なんと30年前のメンバーでグループ展を開きます!!

松本 知彦 for Private Time/2016.02.25/クリエータークリエーター

僕は美術大学に通っていました。
それは中央線の国分寺駅から20分に1本しかない電車に乗ってしか通えない、ここ東京?っていうくらい田舎で、辺鄙な場所にある大学でした。

imgグループ展のタイトルは「Reunion=再会」です

美術大学に行こうと決めたのは高校1年生の頃。
美術の先生や先輩の勧めもあったけれど、絵が好きだった自分にとっては自然な流れでした。
美大受験専門の予備校に通わないと美大には受からないこと、予備校には2浪、3浪の人がウジャウジャいること、東京には美術大学が4つしかないこと。
美大を目指すようになって、今まで全然知らなかった閉じた世界を知りました。
高校で美大を目指していた同級生は僕を含めて2人だけだったけど、周りからはちょっと変わった奴という目で見られていたと思います。

浪人はせず、無事合格した大学に入学してみると、全国から集まった変わった人たちだらけで、本当にカルチャーショックを受けます。
高校でマイノリティだと思われていた自分が、ここではまったくそんなことを感じない、好き勝手に何でもできちゃう、そんな感覚に最初は戸惑いつつも、徐々に楽しいと感じるようになっていきました。
そんな変わった共通感覚(笑)を持つ友人たちとグループ展をやろうという企画が持ち上がったのは確か2年生の頃です。
大学の敷地内に建つ課外センターという建物の1階に、通常は学生たちが勉強するための作品~バウハウスだったり、フルクサスだったり歴史的な作品を展示するスペースがありましたが、学校側の許可を得てそこを借りちゃおうという話でした。
僕はグループ展というものに参加するのは、たぶんはじめてだったんじゃないかなあ。

メンバーがどのように集められたか忘れちゃいましたが、専攻する科も年齢も、もちろん作る作品の方向性も違っている9人の共通点は、ただ仲の良い同級生というだけでした。
と今書いているものの、僕はこのグループ展について最近まですっかり忘れていたんです。
思い出したきっかけは、2年くらい前にメンバーの一人から送られてきた画像でした。
いやあびっくりしましたね。
その友人、なんと30年くらい前に開かれたグループ展のポスターを持っていたのです!

もう1度同じメンバーでグループ展ができたらいいねぇという話をその友人としているうちに、それが現実になりました。
ちょうどうちのギャラリーを閉めてオフィスにするという話が出ていたので、それなら閉める前にうちで開こうということにしたのでした。
当時の9人全員は集まりませんでしたが、それ以外の同級生も加えて11人でグループ展を開くことに。
こんなことってあるのですよ。
びっくりですよね。
連絡を取り合って、30年ぶりの嬉しい再会がありました。

img木のビジュアルは今までの時の流れを表現しています。

メンバーは、
ルイヴィトンやエルメスなどのビッグメゾンと仕事をするワールドワイドなアーティスト、河原シンスケ
誰でも知っているあの芸能人のスタイリングを手掛けつつ料理も作って振舞う、河部菜津子
ラグジュアリーな箱根のホテルで知られる強羅花壇での個展を終えたばかりの、きしくり
ソニーのインハウスデザイナーからヨーロッパ生活を経てフリーに転向した和を愛する、スワミヤ
Space8でも個展を行ったフランス発デコパッチを専門とするペーパークラフトアーティスト、ツカモトリカ
リリーフランキーの書籍にもよく登場したイラストレーターは今京都の大学教授、都築潤
学生時代からおしゃれで寡黙な美術作家にして今は専門学校の先生も務める、富谷智
北海道と群馬を拠点に、みんなに愛される明るい性格と美術を愛する純粋な気持ちを失わない、半谷学
マンガとお菓子、そして民芸、お菓子研究家として20冊以上の本を出版する、福田里香
巨匠毛利彰の娘にしてイラストレーター、そして最近は絵本作家でもある京都在住、毛利みき
最後に、チマチマした絵を描く、松本知彦

