マッキントッシュ ダンケルド

松本 知彦 for Private Time/2012.09.28/ファッションファッション

先月、青山に世界で2店舗目となるマッキントッシュの旗艦店がオープンしました。
インテリアは片山正道ということもあり、是非行ってみたいです。
マッキントッシュと言えば、ゴム引きのレインコートですが、皆さんはレインコートは持っていますか?
僕は以前からマッキントッシュのコートを愛用しています。

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1823年画期的な防水布として英国で誕生したマッキントッシュ。
ゴム引きで乗馬用コートや雨合羽として浸透しました。
僕が持っているのは鮮やかなピンクのダンケルドというモデルで、購入してから6年、これでマッキントッシュは4着目になります。

imgMade in Scotland!!

このコート、ゴム引きによる高い防水性を売りにしているため、縫製ではなく接着処理されているのですが、これが最大の欠点でもあって、経年で接着部分が剥がれてきます。
最近のマッキントッシュは技術的に改善されて、簡単には剥がれなくなったと聞きますが、僕が以前持っていた3着はすべてそれが原因で廃棄になってしまいました。
接着部分が剥がれると、コートとしての機能が損なわれるだけでなく、ベタベタの接着剤(いつまでもずっと乾かない)が露出して、気持ち悪いのです。

過去には袖、首などが壊れて、壊れてもしばらく頑張って着続けるのですが、特に首の襟が壊れた時などは着る度にベタベタで気持ち悪かった。
2着目はポケットの内側の接着が剥がれて穴が空き、財布や携帯電話を落としたこともありました。
それでも頑張って着続けるので、何度も繰り返し落としたり。笑

imgブランド名が入った大き目のボタンが可愛いですね

imgロゴに入っている狩猟のおじさんは、ブランドの出自を感じさせる役目があります。

ということで、安くないので長く着ようとするのですが、非常にクオリティは低い商品です(最近のは知らないですけど)
それだけ壊れても、懲りずにまた購入しようと思い立つのは、やっぱりマッキントッシュにしかない唯一無比の魅力があったからです。

でもこのピンクのコートで、それも終わりにしようかと。
マッキントッシュがあまりに日本国内で売れるので、それに目をつけた日本の商社が、本国の企業を買い取ってしまいました。
今は日本企業の製品となっています。

以前は一部のセレクトショップでしか手に入りませんでしたが、そんな状況も変わって、今ではどこでも売られるようになり、毎年日本人のニーズに合わせた新商品も出るようになりました。
天邪鬼な僕は、そういう状況を見れば見るほど、マッキントッシュへの魅力は失せてしまったんですね。
でも日本企業に変わってから品質が向上して、以前のように接着部分も剥がれなくなったと同時に、マッキントッシュのもう1つの弱点であったコート自体のクリーニングもできるようになりました。
以前は汚れたら汚れっぱなし、そのまま着るしかありませんでしたから。

このピンクのコートは品質が改善されたあとのモデルなので、6年着てても剥がれません。
丸洗いもやってみました。
あんまり落ちませんけど。汗

このコートを着て街に出ると、必ず誰かに何か言われます。
綺麗な色でお洒落ですね~と言う人と、着ぐるみ着てるみたいですね、という人と意見は2つに分かれますが、どちらにせよ、それだけインパクトの強いコートなんでしょうね。
もちろん後者の意見が圧倒的なんですが・・・汗
気持ちが沈みがちな雨の日は、ビタミンカラーで元気に行きたいなあと思って購入して6年、今でも気に入って着ています。
これからも大切に着たいと思っています。
ですから着ぐるみなんて言わないでくださいね! 笑

digビル3階の内装 その1

松本 知彦 for Private Time/2012.09.27/仕事仕事

オフィスの3階の内装にいよいよ着手することにしました。
去年から図面だけは引いてもらっていたのですが、なんだか途中色々ありまして。。

僕たちがこのビルに引っ越してきたのは、2011年の8月。
その時3階には別の会社が入っていました。
その会社は、このビルの以前のオーナーである不動産会社だったんですが、半年以内に他へ引っ越すという契約を取り交わしていたので、今年の1月で3階は空っぽになりました。

