブランコーナー、いろんな部屋で構成されています。
サルトのようなお直しのコーナーにかなり広いスペースを割いているのが印象的でした。
なんだか伊勢丹メンズ館を圧縮して、そこにストリートやエッジーな要素を高いレベルで加えたような感じです。
NEWoMANにも近いものを感じます。

imgレジ周りのデザインもカッコよい。片山さんって感じ。棚の上は全部招き猫。

ココ、これから売れるだろうなあ。
でも六本木、行かないなあ。
これからはUA行くために六本木にも行ってみようかなあ
そんな気にもさせるお店でした。

またしても上原にやってきた話題店

松本 知彦 for Private Time/2016.09.20/食べる食べる

またまた新しい店が上原にやってきました。
やってきたのは、以前このブログでも紹介した原宿の人気店です。
http://blog.10-1000.jp/cat37/001280.html

img上原から出世してセンターに行く店はありますが、これは逆・・・

ファイヤキングカフェの隣は以前、オヤジさんがやっている蕎麦屋でした。
特別うまいわけではなかったけど、僕はお昼ごはんの時によく一人で食べに行ってました。
働いているおばさんが親切で、スカしてるわけでもない、いわゆる普通の私鉄沿線にある地味な蕎麦屋なので、気軽に一人で行くのにちょうどよかった。
上原にはスカした店もありますが、そういう店には行きづらいのです。
オヤジさんが高齢で腰を痛めたという理由で、夏にはその蕎麦屋は閉店してしまいました。

閉店からしばらくすると大規模な工事がはじまりました。
結構な長い期間工事をしていましたが、相当内装にお金をかけているみたいでした。
それもそのはず、次にやってきたのはインテリアが凝っていることでも知られる原宿のグッドタウンドーナツです。
インテリアが凝っているので、撮影のレンタルスタジオとしても利用できるドーナツ屋。

img相変わらず凝っているインテリアのデティエール

imgドーナツにはあまり興味がないのでコメントができないですが。

内装のテイストは原宿店と同じです。
50年代のアメリカンな感じ。
代々木上原店はドーナツだけを売るのではなく、パンも売るカフェ仕様になってるようです。
代々木上原のドーナツ屋といえば、これまた有名なハリッツがありますが、ハリッツの何倍も大きくてあま~いドーナツ。(値段も何倍・・・汗)
ドーナツ1本で勝負せず、パンも置いてカフェ業態としてるのはよいと思います。
しかし、パンもドーナツも競合ひしめくこのエリアで、どれだけ勝負できるかはこれからでしょう。

img店内にはネオンいろいろ。

僕はドーナツには特に興味はないので置いておいて、トレンド満載のインテリアが気になりました。
特にネオンサインです。
ここ3年くらい、チョークアートと同じくらいキテいるのがネオンなのです。
街に新しくできた店や、商業施設にある店舗を注意深く見てみてください。
あちこちにネオンのサインが仕掛けられているはずです。
うちの会社にも仕掛けてあります 笑
http://blog.10-1000.jp/cat35/001263.html

img

img店の外もネオンサインだらけ。

このお店は、ネオンサインのオンパレードのような店。
壁にはついでに鹿のアタマも2体ついてます。
しかし原宿のように観光客とアパレルで働く人しかいないような場所にあるグッドタウンドーナツが、ひっそりとした住宅街である代々木上原に進出してくるなんて、上原も外部から人が流入する街にどんどんなってきてるのかなあと。
ちょっと残念な気分になったりしております。

いま80年代が熱い!

