日用品のブームはまだ続く?

松本 知彦 for Private Time/2016.09.29/ライフスタイルライフスタイル

アートディレクターの平林奈緒美さんがディレクションを務める日用品を集めたサイトGENERAL VIEW。
(現在はディレクションの提携解消)
今年の2月には、カーサブルータスがGENERAL VIEWの特集を組んでかなり話題になりましたね。
この号は相当売れたと思います。

img渋谷ロフトのリニューアルに合わせてできたコーナー

時を同じくして、今年3月にフロアリニューアルを行った渋谷のLOFTに、同じく平林さんのディレクションしたコーナーが設置されました。
これが実に今っぽいというか、箱が好きな自分にとってはかなり興味深いコーナーになっています。
表面が化粧加工されていない粗野な素材である段ボールを使ったプロダクツは、今の気分にぴったりで魅力的。
個人的には、ドナルドジャッドに始まり、箱という形状を見ると何を見ても気になってしまう。
以前このブログでも、浅草橋のシュロがディレクションするブリキの箱を紹介しました。
http://blog.10-1000.jp/cat28/001214.html

imgグレーのボックス。箱好きにはたまらないです

img丈夫な形状の箱もあり

img白い段ボールを使った様々なサイズの箱が買えます

置かれているのは、バンカーズボックスなどで知られるフェローズの白い段ボールのシリーズ、駄箱といわれる板紙を使った様々な大きさの箱のシリーズ、あとはプラスチックのケースやテープなどなどの輸入プロダクツを含む日用品の数々。
中でも、黒の箔押しデザインが施されたグレーの板紙で作られたシリーズは、あるようでなかなかない魅力的なプロダクツ。
板紙と書きましたが、紙の質は竹尾のGAボードよりも少し落ちるくらいで十分にしっかりしています。
色々なサイズがラインナップされているのもよいですね
ハグルマ封筒でも同じようなシリーズを購入することができますが、ハグルマと比較するとずっとこちらの方がしっかりしています。
ハグルマの方はホントに駄箱って感じ(そっちも購入して比較してみました 笑)
黒の箔押しが効いているっていうのもあります。

img事務所で置き去りになった誰も使わない箱 笑

事務所での使用も検討するためにたくさん買ってしまいましたが、それらは事務所の本棚に置きっぱなしで誰も使わない・・・・笑
一応事務所はすべて伊東屋のヘルベチカシリーズで揃えて使っています。
でも段ボールのファイルボックスも魅力的ですね。

img久々に行ったけどロフトってすごい!

話は変わりますが、日用品やデザイン用品を買いに行く際、僕は渋谷では今までハンズのみを利用していました。
今回平林奈緒美ディレクションのプロダクツを見るために久しぶりにLOFTに行きましたが、これがちょっとオドロキの体験だった。
田中一光の不在、西武グループの没落などで、LOFTもすっかりダメになったと思ってました。
でもリニューアルされたフロアはなかなか良くて、多くの発見がありましたね。
ハンズとはきっちり差別化できていて、商品ラインナップや展示はハンズより1ランク上のセレクトで、よい感じです。
昔から渋谷エリアは東急VS西武の戦場ですが、日用品の分野ではLOFTがかなり攻勢を仕掛けてますね。
デザイン戦略は無印良品とも舵取りが似ていて、同じ西武グループ内でマーケットを食い合うのではないか?とも思いました。
でもLOFTのリブランディングのパワーを感じました。

UNITED ARROWS六本木ヒルズ店プレオープニングパーティ

松本 知彦 for Private Time/2016.09.23/ファッションファッション

9月21日、新しくオープンするUNITED ARROWSの六本木店のプレオープニングパーティに行ってきました。
これがなかなか新しい体験でした。

img場所は以前BALS STOREがあったところです。

バーニーズニューヨークができるなど、最近六本木が再び注目されていますね。
今アツいのでしょうか?
六本木ってミッドタウンや六本木ヒルズがあっても、全然行かない街です。
どうしても外国人観光客と夜、品のないIT関連の人たちのイメージしかなくて、あまり訪れたいと思わないのが個人的な理由ですね。
六本木に行くというのはどうしても気負いしてしまうというか。
ナイトクラブと夜遊びの浮ついたイメージがついて回るというか。

