決算が終わって納会を

松本 知彦 for Private Time/2013.10.31/仕事仕事

今期も決算が終りました。
気がつけばうちの会社も16年目、早いものです。
ついこの間15周年パーティをしたのに、もう16年目に入ってしまいました。

img準備中です

オフィスの3階で納会を開きました。
去年と同様、納会は代々木上原にある「すし勘別館」の手巻き寿司の出前です。
去年に引き続きもう1度(何度でも 笑)言いますが、ここのお寿司は、来日の際ビル・ゲイツも食べにくるというお墨付きのお寿司屋なのです。
とってもおいしい。
今年は、去年より人数が増えたので、注文するお寿司も多くなりました。

img

img好きなネタを選んで自分で巻いて食べるスタイル。

去年は1年を通して振り返りの会議をしましたが、今年は忙しくてその準備ができず、簡単な報告だけになりました。
今年は売上げが伸びた分、忙しさも増しています。
僕も案件に追われて、会社の資料をまとめる余裕がほとんどありません。
最近は土日も働いているので、ブログの記事を書く暇がない・・・・
だから最近イラストがアップできずにいます汗

新しいスタッフも増えました。
前の記事でも書きましたが、気がつけばもうオフィスには座る席がないという状況になっています。
そして今も面談が続いていて、あともう少しスタッフが増える予定があります。
他の会社はどうなんでしょう?
いま制作会社はみんな忙しいのかな。
15年を境にdigは新しいフェーズに踏み出そうとしています。
思えば、こういうタイミングは今までにも何度かありました。
ダウンロードサイトもなく、CDが今よりもっと売れていた頃、大手CD小売店のコンペを獲得した1年目、百貨店や誰でも知っているコンビニのECサイト、大手出版社が作るたくさんのコンテンツの運用案件を担当した3年目、はじめて雑誌作りを丸ごと1冊担当した4年目、企業のブランド構築に着手しはじめた5年目、自社オフィスをゼロから建築して建てた7年目、そして3階にギャラリーを併設した15年目。
どのタイミングも思い出せば懐かしいです。
しかし今回のような大きな変化は、今までなかったことです。
会社のサイクル、自分が考えていること、世の中の状況、それらがシンクロしているように思います。
気を引き締めなければいけません。
ここでがんばらないとこの先はない、今がダメならこの先もずっとダメだろうと思って挑みましょう。

img食べ終わって歓談中

img外出から帰ってきて遅れて参加したスタッフが歓談中

過去を振り返れば、今と全然違います。
2年前と比較しただけでも、digは変わりました。
状況は変わったけれど自分は成長しているのだろうか?
成長しているようで、実はしてないようにも思ったり、もっともっと色々なことを勉強しなければならないなあと感じています。
気持ちを新たに取り組んで行きたいですね。
おいしいお寿司を食べたら、また素晴らしいスタッフたちと一緒にがんばっていきたいと思います。

GAULOISE/ムッシュ・かまやつ

松本 知彦 for Private Time/2013.10.30/音楽音楽

またまたムッシュの話題なのですが、94年に発売されたアルバムを紹介します。
隠れた名盤です。

img

全曲のバックを務めるメンバーがスゴイ。
Brand New Heavies のメンバー全員、オルガンにはJames Taylor(J.T.Q) 、スノーボーイ、コンスタンチン(Gallianoのラッパー)など当時のイギリスを代表するAcid Jazzの面々、そしてポール・ウェラの奥さんであるD.C.リーも参加しています。
当時、この夢のようなクレジットを見た時には、自分の目を疑っちゃいました。
90年代初頭Acid Jazzはシーンで大きな盛り上がりを見せ、Brand New Heaviesは既に世界的なヒットを数多く飛ばしていましたから。
そんな彼らがムッシュと共演??
別々の大好きなモノが1つに集められた印象でした。