松本 知彦 for Private Time/2016.09.07/私の履歴書私の履歴書

ここ最近はとても忙しいです。
夏前はヒマだったのに、夏を過ぎたら色々と引き合いが重なり、急に忙しくなってきました。
今年の夏休みは3日しか休んでいないというのに、もっと長く休んでおけばよかった・・・・・

img80年代はSF映画が花開いた時代

夏は子供の宿題を見なければいけないし(汗)、最近入ってきた引き合いの仕事もやらなければいけない。
月曜の朝、毎回スタッフ全員を集めて話す薫陶(くんとう)の準備も毎週しなきゃならない(これがめちゃめちゃ大変・・・)
そして最近滞り気味のブログの記事も書かないと、、、
それに加えてイラストの仕事もしないといけないのです。

ということで、今日は久しぶりにイラストのお仕事を紹介しましょう。
いただいたお題は80年代ミュージック&ムービーです。
80年代って自分の青春時代ですが、これが今すごく流行ってますよね。
アナログレコードにしても、カセットテープやラジカセにしても、ファッションにしても、歌謡曲、スナックにしても。
今あちこちで80年代がキテると日々感じてます。

img80年代の映画って暗さがまったくないのが特徴ですね

imgブルーススプリングスティーンは手を抜いたのでまったく似てません!笑

この間、同じ大学の友人が教える専門学校の生徒が80年代について話を聞きたいとのことで、うちの会社までインタビューに来ました。
彼は80年代について、カウンターカルチャー全盛の時代と思っているようで、カラス族やテクノカットをした若者、竹の子、ローラーやサーファー、はたまたパンクスたちが街中にあふれていたと思い込んでいるので、そんなことはまったくなかったと正直に伝えたのでした。
9割の若者は胸に馬の刺繍マークがついたポロシャツの襟を立てて着ていたわけで、あるいはフィラやエレッセなどのテニスメーカーのポロシャツを着てパーケン(学生が開くパーティチケットのこと)を渋谷で売りさばいていたわけで、アンノン族(アンアン・ノンノを読んでる若者=すごい呼び方)なんて本当にマイノリティだったわけなのです。
この頃はまだ体制側のJJに対して、反体制のアンアンだった時代。
後半はDCが市民権を得たために多少シェアは伸びましたが(それでも3割くらいでしょう)、初期は真っ黒な格好してるカラス族の若者なんて本当に少なかったと思います。
そしてそんな格好をしているごくごく少数の若者は、電車に乗った際、周りの人からかなり奇異な目で見られてました。
今のゴスロリと同じですね。
しかし、2016年の文献を読み漁った20歳の若者からしたら、80年代にはそうしたアート、音楽から影響を受けた族たちが町中にあふれていたと思うみたいで、9割のコンサバを見ずして1割のイカレポンチがメインストリームだったと勘違いをするみたいでした。
よりパーソナルなことこそがメジャーだという今の時代の逆ですからね。
コンサバが9割の話をしたらびっくりしてましたw

img80年代といえばこの人たち。日本でもタイニーパンクスがデビューしましたね

さてそんなわけで、今回のお仕事はいつもとタッチを変えて、色鉛筆で仕上げてみました。
色鉛筆って久しぶりに使ってみると味があっておもしろいです。
1970年代に描かれた林明子の名作「はじめてのおつかい」のタッチですね。
絵本を描きたくなっちゃいました。
時間があったらチャレンジしてみたいものですね。

渋谷のど真ん中にスカした蕎麦屋

松本 知彦 for Private Time/2016.09.01/食べる食べる

皆さん、渋谷のど真ん中にマヨネーズで知られるキユーピーの本社ビルが新しく建ったの知ってますか?
これがかなりスカしているんですよ。
前を通ったらちょっと見入ってしまうビルなのです。

imgリゾートホテルのレストランのようなファサードデザインです

その理由は、ビル1階にあるレストランのファサード部分のデザインの影響が大きいと思います。
レストランもビルができたと同時に今年オープンしました。
渋谷の食幹を経営するディスカバリーと、青山のシカダや代官山IVY PLACEの運営で知られる寺田倉庫の2社が共同出資してオープンさせた雷庵(ライアン)です。
この2社が運営するレストランは、どちらもよく行きます。
だから2社が手を組んでハズす確率は低いというか、少なくとも極めてサービス悪いとか、マズいということはないだろうと予想してました。
でも店はロケーション、客層で雰囲気が変わりますから、やっぱり行ってみないとわからないですよね。

img最後に食べたお蕎麦はこちら

この雷庵、意外にも蕎麦屋なのです。
渋谷のど真ん中で蕎麦屋。
僕のように、ゴリゴリ食べない大人にはちょうどよいと思います。
年を重ねても、まだまだ肉食という人(流行、特に女子)は、わからないですが。。
(と言いつつ、自分も渋谷GOLD RUSHのハンバーグだけは食べてますが・・・汗)