いやあ僕以外、みんな偉くなっちゃってます・・・・
というわけで皆さん、同級生でグループ展を開くことになりましたので、同級生はもちろん、それ以外の方も是非見に来てください!
ポスターはスワミヤちゃんに作ってもらいました。
離れていた円が再び1つに集まるというナイスなコンセプト。
↓↓詳細はこちら↓↓
http://space8.jp/schedule/16_04/

来週の金曜日、3/4からの開催です。
3/5の土曜の夜と、3/6日曜の昼には、河部菜津子が手料理を振舞うスナック725が開催されます。
その際に来てもらうと、きっと色々な人と楽しい会話ができると思います。
待ってますよ!!

ただ1つ心配なのは、、、、自分が出す絵がないことです・・・汗

名曲・喫茶らんぶる 新宿3丁目

松本 知彦 for Private Time/2016.02.23/食べる食べる

もう博物館レベルで貴重な喫茶店。
昭和の時代、数多くあった純喫茶、今はもう壊滅的な状況です。
その中でも新宿を代表する名店として知られる「名曲喫茶らんぶる」。
有名ですね。

img場所は新宿3丁目にある丸井の裏くらいです。

以前新宿西口を代表する喫茶店ピースを紹介しました。
http://blog.10-1000.jp/cat37/001244.html
「らんぶる」も同じくらいの時代に作られた名曲喫茶。
名曲喫茶と聞いても今の若者はなんのこっちゃ理解不能でしょう。
名曲はいいとして、喫茶店という言葉も今や死語になりつつありますから。
ここは、名曲(この場合は主にクラシックを指す)を聞きながら、静かにコーヒーを飲む施設なのです。
以前は新宿に、王城、談話室滝沢、スカラ座、上高地、マイアミなどの名店がありましたが、現在はすべて閉店しています。
新宿育ちの僕は、子供の頃、映画の帰りに父親に連れられて足を運んだこれらの店が、今もう存在しないという状況は悲しい限りです。
でも「らんぶる」は行ったことはありませんでした。
理由はわかりませんが、映画館が集中していたコマ劇と逆側にあるためだと思います。

1950年創業ですから、70年近く営業していることになります。
1955年には現在の場所で地上3階、地下1階の巨大喫茶として営業を開始。
その後建物の老朽化や改装で、地上階はなくなり、地下だけの営業になって現在に至ります。
店名に「名曲・喫茶」とついているだけあってクラシックレコードを約500枚所有しているそう。

img素晴らしいインテリア。ゴージャスな空間。

ここがですね。。。
素晴らしい内装なのです!
今ではありえない素晴らしい空間が広がってます。
めちゃめちゃカッコ良くて驚きました。
まず、歴史を感じさせるエントランスのレンガ作りがいいです。
1階にも少し席はありますが、メインは地下です。
地下に200席もあるなんて、1階のエントランスを入った時にはまったく感じさせません。
ビビッて写真は撮影しませんでしたが、階段から地下のフロアにアプローチする設計が相当にシビれます。
階段を下りてくる人をフロアで迎えるような、舞台のごとく劇場型のデザインになっているのです。
これと同じようなデザインどっかで見たな・・・・
そう、銀座の高級フレンチ、ロオジエと同じです。笑
えんじ色のビロードのソファ、高い天井とシャンデリア。
現在ではまったく見られなくなってしまった設計とデザイン。
いやあ、たまらないですね。

imgこちら注文したドライカレーです

img今このミルクとシュガーポット使ってるお店も相当少ないでしょう。

1点難点を言うなら、ナポリタンがないことです。
やっぱりこの手の店に来ると、ナポリタンが食べたくなります。
前に行ったピースのメニューにもなかったんだよなあ。。。
仕方がないので、ドライカレー(こちらも定番)を食べました。

これからも「らんぶる」頑張って欲しい!!
皆さんも是非行ってみてください。

ホッピング当選おめでとうございます!

