Lloyd's Antiques 鹿の壁掛けオブジェ

松本 知彦 for Private Time/2012.10.31/インテリアインテリア

今年もデザイン&アートイベント、東京デザイナーズウィークが今週からはじまりましたね。
以前はインテリアを中心としたイベントでしたが、最近はアート全般にカテゴリーが広がっているようです。
皆さんは見に行かれますか?

何年か前、デザイナーズウィーク開催中、青山のロイズアンティークで壁にかける鹿のオブジェを見つけました。
オスとメスがいたんですが、角が立派なオスの方を購入。

img陶器でできたツルツルの鹿くん。

本来は剥製ですが、これはセラミックでできています。
剥製はリアルすぎてちょっと怖いですから。
本物よりかなり小ぶりですが、インテリア的にはちょうどよいサイズです。
ただセラミックなので、そこそこ重量があるため、取り付けの際は要注意ですね。

天井のダウンライトで壁にシルエットが浮かび上がり、ちょっとしたアクセントになってます。
松本家では玄関を開けると、毎日この鹿が出迎えてくれます。

img

img壁にできる鹿のシルエットがよいですね。

CLARINS MEN Revitalizing Gel 50ml

松本 知彦 for Private Time/2012.10.30/香り香り

以前このブログで、僕もお年頃になったので(笑)生まれて初めてスキンケアを使いはじめたという記事を書きましたが、その第2弾です。

デビューはクリニークでしたが、ボトルの無骨なデザインや旅行の時の持ち運びの使い勝手のよさなどが購入の理由でした。
1本目を使い切ったので、さて2本目、、どうせなら他のもチャレンジしてみたいということで2本目はクラランスにしてみました。

img今回は色鉛筆で塗ってみました。

無臭のクリニークと違って、青い乳液に香りがついているのは、フランスのお国柄でしょう。
ここは好みが分かれるところです。
そして価格もクリニークよりちょっと高い。

解説を読むと、
植物エキスやポリマーからなるクラランス独自の保湿・保護成分、アンティポリューションコンプレックス配合で、エアコン、大気のよごれなどから肌を守る、エイジングに立ち向かう男性のための高機能乳液です、だって。
「エイジングに立ち向かう」って、、なんだか随分と勇ましいですね。笑
そうか、僕くらいの年になると年齢に立ち向かわないといけないのですね。

この商品、空気圧によるポンプ式で、シュポシュポと液体を手のひらに出して使います。
内容量がクリニークより少ない分、ボトルもコンパクトです。
プラスチックの容器を持っても中身の重量を感じることはむずかしく、中身はもちろん見えないので、残量を判断するのは経験値が必要です。
クリニークはアルコール分が多く含まれているので、肌につけると瞬時に乾きますが、クラランスはしばらくの間、乾かずにしっとりしています。
これも意見が分かれるところでしょう。

結論から言うと、このクラランスを使い切って、3本目はもう1度クリニークに戻しました。
香りはいいですけど、使う際のボトルのインターフェースデザインと価格のバランスがクリニークの方が良いと感じたからですね。
僕みたいな人は、歯磨き粉のように残量のわかるアナログなチューブ式の方が性に合ってるなとも感じた次第です。

スキンケアはアメリカよりおフランスの方が先進国のイメージがありますが、成分や効果はまったくわからない僕にとっては、デザインが継続性の重要な要素であり、アメリカに軍配があがったという話でした。

新宿歌舞伎町 王城

松本 知彦 for Private Time/2012.10.26/東京東京

ここはヨーロッパのお城?それともマカオの古い建物?はたまた中国?
いえいえ、新宿歌舞伎町のど真ん中です。

imgレンガ造りの古城のような建物が・・・・

その名も王城ビル。
僕が小学校の時から、ずっと歌舞伎町のど真ん中にあるビルです。
今はカラオケ屋になってますが、以前は名曲喫茶でした。
すぐ近くにスカラ座という名曲喫茶もあって、それも凄くクラシックな建物だったのですが、数年前に閉店、取り壊されてしまいました。
新宿生まれの僕は、父親に連れられて歌舞伎町で映画を見た帰り、このあたりを歩いて、ゲームセンターに寄り道して帰るのがお決まりのコースでした。
ゲームセンターと言っても、射的ゲームとかコイン落としとか、アナログで可愛いゲームでしたけど。

