誕生日会

松本 知彦 for Private Time/2011.02.24/仕事仕事

会社でスタッフの誕生日会を開くようになってから、もう4年が経ちます。
全員参加で会食の席を設けて、誕生日の人には会社からプレゼント渡すのが恒例となっています。

僕の役目はプレゼントを選ぶことなんですが、これにはいつも悩まされます。
去年はモルトンブラウンのキャンドルを全員にあげましたが、あげる人のパーソナリティによって香りの種類を選ぶのが大変でした・・。

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今回、期が変わってから初の誕生日会なので今年は何をあげようかと考えたあげく、パナマ産のコーヒー豆と豆ひきのセットにすることにしました。
このGrand cru cafe(グランクリュカフェ)というコーヒー豆、豆がシャンパンのボトルに詰められているという、ちょっと変わった商品です。
これはコーヒーの命ともいうべきアロマをそのまま詰め込んで届けるというブランド理念に基づいているのだそう。

僕は誰かにプレゼントをあげる時、自分じゃ絶対買わないだろうと思うものを選ぶことにしています。
このコーヒー豆のセットも自宅用に自分で購入することはまずないだろうと思います。
洒落ててサプライズもあっていいかなと。
そして何よりおいしい!! 
味が深いんですね。
味は2種類、ボトル1本で12杯飲めます。
スタッフも喜んでもらえるとうれしいなあと思いますが。。。

ウルトラセブン 第8話「狙われた街」 1967

松本 知彦 for Private Time/2011.02.23/映画映画

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あまりにも有名な実相寺昭雄監督のウルトラセブン第1回監督作品。
名作です。
ストーリーもそうですが、映像が本当にクール!
とても子供向けとは思えません。

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地球侵略をたくらむメトロン星人が煙草の中に赤い結晶体を仕掛け、それを吸った人々の脳を狂わせることで人間同士の信頼を徐々に失わせていくという風刺の効いたストーリー。
禁煙が広がった今ではあまりリアリティのない内容ですが、劇中で「人類の約半分は煙草を吸っている」というセリフが出てくるように、当時はたくさんの人が煙草を吸っていたのでしょう。(人類の半分は吸ってないと思いますが)

物語は北川町という町が舞台です。
飛行機墜落、列車衝突、タンカー爆発、次々と起こる事件の背景には、北川町に住む住民が何かしらの形で関与しているというところから物語は始まります。
墜落した飛行機のパイロットだったアンヌ隊員の叔父の葬儀のシーンが冒頭に出てきますが、ここからしてしびれます。
葬儀に参列した人々は最近次々に起こる不審な出来事の噂話をしていますが、主人公のモロボシダンは葬儀に参列しながらこの話に聞き耳を立てます。
このシーンを実相寺監督はダンの視点でカメラを長回しで演出していますが、実にクールです。
子供向けの番組なら直接的に飛行機を墜落させたり、タンカーを爆発させたりするシーンを見せそうなものですが、葬儀で集まった人々に語らせて間接的に暗示するというのは実に大人な演出ではないでしょうか。

そして煙草を吸って狂ってしまう人々の描写もドキュメンタリー映像のようでかなりカッコいいです。今見ても全く古さを感じさせないどころか、逆に新しさを感じます。

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それ以外にも
駅前にある煙草の自動販売機をアンヌとダンが見張るシーン。
ウルトラ警備隊のメディカルセンター内で隊員がシルエットのみで会話するシーン。
犯人を尾行して古いアパートに潜入したダンを待つアンヌ隊員の逆光のカット。
夕陽が映り込むドブ川でメトロン星人とウルトラセブンが対決するシーン。
すべてにおいてクールです。
メトロン星人が町を破壊して暴れまわる、いわゆる怪獣的なシーンは一切出てきません。
60年代にあってこうしたストーリー展開は子供向け番組ではかなり異質だったのではないでしょうか。

脚本:金城哲夫  
監督:実相寺昭雄  
特殊技術:大木 淳

亀倉雄策のデザイン / 亀倉雄策

松本 知彦 for Private Time/2011.02.22/本

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戦後から1983年までの仕事をまとめた作品集。
亀倉雄策、永井一正と言った大御所は大学の時はどうしても好きになれませんでした。
当時の自分には、彼らの作品がシステマチックで非常にロジカルに映り、同世代で話せるような感覚的な要素がそこに感じ取れなかったというのが理由です。

でも大人になって、改めて作品を見るとやっぱり素晴らしい。
ニコンやTDK、モリサワ、グッドデザインのマークなど、現在も使われているものが多く、その普遍性には驚かされます。これらが作られた時代より社会が複雑になったためだと思いますが、シンプルで力強い直球勝負のCIは潔くて、今非常に魅力的に映ります。
東京オリンピック、大阪万博の一連のグラフィックは今見ても本当にカッコいいです。昨年会社の合併によってCIを変えてしまった明治製菓のロゴも大好きでした。残念です。