いま僕らが事務所として使っているのはビルの2階ですが、3階が空いたあとは、クライアントが来社した際の打ち合わせには、3階をそのまま使っていました。
その際にはいつも「こんなとこですみません。」「まだ内装に手をつけてないんですよ。」というようなエクスキューズを毎回入れてました。
なぜなら、味も素っ気もない何にもない空間に、折り畳み式の簡易テーブルがあるだけで、とてもデザインを手掛けている会社という感じはなかったからです。

img改装する前のビルの3階。何の変哲もないザ・オフィスの空間。

現在働いている2階のフロアにも、4人くらいが座れる打ち合わせスペースがありますが、ここでの打ち合わせはスタッフが座っているすぐ隣でやらなければならず、すべて丸見え、会話も丸聞こえで、なんだか来客って感じではなく・・・
すぐ隣にお客さんがいるっていうのも、スタッフはやりづらかったでしょうし、仕事中のスタッフのモニタも丸見えでした。
ちょっとクローズドな打ち合わせをしたい時は駅のスタバへ行かなければならず。
これはいかんなと。

そして、いよいよ具体的に3階の改装に着手することになりました。
まず考えたこと。
それは活用方法もそうですが、テイストの方向性です。

2階をプランする時、色々な事務所のオフィスデザインを参考にしました。
リノベーションではスキーマ建築の手掛けたミスターデザインのオフィス、水野学のgood design companyの内装など。
ゼロから建築したものとして、グエナエル・ニコラの自邸を兼ねたキュリオシティのオフィス、片山正道が千駄ヶ谷に建てた自社ビルWonder Wallのインテリアなどなど。
2階をリノベーションする際のテーマは、白とグレーと木でした。
コーポレートのVIと、できるだけ共通するように考えました。

imgリノベオフィス。上から名古屋にあるデザインオフィスcreun、青山にあるミスターデザイン。

img新規でゼロから建てた例として、Wonder Wallとキュリオシティ。似てます。

そして3階はまったく別のテイストにすることを考えていました。
片山正道がデザインした有明にあるThe SOHOのレストランフロア、同じく片山正道がデザインした代々木ヴィレッジ、深澤直人とジャスパー・モリスンによる有楽町阪急MONOCLE CAFÉ(マルニコレクションのHIROSHIMAチェアとディーター・ラムズのシェルフがカッコいい!)、同じく深沢直人による銀座のデザインコレクション(こちらもディーター・ラムス)、以前のオフィスを設計してもらったクライダイサムアーキテクツが70社のコンペを勝ち抜いて受注した代官山ツタヤのラウンジ、NAP建築事務所の中村祐志がデザインしたShibuya Pablishingなどなど。
ネンドのやった精神科のクリニックの内装もよかったなあ。

img一番下がツタヤ2階のラウンジ。行ったことある人は感じると思いますが、気持ちいい空間ですよね。

建築的発想とインテリア的な視点の間で、やりたいことは揺れ動いていました。
建築家でインテリア的な発想ができる人はとっても少ないと思います。
僕がやりかったのは、その中間を行くようなものでした。
特にKDaのやった代官山のツタヤのラウンジはいいなあと思いましたね。
別に席に着かなくても、注文しなくても、自由に出入りができるし、コージーでフリーでオープンな感じ(英語ばかりでダサいですけど、笑)がとてもいいと思いました。
夜中に行くと、普通の人がまったくいませんけどね。笑

クラインダイサムって僕が以前のオフィスの設計を依頼した頃は、まだキッチュ路線で、ヘンテコ、媒体に取り上げられることを目的とした変なガイジンテイストを売りにした感がありましたけど、代官山ツタヤでは大人になった感じがあります。

オフィスビルの3階もツタヤの2階のラウンジのように、そんなフリーな感じがいいなあと、ぼんやり思ってました。

続く

デザインのデザイン / 原研哉 

松本 知彦 for Private Time/2012.09.25/本

数年前に起きたデザイン論の本の出版ブームの火付け役ともなった本です。
しかしながらそんな流行に左右されない一冊。

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無印良品や銀座松屋のリニューアルなど自身の仕事を紹介しながら、デザインとはどうあるべきか?をデザインの歴史を振り返りつつ語っています。
過去の偉大なデザイナーの仕事や歴史を振り返りながら、現在を検証するというこのスタンスが、とっても重要だと感じますね。
プログラマーでありならが、ポールランドに出会ってデザイナーに転向したジョン前田も同じようなことを語っていました。