メニューは食幹に似ています。
味もよく似てます。
食幹の味が好きな自分にとっては、とてもおいしく感じます。
個室もあるので色々使い勝手がよいのではないでしょうか
奥にガラス張りの蕎麦を打つコーナーもありますが、特に蕎麦を食べなくても、色々なメニューがあって十分に満たされます。
ランチもやってます。

img

img

img

img夏らしくて写真見てもうまそうです

最初、食幹で食べているとき働いているスタッフに声をかけられ、その後広尾の小野木でまた同じスタッフに会って声をかけられ(同じくディスカバリーが経営する店)、またまたこの雷庵で偶然に出会い、声をかけられました。
最初会った時は、なんの役職もついてなかったのに(たぶん)、名刺をもらったらこの店の料理長に出世してました。
びっくり。
蕎麦を作りたいので、1度退職して蕎麦を打つ修行をしていたとのこと。
そんなに回数会ってないのに、しかも最初会った時から長い時間が経過しているのに、僕なんかの名前を憶えてくれてるなんて嬉しいですね。

img店は結構広いですので、グループで。

落ち着いた名店という感じじゃもちろんないですが、会社帰りに仲間と寄って食べるにはおいしいし、ちょうどよいレストランだと思います。
ちょっとした少人数のビジネスにもOKですね。
店のフロントにあるガラスの扉が全部オープンになるので、半分屋外のような感じで、今の季節、夜は気持ちいいのじゃないでしょうか
広さと内装に資本の力を感じます。笑
使い勝手はよいと思うので、1度行ってみてください

「松本正彦 郷愁の切り絵展」 本日からはじまりました!

松本 知彦 for Private Time/2016.08.22/私の履歴書私の履歴書

何度かお伝えしていますが、僕の父親はマンガ家でした。
しかし僕が大学を卒業したあたりから、切り絵作家に転向し、毎日紙と向き合って気の遠くなるような細かい作業に向かうようになります。
そして都内の画廊や百貨店で、毎年個展を開くようになっていきました。

img今回は銀座の伊東屋さんでの展示です

それは母と二人三脚ともいえる作業。
創作は父、対外的な交渉は母、という役割分担で、活動は2人で行っていました。
会場の選定やフレームのチョイス、作品の命名、金額を決めるのは母親の仕事。
父親はいつも家で仕事をしていたために、マンガ家の時代から長い間、彼らは24時間一緒に家で過ごし、晩年は仕事も2人でするようになっていったのでした。
サラリーマンの家庭では考えられないですよね。
2人にとって結婚生活は、良くも悪くも実に濃厚な数十年だったと思います。
よくケンカもしてました。

しかし母はパートナーを失って一人になってしまった。
その喪失感がどのくらい大きなものか、僕には想像することしかできません。
すごく仲が良かったというわけでもないと思いますが、毎日ずっと一緒に過ごした仲間を失って、彼女の心にはとても大きな穴が空いてしまったように見えました。
しかし作家がいなくなったあとも、彼女は個展を開きたいと度々口にします。
その先に何があるのか、僕にはわからない。
でも彼女がやりたいと思うことは、やらせてあげた方がよいと感じています。

img父親の展覧会は実に3年ぶりです。

img展示場所は広くはないですが、20点近くの切り作品を展示しています

imgこちらはシルクスクリーン作品

img絵葉書もたくさん販売しています

img切り絵の作品集もありますので是非!