演奏内容は当然モロにAcid Jazzです。
しかしAcid Jazzというジャンルの先入観なく聞いても、原曲の良さを残しつつカッコよくアレンジされています。
思えばムッシュが在籍したスパイダースは、マージービートにインスパイアされた極めて英国的なバンド、ファッションも音もモッズ的でした。
Acid Jazzの源流には2つのルーツがありますが、その1つがモッズです。
その意味でムッシュと、このアルバムに参加している英国の音楽アーティストたちはルーツを共有しているとも言えるのです。
最近90年代のAcid Jazzは再燃の動きがありますから、今聞くときっとピッタリくるでしょう。

「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」はやっぱりここでも最高です。
この歌詞・・・深い。
本当に深く共感しちゃいます。
すごく影響を受けました。
もしかしたら日本人のアーティストの曲の中で一番好きかもしれない、そのくらい好きです。
-------------------------------------------------------------
GAULOISE/ムッシュ・かまやつ
君はたとえそれが凄く小さな事でも、何かに凝ったり狂ったりした事があるかい?
たとえば、それがミック・ジャガーでも、アンティークの時計でも、どこかの安いバーボンのウイスキーでも
そうさ、何かに凝らなくては駄目さ。狂ったように凝れば凝るほど
君はひとりの人間として幸せな道を歩いているだろう。
-------------------------------------------------------------

バックはBrand New Heaviesではないけど、アレンジはほぼ同じ。
カッコよすぎる。
たまりません。

全体ミーティングで感じたこと

松本 知彦 for Private Time/2013.10.28/仕事仕事

うちの会社ではスタッフ全員が集まって行う会、全体ミーティングというものが毎月あります。
売上げ報告、各チームからの進捗報告、アンケートによる顧客満足度の発表、取引開始になった新規クライアント、コンペの状況の報告、全員の前でメンバーによる完了プロジェクトの発表などがその主な内容です。
場所はオフィスのあるビル3階のミーティングルーム。
しかし、最近ちょっと困ったことが・・・

img全体ミーティングの様子。この写真はまだ少ない時。

ここのところ、スタッフの人数が増えてミーティングルームに人が入りきらなくなってきたことです。
このビルに引越してきた2年前は、20人くらいまで入れるスペースとしてデスクやその他を設置しました。
設置といっても、全部オリジナルで作ってもらった作り付けの造作家具なので、動かせない・・・・
もちろん増やしたりもできない。

思い返せば、このビルに越して来たとき、スタッフの人数は13人でした。
それがここ2年で20人を超えてしまって、近くに分室を借りることに。
そして、今や分室のデスクも空きがない状況です。
本社デスクももう空きはない。
全体ミーティングは分室のスタッフも参加し、各自椅子を持ち込んで開いていますが、だんだん狭くなってきており。。
困りました。

img毎回、担当スタッフがスタッフ全員の前で、完了したプロジェクトの説明を行います。

img担当の話を聞くスタッフたち

最近僕は毎日考えています。
自分が思い描く理想の組織とは、どんなものか?
昔考えていた理想のカタチと、今考える理想のカタチは異なって来ています。
だから昔に返って、自分が一番ベストだと思っていた組織像を忘れないようにしたい、とどこかで願っている、いや忘れるんじゃない、と自分を戒めています。
自分のキャパをオーバーすれば、組織が破綻してしまうのではないかという不安、
僕は最初から会社を大きくすることが目標ではありませんでした。
むしろそうしてはいけないとずっと長い間考えてきた。
その反動が今、自分に何かを考えさせています。
ほとんどの経営者は会社を大きくすることが目標の1つ、いえ最大の目標だと考えていると思います。
しかしそうした拡大戦略を取ることで、埋没してしまうこと、つぶされていく大切なこともある、逆に目標を阻害することになりかねないと以前から思っていました。
僕のやりたいことはクオリティの高いアウトプット、それに真正面から向き合える環境や組織であって、規模拡大や売上げ向上はその結果もたらされることです。
その逆はない。
いえ、そのどちらも持ちながら組織を大きくしていくことは素晴らしいことです。
でも周りを見渡しても、そんな会社は見たことがない。
特にモノ作りに従事しているプロダクションに限っては。
2つのことをバランスよく行うことができるかどうか、それはつまりは自分のキャパがどの程度あるのかを自分で知っているかどうかに他ならない。
課題を乗り越えて自分のキャパの中で組織をコントロールすることができるか、それにかかっていると思います。
当たり前ですが、不安やリスクとチャレンジは表裏一体。
今それに自分が直面していること感じています。
組織には最適な人数というのがきっとあるはずだ。
長い間、ずっとそう考えて模索しながら、今までやってきました。