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Kiehl's

松本 知彦 for Private Time/2011.02.17/香り香り

伊勢丹メンズ館1FのM宮女史にこれはいいのでぜひと勧められて購入しました。
なんでもM宮女史は自分で使ってあまりによいので、彼にもプレゼントしたところ相当に喜ばれたとのこと。
じゃ私も使ってみますかということで買ってみました。
購入したのはココナツの香りAAシャンプー、それにナリッシングコンディショナーOFO。これで洗髪すると髪の毛がやたら柔らかくしなやかになります。

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使用感は素晴らしいのですが、ココナツの香りというのはどうしても夏のイメージがあって、好き嫌いが分かれるかもしれません。
僕は、、、ココナツがそんなに好きではないので、今度M宮女史に他に何がよいのか聞いておく必要があります。(M宮女子に種類まで聞かずに購入してしまったので)

キールズはニューヨークのブランド。創業は1851年、150年以上の歴史があります。
本店は今もニューヨーク3番街13丁目にあり、創業からずっと同じ場所で営業を続けています。

白山陶器 G型しょうゆさし 大

松本 知彦 for Private Time/2011.02.16/ライフスタイルライフスタイル

1960年にグッドデザイン賞を、1977年にはロングライフ賞を受賞した白山陶器の名品、G型しょうゆさしです。
このカタチ、誰もが1度は目にしたことがあると思います。

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白山陶器は長崎で1951年に創業されました。
「華美ではなく、かといって平凡でもなく、新しさはあるが時代に左右されることなく使っていて飽きのこないデザイン」という企業理念そのままが、このG型しょうゆさしに表現されています。
無駄のないシンプルなデザイン、液だれしにくい注ぎ口、蓋の穴を指で押さえて注ぐ量の調節ができるという、機能とデザインの両面が備わった優れた商品です。それでいて優しくて主張しない佇まいであることが素晴らしいですね。

デザイナーは森正洋。
白山陶器を語るときこの人を抜きには語れないでしょう。
2005年に亡くなってしまいましたが、亡くなる前年クリエイティブディレクターを務めた深沢直人と組んで無印良品から発表した和の食器シリーズは最後のプロジェクトでした。
今でも無印で彼のデザインした商品は購入できますが、もっと色々なものが発表されるのではと期待していたのに残念です。

BiC オレンジボールペン

松本 知彦 for Private Time/2011.02.10/文房具文房具

誰もが知ってる定番です。
でも1950年に発表されたこのボールペンの名前が、創業者のマルセル・ビックに由来しているのはあまり知られていないと思います。
はじめてそれを知った時は、フランスのブランドだということにちょっとびっくりしました。
戦後すぐの大量生産品はアメリカ製と勝手に思い込んでいたからです。
フランス製と知ると、オレンジのボディもなんだかカフェでギャルソンが使うエスプリな感じに見えなくもないですね(笑)

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THE SARTORIALIST / Scott Schuman

松本 知彦 for Private Time/2011.02.10/本

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2010年はソーシャルメディアをはじめ、ファッションにおいてWebの果たす役割が大きくフォーカスされた年でした。その第1人者として知られるのがアメリカ人フォトグラファー、スコット・シューマン。TIME誌で「世界で最もデザインに影響を与えた100人」のひとりにも選ばれています。
世界各地でストリートスナップを撮影し、それらを紹介したブログ「THE SARTORIALIST」で一躍有名になり、同名の写真集も出版しています。独学で写真を学んだという彼の写真には単なるストリートスナップを超えて、美学のようなものを感じます。
ユナイテッドアローズ原宿本店のリニューアルで彼が来日した際、僕も会いに行ってきました。
http://www.thesartorialist.com

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ボンドスーツ その2

松本 知彦 for Private Time/2011.02.10/ファッションファッション

前回の続きですが、大好きな007に触発されてまたボンドスーツを作ってしまいました。
お店はブリティッシュスタイルで有名なバタクハウスカット。オーダーしたのはコンジットカットというショーンコネリーが着ていたJAMES BONDモデルです。コンジットとはボンドのスーツを作ったアンソニー・シンクレアのテ-ラーがあったロンドンの通りの名前です。

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伊勢丹新宿店が出しているMI6(ボンドの在籍する英国秘密諜報部の部署名)モデルのスーツも持っているので、これでボンドスーツは2着目になります。
採寸を担当してくれたH川さんは映画の色々な資料を出してきて、ボンドスーツについて説明してくれました。大人のスーツですという割には、ボンドの説明を細かくするのでそのギャップに笑ってしまいました(笑)。
いや大人として真面目にボンドのスーツを作るので、きっとそれは正しいことなのでしょう。

さて、バタクハウスカットのコンジットカットはポケットにフラップがありませんが、このモデルは2作目「ロシアより愛をこめて」でボンドが着ていたスーツを参考に作られているとか。
家に帰ってさっそくDVDをチェックしましたが、2作目でボンドが着ているスーツはラペルが細いのは同じですが、どれもフラップ付きでセンターベントのものもあり、「ロシアより~」をモデルにしているのではないのじゃないかと。
一応1作目の「ドクターノオ」を見たら、こちらはボンドがホテルに宿泊しているシーンで、サイドベンツ、玉縁ポケット、2プリーツのベルトレスパンツが出てきて、参考にしているのはこちらなのではないかと思いました。