西武新宿駅の前には「歌声喫茶ともしび」という店があって、店内では歌本が配られ、店内にいるお客さん全員が、声を揃えて歌を歌っていたのを幼いながらに微かに覚えています。
お客が全員で1つの歌を歌う喫茶店なんて、今じゃとても考えられないですね。
しかもアコーディオンの生演奏つきでした。
「歌声喫茶ともしび」の店内で配られた歌本が、家にも数冊ありました。
多分親が店から持って帰ってきたものでしょう。

img王城ビルの隣には歌舞伎町公園があります。

imgそして公園の敷地の中には、昔からある弁天様。

話は戻りますが、王城ビルの隣には、これも昔からある小さな公園(歌舞伎町公園)
その公園内に弁天様があるのを知ってますか?
歌舞伎町は元々は沼地でした。
入り組んだ沼と陸地の境に、この弁天様があったと言います。
日本一の風俗街として知られる歌舞伎町の隣に、世界のハイブランドが集まる伊勢丹、バーニーズニューヨークがあるなんて、凄まじい落差で何とも不思議な街ですが、それには入り組んだ湿地帯の地形が新宿の歴史の成り立ちに大きく関係していると、中沢新一が著書「アースダイバー」の中で語っています。
沼と大地の入り組んだ地形、それが風俗とハイブランドという2極の文化を生んだと本には書いてあります。
伊勢丹やバーニーズがある場所は元から陸地ですが、歌舞伎町の風俗街は沼を埋め立てた場所。
縄文時代の時の地形がその町の文化を形成しているなんて、とっても興味深いです。
この本、渋谷、上野、銀座など東京の町の成り立ちについても詳しく書いてある非常におもしろい本なので、機会があれば是非読んでみてください。

imgこの本、本当に面白い本です。東京生まれの人もそうでない人も是非!

さてさて。
消えゆく昭和の香りを残す王城ビル。
新宿も僕が子供の頃と随分変わりました。
コマ劇場もなくなってしまったし、父とよく見に行った映画館も立て続けに閉館。
大きく変わってないのは伊勢丹、思い出横丁、ゴールデン街、あとは新宿3丁目くらいでしょうか。
そうそう、このブログのタイトルの元にもなっている新宿にあった喫茶店「談話室滝沢」も今はもうありません。
自分が生まれた街だとはいえ、新宿を自分の故郷とは思っていませんが、変わっていくのはさびしい気がします。

imgクラシックな建物とギラギラのサインの組み合わせは異質です

オフィス3階の内装 その4

松本 知彦 for Private Time/2012.10.25/仕事仕事

ミッドセンチュリーモダンといえば、皆さんは50〜60年代のアメリカ、そしてデザイナーのチャールズ・イームズをまず最初に思い浮かべるでしょう。
15年くらい前、目黒通りにあるモダニカやアクメ、マイスターなどを起点にイームズのブームは広がっていきました。
そしてNIGOや高橋ジョニオ、藤井フミヤなどイームズのコレクターもたくさん現れましたね。
青山にはその名もミッドセンチュリーモダンという家具屋や、これもそのまんまですがケーススタディショップというお店もありました。

img

imgあまりに有名なイームズが設計したケーススタディハウスNo.8。しかし僕はイマイチ惹かれませんでした。

イームズの椅子も決して悪くないですが、個人的には浮かれてイームズの家具をこぞって買う人を横目に、なぜそんな?と当時は思ってました。
60年代に製造されたオリジナルの高額な椅子を購入する気にはとてもなれませんでしたね。
僕が惹かれたのは家具ではなく、インテリア、建築でした。
同じケーススタディハウスならイームズよりも、前述のリチャード・ノイトラ、クレイグ・エルウッド、ピエール・コーニッグなどの方が強く心を揺さぶられました。
これについてはまた機会があれば書きたいと思います。

imgクレイグ・エルウッドの建てたcasestudy house No.16

img自身の設計によるcasestudy house No.22で撮影されたピエール・コーニッグ本人と奥さん

ミッドセンチュリーのあとにやってきたデザイン家具のブーム、そして北欧テイストの盛り上がりを経て、現在に至っていると思います。
北欧の建築家ポール・ケアホルムやフィン・ユールの自邸を見る度に、カッコよいなあと僕も感じていました。
そして同じ北欧のアルネ・ヤコブセンがデザインを手掛けた、ラディソンSASロイヤルホテルの606号室(ホントに最高ですね。)
フランスのジャン・プルーヴェの家具にも惹かれました。

imgヤコブセンがデザインしたホテルの部屋。泊まりたい!

