日本が世界に誇るループウィラー

松本 知彦 for Private Time/2016.05.31/ファッションファッション

最近あちこちのブランドやショップとコラボして話題になっているループウィラー。
日本が世界に誇るメイド・イン・ジャパンのスウェットウェア専門ブランドです。

img世界に誇れるMADE IN JAPANクオリティ。

このブランドの一番の特徴は、吊り編み機と呼ばれる1960年代までメインで使われていた機械を使って、すべての商品が作られていること。
1960年代半ばまでスウェットはこの吊り編み機で製造されるのが一般的でした。
それが大量生産の時代に入り、効率化の流れによってコンピューターが導入され、吊り編み機は姿を消します。
現在稼働しているのは、国内で数十台くらいしかないそうです。
吊り編み機で織れるのは、1時間あたり生地約1メートルだけ。
ゆっくりと編まれるスウェットの特徴は、柔らかいこと、着心地がいいこと、そして長年着てもへこたれないこと。
1度着たら誰もが実感すると思います。

imgショップに展示されている吊り編み機の現物。

スーツの生地でもそうですが、こうした大量生産以前の生産方法が今見直されていますね。
活版やハンドクラフトも同様でしょう。
ハンドペイント、版画もそう。
そこにはデジタルの普及により失われつつあるもの、
非効率と言ってしまえばそれまでだけど、人間の手仕事で生み出すクオリティに対する再評価、モノ作りへのロマンがあります。

img袖のリブ部分についているタグと腰のロゴがトレードマーク

img筒状に作られているため、脇に縫い目がないのです。

img汗止めも前と後ろ両方についています。

img千駄ヶ谷にある小さなショップ

ナイキなどビッグネームともコラボしているループウィラーは、創業から17年。
千駄ヶ谷に小さなショップがあります。
1階が通常の商品、2階がヴィンテージを扱う売場になってます。
インテリアデザインは片山正道が担当。
最近アメリカントラッドの流行もあって、スウェット、トレーナーは見直され、かなり流行っていると思います。
でもシンプルでトラッドなアイテムだからこそ、飽きのこない定番として、こだわった商品を求めたいもの。
そんなニーズにぴったり合うのがループウィラーだと思います。
いくつかタイプがありますが、オススメはLW01というスタンダードモデル。
脇に継ぎのない筒状で縫われた丸胴ボディを採用。
これはありそうで、あまり見かけませんよね。
首元のV字ガゼット(汗止め)も前と後ろの両方についていて、なかなか見かけないヴィンテージ仕様になってます。
左腕の袖口に縫われたカタカナのブルーのタグがワンポイント。
クラシックな作りに現代的なアレンジが加えられているのがいいですね。
トレーナーだと他にも薄い生地で作られたラグランスリーブを採用したモデル、パーカーやボーダー、限定品などもあります。
半袖も3種類くらいモデルがある。

imgこちらは半袖バージョン

アメリカで生まれた文化をローカライズして、アメリカ以上にアメリカらしくして逆にアメリカへ輸出するという、、なんとも日本らしいというか。
日本人が得意な分野なんでしょうね。
ピカソが着ていたボーダーのクルーネックも、本家セントジェイムスよりずっと柔らかくて着やすいと思います。
メイド・イン・ジャパンの職人技が感じられる素晴らしい商品。
1度着てみてください。

代々木上原 パン抗争からコーヒー抗争へ

松本 知彦 for Private Time/2016.05.25/食べる食べる

カタネベーカリー、365、ルルソール、いまや他の地域からも顧客を呼び込めるまでになった有名なパン屋。
しかしこれらのパン屋が注目を集めるようになったのは、ここ5年くらいのこと。
それまで代々木上原の周辺にはルヴァンを除き、昭和感あふれるパン屋しかありませんでした。

img去年駅前にできたカフェNODE。予想に反していつも混んでますw

これほどの短期間で人のライフスタイルは変化するのだろうか?という疑問があります。
しかしながらこれらの店が支持されているのは間違いなく、この現象が代々木上原近辺だけで局地的に起きているのか、東京のあちこちで多発的に起きているのかは謎です。
前回このブログで、パン抗争から始まったライフスタイル論争は、他のジャンルにも波及していることを書きました。
今回はコーヒーについて書こうかと思います。