しかし、もう限界です。
仕事はあふれ、スタッフの稼働はこのところかなり上がってきています。
これを改善するには、仕事を断るか、会社規模を大きくするしか方法はない。
全体ミーティングの最中、それを強く感じていました。

img会議が終わったら椅子を片付けて・・・・

ALESSI CRONOTIME

松本 知彦 for Private Time/2013.10.24/ライフスタイルライフスタイル

アレッシーから出ている小型の置き時計です。
2つの筒状のプラスチックが組み合わされた本体の上部に文字盤があります。
プラスチック2つは同じ形状で、可動式になっているので、回転させて色々な角度に設定できます。
文字盤も回せるので、好きな角度で時計を見ることができます

img

この時計、置いてある姿は、なんか不思議な感じ。
シンメトリーに設定もできるのですが、回転して少しズラすと不安定というか、妙にねじれているように見えて、なんだか植物のようです。
色々自分の好きな角度に設定できるのが、この商品のウリですが。

imgどこか不安定な不思議なバランスの時計です。

img

イタリア人デザイナー、ピオ・マンズーがFIATのノベルティとして1966年にデザインしたもので、ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションにも選定されています。
デザインはやっぱり60年代。
60年代はデザインの黄金期です。
しかし、きちんとした製品ではなくて、フィアットのノベルティとしてデザインされたっていうのがおもしろいですね。

2005年にアレッシーから復刻販売されていますが、当初はホワイトしかありませんでした。
2010年よりブラックとオレンジの2色が加わっています。

JO MALONE white jasmine & mint bath oil

松本 知彦 for Private Time/2013.10.23/香り香り

だんだん寒くなってくると、生活の中でお風呂の時間が重要になってきますね。
今日はJO MALONEのバスオイルです。
ブランドごとに、どうしてこうも香りの方向性が違うのかなあとおもしろく感じます。
作っている国によっても全然異なりますし。

img

JO MALONEは英国製。
だからなのかもしれませんが、MOLTON BROWNと香りの傾向がちょっと似ている気がします。
でもブランドの歴史が浅いだけあって、パッケージのデザインが現代的。
これが非常に重要だと思います。
JO MALONEのパッケージデザインは、ブランドの立ち位置を明確に表現しているし、ボックスから商品パッケージ、キャンドルに至るまで、全商品に統一したデザインマネジメントが施されていて、とても優れていますね。
商品そのもののコンセプトや品質はもちろん重要ですが、デザインの力を感じます。
デザインによって付加価値が創出されている好例です。

img

imgデザインマネジメントが商品に魅力を与えている好例です。今の時代、忘れかけていたラグジュアリーを再認識させてくれます。

などと言いつつ、ここ最近ずっと僕は平日ほとんど湯船には入らない(入れない)生活が続いています・・・・
土日くらいはJO MALONEの豊かな香りに包まれて、ゆったりお風呂に入りたいものですね。

イラストのお仕事

松本 知彦 for Private Time/2013.10.17/私の履歴書私の履歴書

普段、仕事で大変にお世話になっている会社があるのですが、その会社のT社長さんから作品の制作依頼をいただきました。
テーマはご本人がよく行かれるお店?だと思います。

img

自分のブログに掲載しているイラストは数時間で描けるのですが、いざ頼まれて作品を描くとなるとそうも行かず、気合いばかりが入ってしまって・・・・
リクエストされたのはA3サイズで、普段描いているものより大きいこともあって、時間がかかってしまいました。

img下書き完成。フリーハンドなので、もちろん定規も使ってません。

でもスタイルは変えずに、相変わらずのオールフリーハンド。
写真をトレースすればもっと早く、正確に描けるのですけどねえ。
すべて見た目で描くので、カタチを取るのにもそれなりに時間を使ってしまいます。
デッサンが狂っているとしたら、それは味だと解釈してください 汗
A3って結構大きいです。

img色は水彩で着色しています。

img

img

下書きが終ったら8割で来たようなものだと思っていましたが、色を塗るのもなかなかに難易度高いです。
世界堂でマットを切ってもらって、額装して出来上がり。
店内に飾るのだとしたら、お店のインテリアに合うといいなあと思いました。
喜んでもらえるかなあ。
絵を渡すときは、自分の子供を養子に出すような気持ちです。
T社長いつもありがとうございます。
そして引き続きよろしくお願いします。