imgすべての目を揃えた木のあしらい、ブルーとの組み合わせが美しい。

しかし・・・・
自分の家ならこれら巨匠の家具もいいでしょう。
でも家ではないので、そうした誰もが知っている巨匠たちのデザインアイコンを置くより、今回は匿名の空間にしたいと思っていました。
色気も何にもない60年代のオフィスの内装みたいな。
メーカーの製造工場の横にある生産管理部みたいな部屋がいいなあと漠然と思っていました。

imgそうこうしているうちに、壊されちゃいましたけど。

オフィス3階の内装 その3

松本 知彦 for Private Time/2012.10.24/仕事仕事

オフィスの2階の内装を考えた時は、機能的でシンプル、モダンなものを目指しました。
モノを作り出す環境には、できるだけ余計な要素はない方がよい、という考えがベースにあるからです。

オフィス内で見える色も、会社のCIカラーであるグレーと白だけに絞りました。
書類をファイリングするケースも探して、すべて伊東屋オリジナルのヘルベチカシリーズで揃え、オフィスにいる時は目に入ってくる色をできるだけ絞ることを意図しました。
前のオフィスを建築した時と同じように、新しいオフィスでもコーポレートのツールとオフィスのインテリアをトータルでコントロールしようと考えました。

imgコーポレートツールはすべてグレーで統一しました。

imgビルの名称サインにもコーポレートタイプフェイスを使っています。

ただ1つ失敗したのは・・・
フローリングは塗装ですが、色を家具と同じグレーに指定したつもりが、契約の関係で引越しのタイミングが迫っていたせいで、時間的に十分な検証ができず、イメージした本来のグレーになりませんでした・・・なんだかナチュラルなウッドな色になってしまいました。
でも事前に参考にした片山正道やグエナエル・ニコラの機能的なオフィスのイメージには近づけたと思います。

img少し見えているのがヘルベチカの白いファイリングケース。ケースはすべてこれで。

img空間の色を白とグレーのみに絞ろうとしました。照明はすべてLEDに。

img普段、僕が座っているデスクです。

以下のページに掲載した写真と見比べてみてください。
多少なりとも狙い通りの方向で実現できたかと。。。
http://blog.10-1000.jp/cat35/000799.html

2階の設計は、以前クラインダイサムの事務所にいた服部さんにお願いしました。
彼女が独立する以前、前のオフィスの担当者が彼女だったこともあり、やり取りは慣れていたし、何より彼女のセンスや才能を信頼していたということも大きいです。

プロジェクトは2階の改装をした際に、一緒に服部さんに引いてもらった3階のラフの図面からスタートしました。
しかし、服部さんが産休に入ってしまって、3階の工事までは担当できないという事態に・・・
困りました。

img一番最初に服部さんにラフで引いてもらった図面。

その後、紆余曲折ありましたが、自分で判断して色々なものを決めることにしました。
これによって、建築的アプローチから外れることに拍車がかかり、趣味性の強いインテリア的要素が強くなって、記事その2に書いたようにミッドセンチュリーに傾斜していくわけですが。

3階は働くスペースではなく、来客が主な目的なので、働く場所の2階とは違って、もっと味があった方がよい。
今の時代の気分が出てればよいとぼんやり思っていました。

そんなことを考えながら工事はスタートしたのでした。

ステッドラー トリプラステキストサーファー 蛍光ペン

松本 知彦 for Private Time/2012.10.22/文房具文房具

2006年にグッドデザイン賞を受賞しているドイツ、ステッドラーの蛍光ペンです。
全部で4色展開されています。

img

どこが評価されて、このペンがグッドデザイン賞を受賞したのか、理由はちょっとわからないですけど、ボディが三角形の形状というのは珍しいですね。
使いづらいかと思いきや、指にはよくフィットします。
でもこの蛍光ペンがグッドデザイン賞を受賞するなら、以前このブログでも紹介した、スタビロのファイバーチップペンにもあげようよ、と個人的には思います。
あのペン、大好きですから。
http://blog.10-1000.jp/cat43/000642.html

