ロンドン1 渡航の目的

松本 知彦 for Private Time/2012.04.13/旅

今、この都市へ観光で行こうとする人は、きっとかなり少ないでしょう。
ロンドンの魅力を答えなさいと言われても、人によってバラバラだし、それよりもご飯がマズイ、天気が悪い、街が汚いなどなど、みんなが思う共通のマイナスイメージばかりが先行してしまいます。
やっぱり同じヨーロッパなら、観光、ショッピングどちらを取ってもイタリアやフランスには勝てません。
もうすぐオリンピックだから、今多少は注目されているかもしれませんけど。

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imgJALの機内食で牛丼が。しかしこのネーミングは・・・

今回、ロンドンに行くことになった理由。
それは息子です。
息子と2人で旅行がしたかった。
彼は中学を受験することになっています。
だから今は毎日勉強ばかり。
小学校の時、まったく勉強しなかった僕にとって、傍から見ているとそれはちょっと可愛そうにも思えるのですが、小学生の50%が中学を受験する昨今、これは仕方がないことなのでしょう。
去年の同じ時期、春休みに2人で旅行に行くことを計画していましたが、地震が起きて行けなくなってしまいました。
そして5年生になった息子と旅行に行けるのは、今年が最後のチャンス、今行かなければいけないと思いました。
男だけの2人旅です。

彼が行きたい場所として選んだのがロンドンでした。
ロンドンには彼と僕の共通の友達、昔digで働いていたスタッフが住んでいます。
英語の絵本を翻訳して、時々息子に送ってくれていた彼女が英国に住んでいるうちに、ロンドンへ行きたい、というのが息子の希望でした。
彼女は現在、ロンドンでPUMAのデザイナーとして働いています。
そしてロンドンに行くなら、大学時代に仲の良かった友人に会うこともできます。

img飛行機の窓からロンドンアイが見えました。

imgヒースロー空港からヒースローエキスプレスに乗ってパディントン駅に到着

さて、そのロンドン。
僕は10年ぶり5回目、息子はもちろん初めてです。
彼女に会うこと以外に、やっぱり押さえておかなければならない場所がいくつかあります。
プライオリティの最優先が美術館です。
息子に本物の絵を見せてあげることが、ジェントルマンズツアーの最大の目的でした。
テートモダン、大英博物館、この2つはマストでしょう。
他にも、バッキンガム宮殿、トラファルガー広場、タワーブリッジ、ロンドン塔、ウェストミンスター寺院、ビッグベン、ピカデリーサーカス、ビクトリア&アルバートミュージアム、デザインミュージアム、ナショナルギャラリー、新しいとこでロンドンアイなどなど。
みんなが知っている基本的な観光名所は押さえておかなければいけません。

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img懐かしいロンドンの地下鉄。やっぱ車体が小さいです

そしてどうせロンドンに行くのなら、街の様子を息子に見せるという目的以外に、自分の青春時代を振り返ってみたいという気持ちもありました。
僕の青春時代、大学ではやっぱりロンドンは憧れの地でした。
みんなが行く卒業旅行でも、ロンドンは行先に必ず入っていたし、同級生や先輩たちは卒業後、何人もロンドンを目指して渡欧していきました。
10人以上の友人たちが今もロンドンに住んでいると思います。
僕が生まれて初めての訪れたヨーロッパの地もロンドンでした。
当時20歳そこそこ、最初に訪れた時は感動しましたね。
石造りでこんなに美しい街があるのかと思いました。
レンガの壁、オレンジ色の街灯、街の匂い、地下鉄の雑踏、何を見てもすべてが新鮮で、鮮明に記憶に残っています。
他の国との差などわかりませんから、ロンドンというより、これがヨーロッパなんだと実感したものです。
息子は既にヨーロッパに行ったことがあるとは言え、高学年になって僕が感じたことの1/10でも感じてくれたらなあという想いがありました。

かくして、僕の物欲はさておき、息子に色々なものを見せるための、男だけのジェントルマンズツアーはスタートしたのでした。
続く

花見 2012

松本 知彦 for Private Time/2012.04.11/仕事仕事

昨日、会社で花見を行いました。
場所は毎年恒例の駒場公園。
今年で8回目くらいになります。
この公園、土日も空いていて結構穴場です。
敷地内には旧前田伯爵邸や中を見学できる日本家屋もあって花見以外にも色々と楽しめます。
去年は会社から歩いて10分くらいでしたが、引越してちょっと遠くなっちゃいました。