スヌーピー展に行ってきました

松本 知彦 for Private Time/2013.10.16/クリエータークリエーター

先週末から、六本木ヒルズのギャラリーでスヌーピー展がはじまりました。
いつも展覧会は終わりギリギリに行きますが、今回ははじまった早々、早速行ってみることに。

img販促物にお金かけてます。

自分は小学生の頃、冬にはスヌーピーのトレーナーばかり着て(着させられて)いました。
卒業文集で女子にそのことを書かれてしまうほどで。。。
当時はスヌーピー全盛期だから、きっとその辺のお店でもたくさん売ってたんでしょうね。
作者のシュルツも健在だったし、スヌーピーのぬいぐるみがアポロに乗せられて月に行ったのもこの頃。
今で言うと、、、なんだろうなあ、ちょっと違うけどキティちゃんやリラックマみたいな感じでしょうか。
いや、違うなあ。
子供だけでなく、大人や企業がこぞって好きなキャラクターでしたからね。
そして日本から見たアメリカを象徴していた。

img

img展示会場では撮影禁止、これは会場を出たところです。

さてそんなスヌーピーですが、もちろんキャラクターは知ってますが、ストーリーや内容については実はあんまりよく知りません。
スヌーピーに兄妹がたくさんいることなど、この展覧会で知りました。
連載開始当初のスヌーピーやチャーリー・ブラウンの絵が、知ってる馴染みのキャラクターとあまりに違うので、ちょっとびっくりしました。
原画が沢山紹介されて、そこに翻訳が添えられていましたが、展示自体はもうひとつの印象。
原画が貴重なのはわかりますが、原画だけ並べるのではなく、もっと他にも魅力を訴求する方法がある気がしました。
会場に入ると、みんな礼儀正しく並んで、壁の原画を1つ1つ順番に見るというスタイルもなんだか、、、、

img

img以前このブログでも紹介したパパブブレのコラボキャンディ。これは売れる。

そしてこの手の展覧会の例に漏れず、グッズコーナーが大きく設けられていて、すごい人。。
でもレオ・レオニの時も思いましたが、こういう展覧会で作られるオリジナルグッズ、あなどれません。
工夫を凝らした、色々な商品が出ています。
昔は展覧会のグッズ=記念品でしたが、今のグッズは普段使いでも欲しいと思わせる工夫がされています。
連休で混んでいる中、芹奈さんもグッズを並んで買ってました。(自分のすぐ前)
親子、カップル、僕のようなサンオツ、そして芸能人、スヌーピーは色々な人に幅広い人気を持ったキャラクターなのです。

SEED SUPER GOLD 消しゴム

松本 知彦 for Private Time/2013.10.10/文房具文房具

父は仕事でいつも消しゴムを使っていました。
自宅にあった父の仕事部屋に入ると、机の上は常に消しゴムのカスが散乱していて、袖には消しゴムのカスを払うための柔らかい毛のブラシが置いてありました。

そんな父が使っていた消しゴム、それはいつも天然ゴムのグレーの消しゴムでした。
プラスチック消しゴムも売られていましたが、父が使っていたのはいつも天然ゴムのそれでしたね。
小学生のとき、僕が父の仕事を手伝わせてと言うと、いつも決まって与えられるのはケント紙に描かれた下書きの鉛筆の線を消す仕事でした。
その仕事で使ったのが学校で使っているプラスチック消しゴムとは違う、硬いグレーの消しゴムでした。
なぜ天然ゴムのグレーの消しゴムを長く使っていたのか、理由を聞くこともなく父はいなくなってしまったので、その理由は今ではもうわかりません。