とはいえ、このステッドラーの蛍光ペン、ボディが塗装でなく鮮やかな蛍光色のプラスチック一体成型で作られていて、ブルーのキャップとのコントラストが美しいです。
キャップの形状もきれいですね。
こういうソリッドなデザインからは、日本製ではないというのを如実に感じられます。
垢抜けているというか、これだけ無個性に徹して美しいのはデザインの力量でしょう。

img

このペン、蛍光ペンにありがちな斜めのペン先ではありません。
サインペンと同じ形状で、横に倒して使えば太い線が、縦に使えば細い線が引けます。
他の蛍光ペンのように、ボディが太くて丸い筒型ではなく、ペンケースに入れても場所を取らずに、他のペンとも相性がとてもよいです。
そういう意味ではこんな形状の蛍光ペンは他にありませんね。
人で言えば、デブじゃなく細くてスマート、地味だけどもキラッと光るパーソナリティです。

難点は・・・・細いからインクが思ったより早くなくなるってことでしょうか。

オフィス3階の内装 その2

松本 知彦 for Private Time/2012.10.19/仕事仕事

前回の記事の続きです。
3階の内装に想いを馳せると色々やりたいことがありました。
ビジネス的なことではなく、主にはテイスト的なことですが。
このブログでも紹介しているように、以前はミニマルでソリッドなものが好みで、シンプルな空間に、主に60年代にデザインされたモダンな家具を配置していました。
ドイツ、オーストリアからはじまるヨーロッパのモダニズムが好きなのです。
モダンと言っても、以前はクラインダイサムに設計してもらったオフィスに置いていたので、モダニズムバリバリな空間にはなりませんでしたけど、その意外な組み合わせがまたおもしろかった。

imgオフィスを建築する前に作られた模型。

img実際に建った引越す前のオフィス外観。

話は少し逸れますが、特定ジャンルに絞って、そこを深く極めていけば、行き付く先は皆同じになってしまうと思います。
どのジャンルにも教科書的なルールがあって、それはファッションでも同じこと。
僕はすべて教科書通りの型にはまることが、昔からあまり好きではありませんでした。
IVYよりプレッピーが好きだったし、黒人のR&Bよりブルーアイドソウルの方が好きだった。
大学の時も友達の多くはモッズでしたけど、型通りにモッズコートを着て三つボタンのスーツを着るのは嫌でしたね。
Whoを聞いてはいましたけど。
音楽でジャズを極めたり、ファッションでクラシックを極めたり、というのは僕にはできないのです。
常に本流を少しだけズラしたところに魅力を感じます。

話はまたまた飛びますが、ドイツで生まれたモダニズムがアメリカへ渡り、その気候によって変容して結実したケーススタディハウスが大好きです。
しかし、それがヨーロッパのモダニズムから派生したものだというのは、あまりみんな口にしませんね。
以前このブログでも紹介したオーストリア生まれの建築家リチャード・ノイトラもその一人。大好きです。
http://blog.10-1000.jp/cat31/000653.html

そしてミースも、ドイツ時代もいいですが、やっぱりアメリカへ渡ったあとの作品の方が抜けているというか。
オリジナルが変容したもの、編集されたものが好きなのです。
僕にとってそれらは、サヴィルロウで修業したアレキサンダー・マックインがデザインした、テーラードスーツを着ることと同じことなのですけどね(わかんねー比喩だなー 笑)

imgオフィスの内部の様子。黒、白、シルバー、ちょっぴりピンク。

かなり話が逸れましたが、
そんなこともあって、前の事務所ではクラインダイサムに設計してもらったキッチュな空間に、コルビジェやカステリオーニの照明器具など、ヨーロッパで60年代にデザインされたソリッドで直線的な家具を組み合わせて使ってました。
でも今は、ミニマリズムで現代的な工業製品としての家具から気持ちは離れています。
もうちょっと手作りな工芸品的なものに惹かれる傾向が。
もちろんそれは今の時代の気分でしょう。
インテリアだけではなく、すべての分野において、トレンドがヴィンテージやクラフトワークに移っている中、自分の中にもそんな気分があります。
直線的でモノトーン、黒い革とシルバーの組み合わせから、ナチュラルでウッドな空間へ。
でも根底に流れるものは、モダニズム。
雑貨から入った北欧好きが行き着くところ、ウェグナーの家具のように素材はウッドであっても根底にはモダニズムの思想が流れていることが重要です。
(その比喩またわかんねーなー・・・笑)