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今年の花見は、去年お世話になったスーパースマイル国際歯科の皆さんと合同で行いました。
2社合わせて、総勢40人くらい。
去年までは、桜を見ながらお弁当を食べたりして、ゆる〜くまったり過ごしていましたが、今回はスーパースマイル国際歯科のスタッフの方に全体を仕切ってもらったので、今までと違った会になりました。
事前にくじ引きでチーム分けされ、チーム対抗ゲームが3つあり、獲得ポイントを競い合うというもの。
チームの合計ポイント数でdigとスーパースマイルの勝敗を決めます。

imgワード見て連想する単語が、メンバーで同じであればポイントになる最初のゲーム

imgバラバラになった辺や部首を組み合わせて1つの漢字を当てる2番目のゲーム

imgまるめたビニールを紙袋に投げ入れる3番目のゲーム。敵チームはうちわで風邪を起こして邪魔します。

ゲームの内容はすべてオリジナル。
ゲームを考える人、ゲームに使う道具の準備をする人、チームの獲得点数を表に記入する人、全体の司会進行役(メガホンも持参)、3つのゲームの準備係、撮影担当、罰ゲームの内容&小道具準備などなど、ものすごく入念に準備されていてびっくりしてしまいました。
そしてみんな元気がよくて、気合いが入っています。
ゲームにも一生懸命取り組んでいて・・・・
うちのスタッフには、あまりこういう要素はありませんね。
社員旅行で行った箱根のフォレストアドベンチャーも途中でリタイヤしてしまうスタッフですから。汗

思い切り遊ぶためにしっかり事前準備がされていて、当日に動く各ポジションの役割担当も決まっていて、組織の力を感じました。
そしてみんな自分から思い切り楽しもうという姿勢がよいです。
勉強になりました。
事前にきちんと準備がされているから、過ごす時間のクオリティが高くなる、というのは仕事に似ているなあと感じました。
箱根の社員旅行でも感じたことですね。

imgスーパースマイル国際歯科の企画進行役のお二人

会を仕切っていたのは2人のリーダー。
多分、通常の業務もこうやって進めているのだろうなあと見ていて容易に想像できました。
仕事に似ています。
うちのリーダーたちに、こうした会の企画進行がスムースにできるだろうか?
結果は、もちろん大差でdigの負けです。

img最下位のチームは、禿げヅラでオフィスまで帰りました。

暖かくてもう春ですね。
よい天気でしたが、風で桜が舞っていました。
楽しい会はあっと言う間に終わりです。
花見を通して、もっともっと前向きで強いチームを作らなければいけないなあと感じた会でした。

img3人でニッコリ

THE GRAHAM BOND ORGANIZATION / THE SOUND OF 65

松本 知彦 for Private Time/2012.04.06/音楽音楽

まずタイトルがカッコいいです。
ジャケットもいいです。
音はジャジーなモッドオルガン。
バンド名のオーガニゼーションはオルガンをもじっているのでした。

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でもこのバンドが有名になった理由は・・・・
オルガンとテナーサックス以外の2人。
ベースのジャック・ブルースとドラムのジンジャー・ベイカー、そう、後にクラプトンとクリームを結成する2人が在籍していたからです。
このバンドで2枚のアルバムを出したあと、彼らはクリームを結成するのでした。

バンド名にもなっているリーダーのグラハム・ボンドの弾くオルガンとボーカルがメインですが、やっぱりリズム体の2人は黙っていません。
このアルバムでもなが~いドラムソロがあったり、ジャック・ブルースのハープがあったり、やってることはクリームとあんまり変わりません。
しかし65年当時にこのドラムソロってセンセーショナルじゃないだろうか。
ビートルズがHelpを発表してキャーキャー言われてた同じ年に、こんな大人のサウンドはかなり通向けでしょう。
聞いたことない方は、これを機会に一聴を。

Pioneer of Swiss Graphic Design / Josef Muller-Brockmann

松本 知彦 for Private Time/2012.04.04/本

もう1冊。
ブロックマンの作品集の中で一番最初に買った本です。
今まで何度も何度も繰り返し見てきました。
本当に素晴らしいです。

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コンピューターがない時代に、この厳格なグリッドシステムを考案し、手でデザインしているという事実、、、やっぱりスゴイですね。
視点の誘導、全体のリズム、スペースの取り方、フォントの選択、すべてが参考になります。
今コンピューター上でいきなりデザインする人が多い中、作品集からは手書きのプランから発想していることが如実にわかって、思考プロセスの重要性を教えてくれます。
50年前にしてモダン。
まさにバイブルです。

img左のページは手書きの思考プロセスです。右が完成。

img僕の大好きなあかりのポスター。本当に素晴らしい。

Josef Muller-Brockmann by Kerry William Purcell

松本 知彦 for Private Time/2012.04.02/本

スイスのヨゼフ・ミューラー=ブロックマンは、グリッドシステムの開発やタイポグラフィーの分野において、世界を牽引したデザインの開拓者です。

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主に彼が活躍した時代は1960年代ですが、その仕事は今見てもまったく古さを感じさせません。
エミール・ルーダーやマックス・ビルと同じように、これらスイス構成主義の作品にはどうしても惹き付けられてしまいます。
王道と言ってしまえばそれまでですが、論理的で厳格なルールの下でデザインしているにも関わらず、いつ見ても新鮮でその魅力を失わないのはなぜでしょうか。
ブロックマンは自分にデザインを開眼させた人です。

2006年に出たこの作品集には、彼の作品のほとんどが網羅されています。
各章扉ではグリッドシステムのアルファベットがデザインされていて、装丁デザインがgood。
絶対に持っておきたい1冊です。

img単純な色面構成とタイポグラフィの組み合わせでリズムが生まれます。

img交通安全にまつわる広告シリーズポスター。

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