そのうち、市場から硬いグレーの消しゴムは消え、MONOなどで知られるプラスチック製の白い消しゴムに取って代わられてゆきました。
学校でも会社でもグレーの消しゴムを使っている人はおらず、僕の記憶からもほとんど忘れ去られていました。

img見た瞬間に懐かしい、何とも言えない思いが込み上げてきました。

ある日、仕事の合間にファミマ!という通常のファミリーマートとは異なるコンセプトのコンビニに立ち寄った際に、見覚えのある消しゴムを見つけました。
それは僕が小学校の頃に父親の仕事の手伝いをした時に使っていた、あの消しゴムでした。
手に取ると懐かしい思いが込み上げてきました。
色々なことを思い出しましたね。

金色の金属ケースに入ったこの天然ゴムの消しゴム。
角に丸みをつけるため、多くの工程を経て作られているそうです。
値段も500円と、プラスチックのそれより高めです。
調べてみると製造しているのは、大正4年創業の株式会社シードという企業。
大阪市都島区に本社があるようです。
都島区、、それは父が生まれた場所でした。
そして以前僕の本籍があった場所。

偶然とはいえ、やっぱり何かを感じてしまいますね。
ただの消しゴムですが、色々なことを感じる時間を与えてくれました。

アンヌ隊員の自由研究

松本 知彦 for Private Time/2013.10.07/私の履歴書私の履歴書

少し前に新宿の世界堂に行く機会があったのですが、そこで意外なものを発見しました。
「モナリザもあっと驚く世界堂」ですが、僕も口を開いて、あっと驚いてしまったんです。

長女のアンヌ隊員と世界堂に行ったとき、彼女が意外なものを見つけてきました。
それは父親のシルクスクリーン作品でした。
世界堂で売られていたんです。。。
今まで自分の作品を額装する際に必要なマットをオーダーするために、
何度も世界堂を訪れていたのに、そのことにはまったく気がつきませんでした。

imgこんなところに飾られているなんてまったく知りませんでした。

作品は随分前のものでした。
でも何だか長年会っていない古い友人に久しぶりに会えたようで、嬉しかった。
そして何より、この世にもういない父がまだ世の中とつながっているという事実を、いきなり目の前で実感できたことが嬉しかった。
子供が見つけてきたというのも、サプライズの要因でした。
「ミーミとその家族」という猫のシルクスクリーンのシリーズ。
このあいだ展示していた切り絵とはずいぶん作風が異なりますが、まぎれもなく父親の作品です。

imgミーミのシリーズはすべてシルクスクリーン

これを見つけたアンヌ隊員は、夏休みの自由研究には、この絵を描くと決めたようでした。
なぜこの絵を描きたいと思ったのかわかりませんが、僕はなんだか嬉しかった。
とにかく売場に置いてある作品を写真に撮って欲しいというので、その場で撮影しました。
家に帰ったあと、撮った写真を見せて欲しいというので、なぜ?と尋ねたら、自由研究として提出したいという答えが返ってきました。

その後、母親とフレームを買いに行ったようです。
フレームを買う目的で出かけたのか、たまたまその場で思いついて購入に至ったのかは聞いてないのでわかりませんが、ある日家に帰ると2つの新しい額が置いてありました。
夏休みの終わりの土日にアンヌ隊員、がんばって模写していました。

img

img水彩で塗って完成です

img

img背景がムッシュムラムラですが。笑

僕はリンタロの課題にかかりっきりで、アンヌ隊員の方はほとんど見てあげられませんでした。
先週、提出した自由研究を学校から持って帰ってきたようです。
先生からの表彰状が添えられていました。
なんだか、暖かくてちょっぴりジーンとました。
日常であんまりこんなこと思うシーンはないですよね。
アンヌ隊員が会ったことすら覚えていない自分のおじいさんの絵を描きたいと思う気持ちが、なんだか本当にとても嬉しくて、それを額に入れて飾りたいなんて、何かを子供は感じているのでしょうかねえ。
他の子供と比較できないので全然わからないのですが、子供のこういう気持ちって普通なのでしょうか。
単に絵が可愛いと思ったからなのか、自分のおじいちゃんの絵だからなのか、はたまた他に題材が見当たらなかったからなのか、動機はわかりませんが、子供は何かを感じているのかもしれないと、親バカながら勝手に思った出来事でした。