今回縁があって、銀座の伊東屋さんで展示をすることになりました。
これも母が一人で場所を決めてきて、作品の選択も梱包もすべて彼女が一人で行いました。
展示中は毎日会場にも立つとのこと。
オドロキの83歳・・・
でも、そうしていることが楽しいのだと思います。

img場所は伊東屋本館の裏にあるK.Itoya。万年室のサインが目印です。

銀座伊東屋(本館ではなく、別館のK.ITOYAの方ですのでご注意ください)の地下のフレームフロアにて、「松本正彦 郷愁の切り絵展」が、本日からはじまりました。
皆さん、銀座にお越しの際は覗いてみてください。
1週間やっています。
台風は今日で過ぎ去りますので是非。

8/22(月)~28(日) 月~土 10:00-20:00/日・祝日10:00-19:00
※最終日18:00閉場
銀座伊東屋 K.ITOYA 地下1階フレームフロア 
http://www.ito-ya.co.jp/store/itoya/k-itoya/recommend/2016/08/001962.html

ナポリタンがたまらない 新橋のパーラーキムラヤ

松本 知彦 for Private Time/2016.08.18/食べる食べる

さて前回に続き、今日も博物館レベルの希少な喫茶店を紹介しましょう。
前回紹介した「名曲喫茶らんぶる」があまりに素晴らしいので、今回の内容は物足りないかもしれませんね。
今回の場所は新橋です。

imgまず東京のど真ん中とは思えないエントランスに引かれます

以前紹介した小田急ハルク1階の「珈琲ピース」や、新宿3丁目の「名曲喫茶らんぶる」など、今まで新宿を中心に紹介してきました。
神保町などには、こうした絶滅危惧種に指定されている店はたくさんありますが、やっぱり古いだけじゃなくて最新のものと古いものが交差する街に古い店がまんま残っているところに琴線が触れますね。
もちろん自分が生まれた街だけあって新宿は愛着がありますが、ハイブランドを売る伊勢丹やグッチのすぐ横に50年前から変わらない店があるのが街の魅力です。
完全に新しいものだけの街はつまらないですからね。

あとシビれるのが昭和のネーミングセンスです。
喫茶店でピースってネーミングはストレートですよね。
これで禁煙だったら怒ります 笑
らんぶるにしても、僕はガレージギタリスト、リンク・レイのランブルっていうロケンロールな曲をイメージしちゃいますが、英語ではぶらぶら散歩するっていう意味らしいです。
ピースにしてもらんぶるにしても昭和のネーミングセンスがたまりません。

imgサインがキムーヤになっちゃってますね、すごいタイポグラフィ

img店内にはソファと水槽があっていい感じ。

今回紹介するのは新橋駅から直結するビルの地下にあるパーラーキムラヤ。
このお店が入っている新橋駅前ビルは、以前このブログでも紹介しましたが、1966年に建ったもの。
以前クライアントがこのビルに入っていて、度々行く機会がありました。
パーラーキムラヤはビルができた翌年からの営業なので、もう50年やってることになります。
ピースとほぼ同級生。

img食品サンプルがあるのは最高ですね。しかも安い!

imgそして予想通りのケチャップ味でうまい!!

まずパーラーっていう響きがいいですね。
今パーラーという名前で営業を続ける有名店は、資生堂パーラーくらいじゃないでしょうか?
「ピース」や「らんぶる」にはなかったナポリタンがこの店にはあります。
やっぱりナポリタンですよね。
粉チーズでいただきましょう。
食品サンプルがしっかりあるのも、かなり得点高いです。
もちろん全席喫煙OK。

img次回は喫茶店の真髄であるパフェを注文したいです。サンデーもいいね。

もう数少なくなってしまった昭和を感じることができる「純喫茶」
なくなる前に行っときたいですね。

親子展が無事終わりました。

松本 知彦 for Private Time/2016.08.08/私の履歴書私の履歴書

こちらもちょっと時間が経ってしまいましたが、3週間に渡って開催した「松本正彦・知彦親子展」が無事終了しました。
足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。
せっかくお越し下さったのに、お会い出来なかった方はごめんなさい。

img会期が3週間って、長いようであっという間。

今回は会社の20周年のイベントと同時に開催したため、本当に準備が大変でした。
会場全体の配置を考え、それに合わせて父の描いた原稿を選び、横幅3メートルの大きなパネルを作りました。
その間に自分の絵を描き・・・