img舞子さん、チンドン屋、紙切り職人、ドラッグクイーン、色々なイベントが入ってました

img写ってませんが、店内には平間至のでっかい写真が飾られてます。

さてそんな中で、UNITED ARROWSが新しいお店を六本木ヒルズ内にオープンさせました。
以前からメンズはありましたが、同じ場所に今度はレディスも加えて、2フロアの巨大なストアを作ったのです。
これがですね、、、なかなかスゴイのです。
以前から六本木店は数字的にかなりよいと聞いていましたが、それもあって店のオープン前に近隣店舗から優秀なスタッフがどんどん六本木店に集められていました。
知ってる人たちが次々六本木店に異動してしまった。
昔の原宿店のように、接客はベストメンバーだけで固められている感じです。
原宿本店は置いてきぼりの感がありますが、これからは六本木がUA最大の旗艦店ということになるのでしょう。
相当な気合が入ってる感じでした。

imgこちら傘専門の部屋。FOXがたくさん。

店内は広いです。
インテリアデザインは片山正道。
片山さんは最近海外の物件ばかりで、国内の仕事をあまりしてないという印象ですが、京都のパスザバトンから久しぶりに名前を聞きました。
当日本人も来てましたが、知人である彼のマネージャーに聞いてみたところ、店のインテリアコンセプトは「バザール パラノイア」とのこと。
直訳すると、分裂した小さいお店たちって感じでしょうか。
確かに店内は、いろいろな小さいスペースに区切られて構成されていて、それらに横の関連性は全然ありません。
しかし1つ1つが今っぽく、俯瞰で見たら今の東京のエッジーな気分が見事に表現されているような店になっているのです。
進化したセレクトショップのカタチともいえるでしょうか。
セレクトショップという考え方、業態が一般化してから久しく、もう新規性はほとんど感じなくなっていましたが、六本木店はワクワクする空間、構成になっているのです。
新しい!
こんな気持ちは久しぶりです。
さすがUAって感じですね。

imgホントに様々な用途の小部屋に分かれています

imgメンズの奥では本国から職人を呼んでcarusoのオーダー会やってました。

傘だけの部屋、靴磨きだけのスペース、ブリティッシュの小部屋、和室、メガネエリア、和菓子、モンブランコーナー、いろんな部屋で構成されています。
サルトのようなお直しのコーナーにかなり広いスペースを割いているのが印象的でした。
なんだか伊勢丹メンズ館を圧縮して、そこにストリートやエッジーな要素を高いレベルで加えたような感じです。
NEWoMANにも近いものを感じます。

imgレジ周りのデザインもカッコよい。片山さんって感じ。棚の上は全部招き猫。

ココ、これから売れるだろうなあ。
でも六本木、行かないなあ。
これからはUA行くために六本木にも行ってみようかなあ
そんな気にもさせるお店でした。

またしても上原にやってきた話題店

松本 知彦 for Private Time/2016.09.20/食べる食べる

またまた新しい店が上原にやってきました。
やってきたのは、以前このブログでも紹介した原宿の人気店です。
http://blog.10-1000.jp/cat37/001280.html

img上原から出世してセンターに行く店はありますが、これは逆・・・

ファイヤキングカフェの隣は以前、オヤジさんがやっている蕎麦屋でした。
特別うまいわけではなかったけど、僕はお昼ごはんの時によく一人で食べに行ってました。
働いているおばさんが親切で、スカしてるわけでもない、いわゆる普通の私鉄沿線にある地味な蕎麦屋なので、気軽に一人で行くのにちょうどよかった。
上原にはスカした店もありますが、そういう店には行きづらいのです。
オヤジさんが高齢で腰を痛めたという理由で、夏にはその蕎麦屋は閉店してしまいました。