コーヒーのマーケットの変化はあちこちで多発的に起きているのは間違いありません。
それを象徴する出来事は、サードウェーブを代表するブルーボトルコーヒーが上陸して話題になったことでしょう。
僕の知ってる限り、TVのニュースでも取り上げられるほど社会的な話題になったのは、西麻布にホブソンズのアイスクリームが上陸した時以来だと思います 笑
明らかにコーヒー屋は、東京の街のあちこちにめっちゃ、ホントにめっちゃ増えた。
先に書いた、こんな短期間に人のライフスタイルは変化するものだろうか?という疑問に対する答えは、既に出ているのかもしれませんね。
簡単に変わるってことですw
理由はわかりませんが、こんな短期間でコーヒーの需要が爆発的に伸びたということがそれを証明しています。

コーヒーと言えば喫茶店ですが、新興のカフェ業態が旧来の喫茶店を閉店に追いやったのは15年くらい前でしょうか。
この時も消えゆく喫茶店、消滅していく日本独自の業態コンセプトを悲しく見ていたものです。
カフェカルチャーの登場と時を同じくして、代々木上原に出現した新興勢力がファイヤキングカフェでした。
今思えばファイヤキングカフェは、別に新興勢力のカフェ業態ではなく、むしろ旧来の喫茶店に近い。
追随するように中目黒で名を馳せていたオーガニックカフェやその他の小さいカフェも代々木上原にオープンして、一時期小さいながらもカフェブームが代々木上原周辺にもありました。
でも定着はしませんでしたね。
それは代々木上原が恵比寿や中目黒、代官山と違って、外部から人があまり訪れない場所と言うのがネックだったからだと思います。
金融系の外国人とクリエイティブ職に従事する人が住む特殊な街でした。
それは今も変わっていませんが。

imgファイヤキングカフェは今や老舗カテゴリーになってしまいました。

あれから15年。
いま代々木上原周辺にもコーヒーの波が押し寄せて来ています。
最初にこの流れを作ったのは、隣の駅にオープンしたリトルナップコーヒーでしょう。
代々木公園へ遊びに行った帰りに立ち寄るのにもちょうど良く、ファッションピープルたちが飛びつきました。
その後日本中で巻き起こった一大コーヒーブームに乗って、周辺でもフグレン、ミーミーミー、ローストワークス、ボンダイカフェなど話題のコーヒーショップたちが歩いて行ける距離に次々とオープンします。
同時にコンビニでもそこそこ美味しいコーヒーが買えるようになりました。
そんな代々木上原周辺で、今も続くブームの最後にやってきたのが去年オープンしたパドラーズコーヒーです。

imgめちゃめちゃ不便な場所にポツリとあるパドラーズコーヒー

imgポートランド発STUMPTOWN COFFEE ROASTERSのコーヒーが飲めます

オーガニックの聖地、アメリカのポートランド発STUMPTOWN COFFEE ROASTERS のコーヒー豆を使った日本初で唯一のエスプレッソが飲めるというフレコミのパドラーズコーヒーは、参宮橋から移転して代々木上原にやってきました。
しかし場所は、駅から10分も歩く相当に辺鄙な住宅街。
こんなとこで開業してダイジョブなの?というくらい不便な場所なのです。
しかも閉店が6時という、、、、(朝7時半から営業してるとはいえ、)やる気あるの?的な 笑
ところがこれまた辺鄙なところにあるカタネベーカリーと組んで、営業は順調のよう。
確かにパンとコーヒーのブームは同じターゲット層に支えられていますよね。
リノベーションされた古い建物の中にはギャラリーも併設されていて、物販もやっています。

img駅を降りて井の頭通り側にあるトモカコーヒー

imgランチのセットはこんな感じ

img朝7時から夜遅くまでやってるのが偉いですね

同じく去年、代々木上原駅前に18時を過ぎてもやっている(笑)コーヒー屋もできました。
本格的なエチオピアコーヒーが楽しめるトモカコーヒーです。
ちなみに営業時間は朝の7時から夜11時まで。
モーニングから夜のお酒まで対応しているお店です。
こちらは、地元で30年やっていたダリオルールというケーキ屋があった跡地。
場所は駅から3分くらいの便利なロケーションです。