imgMadmenの劇中シーン。60年代のオフィスインテリアを忠実に再現。

imgこれもMadmenから。ミーティングルームのイメージ。木がいいね。

そんなこんなで60年代にどんどん気持ちが向いている時(通常だいたい向いてますけど 笑)、アメリカで放映されていたTV番組MAD MENを目にする機会がありました。
60年代のアメリカのオフィスを舞台に展開する連続ドラマです。
いやあ、インテリアもスーツもカッコいい!
ミッドセンチュリーのブームが去って随分経ちますが(定着した?)、もう1度ヨーロッパではなく、アメリカのミッドセンチュリーモダンを捉え直してみたいと、この時から思うようになりました。
そこにあるのは60年代への憧憬とアナログ感、クラフト的なものに惹かれる時代の空気感でした。

続く

成田亨 1929 - 2002

松本 知彦 for Private Time/2012.10.17/クリエータークリエーター

先週で大盛況のうちに終わってしまいましたが、東京現代美術館で行われた庵野秀明監修による特撮博物館の展示。
うちのスタッフもスタッフブログに書いてましたが、そう、これを見逃してはいけません。
行った方もかなり多いのではないでしょうか?

imgいったいどこまで列が続いているのでしょう?見えません。

3ヶ月という結構長い期間開催している展覧会なので、いつもで行けると油断していたら、とうとう最終日になってしまいました。
今日しか見られない、じゃ行かなきゃ、と思い立って行ったもの・・・・
え、えー!
予想通りいえ予想以上な状況で。
チケット買うのに60分待ち、買ったあと会場に入るのに100分待ち、合計160分、3時間近く待たなければ見られないのです・・・・
今時これだけ待つ展覧会もあまりないのじゃないですかね。
ロンドンでデヴィッド・ホックニー展に入るのに寒空の下3時間待ったのを思い出しました。

imgな、なんと、チケットを購入後、列の最後尾は美術館の外です。。

いま特撮のジャンルって盛り上がっているのでしょうか?
特撮は完全に男の世界、ロマンだと思うのですが、女子もたくさん来ていて、これら多くの人を惹きつけているものは何でしょう?
TVCMバンバンやって媒体が煽ったから?スタジオジブリを絡めたから?個人的にはちょっと謎です。
特撮は絶対にまず円谷、そして東宝ありきなのです。
こんなにたくさんの人が円谷を求めてやって来ているとは思えず、、なんだか不思議な現象だと感じちゃいました。

内容は非常によかった。
ホックニーの時とは違って、待った甲斐がある展覧会でした。
子供向けの特撮をアートとして捉えて、今までマニアの間でしか知られていなかった裏方の人たちをクリエーターとして表舞台に出して紹介するのは素晴らしいことです。

その中の一人に成田亨がいます。
ウルトラマンや登場する怪獣たちの造形、そして科学特捜隊やウルトラ警備隊のメカニックもこの人のデザインでした。
代表作はやっぱりバルタン星人でしょう。
彫刻家でもあった成田亨は、僕と同じ大学の卒業生なのです。
成田亨に続いて「怪奇大作戦」「帰ってきたウルトラマン」のデザインを手がけた池谷仙克もまた同じ大学の卒業生でした。
これは偶然なのでしょうか?
なぜこれを強烈に覚えているかというと、当時成田亨にあこがれて同じ大学に入ってきた同級生の友人たちもいて、彼らは学内で特撮の話をよくしていたからです。
ウルトラQからはじまってウルトラマン、その先に続く60~70年代のウルトラ黄金期を先輩たちが作り上げてきたというのはうれしいですね。
そこには円谷プロとのタッグがあったのは言うまでもありません。

展覧会の興奮冷めやらぬ中、家に帰って当時自分が見ていた本を、もう1度引っ張り出してみました。

img今から40年前の本ですよ。

img「これはびっくり!怪獣完全解剖図解」いい見出しコピーだねえ。笑

こうした解剖図やメカの設計図などは、子供の時ワクワクして読んだものです。
サンダーバードも全盛でしたからねえ。
そしてウルトラマンカード。
これがなんと成田亨の絵なのです。
たぶん相当レアだと思いますよぉ。
ヤフオクに出しちゃおうかな。