松本 知彦 for Private Time/2016.02.15/仕事仕事

今年の初めに、このブログでdigのオリジナル年賀企画について紹介しました。
http://blog.10-1000.jp/cat35/001293.html

「クリエイティブジャンプ」をテーマに、スタッフ全員がジャンプする写真を撮影して、年賀メールを作ったというもの。
アイデアからフィニッシュまでスタッフ自身が手掛けました。
大変だったけど楽しい企画でした。

imgdigオリジナルホッピング(シール貼っただけですが 笑)

今年でdigは20周年ということもあって、「クリエイティブジャンプ」にヒモ付けて、オリジナルホッピングのプレゼント企画も立てました。
年賀メールに掲載されている応募フォームから応募いただくと、抽選でホッピングが当たる!という企画。
たくさんの方に応募いただいて感謝感謝です。
やっぱり仕事もそうですけど、自分たちが楽しくなければ、相手にも伝わらないと思いましたね。

imgこの年賀企画が媒体に選ばれるなんてビックリ。

そして、なんとこの企画、
広告・マーケティングのトレンドを紹介するWeb媒体AdverTimesの「広告界ユニーク年賀状24選」に選ばれちゃいました!
うちの会社は広告界なのか?というのは置いておいて、何かに選ばれるというのは文句なしによいことだと思います。
しかし一緒に取り上げられているのが、グリー、資生堂、博報堂、中川政七商店、ルイヴィトン、ワイデン&ケネディ・・・・みんなが知ってるメジャーな大企業ばかりなんですが。。。
そこへdigです 笑
企業の大きさや知名度ではなく、アイデアで選ばれたということで(!)、これはよいこととして喜びましょう。

さて2月に入ったということで、ホッピングの当選者の方が勤務する会社へ随時お届けにお邪魔しています。
この企画は決してウソではなく、当選された方にはきちんとプレゼントをお届けしているということをこの場を借りてご報告したく。
お届けには、デザインを統一したオリジナルの手紙付きで手渡ししております。
こういう細かいことにこそ凝るべきです 。

img宣伝会議の斎藤さん、いつもお世話になっております!

imgDNPデジタルコムの鳥居さん、いつもありがとうございます! もう1つはNTTソフトさまへ。ありがとうございます!

img当たった方にもハズれてしまった方にも手紙を同封させていただきました。

せっかく応募いただいたのに残念ながらハズれてしまった方には、メッセージとともに全員へサルのおもちゃをお送りしています。
今年はサル年、そしてこちらも「クリエイティブジャンプ」に掛けてます。
可愛いでしょう?
そしてコンセプチャルでしょう?笑
ホッピングより、こっちをもらった方が嬉しかったりして、、汗

imgハズれてしまった方にはこちらの干支グッズを送らせていただきました。

さてさて、そんなわけで今年もdigをよろしくお願いします。
今年は6月末に20周年パーティを開く予定があります。
そちらは誰でも参加OKの会にしようと考えており、皆さん是非ともご参加いただきたく。
スタッフ全員、お会いするのを楽しみにしておりますので。
詳細が決まりましたらまたこのブログでもお知らせします。
よろしくお願いします!

シャレード 1963 これは見ておきたい

松本 知彦 for Private Time/2016.02.10/映画映画

ケーリー・グラント、オードリー・ヘップパーンの2人が演じるサスペンスコメディ。
この映画にはたくさんの魅力が詰まっています。

img

1963年公開ということで多少の古さは感じさせるものの、ストーリーはよくできていて飽きさせません。
オードリーの魅力ももちろんですが、ジバンシィが提供した衣装がそれをさらに引き出しています。
劇中に出てくるオードリーのコーディネートはどれも素敵です。
既に老年に入りつつあるケーリー・グラント、脇を固めるジェイムス・コバーン、ウォルター・マッソーたちの演技も印象的。
物語の展開はまるでヒッチコックのサスペンス映画を見ているようです。

imgヘップバーンの衣装はすべてジバンシーです。おっしゃれ~!