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しかし、普段相当にタイトなスーツを着ているのに慣れているせいか、ゲージモデルを着てみると非常に緩い感じが。
特に肩の余り具合とパンツの太さ、股上の深さは持っているスーツにはない感覚です。
これだけ肩が余って2プリーツの太いパンツを履くなんてバブルの頃以来、、、ボンドのスーツってもっとタイトなのじゃ??というのが何度も頭をよぎります。
もう少し詰めてほしいとお願いするのですが、それはやりません、と断られてしまうんですね(笑)。ポケットにフラップつけられますか?と聞いても、やりません、と言われてしまいました。
バタクハウスカットでオーダーするのははじめてですが、こういうやり取りは他の店にはないなあ、とある意味新鮮でしたけど。。でもH川さんは、だいじょぶです、これは保証します、と強く推すので結局その通りにしましたが(というより、その選択肢しかないので・・・苦笑)、それでもやっぱり不安です。。
しかし、細かい部分のディティエールはかなり作りこまれているようで、帰宅して映像を見ると映画に忠実な印象を受けました。
伊勢丹のMI6モデルよりも完成度はかなり高そうです。
生地はこれまた英国製テーラー&ロッジの打ち込みの強いネイビーを選びました。上がりを楽しみに待ってましょう。

Catherine Memmi

松本 知彦 for Private Time/2011.02.04/香り香り

カトリーヌ・メミのプロダクツの多くは、以前青山のカッシーナで購入することが可能でしたが、ファニチャーはやっぱり高いですよね。
カッシーナが取り扱う商品の中でもプライスは群を抜いて高額です。フレンチシックを目指す人にはあこがれのブランドではないでしょうか。

しかしそんなメミもキャンドルなら手が届きます。
香りはファニチャー同様甘くなく、ストイックで男性的。
残念ながらカッシーナは、現在メミの商品の取り扱いを中止したため、購入することができません。ミニマリズムからナチュラルへ、時代のトレンドは移り変わっています。

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Ingo Maurer ZETTELZ A6

松本 知彦 for Private Time/2011.02.04/インテリアインテリア

自宅のダイニングライトを何にするか悩んでいました。
あまりに悩んでいて(というか検討する時間がなく・・)引っ越しから半年間、ライトなしで毎日泥棒のように暗いテーブルで晩御飯を食べていました(笑)。
しかしさすがに本を読むのにも不自由で、もういい加減に決めないと、ということで・・・。

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購入にあたっていくつか検討しました。ヴィンテージシャンデリア、オランダ・ドローグデザインのデコラティブペンダント、スペイン人パトリシア・ウルキオラ女史がデザインしたシンプルなライト、フランスからフィリップ・スタルクの瓶を模ったライトなどなど候補はいくつかありましたが、どれも結構高い! 
やっぱり50万超えだと考えてしまいますよね。。ま、それ以下でも30を切る商品はあんまりないんですが。
それまではイタリアのアッキーレ・カスティリオーニがデザインしたFUCSIAというライトを使っていました。これは5,6年前に大ブレイクし、今や個人住宅だけでなく、商業施設含めたくさんの場所で見かけます。
それに代わるものとして今回購入するライトの条件をあげると、まずデザインが気に入ることが大前提ですが、既存のインテリアにマッチすること(自宅は北欧系ではないのでパントン以外の北欧系は除外)、そしてあまりに高価ではないこと。そうすると選択肢はそれほど多くはなく、FLOSかアルテミデあたりから選ぶしかありません。

結局、大御所インゴマウラー先生のライトを選びました。
ドイツです。ドイツ語で紙切れという意味のツェッツルという商品、このライトの最大の特徴は、シェードが紙だということです。
あらかじめ色々な国の言葉で書かれた紙が用意されていますが、白紙の紙も同梱されているので、自分が書いたメモや子供の絵などを日本の七夕の願い事のように吊り下げて使うこともできます。
そして安価だというのも魅力でしょう。
シェードは紙なので灯りも優しく、重なった紙の影の表情が天井などに映ります。

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しかしたった1つ問題が・・・。
それは250ワットという光源です。
通常電球って40~100ワットだと思いますが、250ワットともなるとかなり熱を持つんですね。ライトをつけていると真下のテーブルの天板はかなり熱くなり、そこにアイスやチョコレートを置くとすぐ溶けてしまいます。
これって、、、コンビニなどでフランクフルトを温めてるアレ?? 
マックでフライドポテトに当ててるあのライト?? 
料理の保温用のライトなのでは?と思うくらいに熱いのです。。
このライトのおかげで晩御飯は明るくなりましたが、同時に料理も冷めなくなりました。う~む、いいのか悪いのか。

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