デザイナー自身による装丁は、彼らしく他の仕事にも共通する真っ白なデザイン。
アイデア(デザイン書籍)の原研哉特集と読み比べるのもおもしろいと思います。
アイデアの表紙も真っ白。

img帯とカバーの紙の質感を替えて、触感で感じさせるデザインです

img田中一光から引き継いでデザインを務める有名な無印良品の広告

原研哉さんは、いま僕の卒業した大学の教授になっています。
去年、片山正道さんも同じ大学の教授になりましたが、引退したおじいさんではない現役バリバリの著名デザイナーを起用するのはいいことだと思います。
学生にとっては刺激的。
大学側としては生徒の応募を増やすことに、積極的に取り組んでいかなければいけませんからね。
そして原さんは、同時に今日本デザインセンターの社長。。。
デザイナーが社長をするというのは、相当にコミュニケーション能力が長けてないとできないと思います。
日本デザインセンターは先々月、銀座4丁目の自社ビルに引っ越しましたが、13階にある「POLYLOGUE」というオープンスペースに興味あります。
なんだかよさそうです。
誰でも入れるみたいなので、機会があれば是非行ってみたいですね。

銀座のサヱグサ green project

松本 知彦 for Private Time/2012.09.24/仕事仕事

銀座のサヱグサさんから招待いただいて、先週の金曜日、銀座のショップで開かれたグリーンプロジェクトのイベントに行ってきました。

img銀座7丁目の大通りに面したショップです。

このイベントは、風力によって発電されたグリーン電力と呼ばれる電力を、店舗の営業に4ヶ月間利用し、年間20トンのCO2削減を目指すというもの。
地球環境維持に寄与するCSR活動のイベントです。
グリーンプロジェクトということで、店内にはたくさんのグリーンが飾られていました。
IDEE出身のデザイナーによる梱包材の段ボールを利用したアート作品も展示されていて、店舗の3階では段ボールを使って作品を制作する子供たち向けのワークショップも開かれていました。

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img3階です。

img段ボールの作品見ると、日比野克彦を思い出しちゃうんですよね。

銀座のサヱグサと言えば、高級子供服の老舗として知られています。
創業が1869年ですから、本当に長い歴史を持つ企業です。
銀座7丁目にあるショップは自社ビルですが、銀座のアップルストアもサヱグサのビルなんです。
意外でしょう?
今度銀座に行った際に、ビルの上を見てみてください。
サヱグサのブランドマークである金の王冠が輝いていますから。
銀座の老舗企業は、みんな目抜き通りに自社ビルを持っているんですよね。
僕たちは2年ほど前、ECサイト構築のコンペに呼ばれて、発注いただいてからおつきあいさせていただいています。

imgブランドマークである金の王冠です。

imgパテントの靴にステッチは可愛いですね。

以前、銀座のサヱグサのような子供服のラグジュアリーブランドは、決して多くはなかったと思います。
ラグジュアリーじゃなければ、miki houseかファミリアか?という市場が変化したのは8年くらい前。
フランスからボンポアン、プチバトー、イギリスからキャラメルベビー(こちらもサヱグサが展開)、イタリアからはシモネッタ(マメールが展開)などなど、ラグジュアリーな海外子供服ブランドが次々と入ってきて、伊勢丹でもRE-STYLE kidsという子供服のセレクトショップを独自に展開するなど、にわかに選択肢が増えて市場が変化しました。
ビームスなど多くの国内ブランドも子供服へ参入、特に代官山にはたくさんの子供服ショップがオープンして、お洒落ママ達の散歩の定番コースになりましたね。
その数年後、今度はファストファッションがやってきて、今ではZARAやH&Mでコストパフォーマンスに優れた、なおかつお洒落な子供服も買えるようになりました。

以前ちょっとおしゃれな子供服と言えば、ファッションではなく、お出かけ着だったように思います。
ピアノの発表会のような、すごくコンサバな服ですね。
今でもお受験用の服のニーズは高いとは思いますが、お出かけ着としてではなく普通のお洒落として着る服、子供服にも大人と同様、モードやファッションの要素が加わって、市場は変化していると思います。
自分と同じセンスのものを子供にも着せたいというお母さんたちが増えたことも原因でしょう。

サヱグサのファンがたまたま知り合いにいて、彼女に理由を聞いたところ、親から与えられてこのブランドの服を着ていたから、自分の子供にも同じように着せたいと言っていました。
市場やニーズが色々変化していても、変わらないサヱグサのブランド本質を知るエピソードだなあと感じましたね。

img帰りにオリジナルカップをいただきました。

イベントは20時で終わりになりましたが、それを過ぎてスタッフの方たちだけの打ち上げの状態になっても、おしゃべりが楽しかったので、長い間お邪魔してしまいました。
竹田さん、清水さん、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