あとは同じく去年、駅の真ん前に建てられた小田急電鉄の新築ビル1階で営業するNODE。
ここではリトルナップのコーヒーが飲めます。
ブーイングだった1,300円もするブリトーだけのランチを見直して、最近では選択肢を増やし、値段も少しリーズナブルになりました。
しかし去年1年だけで、1つの駅に新しいカフェが3店舗ですよ・・・・
(正確には3軒以外にももっとあります)
パン屋もそうだけど、こんなに急に特定の需要だけが高まるものでしょうか???
まったくどんだけコーヒー人口増えてるんだよって思わざるを得ません・・・。
近年の日本のコーヒー豆の消費動向ってグラフにしたらかなりの角度だろうなあ。

15年前、旧来の喫茶店を閉店に追いやったカフェカルチャー
それを代表するファイヤキングカフェが、今度は新しい勢力を迎え撃つ番になるという、、
これも資本主義の宿命ですが、あまりにサイクルが早いなあと見ていて驚いている次第です。
このブーム、いったいいつまで続くのだろう・・・

「デザインあ」 アナログレコード

松本 知彦 for Private Time/2016.05.23/クリエータークリエーター

毎週土曜日の朝7時から、Eテレでやっている15分番組です。(5分版の再放送もあり)
2013年に東京ミッドタウンで開催された展覧会も、かなり評判だったので知っている人も多いでしょう。

img騙されたと思って1度見てください。とても勉強になります。

番組のコンセプトは、身の回りにあるものをデザインの視点で見つめ直すというもの。
一応子供向けの番組ですが、その切り口、演出、デザインのクオリティが非常に高く、大人も唸らせる素晴らしい内容なのです。
全体を通して、モーショングラフィックとサウンドデザインの融合というのが、番組の大きな魅力になっています。

それもそのはず、参加している人たちを知れば納得でしょう。
構成:佐藤卓 グラフィックデザイナー
映像:中村勇吾 インターフェイスデザイナー
音楽:コーネリアス ミュージシャン
特にコーネリアスと中村勇吾のタッグは強力です。
音楽では他にもアート・リンゼイ、ハナレグミ、チボマットなどが参加しています。
子供番組にアート・リンゼイっていう・・・スゴイですね 笑

imgモチーフの周りを全員で囲んでスケッチする「デッサンあ」

番組の中には、いくつかのシリーズコーナーがあるのですが、その中でもお気に入りがあります。
日常で使う製品の周りを360度、12人で囲み、全員でデッサンする「デッサンあ」
12人に混じって毎回有名人が1人出てきます。
描き終ったら1人1人のデッサンをコマ送りでつないで、回転するように見せるもの。
モチーフは自転車やショッピングカートなど。
同じものでも見る人や角度によって見え方が違うということを教えてくれます。

imgいろんなモノを分解する「解散」。これはラーメンの解散

imgこちらは野球で使うグローブの「解散」。

毎回圧倒される「解散!」
こちらは日常品を分解していく様子をコマ送りで見せる内容。
人の手は一切登場せず、勝手に分解されていく様子を映像化しています。
すべて解体されたあとは、何百にも及ぶパーツをきれいに並べて終了。
軍手、サックス、ランドセルなどなど。
日常の製品がどんなパーツで組み立てられているのかを学べます。


