職人が手で作る、シュロのブリキ製ボックス

松本 知彦 for Private Time/2015.03.05/ライフスタイルライフスタイル

以前このブログで、D&Departmentで販売しているブリキ製のボックスについて書きました。
箱好きの自分としては、ボックス形状のものが結構好きで、二子玉川にある BOX&NEEDLEとか、現代美術で言えば、ドナルド・ジャッドとか笑 好きなんです。
好きな理由は自分でもわからないんですけど、ミニマルなものが好きだからかもしれないですね。

imgシュロは浅草橋にある手作りにこだわるライフスタイルショップ

img店の外観。ここがお店だとはなかなか気が付きません。通り過ぎてしまいそう

さて、D&Departmentで見たブリキのボックスシリーズ。
このシリーズは、東京の下町台東区で、お茶の缶を作る職人が1つ1つ手で仕上げているものです。
現在、この技術を持った職人は、後継者がいないまま一人だけになってしまったそうで、今後いつまで作れるか?という商品です。
寂しい限りですね。
お茶の缶といえば、京都の開花堂が有名ですが、こうした日常品でありながら工芸品のような味わいのある製品は、今後もずっと残して行きたいものです。

imgD&Departmentで買ったシュロのブリキ製名刺入れ。

さて、そんなブリキのボックスに惚れてしまった僕は、D&Departmentのお店で、この商品の仕入れ先を聞き出し、訪問してみることにしたのでした。
たぶん客の中で、そんなことする人は1人もいないと思うのですけど・・・・笑
仕入れ先は、シュロという浅草橋にあるお店。
お店と書きましたが、彼ら(彼女ら)は、他にも日常で使うたくさんのオリジナルプロダクツを作っている会社?チーム?で、その工房兼お店が浅草橋にあります。

浅草橋は問屋街として知られていますが、個人的にこの街を歩く機会はほとんどなく、街並みを見るだけでもちょっと面白い経験でした。
生まれてはじめてかも。
駅の周りには、ヤングからオバまで、いま女子全般の間で熱い手芸の御用達グッズ(ビーズ、革、紐などもろもろ)を扱う問屋が並んでいますが、少し歩くと昭和の面影を残す古い家屋などがあって、街自体に趣がある。
迷いに迷って、やっとお店にたどり着きました。

img浅草橋を歩いたのは生まれて初めて。不思議な街並み。

img浅草橋の街並みとシンクロする店内の雰囲気。

店のインテリアは、街の雰囲気とシンクロしたような感じ。
古い文化と新しいデザインが融合したような、そう、僕が気になったブリキ製のボックスに感じたような視点がそのまま表現されたような空気感でした。
モノ作り、デザイン、生活、文化、伝統、そんなものが入り混じった場所。
特に、手で作ることにこだわるコンセプトがよく伝わってきました。
それはそのまま、今の時代の空気感ともシンクロしていますね。
種類は違うけれど、同じような空気感は西荻のノンブルのショップ行った時にも感じました。
テクノロジーがその時代の限界まで達すると、人は過去にあった美しいものを慈しむようになるのでしょうね。
ハンドメイド、ヴィンテージ、活版、手芸、今流行っているそれらは、スマホなどのIT技術が急速に発達した今の時代の反動だと思います。

シュロを訪問したとき、お店のスタッフから熱いお茶を振る舞われました。
当日、外はものすごく寒かったので、嬉しかった。
こういうのもいいですね。
店の人たちとも話しましたが、全員女子で和やかでした。

imgまたまた必要のない色々なものを買ってしまいました 汗

僕が気になっていたブリキのボックスは職人に作ってもらっているけれど、デザイン業務はシュロが行ってるとのこと。
オーナーは女子美の生活デザイン卒業生と聞いて、なるほどねぇと。
しかも台東区は地元だそうです。
まわりには何もないですが、笑 皆さん休日、時間があるときにフラッと行ってみてください。

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