閉店からしばらくすると大規模な工事がはじまりました。
結構な長い期間工事をしていましたが、相当内装にお金をかけているみたいでした。
それもそのはず、次にやってきたのはインテリアが凝っていることでも知られる原宿のグッドタウンドーナツです。
インテリアが凝っているので、撮影のレンタルスタジオとしても利用できるドーナツ屋。

img相変わらず凝っているインテリアのデティエール

imgドーナツにはあまり興味がないのでコメントができないですが。

内装のテイストは原宿店と同じです。
50年代のアメリカンな感じ。
代々木上原店はドーナツだけを売るのではなく、パンも売るカフェ仕様になってるようです。
代々木上原のドーナツ屋といえば、これまた有名なハリッツがありますが、ハリッツの何倍も大きくてあま~いドーナツ。(値段も何倍・・・汗)
ドーナツ1本で勝負せず、パンも置いてカフェ業態としてるのはよいと思います。
しかし、パンもドーナツも競合ひしめくこのエリアで、どれだけ勝負できるかはこれからでしょう。

img店内にはネオンいろいろ。

僕はドーナツには特に興味はないので置いておいて、トレンド満載のインテリアが気になりました。
特にネオンサインです。
ここ3年くらい、チョークアートと同じくらいキテいるのがネオンなのです。
街に新しくできた店や、商業施設にある店舗を注意深く見てみてください。
あちこちにネオンのサインが仕掛けられているはずです。
うちの会社にも仕掛けてあります 笑
http://blog.10-1000.jp/cat35/001263.html

img

img店の外もネオンサインだらけ。

このお店は、ネオンサインのオンパレードのような店。
壁にはついでに鹿のアタマも2体ついてます。
しかし原宿のように観光客とアパレルで働く人しかいないような場所にあるグッドタウンドーナツが、ひっそりとした住宅街である代々木上原に進出してくるなんて、上原も外部から人が流入する街にどんどんなってきてるのかなあと。
ちょっと残念な気分になったりしております。

いま80年代が熱い!

松本 知彦 for Private Time/2016.09.07/私の履歴書私の履歴書

ここ最近はとても忙しいです。
夏前はヒマだったのに、夏を過ぎたら色々と引き合いが重なり、急に忙しくなってきました。
今年の夏休みは3日しか休んでいないというのに、もっと長く休んでおけばよかった・・・・・

img80年代はSF映画が花開いた時代

夏は子供の宿題を見なければいけないし(汗)、最近入ってきた引き合いの仕事もやらなければいけない。
月曜の朝、毎回スタッフ全員を集めて話す薫陶(くんとう)の準備も毎週しなきゃならない(これがめちゃめちゃ大変・・・)
そして最近滞り気味のブログの記事も書かないと、、、
それに加えてイラストの仕事もしないといけないのです。

ということで、今日は久しぶりにイラストのお仕事を紹介しましょう。
いただいたお題は80年代ミュージック&ムービーです。
80年代って自分の青春時代ですが、これが今すごく流行ってますよね。
アナログレコードにしても、カセットテープやラジカセにしても、ファッションにしても、歌謡曲、スナックにしても。
今あちこちで80年代がキテると日々感じてます。

img80年代の映画って暗さがまったくないのが特徴ですね

imgブルーススプリングスティーンは手を抜いたのでまったく似てません!笑

この間、同じ大学の友人が教える専門学校の生徒が80年代について話を聞きたいとのことで、うちの会社までインタビューに来ました。
彼は80年代について、カウンターカルチャー全盛の時代と思っているようで、カラス族やテクノカットをした若者、竹の子、ローラーやサーファー、はたまたパンクスたちが街中にあふれていたと思い込んでいるので、そんなことはまったくなかったと正直に伝えたのでした。
9割の若者は胸に馬の刺繍マークがついたポロシャツの襟を立てて着ていたわけで、あるいはフィラやエレッセなどのテニスメーカーのポロシャツを着てパーケン(学生が開くパーティチケットのこと)を渋谷で売りさばいていたわけで、アンノン族(アンアン・ノンノを読んでる若者=すごい呼び方)なんて本当にマイノリティだったわけなのです。
この頃はまだ体制側のJJに対して、反体制のアンアンだった時代。
後半はDCが市民権を得たために多少シェアは伸びましたが(それでも3割くらいでしょう)、初期は真っ黒な格好してるカラス族の若者なんて本当に少なかったと思います。
そしてそんな格好をしているごくごく少数の若者は、電車に乗った際、周りの人からかなり奇異な目で見られてました。
今のゴスロリと同じですね。
しかし、2016年の文献を読み漁った20歳の若者からしたら、80年代にはそうしたアート、音楽から影響を受けた族たちが町中にあふれていたと思うみたいで、9割のコンサバを見ずして1割のイカレポンチがメインストリームだったと勘違いをするみたいでした。
よりパーソナルなことこそがメジャーだという今の時代の逆ですからね。
コンサバが9割の話をしたらびっくりしてましたw