矢印の使い方と意味を解説した「やじるしソング」

他にもモーショングラフィックが冴える「デザインかぞえうた」、一線で活躍する著名クリエーターへのインタビュー「デザインの人」、ユニバーサルデザインのピクトグラムの成り立ちを解説する「シンプルマーク」など、
なるほど!と思わせるコーナーが目白押しなのです。

僕は土曜の朝7時には起きられないので、録画予約で見ています。
毎回毎回素晴らしい。
みんなの税金でこういう番組を作るのは意味のあることだと思います。
Eテレでは「ピタゴラスイッチ」以来のヒットですね。
特にリンタロはこの番組の大ファンで、誕生日プレゼントにはコーネリアスのアナログ盤が欲しいとリクエストしたほど。笑
(なぜかCDではなくアナログ盤がよいそう、、、)

img「デザインあ」のアナログ盤。よく家でかかってます

imgアナログ盤には収録されてない曲も多いので家にはCDもあります。

同じくEテレで放映している0655&2355も素晴らしいですね。
ゼロロクゴーゴーは6時55分から、ニーサンゴーゴーは深夜12時前に放映されています。
どちらも5分だけの番組ですが、「ピタゴラスイッチ」と同様、構成を手掛けているのは佐藤雅彦。
早朝と深夜なので、偶然見られるタイミングがあると、ラッキーな感じがして気分が上がります。
深夜の方は、曜日によってその直後に君が代が流れる時があり、その激しい落差を楽しんだり 笑

細山田デザイン事務所訪問

松本 知彦 for Private Time/2016.05.17/クリエータークリエーター

先日、と言っても去年ですが、同じく代々木上原に事務所を構える細山田デザイン事務所にお邪魔してきました。
細山田さんといえば、古くはマガジンハウスのブルータスや様々なエディトリアルデザインの分野で知られる著名なデザイナー。
スペース8にいらした際にお話したことはありましたが、以前から事務所に伺いたく、念願かなってやっと実現という感じです。

img右側の髪の毛もじゃもじゃの人が細山田さん。左はイラストレーターの秋山嬢from LONDON

細山田デザイン事務所は奥渋に程近い山手通り沿いにあります。
駅で言ったら、神泉が一番近いかもしれません。
以前からなぜ僕が細山田さんのオフィスを訪問したかったかというと、一戸建ての自宅兼オフィスの裏に、2年くらい前に自社ビルを建てて、それがチョーカッコいいので中も是非見せてもらいたいと思っていたからです。
イケてるデザイン事務所は違いますねぇ
20人以下のスタッフで自社ビルをゼロから建てるというのはなかなかできることじゃないと思います。
素晴らしいです

ます目を引くのは1階のレストランです。
この内装がカッコよく、外から見たらどう見てもイカしたレストランにしか見えないのですが、これがなんと社食なのです。
確かにオフィスがある場所は駅から遠くて不便ですが、社食って・・・・いやあ贅沢です。
ビルは5階建てですが、社食の上はすべてオフィスになっています。
細山田さんにこのビルで何人働いているのか聞いてみたところ、、、7、8人って、、えー!またしてもびっくりしてしまった次第です。
贅沢ですよねー。
オフィス部分はゼロから設計しているだけあって、壁面が全部本棚になっていたり、撮影可能な吹き抜けのスタジオになっていたり、機能的です。
最上階は仮眠もできるようになっていました。

img山手通りに面してそびえ建つ細山田デザインオフィスビル

imgここが1階のエントランス部分

img中に入ると、、、えー!ここオフィス?店じゃなく?