Small Faces/Grow your own 

松本 知彦 for Private Time/2012.09.20/音楽音楽

1965~69年まで活動したイギリスのバンドSmall Faces。
ロンドンのイーストエンド出身で、ウェストエンドのWhoと並びイギリスを代表するモッズバンドです。

img

この曲。
そう何と言ってもこの曲なのです。
探したけどムービーはありませんでした。
Grow your own



それ以外にこの曲。
この2曲をはじめて聞いたときは、本当にもうたまりませんでした。
当時僕はまだ10代、しかし今聞いてもカッコよすぎます。
Own Up Time



しびれますね~。
自然に身体が動いちゃいます。
スティーブ・マリオットのワイルドなギターもいいですが、やっぱりイアン・マクレガンの弾くオルガンです。
モッズやロッカーズなんて知らなくても、この曲を聴くと本当にやられます。
他にもポール・ウェラやマザーアースがカバーしたインストAlmost Grownもしびれますね。
どれもオルガンが最高です。

彼らのヒット曲Sha La La La Leeなんかより、インストの方が個人的には断然カッコいいと思います。

マンションのイラスト

松本 知彦 for Private Time/2012.09.19/仕事仕事

昨日に続いて、松本画伯の第2弾です。
某鉄道会社が新しく始めるマンションシリーズのデザインコンペのために描いたイラストです。
時間のない中、土日を使って描きました。
というかブログのイラストも含めて、絵はすべて土日に描いているのですが。

imgマンション外観、エントランスのイラストです。やっぱり定規なしのオールフリーハンド。

イラストを描いていると、もっともっと上手く描きたいっていう欲求が沸いてきます。
これは10代の時に、毎日予備校で10時間くらい絵を描いていた時から変わってないです。
それがうまくなっていくことへの原動力になるわけですが、10代の時と明らかに異なるのは時間に対する考え方です。
10代の時より今は、1日が1/3くらいに短くなっている気がします。実感として。
色々なことを試してうまくなりたいという欲求の一方で、時間をこの程度かけて仕上げなければいけないという考えがあります。
10代の時は、うまくなれるならいつまででもやる気概があったような気がするんだけどなあ。

いろんなことを試して、いろんな方法でやってみたいと思う反面、その時間はないという現実も浮かび上がってきます。
趣味でやっているわけではないので、なおさらなのかもしれません。

時間は万人に平等です。
これは揺るぎない事実であって、その使い方が成否を分けるのです。
その人にとって時間の使い方、それが結果に表れるのだと思います。

絵と言うものは時間で判断されるべきものではないとすれば、どのように考えるべきでしょう?
職業画家なら設定した時間以内に描かなければ割に合わないかもしれません。
しかし自分がやりたいと思ったことに関して、時間を意識せずにやり遂げなければ、その先はない気もします。
上達しないのではないかと。
僕は絵を描く前の、考える時間とやり方が結構重要のような気がします。
絵を描いている時にも挑戦は必要ですが、何に対しての挑戦なのかをあらかじめ明確にしておいて取り掛かることが必要のような気がします。
万事バランスだと思いますが、クリエイティブと時間というのは常に重要な課題ですね。

img独身女性向け賃貸なので女性を配置。昨日紹介したイラストとはまた違うテイストで。

もう一方で、絵には引き際というのがあります。
時間があるために、やりすぎると作品自体がよろしくなくなってしまうのです。
これも自分で判断しなければならない大事なことです。

なんだか絵を描くということを通して、あれこれ余計なことまで考えてしまいました。

プラチナコンシェルジュ ブランドブック

松本 知彦 for Private Time/2012.09.18/仕事仕事

ここ2ヶ月くらい毎週のようにイラストを描いていた気がします。
なぜだかわかりませんが、最近イラストの仕事を依頼されることが多く、もちろん社内の案件なのですが、プレゼン含め色々な用途の絵を描いています。

imgブランドブックのために描いたイラストいろいろ。

imgやっぱりオールフリーハンド。水彩で着色です。

その1つがプラチナコンシェルジュのブランドブックです。
プラチナコンシェルジュは、企業に対してマナー研修をはじめ様々な研修を通して、人材教育をサポートする富山にある会社です。

imgブランドブックの小冊子「Platina Style」

出会いは1年ほど前、うちの会社がデザインを担当している雑誌Think!をご覧になって、直接連絡いただいたいのがきっかけでした。
富山からわざわざ出向いてくださるなんて、最初はびっくりしましたが、別の会社の取締役も兼ねてらして、全国を飛び回っていると聞いてなるほどと。
今年東京にも新しく事務所を開設されました。