img作品の隣には表彰状が置いてありました。

SMYTHSON OF BOND STREET レターセットのオーダー

松本 知彦 for Private Time/2013.10.03/文房具文房具

随分前の話になりますが、ある日家に帰ると何やら黄色い小包が届いていました。
なんだろ?と最初はわからなかったのですが、そうでした、思い出しました。

img海外から小包が届くと今でもワクワクします。

imgロゴにはロイヤルワラントが3つ入ってます。

ロンドンでオーダーしたスマイソンのレターセットが送られてきたのでした。
注文したものが、遠くヨーロッパから小包で届く喜び。
これは格別ですね。

imgボンドストリート本店の奥からエントランスを見た様子。

ロンドンのボンドストリートにあるスマイソン本店では、レターヘッドや封筒に自分の名前や住所をオリジナルで印刷してくれるサービスがあります。
店内は広いのですが、この名入れサービスのカウンターは、店の一番奥にあります。
銀行の奥にある顧客相談窓口をもっと広くしたみたいな場所と雰囲気。

店の手前の方では革小物や手帳を扱っていて、手帳の表紙やパスポートカバーなどに金の箔押しで名入れのオーダーをすることができます。
手帳のオーダーには、長身でモデルみたいな男子がかなり親切に対応してくれました。
彼に封筒のオーダーもしたいと伝えると、店の一番奥のオーダーサロンに案内してくれたのですが、、、
しかし、、、そこへ一歩足を踏み入れるなり、急に顔から笑顔が消えて「ここは僕の担当じゃないから」とそそくさと立ち去っていきました。
なんで?と思ってたんですが、理由はあとでわかることに。

img小包を開けると箱が3つ。封筒1箱、便箋2箱でした。

オーダーは、まずレターヘッドの紙質を選んで、デザインを指定します。
そのあとヘッダーに入れるアルファベットの書体と色を選びます。
僕はスマイソンのブランドカラーであるブルーと、同じくツールに共通で使用しているスマイソンの書体、要はスマイソンと同じ仕様にしました。
長く使われている書体と色、最初にVI(ビジュアルアイデンティティ)を策定したデザイナーは一番美しく見える組み合わせを選んだはずですから、それに沿って同じ組み合わせで依頼することにしました。
封筒もスマイソンブルーの定型を選びました。
封筒の裏に、良く見ないと見えないくらいのサイズで、スマイソンの名前がエンボスで小さく入っていますが、それに気が付かなくても見る人が見たらすぐにそれだとわかると思います。

imgスマイソンのレターヘッドと同じ書体、同じ色を指定して住所を入れてもらいました。

img本店にある書体見本。これが何冊もあるので本気で選ぶとかなり時間を要します。

しかし、、、、
このレターセットの名入れオーダーを受ける担当のおばさんが、めちゃめちゃ怖いのです。
は?何?という態度で、何か言ったら怒られそうで、冗談抜きに怖いのです。
ビビりながらも、オーダーのシステムを聞いて注文しましたが、手帳担当のイケメンの彼の態度が硬化した理由がよくわかりました。

オーダーしたレターヘッドの文字組みサンプルは、2週間くらいすると、確認のため画像がメールで送られてきます。
僕はそこで1度修正を入れました。
問題なければ、印刷工程に入ってロンドンの現地から発送されます。

この手順を踏まなければならないのは最初のオーダー時だけで、追加オーダーをするときは、現地に行かなくてもメールや電話で対応してくれるとのこと。
日本のビジネス慣習はヨーロッパと異なるので、こうしたレターセットへの名入れが国内のビジネスシーンにおいて、どれだけニーズがあるかわかりませんが、逆にビジネスではなく、パーソナルユースでかなりニーズがあるのではないかと思います。
ロンドンでは、ほとんどがビジネスユースみたいですが。
今は国内の一部のセレクトショップで、手帳のみに限定して名入れすることが可能です。

imgこちらは革用の書体見本。一番の売れ筋はパスポートケースです。

profile

recent entry

category

archive

saru

ページトップ
表示切替:モバイル版パソコン版