細山田さんは頭の回転が速い。トレンドにも詳しい。
そして人柄も温和でよい人です。
なおかつビジネスでこんな結果を出すなんて理想的な人ですね。
1階の社食では、これまたカリスマケータリングで知られる代々木上原の千代弁さんを定期的に呼んで、料理を作ってもらってスタッフに振舞っているとのこと。
うらやましいですねえ
ココGoogle?って感じです 笑
自分だったら社内でご飯を振る舞うより、その分早く帰れと言いたくなると思いますが、イケてるデザイン会社ってなかなかそうもいかないのはよくわかります。
拘束時間が長かったり、帰れなかったりする時もあるでしょうから、社内平穏のための施策かもしれませんね。
でも繰り返しますが、外観はどう見てもイカしたレストランなので、店だと間違えて入ってくる人もたくさんいるのではないかと思います。

img最上階からの眺めはいいです

imgここはNYのオフィスかっつーのって感じ

話を聞いていたら、今度はプリントスタジオも自社ビル内に作りたいとのこと。
いやあ夢は尽きないようです。
自分も頑張らないといけないなあと刺激を受けた日でした。

img細山田さんが飼っている愛犬、犬もセットでNYかっつーのって感じ。

代々木上原 パンの次は蕎麦抗争

松本 知彦 for Private Time/2016.05.11/食べる食べる

前にも書きましたが、代々木上原駅ではここ数年、多くの新しいパン屋がオープンし、パン抗争が激化しています。
数年前まで、他の私鉄沿線にもよく見られる昭和風情の残る街のパン屋しかなかったものが、近隣住民を巻き込んで大きなうねりとなっているのです。

地元に何年も前からあるパン屋VS新興勢力のこだわりパン屋という闘争の図式が、住民のライフスタイル論争にまで発展しています 笑
それはまさに、クリントンとトランプ、あなたはどちらを支持するのか?という選択を突き付けられているかのようなのです。
今では代々木上原だけでなく、代々木公園、駒場東大前、奥渋まで周辺にも抗争地図が広がりつつあります。
しかしこの抗争、パンの分野だけで起きているわけではないのです。
今日は蕎麦屋の抗争について書いてみますね。

img蕎麦の競争も激化しているのです。

蕎麦のジャンルはパン屋と同様、代々木上原でも以前は昭和風情のある出前の可能な蕎麦屋しかありませんでした。
この「出前が可能な」というのが、パン屋の「食パン」にあたる重要なキーワードです。
今までの日本人の認識として、パン屋には白い食パンが売ってて当たり前、蕎麦屋と言えば出前があって当前、という認識だったはずです。
今日紹介するのは出前をやらない蕎麦屋です 笑

10年くらい前まで、蕎麦屋といえば王道ブランドの「長寿庵」含め、代々木上原には3軒ほどのいわゆる町の蕎麦屋がありました。
そこへ一番最初に踏み込んできたのが「山せみ」です。
蕎麦を打つデモンストレーションのスペースも持つこの店の蕎麦の味は、それまで周辺にあった昭和の蕎麦屋と比較しても群を抜いておいしく、すぐに評判になりました。
ランチは入れないくらい混んでいて、代々木上原にうまい蕎麦のマーケットが確実にあるということが証明された出店でした。
以前、会社の忘年会でもお世話になったこともあります。

imgお店は駅を降りて、井の頭通り方面へ坂を上って左側

imgこちらランチの天せいろです。

次にやってきたのは、外食界のカリスマ中村悌二がプロデュースした「山都」です。
駅を降りて井の頭通りを渡った側(住宅地の方)にあるため、人通りが少なく、オープン当初は人もそれほど入っていない様子でした。
ただ前述の「山せみ」と異なり、こちらは味で勝負というより、酒を飲みながら蕎麦をつまむ夜の営業がメイン。
恵比寿にある「松玄」(ワイハにもあるけど、)のような盛り場的なコンセプトです。
なので固定客の定着まで時間がかかったという経緯もあるかもしれません。
昼は営業していませんが、今では夜の予約が取れないほどブレイクしています。
味は、、、、「山せみ」に軍配です。

img古賀政男記念館の並び、井の頭通り沿いです。

img夜に仲間とワイワイやるお店として丁度良い蕎麦屋

imgこちらの名物はカレーせいろです。

最後にやってきたのが「ごとう」です。
ここは「山せみ」と同じようなコンセプトなので、ガチの競合店。
7、8人入ったら満席になってしまう狭い店内ですが、味はかなり美味しい。
「山せみ」を最初に体験した時の感動を「ごとう」では追体験させてもらいました。
店が小さいこともありますが、昼も夜もいつも混んでいます。
入れたらラッキー。

