東京タワー

松本 知彦 for Private Time/2013.02.04/東京東京

久しぶりに東京タワーへ行きました。
僕は東京タワーが大好きなのです。
もちろんスカイツリーなんかよりも断然好きです。

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東京生まれの僕は、両親に連れられて東京タワーへ小さい頃から行っていました。
幼稚園に入る前、東京タワーで撮影した写真が残っています。
幼稚園、小学校へ入ってからも、東京タワーへ何度か行った記憶があります。
小学校の時はエレベーターを使わず、友達と階段で上ったり。
タワーの入口にある南極犬太郎と次郎の銅像、ガラスで下が見える展望台の床、展望台で売っている刻印できる記念コイン、金色のプラスチック製の東京タワーのオブジェ、100円で覗ける望遠鏡などなど
中でも蝋人形館が好きでした。

ビートルズなど有名人の蝋人形が展示されているだけでなく、拷問のコーナーがあったのを克明に覚えています。
火あぶり、水攻め、水車に縛られてぐるぐる回されている囚人、、、なぜ拷問の様子を蝋人形にして展示する必要があったのか?さっぱりわかりませんが、苦しむ声が響く薄暗い中で、そのオドロオドロしい様子を見るのは低学年の頃はちょっと怖かった。
中でも縛られた状態でロウトを口に差し込まれ、落ちてくる水を無理やり飲まされ続けている水攻めの展示は強烈でした。
自分の隣に立って見ている人の腕に偶然触れると硬いので、なぜだろう?と思って顔を見たら、その人も蝋人形だったりして、驚いて腰を抜かしたこともありました。
当時人気だった蝋人形館は、見世物小屋の雰囲気がありましたね。

imgジョン・レノンが全然似てないんですけど

6年ぶりくらいに訪れる東京タワー。
前回行かなかった蝋人形館に行ってみると、蝋人形の数はかなり少なくなっていて、なぜか音楽館に変わってしまっていました。
これはどういうことなのだろう???
しかもテーマがドイツで、かなりマニアックな展示、僕にはよくわかりません。

imgエレベーターはレトロなまま。特別展望台のことを特展っていうセンスがいいですね。

imgリニューアル後も、昭和の特撮的な香りが漂う特別展望台の様子。

img東京タワーのキャラクター、のっぽんのボールペン

あちこちリニューアルはしているものの、タワー全体は昭和の香りがしていて、いい感じでした。
特別展望台は10年くらい前に建築家北山恒によってリニューアルされていますが、あまり印象は変わりません。
リニューアル当初から思っていましたが、全体的に円谷プロな感じです。
(構造はいじれないけど、もうちょっとやり方あったんじゃないかと思います)
同じくらいのタイミングで、のっぽんというキャラクターも作られました。
ゆるキャラが流行るかなり前です。(6年前に買ったのっぽんのペンは今も使ってます。)
一番僕が残念だと感じているのは、双眼鏡がなくなってしまったことです。
自由の女神でも、サクレクール寺院でも、見晴らしのよい観光地にはどこでも双眼鏡はあるものです。
インターナショナルなお約束なのに、これを無くすなんてあり得ないと個人的に思うんですが。

img特別展望台からの見晴らしは最高です。

img遠くにスカイツリーが見えます。

東京タワーの下には、以前タワーボウルというボーリング場がありました。
このボーリング場は大きくて、ボーリングが流行った60年代当時が忍ばれてカッコよく(レトロでカッコ良かった)僕もジャニーズの撮影ロケで使いました。
それも今はもうありません。

関係ありませんが、東京タワーの鉄骨は戦車を溶かして作ったものだというのを知ってますか?
朝鮮戦争でアメリカ軍の中継地点だった日本は、戦争が終わったあとアメリカ軍の払下げの戦車を溶かして東京タワーを作ったのです。
東京タワーのまわりには増上寺をはじめお寺が集まっていて、タワーが建っている丘も古くから霊山スポットとして知られ、そこに生死に関係する戦車、霊界とつながる電波というものが集まったのは決して偶然ではない、と中沢新一氏は著書「アースダイバー」の中で語っています。
おもしろいですね。

東京タワー、やっぱり好きです。
小さい時から見続けているのに、何度見ても飽きない、見る度に新鮮な気持ちになります。
そして身近にあって手が届きそうなのに、常に届かない象徴のような存在です。
大人になって夜どこかに遊びに行った時、東京タワーが見えると、このタワーを同時に何人もの人が見て、そこにはいくつものドラマがあるのだろうなあと勝手に感じたりしたものでした。
僕の友人が書いた東京タワーという小説がありますが、想いは違うけれど、僕にとっても東京タワーは特別な存在です。
みんなに何か特別な想いを起こさせるのが東京タワーであるような気がします。
今後も時々訪れたい場所ですね、東京タワー。

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Le Corbusier LC2 SOFA

松本 知彦 for Private Time/2013.02.01/インテリアインテリア

言わずと知れたル・コルビジェの名作チェアです。
GRAND COMFORT(大いなる快適)とも呼ばれますが、金属パイプのフレームに革製のクッションを挟み込んだだけという単純な構造です。
ニューヨーク近代美術館のコレクションになったのは1928年ですから、今から80年前ということになります。
オドロキですね。

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15年くらい前にブームになり、今ではあちこちでジェネリック商品を見かけるようになりました。
唯一コルビジェ財団の許可を得て制作しているイタリア・カッシーナ社の製品は、左側の金属パイプの裏側に正規品を示すコルビジェのサインが彫られています。
レストランなどでこの椅子を見かけたら左側のフレームにそっと触れてみてください。
それがなければジェネリックです。

imgカッシーナのマークと製品シリアルナンバー、コルビジェのサイン

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この椅子はやっぱり一人掛けに尽きるでしょう。
2人掛け、3人掛けもありますが(1.5掛けも出ましたね)、座る人数が増えるにつれて、座りにくくなっていく椅子です。
3人掛けとか、ほとんどくつろげないので、全然大いなる快適ではないです 笑

しかし、モダンとは何かを教えてくれる椅子であることは間違いありません。

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