世の中で、自分の父親と2人展を企画する息子がどのくらいいるかわかりませんが、僕自身は今まであんまり聞いたことがないです。
そもそも両方がクリエイティブな親子ってあんまりないのかなあ。
珍しいことなのだと思います。
そして、2人のうちの一人は、もうここにはいないし。。

img父親の描いたモノクロの原稿に僕が色をつけて、親子競演の実現です。

img色をつけたものを横幅3メートルのパネルで出力し、柱を挟んでシンメトリーで配置。

僕が親子展を開こうと思ったきっかけは、以前書いた通り、ベリーニが息子と2人で椅子のデザインをしている記事を見たことでした。
でも父親はもういないので、1つのテーマを共同で作業することはできない。
父親の作品に自分が色を付けることで、親子の夢の共同作業を実現させました。

img照明が幻想的で、夜の方が雰囲気ありましたね。

imgフランスの出版社からフランス版の表紙データを取り寄せて出力しました。

このカフェで、マンガを展示したことは今まで1度もなかったそうです。
斬新だったんじゃないでしょうかね。
それもあるのか、売れないだろうと思っていた父のポストカードやクリアファイルも売れたし、70年代の作品で作ったオリジナルの冊子は60冊も売れました。
よかった。
ありがとうございます。
僕の作品も数点売れました。
こちらもありがとうございます。

img奥の黒い壁にかかっているのが、僕の描いた作品です。

img父親の計画をしている間にも、自分の絵を描かなければならず。

また今月、銀座の伊東屋で父の個展があります。
「松本正彦 切り絵展」 
8月22日(月)~28日(日)の1週間、銀座のK. Itoya B1階 10~20時。
切り絵の原画をはじめ、版画や書籍を展示・販売します。
もしお時間ありましたら、そちらにも是非お越しください。
よろしくお願いします。

imgこちらもまさかの親子共演・・・笑

エッグタルトとは何ぞや 奥渋人気店ナタデクリスチアノ

松本 知彦 for Private Time/2016.08.03/食べる食べる

またまた大流行のお店を紹介しましょう。
代々木公園近くにあるエッグタルトの専門店、ナタデクリスチアノです。

imgエッグタルトなるものを食べたのは生まれて?そんなことないかな

6年前の2010年、代々木八幡駅の裏にオープンしたポルトガル料理のクリスチアノ。(ちなみにクリスチアーノではないみたいです)
ポルトガル料理というジャンルが珍しいこともあって、女性誌などで取り上げられて話題となり、一躍人気店として躍り出ました。
友達たち数人からこの店の名前を聞きましたが、僕自身はまだ行ったことはありません。
会社から近いのにね。
ポルトガル料理と聞くと、なんだかマニアックな響きがあり、勝手なイメージですがコアな女子だけが少人数で行く店というか、、あんまり進んで選択する店ではないなあと感じてました。

代々木八幡駅から渋谷へとつながるエリアは奥渋と呼ばれ、近年大ブレイクしています。
渋谷方面から来た場合、クリスチアノは奥渋の終点である代々木八幡に位置し、奥渋クルーズのトリを飾る存在です。(そんな大げさじゃないか 笑)
すぐ近くには、これまた相当な人気店、パンの365があります。
クリスチアノと365が代々木八幡の印象をかなり変えたと思います。
(フグレンはどっちかというと渋谷)
逆のコースで、代々木八幡駅からスタートして渋谷方面に向かった場合のシメは、me me meまたはミッケラー東京かなあ。
去年できたクラフトビールの専門店ミッケラー東京は、オススメのとってもいい店です。

img店の前には買う人の列が

imgこちらメニューですが、どれも1つ200円前後

さて話を戻して、そのクリスチアノですが、現在では3店舗展開しています。
ナタデクリスチアノ、クリスチアノ、マルデクリスチアノです。
その中で、今回はナタデクリスチアノを紹介しますね。
ここは先にも触れましたが、エッグタルトの専門店です。
代々木八幡駅から渋谷方面に少し進んで井の頭通りを渡った先、フグレンの近くにお店があります。
これがですね、人気で常に店には人が並んでいるのです。
もちろん奥渋、そしてクリスチアノの人気もあるからでしょう。
僕は上に書いた通りで、ポルトガルそしてエッグタルトというと、もうマニアックな女子のイメージしかなく、どうでもよいというか、、、汗 あまり気にしてませんでした。