富山の会社にはお邪魔したことはありませんが、素晴らしいのは森社長のパーソナリティ、その魅力です。
最初お会いした時から只者ではないな、と感じていました。笑
CA(スチュワーデス)から富山テレビのアナウンサーになって、再度CAを経て独立。
生まれながらの美貌と人を惹きつける語りに、うちの女性スタッフもうっとりしております。(でないとマナー研修なんてできないですよね・・・)

さて、そんな森社長からのご指名でイラストを描くなんて、本当に僕でよいのか確認してほしいと何度もスタッフに伝えたのですが、結局僕が描くことになりました。(本当に自分でよかったのか今でも心配ですが・・・)

デザインとアートディレクションは弊社の岸が担当しました。
小ぶりで品のよいブランドブック。
デザインには女性らしさも表現されていますが、表紙の箔押しに高級感がありますね。

img表紙は銀の箔押しです。

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中身では、サービスの基本に対する森社長の考え方が紹介されています。
森社長の今までの経験から導き出された魅力的な振る舞い、その志とは?という視点で綴られている読み物です。
なるほど、日頃からこうした考え方を持って意識的に行動すれば、自然とサービスのプロフェッショナルになっていくだけでなく、人として女性として輝いていくわけですね。
でもブランドブックのコピーにあるような、蝶のように舞う美しい女性に、蜂のように刺されたらちょっと痛いですけど・・・・笑 

森社長、この度は本当にありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。

寄藤文平

松本 知彦 for Private Time/2012.09.14/クリエータークリエーター

現在、銀座のグラフィックギャラリーで開かれている「寄藤文平の夏の一研究」を見てきました。
寄藤さんと言えば、イラストを使った日本たばこの大人たばこ養成講座の広告が有名ですね。
雑誌なんかにもよく出ていた黄色のイラスト、みなさんも1度は見たことがあるでしょう。
あと、メトロの中吊りのマナー広告シリーズもよく見かけました。
いずれも味のあるひねったイラストがとても印象的です。

img大人たばこ養成講座

img東京メトロマナー広告

今回の展覧会、1階では文字を一切使わずに映画を図案で表現したピクトグラムのデザイン、色鮮やかで可愛いものでした。
地下1階は、赤瀬川原平さんの本の装丁をテーマに、そのコンセプト、思考プロセス、アイデアパターンをたくさん展示して、来館者に投票させるという展示内容でした。

img1階は主に色面デザインの作品展示

1階の鮮やかな色面構成の作品もよかったけど、黒板を用いながら、アイデアの発想をデザインに落とし込んでいく過程そのものをプレゼンした、地下の展示がおもしろかったですね。
実際に書かれた企画提案書を見ているようでした。
勉強になります。

img壁面に置かれた実際の装丁サンプル、そのコンセプトが黒板に書いてあります。

img自分の気に入った装丁デザインに正の字で投票を。

何案あったか覚えてませんが、装丁されたたくさんの束見本が置かれていました。
そのどれもが異なるコンセプトで制作されており、最終的に手を動かすデザインよりも、最初に考えること、発想やプランがいかに重要かということを教えてくれます。

img銀ブラついでに是非

自分の中ではとってもよい展覧会でした。
装丁を手がけている人はもちろん、デザイナーだけでなく、モノ作りに携わる人全員が見て、勉強になる展覧会だと思います。
展覧会と直接関係ないですが、寄藤文平さんは僕と同じ大学を中退した人だということを知りました。
その経歴と多少関係あると思いますが、大掛かりな仕掛けや必要以上にインパクトを訴求するような代理店出身の香りがあまりせず、そこが自分的には好感持てる部分でした。
明日から3連休ですから、銀座に行かれる方は行ってみてください。
9/29まで開催。

夏休みの自由研究2012 その3

松本 知彦 for Private Time/2012.09.13/私の履歴書私の履歴書

そろそろ夏休みの宿題も仕上げに近づいてきました。
最後に、5ミリくらいあるブルーのアクリル板をプラスチックカッターで切って、前面に貼りつけます。
この厚いアクリル板を切る作業が、小学生にはなかなか大変でした。
切ったらサイズが違ってたり・・・・笑
アクリル板を前面に貼って、作った船を海面に置いてみると、ややや、本当に水があるみたいに見えます。

