無印良品 駅の時計

松本 知彦 for Private Time/2013.01.25/ライフスタイルライフスタイル

駅にある時計に余計なデザインは必要なく、もっとも重要なことは遠くからでも時間が的確にわかる視認性です。
そこには間口の広い公共性が求められます。

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それを逆手に取って、公共性を私用に展開しているのが無印良品の駅の時計。
どこにでもあるものを、プライベートに落とし込むことで、どこにでもないものに認識を変えるという、ここでも深澤直人のデザインディレクションが発揮されています。

文字盤のデザインは、その名の通り駅の時計のものをそのまま転用しています。
ただの白い箱っていうのが潔いです。
個人的には、どうせなら箱の素材をプラスチックではなく、金属にしてもらいたかったですが。
販売価格が上がるから仕方ないのかな。

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駅で毎日見かける見慣れた時計だからこそ、意識をせずに時間を確認することができて頭の中にスッと時間が入ってくる、というフレコミですが、最初この時計を見た時は、コンセプトはおもしろいけど欲しくはないなと思いましたね。
あまりに見慣れた公共のエレメントをプライベートな空間に持ってくるのは、多少違和感があり。
特に駅の時計って、あまりに駅の時計ですからねえ。(まんまですけど)
同じようなシリーズで公園の時計というのがあって、そっちを先に購入しました。

この駅の時計は、時計を欲しがっていた母に贈ったものです。
シンプルで視認性が高いという点においては、一番目的にマッチしていると思ったからです。
部屋に置いてみると、なかなかよいです。

駅の時計は、その後腕時計に展開され、今では壁掛けの電波時計も出ています。

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