img80年代といえばこの人たち。日本でもタイニーパンクスがデビューしましたね

さてそんなわけで、今回のお仕事はいつもとタッチを変えて、色鉛筆で仕上げてみました。
色鉛筆って久しぶりに使ってみると味があっておもしろいです。
1970年代に描かれた林明子の名作「はじめてのおつかい」のタッチですね。
絵本を描きたくなっちゃいました。
時間があったらチャレンジしてみたいものですね。

渋谷のど真ん中にスカした蕎麦屋

松本 知彦 for Private Time/2016.09.01/食べる食べる

皆さん、渋谷のど真ん中にマヨネーズで知られるキユーピーの本社ビルが新しく建ったの知ってますか?
これがかなりスカしているんですよ。
前を通ったらちょっと見入ってしまうビルなのです。

imgリゾートホテルのレストランのようなファサードデザインです

その理由は、ビル1階にあるレストランのファサード部分のデザインの影響が大きいと思います。
レストランもビルができたと同時に今年オープンしました。
渋谷の食幹を経営するディスカバリーと、青山のシカダや代官山IVY PLACEの運営で知られる寺田倉庫の2社が共同出資してオープンさせた雷庵(ライアン)です。
この2社が運営するレストランは、どちらもよく行きます。
だから2社が手を組んでハズす確率は低いというか、少なくとも極めてサービス悪いとか、マズいということはないだろうと予想してました。
でも店はロケーション、客層で雰囲気が変わりますから、やっぱり行ってみないとわからないですよね。

img最後に食べたお蕎麦はこちら

この雷庵、意外にも蕎麦屋なのです。
渋谷のど真ん中で蕎麦屋。
僕のように、ゴリゴリ食べない大人にはちょうどよいと思います。
年を重ねても、まだまだ肉食という人(流行、特に女子)は、わからないですが。。
(と言いつつ、自分も渋谷GOLD RUSHのハンバーグだけは食べてますが・・・汗)

メニューは食幹に似ています。
味もよく似てます。
食幹の味が好きな自分にとっては、とてもおいしく感じます。
個室もあるので色々使い勝手がよいのではないでしょうか
奥にガラス張りの蕎麦を打つコーナーもありますが、特に蕎麦を食べなくても、色々なメニューがあって十分に満たされます。
ランチもやってます。

img

img

img

img夏らしくて写真見てもうまそうです

最初、食幹で食べているとき働いているスタッフに声をかけられ、その後広尾の小野木でまた同じスタッフに会って声をかけられ(同じくディスカバリーが経営する店)、またまたこの雷庵で偶然に出会い、声をかけられました。
最初会った時は、なんの役職もついてなかったのに(たぶん)、名刺をもらったらこの店の料理長に出世してました。
びっくり。
蕎麦を作りたいので、1度退職して蕎麦を打つ修行をしていたとのこと。
そんなに回数会ってないのに、しかも最初会った時から長い時間が経過しているのに、僕なんかの名前を憶えてくれてるなんて嬉しいですね。

img店は結構広いですので、グループで。

落ち着いた名店という感じじゃもちろんないですが、会社帰りに仲間と寄って食べるにはおいしいし、ちょうどよいレストランだと思います。
ちょっとした少人数のビジネスにもOKですね。
店のフロントにあるガラスの扉が全部オープンになるので、半分屋外のような感じで、今の季節、夜は気持ちいいのじゃないでしょうか
広さと内装に資本の力を感じます。笑
使い勝手はよいと思うので、1度行ってみてください

profile

recent entry

category

archive

saru

ページトップ
表示切替:モバイル版パソコン版