img駅から一番近いけど、店舗はめっちゃ狭いです。

以上のように、パン抗争だけかと思っていた新旧の争いは、蕎麦をはじめ他のカテゴリーでも勃発しているのです。
パン屋と同じように、ここ数年で駅周辺に新しい蕎麦屋が3軒もオープンするっていう、、、こうした状況は東京の他場所でもあるのだろうか??
(駅ナカの店を入れたら、数年で5軒の蕎麦屋が新規でオープンしたことになります・・・驚異的!)
それでもパン屋と同様、以前からある昭和の店が閉店に追い込まれてるわけではない、というのが不思議です。
JRのキーステーションではなく私鉄沿線で、ですよ。
皆さんの駅ではどうですか?

imgたぬきのせいろ、美味しいです。

DRAKESでまたしてもネクタイオーダー

松本 知彦 for Private Time/2016.05.09/ファッションファッション

またしても作ってしまいました。
大好きな英国ブランドDRAKESでネクタイのオーダーです。
ここのネクタイがかなり好きなのです。

imgちょっと硬めのDrakesのネクタイが大好きです

DRAKESは1977年にロンドンで創業したネクタイブランド。
100年以上続く紳士服ブランドのオンパレードな英国にあって、割と新しいブランドです。
そのせいもあるのか、他の英国ブランドと違ってゴリゴリの英国調ではなく、トレンドを取り入れた軽やかで若々しいのが特徴です。
アメリカントラッドのエッセンスのいいところを取り入れて、英国スタイルとミックスしているのが、他の英国老舗ブランドとは一線を画しています。
確か中国資本が入ってると思いますが(香港のセレクトショップ、アーモリー)、それもスタイルと関係あるのかなあ

とにかく、イタリアブランドなどと違って、お堅くてあまり遊びのない英国ブランドの中にあって、トラッドをベースに英国のよいモノづくりとトレンドを掛け合わせたデザインは、他にありそうでなかなかないブランドなのです。
最近ではネクタイやチーフだけでなく、アパレルを始めてシャツやスーツも展開するようになりました。
どれもかっちりしているけど、どこか抜け感のあるものばかりで魅力的。
そもそも英国ブランドだっつーのに、英国製のボタンダウンシャツとオールデンを推してくるブランドなんてなかなかないですよね。
J CREWみたい。
それでも英国製っていうのがポイント、そこが好きな理由です。

imgいつもと同じデザインで作られた上質なボックス

img味のあるイラストがいいですね

前回のオーダーでは、オーダーしたようにはまったく見えない普通の生地で作ってしまったので、ちょっと後悔がありました。
それというのも英国から持ってきていた生地がベーシックなものばかりで、そこから選ぶしか選択肢がなかったためです。
今回はクリエイティブディレクターのMichael Hillが来日する前に、珍しい生地も持ってきてほしいと担当者にリクエストしておきました。
それを聞いてくれたのかわかりませんが、前回の倍以上の生地を持ってきてはくれましたが、量は多いもののやっぱりベーシックなものが多く、、、「欲しい」というより今回も「ロマン」でオーダーすることに 汗

ネクタイの太さは5種類から、長さは自分の身長に合った長さを1センチ刻みで指定できます。
芯地は3種類、縫い方もハンドロール含め3種類から選べます。
生地は定番からデッドストックまで100種類の中から。

img2年前にオープンしたロンドンの店はサヴィルロウの1本隣にあります。

3ヵ月経って何をオーダーしたかまったく忘れてしまった頃に出来上がったという連絡が来たので取りにいくと、やっぱり案の定普通でした 笑
それでもやっぱりオーダーは素晴らしいと感じさせる魅力はあります。
ネクタイが入った上質な箱は前回と変わりませんが、色がちょっと濃くなってブラウンに。
中に入った薄紙にも同じ柄のイラストが印刷されていて美しい。

imgこの美しいボックス、捨てられませんね。

img締めるとこんな感じです。ブルーコーディネートで

僕は身長が著しく低いわけではないので、サイズ的に既製の商品でもまったく問題ありません。
だからオーダーするなら、やっぱりデザイン優先で、既製品にない柄のデザインが欲しい。
幅を指定したり、手仕事のハンドロールを指定しても、正直見た目はあんまり既製品と変わらなく(細部は違うのかもしれませんが、)。