そして何といっても素晴らしいのはオープニングです。
ヘンリー・マンシーニのテーマ曲に合わせて現れる鮮やかなモーションタイポグラフィー。
このオープニングを手掛けたのはモーリス・ビンダー。
彼は007シリーズで冒頭、銃口を覗いたモノクロの映像で銃声とともに血が流れる、あの有名なガンバレルのシークエンスを作ったデザイナーです。



第1作のドクターノオに始まり、007のオープニングを飾るタイトルバックのデザインを数多く手掛けています。
本作でも矢印が弧を描いて重なるモーションを映像のアイキャッチとして使用していますが、映像だけでなくパッケージやポスターの静止画のグラフィックとして見ても素晴らしいデザインですね。
同じ年代を生きたイタリアの巨匠ピントーリにも通じます。
モーションタイポグラフィーの技法はデジタルソフトの発達によって、今では誰でも実現可能となりましたが、オリジナルの表現としてデザイナーなら1度は見ておかなければいけない映像です。

グラフィック、ファッション、軽妙な会話、そしてパリ。
オードリーは可憐で、ケーリー・グラントは、やはりここでもクールです。
60年代の最先端だったと思われる、たくさんの要素が詰まった映画、これは見なければいけません。

ミーレの食器洗浄機

松本 知彦 for Private Time/2016.02.02/ライフスタイルライフスタイル

以前紹介したミーレのドラム式洗濯機に続き、こちらは食洗機。
食洗機というものを初めて使ったのは、30代になってからでした。
それまではもちろん手で食器を洗っていた。

imgシンプルな操作パネルがいいですね。

食洗機なんかで汚れが完全に落ちるわけないじゃん、とどっかで思っていて、なんだか信用ならんヤツと思っていたんですが。。
お湯が出て、入れとくだけで勝手に洗ってくれる食洗機は便利な機械。
ドラム式洗濯機に続き、こちらも魔法のようなプロダクツ。
子供の頃、どの友達の家に遊びに行っても、ドラム式洗濯機同様、食洗機なんて使っている家は1つもありませんでした。
最近はマンションをはじめ、導入してる家も多くなったんじゃないかと思います。
すっごくステレオタイプですが、ハイカラ、舶来、現代的なライフスタイル、そんなイメージを持ってました。
文明の力(リキ)ですねえ。古い表現だけど。

そう、映画「ぼくの伯父さん」に出てくる家のような。
(魚の口から水が出て来る噴水があるカッコいいデザインの家)
ドラえもんのスネ夫や、ちびまる子ちゃんの塙くんの家にありそうな。

img60年前に作られた「ぼくの伯父さん」に出てくる家のインテリアはめちゃカッコいい!

imgうちはキッチンと組み合わせてビルトインしています。

img

img

洗濯機よりは操作性はむずかしくないです。
だからパネルのインターフェイスもシンプル。
こちらも洗濯機同様、フロントパネルにキッチンと同じ板がはめられます。
国産メーカーからもたくさん出ているし、その中でミーレがどの程度の性能なのか、よくわかりません。
まあ普通に汚れは落ちる。
洗い終わるまでにちょっと時間がかかりますけど。
少ないなら手で洗っちゃった方が絶対的に早い。
でも早い、遅いという時間単位で考えるのではなく、主婦の労働を軽減する製品なんでしょうね。
洗っている間に他のことができるという発想。

洗ったあとの食器をそのまま中に置いておけて、そこから取り出して使えるという 笑
本来の使い方じゃないですが、食洗機を食器入れとしても使えちゃうのはいいです。
こっちは洗い終わっても、洗濯機のようにピッピいいませんからね。

img扉を開けると

img結構たくさんの食器が入ります。

売り込みのキャッチコピーじゃないですが、食洗機を従来のやり方=手で食器を洗う行為と比較したら、経済的にどちらがどのくらい高いのか安いのかわかりませんが、確実に言えることは、食器を割ってしまうリスクが低くなるということ。
手で洗っているとシンクに落として割ってしまうことや、ぶつかって食器が欠けてしまうことも多々ありますからね。
バカラのように高いグラスならなおさらで、これは何気に重要なことのようにも思います。
以前の手洗い時代に、イッタラのグラスを何個も割ったことを思い出しました。汗

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