imgパッケージがカワイイっすね。

img「パステル・デ・ナタ」と「ボーロ・デ・クララ・コン・ショコラテ」

しかしながら、休日時間があったので並んで買ってみることに。
うまい!
エッグタルトっておいしいんですね。
ちょっと偏見が薄れました 笑
エッグタルトには、中国式とポルトガル式があるそうで、、その差はよくわかりませんが、このお店のエッグタルトは高温で焼く本場のポルトガル方式で作っているそうです。
もともとはポルトガルの修道院で修道女が作っていたそうですよ。
やっぱり女子の世界・・・偏見 笑

img「パステル・デ・ナタ」の外はサクサク

img中はトロトロ。これがポルトガル式か?

店内はとっても狭く、基本テイクアウトです。
ビギナーはやっぱり定番の「パステル・デ・ナタ」からでしょう。
でもこれが1個200円
ちょっとした手土産にはちょうどいい金額なのじゃないでしょうか?
買う時に並ぶのは面倒だけど、お手軽で、相手がこのお店を知らない場合でも、奥渋で人気店の・・・と言ったらきっと喜びます。
もう1種、「ボーロ・デ・クララ・コン・ショコラテ」も買ってみました。
こちらは1個150円。
こちらもチョコレート入っててうまいっすー。

ということで、ポルトガル料理に対する偏見が少しだけ変わった経験でした。

ロゴと展開 最後の仕事 

松本 知彦 for Private Time/2016.07.29/仕事仕事

先日開催したdigの20周年記念イベントも、無事終了しました。
会が終わってホッとしたのも束の間、僕たちには最後の仕事が残されていました。
それがお礼状の作成です。

imgイベントを締めくくる最後の仕事がお礼状の作成です

来ていただいたおよそ200名の方全員へ、お礼状を出す仕事です。
当日お品をいただいた方、お花をいただいた方、お越しいただけなかったけれどお品をいただいた方、全部で5種類くらいの文面を用意しました。
僕はすべての方へ手書きの名前と、一部の方へはメッセージを添えて。
担当者も一言ずつメッセージを書くよう指示しました。
これが終わればイベント関連はすべて終了という大切な仕事です。
最後まで手を抜いてはいけないのです。

でも今回の記事テーマは、お礼状の話ではなく、以前からこのブログで触れてきましたが、
VI(ビジュアルアイデンティティ)とロゴの展開についての振り返りです。
通常クライアントからいただいた業務だと、なかなかオープンにできないのですが、今回は自社の案件なので惜しみなく(笑)プロセスを紹介します。

imgまずは基本となるマークの作成

imgオリジナルフォントと組み合わせた基本の組みデザイン

img最初に着手したのはインビテーションでした。

お礼状の制作をもってVIの展開は完了になりました。
イベントの準備もさることながら、マークのデザイン開発から、それをツールに落とし込んで展開するまで、4ヶ月くらいかかってようやくの完了です。

img色々やりましたねえ。

最初に、日本のめでたい行事に使われる水引から発想したマークを作り、
使用する基本色を決めてそこから・・・
オリジナルのフォントを作り、
それを組み合わせたベースのデザインを作り、
招待状を作り、
招待状を入れる封筒を作り、
Webサイトを作り、
ポスターを作り、
Tシャツを作り、
記念冊子を作り、
周年用の名刺を作り、
どら焼きを作り(笑)
ノベルティを入れるオリジナルバッグを作り、
お礼状を作り、
それを入れる封筒を作り、
最後にオリジナルでエンボッサーを作り、お礼状に押して完了です!
4ヶ月・・・長かった 笑

img最後に作ったのがお礼状に押すエンボスマークでした。オサレ

VI作成からツールへの展開は、デザイナーにとって大事な経験なのです。
特に初期のプランニング、コンセプトワークが重要です。
今回は作成したマークを、紙とデジタルの両方で展開し、最後にリアルなイベントで締め括るっていうのが一番面白かった。
紙とデジタルのクロスメディア展開の最後にリアルな体験があるというのは、通常の仕事とまったく同じでした。
紙とデジタルによる販促物をワンストップで制作し、消費者を店舗へ誘導、あるいはサービス体験へつなげる。
メキシコオリンピックのように(笑)、ロゴの発想から1つのVIをトータルに展開した事例になりました。
スタッフはまた1つよい経験になったと思います。

img上が紙冊子、下がWebサイト。1つのVIから2媒体を同時に制作します。

会社の説明って友人にもほとんど(というかまったく!)したことがないですが、
digでは普段こうした仕事をしています。
もしご要望ありましたら、いつでも是非digへ相談いただければ !笑
(っていきなり営業かよ!)