img24枚のカードが収録されているウルトラマンカード。ソノシート付き。

imgこちらももちろんソノシート付き。今でも聞けます。

そして1968年の東宝映画「怪獣総進撃」。
ゴジラ、ミニラ、ラドン、モスラ、アンギラス、キングギドラなど11体の怪獣が登場する豪華怪獣映画です。
本にはソノシートもついていて、劇場音楽やストーリーが聞けます。
ソノシートとは、薄いビニールでできたペラペラのレコードのことです。
今のDVDブックの走りみたいなもので、当時はたくさんの本がそうでした。

img怪獣ブームの最後を飾る大作でした。

驚くべきは、これら40年前の本を今リンタロが読んでいるということです。
僕の父親が子供の時に読んでいた本を、僕は読んだ記憶がありません。
そしてリンタロは初代ウルトラマンももちろん知っているし、そこに出てきた怪獣もかなり詳細に知っています(オタク?ってくらい)
幼少期に同じものを見て育つというのは、時代がこうなったからできることですよね。
バルタン星人は僕にも今の子供の記憶にも刻まれているし、共通のアイコンとなっているんです。
成田亨の造形が今の子供をも魅了しているということです。
いい仕事ですね。

しかし、、2世代に渡って読まれると、本の痛みがはげしく、、ボロボロに。
僕は、ヤフオクのことばかりが気になっているのでした 笑

Doritos  ナチュラル

松本 知彦 for Private Time/2012.10.15/食べる食べる

ドリトスが大好きなのです。
黄色、オレンジ、赤とありますが、一番好きなのは黄色です。

成城石井やKALDIなど、今では輸入食材店が普及して、海外の食材も簡単に手に入るようになりましたが、一昔前までこのドリトスを買うのは一苦労でした。
アメ横とか明治屋とか、一部の輸入食材店に行かなければ手に入らず、行く機会があると必ず買ってました。
たしか以前1袋600円くらいはしたと思います。

以前はニュージーランドで作られていましたが、数年前台湾に生産が変わりました。
ドリトスっていったらメキシコとか中南米のイメージですけど、ニュージーランドも台湾も全然ドリトスとイメージが結びつきません。
とうもろこしの産地と関係があるのかなあ。

img黄色のドリトス、たまりません。食べながら描きました。笑

黄色のパッケージは塩味、オレンジはタコス味、赤はナチョチーズ味。
僕は特に黄色が好きです。
夜中でも朝でも食べ出したら止まりません。
お腹が相当すいたまま家に帰って、ご飯がない時、ドリトスを1袋食べてしまうことも。
でも翌日絶対にお腹が痛くなりますけど・・・

そしてディップです。
これもなかなか売ってるところは少ないですが、必需品でしょう。
黄色の塩味とディップの組み合わせは最高です。
(ディップのMildはあまり売ってません。なんでだろ。)

ドリトスは1966年にアメリカで誕生。
考案したアーチ・ウエスト氏は昨年97歳で老衰で亡くなりました。
1987年に発売された日本のドリトス(コンビニで売ってる)は味が違いますから、別モノ。
やっぱりインポートのドリトスに限ります。

SMYTHSON OF BOND STREET

松本 知彦 for Private Time/2012.10.12/文房具文房具

英国続きでもう1つ
メモやノートというのは使い倒してこそ、ナンボという商品ですが、ノートとは言え気軽に使うのは気が引ける商品もあります。
それが英国の老舗スマイソンです。

img

スマイソンは、1887年フランク・スマイソンによって「ファーストクラスの革製品と文具」を作ることを信条に創業された、英国王室御用達ブランド。
鮮やかな色の革表紙に金でメッセージが刻印された手帳は有名ですが、そこに使用されているのはフェザーウェイトペーパーと呼ばれる羽のように軽い紙。
特許も取っていて、非常に薄いのに万年筆にも耐えられる丈夫で書き心地のよい紙です。
かつて英国のポンド紙幣としても使われていました。

imgこの美しいブルーがスマイソンのブランドカラーです

img赤い革のレポートパッド、美しいのですが重いです。。

imgMade in England!

英国本国だと封筒や便せんにイニシャルを入れてくれるサービスがあるのですが、日本だと残念ながらできません(手帳ならできますけどね。)
今年ロンドに行った際、ボンドストリートの本店でオーダーしたレポートもいつか紹介したいと思います。
スマイソンを持つこと自体がロマンチックで、とってもステータスなことに感じます。
使う前に所有する喜びがあること、それこそがブランディングですね。

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