imgさてフロントのアクリル板を接着しましょう。

imgブルーのアクリル板をはめて、海面には発砲スチロールの船を浮かべます。

img一応これで完成です!しかし終了時刻は・・・・・

img昼間見るとこんな感じ。色が違いますね。海底の砂が効いてます。

img実際のシュノーケリングの様子はこんな感じでした。

完成しました。
今年は去年の教訓を生かして、1週間前に制作を開始していたので徹夜にはならない、とばかり思っていましたが・・・・
始業式の前日は朝の4時半まで作ってました・・・・
去年の5時半より1時間短縮されましたが、でも朝の4時過ぎまで起きてる小学生はやっぱり彼だけでしょう。。。
お父さんもほぼ寝ていない状態で会社に行かなければならず。。
今年の模型は、去年のバリ島の模型より見映えは地味かもしれません。
でも明らかに去年より彼は成長して、自主性が出てきました(繰り返しますが、勉強に自主性はまったくありませんけど、、 汗)
今回僕が手伝ったのは全体の15%くらいじゃないでしょうか。

去年も思いましたが、彼の夏休みの宿題を手伝っているとき、僕は必ず自分の父親のことを想います。
父親も僕に同じように教えてくれました。
彼と一緒に作った模型を学校に持って行くのがとっても楽しみで、僕の自慢でした。
リンタロもそういう思い出を持って大人になっていって欲しいなあと思います。
自分の父を想いながら、息子と2人で過ごす時間、人ってみんなこういう経験をするのでしょうか?
息子と父親を同時に想う瞬間は普段あまり多くはありません。
でもつながっている気がします。
子供に何かを教えているのに、僕自身が何かを教えられているような気がしてなりません。

最後に。
おまけで、世代を超えた父と子の夏休みの宿題の競演をお見せしましょう。
僕がリンタロと同じ小学5年生、11歳の時、父と2人で作った模型です。
この時は、田舎の農家を作りました。
どっちがよくできたかなぁ?
判断は皆さんにおまかせしますね。笑

img当時はプラモデルばかり作ってました。そう言えばランニング着た小学生、最近見ませんね。

imgプラバン(プラスチックの板)で組み立ててプラカラーで着色。屋根はホウキの毛を切って貼ったものです。

彼は来年何を作るのかなあ。
できれば、もう徹夜はなしにしていただきたいですね・・・汗

夏休みの自由研究2012 その2

松本 知彦 for Private Time/2012.09.12/私の履歴書私の履歴書

さて前回は海の土台と珊瑚まで作りました。
次は魚の制作です。

今回魚は紙粘土で作りました。
ここでロンドンチームの登場です。
模型を作っているとき、ちょうどロンドン在住のイギリス人と日本人の友人が2人でうちに泊まりに来ていました。
僕が会社へ行っている間、彼らが魚を作る作業をちょっとだけ手伝ってくれたみたいです。
後工程で背景のスチレンボードに差し込めるように、紙粘土の魚たちには透明のアクリル棒をあらかじめ差し込んでおきます。
乾いたら色塗りです。
これは水中カメラで撮影した写真を参考に、実際に沖縄で見た魚の色を塗りました。
ロンドンチームは色を塗る頃には帰ってしまいました。
リンタロは相変わらず一人で夜中まで色を塗ってましたが、なかなかよく塗れましたね。

img魚と人は、紙粘土で作ります。人に比べて魚のサイズでかっ。

img実際の写真を見ながら着色です。もう深夜になっております・・・

img魚の後ろには透明のアクリルの棒を差し込みます。

背景のスチレンボードに空けた穴に、色を塗った魚や人を差し込みます。
だんだんできてきましたね。
雰囲気も出てきました。
海面はブルーの薄いアクリル板で作ります。
海面を水平に貼る作業が結構むずかしくて、少し手伝ってあげました。

img背面のボードに穴を開けて、魚を1つ1つ差し込みます。

img海面はブルーのクリアシート。両脇のボードに入れたスリットに接着して固定します。

img泳いでいる人はなかなか良くできましたね

前面を閉じる前に、小浜島から持って帰ってきた実際の砂を海底に敷きます。
珊瑚礁が砕けてできた白い砂、それをペットボトルに入れて沖縄から持って帰ってきていました。
ワイキキビーチの模型を作った時も、砂浜には実際に持って帰ってきたハワイの砂を敷きましたが、同じやり方です。
これによって、模型にはその土地だけのリアリティが生まれます。

img沖縄から持って帰ってきた砂を海底に敷いているところです。

1週間前に始めただけあって、ここまで作業は結構スムースです。
会社から帰るとちょっとずつ前に進んでいて、トラブルもなく順調。
そろそろ完成です。

その3へ続く

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