見た目、既製品とあまり変わらないなら、コストパフォーマンスの面でよろしくないから、オーダーはもうやめようと思うのですが、それでも生地やサイズを選ぶ行為にはやっぱりロマンがあって、もう1回だけチャレンジ!と思わせる魅力があります。
完成して届いたあと、見た目は既製品と同じでも、手に取るたびに大切にしたいと思わせる特別感があるのです。
もうやめようと思いながらも大好きなDRAKES、懲りずにまた作っちゃうかもしれないなあ。

パリ最高のパン屋「ポワラーヌ」のクッキー

松本 知彦 for Private Time/2016.05.02/食べる食べる

「ポワラーヌ」、
パンマニアの方なら、きっと皆さんご存知だと思います。
世界一とも謳われている有名なパリの老舗パン屋です。
1932年に創業。
本店はパリのサンジェルマン・デ・プレにあります。

imgこれが日本未発売で話題のポワラーヌのクッキーです

日本橋の高島屋でも売られているようですが、カンパーニュ(田舎の黒パン)1つがなんと7,000円!!
空輸でパリから運んでくるので仕方ないけど、1つ1万近くもするパンなんてあんまり聞いたことないですよね。
それでも買う人がいるっていうのだからスゴイ人気ということでしょう。
ちなみに同じパンをパリで買うと、1個1,300円くらいです・・・

とにかく世界一のパン屋として人気のポワラーヌですが、今回書くのはパンではなく、ここのクッキーについて。
パンは毎週水曜に空輸で入ってくる高島屋でも買えるのですが、クッキーは売られていないのです。
国内では入手困難手ということもあって、お土産としてその筋ではかなりの人気。
あくまでその筋では、ですけどw

売られているクッキーは、無造作にビニールの袋に入れられたものと箱に入ったものがあります。
箱に入っている方がお土産としてはいいかな。
どちらも賞味期限が10日くらいなので、買うなら帰国する直前がいいでしょう。
今回の旅の帰りはロンドン発だったので、パリでは買わず、ロンドン支店で買うことにしました。
ロンドンのポワラーヌはビクトリア駅から10分くらい歩いた場所にあります。

img店の外には、ロンドンでは珍しいシャレオツなファミリー。

お店の周りは明らかに高級住宅地といった感じで、閑静な住宅街。
すごく小さな店で、ただの街のパン屋と言えば、ただのパン屋です 笑
訪れた時は昼の12時くらいでしたが、箱入りクッキーは1つしか在庫がない!
あとは無造作にビニール袋に入ったもの。
パリ本店と違って、ロンドン支店にはあんまり土産目的で買う人は来ないのかなぁ。
お店の人もそんな感じの対応でした。

さて帰国してから食べてみると・・・
世界一という割には普通です 笑
かなりバターの味が強い。
カリカリではなく、しっとりとしてどちらかと言うとポソポソしている感じ。
入手困難という限定性はそうでしょうけど、味は意外に普通かな
というかクッキーの味の差がわかるほど、クッキーについて知らないので・・・

imgロンドン店には。箱入りクッキーはこれ1つしかありませんでした。

img素っ気ない包装がまたいいんでしょうね、その筋では。。。

img濃厚なバター味。

ロンドンにも2店舗くらいあって、ヨーロッパでは人気のようですが、こんだけパンマニアが多い東京は格好のマーケットだと思います。
出店する日も近いのじゃないかなぁ。

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