imgスタッフのみんなお疲れさまでした。次行きましょう!

20周年記念イベントへのご参加、ありがとうございました!

松本 知彦 for Private Time/2016.07.26/仕事仕事

20周年のイベントが無事終わり、あっという間に2週間が過ぎてしまいました。
早いものですね。
イベントが終わったあと、継続して親子展が開催されていたこともあり、
毎日忙しくしていて、終わった今は気が抜けてしまったというか・・・
ついつい更新も遅れてしまいました。

img当日大きなケーキをいただきました!

お忙しい中、20周年記念イベントにお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
イベント当日、結果的に会場に集まった人は200人を超え、、
窮屈な思いをさせてしまって、ご迷惑をおかけしましたことお許しください。
カフェでイベント時の来客は、過去177人が最高だったようですが、それを超えてしまいました。。
皆さんを迎えて、もちろん僕らはお越しいただいた方をおもてなしする側、
その立場でこんなことを申し上げるのは忍びないのですが、僕らにとってもすごく楽しいイベントでした。
もしお越しいただいた皆さんも、楽しい時間を過ごしていただけたなら嬉しいです。
お越しいただく方(かた)も、それを迎える方(ほう)も両方楽しいこと、それが実現できたなら本当に嬉しいと思ってます。
記憶に残るイベントでした。
いろいろな発見がありました。

imgイベント当日用に制作したVIを落とし込んだポスター

img乾杯です!司会担当の仲さんの進行はとっても安定してました。

準備はとっても大変でしたが、過ぎてみればあっと言う間で、、、
でもそのプロセスに学ぶことが多々ありました。
プロセスがあるから喜びがあるということを学びました。
イベントを成功させるという1つの目的に向かって役割を分担してみんなで準備する、
まさに、それは仕事と同じなのです。
そこには、チームビルディング、リーダーシップが必要で。
みんなよくやってくれました。
ありがとうと言いたいです。

imgニュー玉川カルテットの演奏。浪曲ではありませんw

imgリンタロとアンヌ。ハートフルな時間だったみたいでみんなに声をかけられました。

imgトリはdigのバンド。真ん中のタンバリン叩く人の顔がイっちゃってますw

個人的にはバンドが楽しかったなあと。
嫌がるみんなを無理やり引っ張り出してよかったと思ってます 笑
スペシャリストを集めて1つのプロジェクトを行うという、これも仕事に似ている体験でした。
練習している時から楽しかったですからね。
イベントが終わってしまって残念なくらいです 笑

もっとカッコつけたイベントにすればよかったのかもしれませんが、僕が主催すると、どうしてもこうなってしまうというか、、、
パーソナリティー丸出しのベタな内容になってしまいました。笑
もっと今っぽく、カッコつけてITっぽくした方がよかったかなw(そういうの嫌いだけど・・)
何より楽しい時間が過ごせたことは、良かったです。
良い会になりました。
当日、結構なお品を頂戴しましたが、後日スタッフでお疲れさま会を開き、おいしくいただきました。

img皆さん、本当にありがとうございました。仕事、頑張ります!

お越し頂いたクライアントの皆さま、ありがとうございました。
ここまで一緒に頑張ってくれたスタッフのみんな、本当にありがとう。
そして大切な友人たち、家族、皆さんに支えられてここまで来ることができたと思っています。
心から感謝の気持ちを送ります。
これから5年後、10年後もまた皆さんとお会いできれば嬉しいです。
20周年を迎えたdigを、これからも引き続きよろしくお願いします。

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