dyson  AIR MULTIPLIER

松本 知彦 for Private Time/2011.09.06/ライフスタイルライフスタイル

今年の夏は節電対策で、扇風機の売上が去年の4倍以上にもなったとニュースで知りました。
中でも、2万~5万円台の高級扇風機の売り上げが大幅に増えたそうです。
このダイソンのエアマルチプライアーもきっと売れたことでしょう。
僕は今年ではなく、昨年出た時に購入しました。

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最初見た時は、いったい風がどこから出ているのか不思議で、扇風機の固定観念を打ち破るセンセーショナルな商品でした。
この商品の特徴はその構造もさることながら、やはりデザイン性にあると思います。

本体の土台から吸い込んだ空気を、リングの部分から15倍にして吹き出す。
そのため通常の扇風機よりも効率がよく、羽根がないので子供にも安全。
15倍って数値だけを見るとスゴイです。

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しかし実際に使ってみると・・・
音がうるさい、
結構作りがちゃちぃ、
価格が高い、
15倍の風ってこの程度?
などなど、色々なよろしくない点も。

それでも欲しいと思わせるのは、この商品が持つ唯一無比なコンセプトと、そのデザイン性にあると思います。
購入後に判明する色々なデメリットは、実際に購入して使ってみなければわからなかったことで、それらを差し引いても、このプロダクツを所有する喜びは存在します。
デザインが消費に与える役割をきちんと果たしていると言えるでしょう。
インテリアとマッチする扇風機がないというもの理由の1つでしょう。
2010年グッドデザイン賞受賞。

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プラスマイナスゼロ 空気清浄機

松本 知彦 for Private Time/2011.07.26/ライフスタイルライフスタイル

2006年にグッドデザイン賞を受賞している空気清浄機です。
深沢直人のデザインはやっぱり自分の感性に引っかかるものがあります。
他のプロダクト同様にシンプルなデザイン、丸くて優しいフォルム、それでいて少しだけ控えめな主張。
人と同様、アンダーステートメントであることが重要です。
そのコンセプトは、プラスマイナスゼロと言うブランド名にも表れていますね。

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スタッフからリクエストがあって会社で購入しました。
今回、会社の引越が決まったこともあり、さよならすることになりましたが、結構長い間使っていました。
音も静かで仕事の妨げにはならず、インテリアとしても邪魔にならないオブジェのような佇まいでした。
空気清浄機というものをあまり使ったことがないので、機能の比較はできず、効果も自分にはよくわかりません。
でもデザインに購入を決定するに十分な価値があると思いました。
それは人によって異なる感性だとは思いますが、デザインが商品そのものに付加価値を与え、購入の動機付けに成りうるという証明であって、やっぱりモノづくりに従事しているなら、デザインで最大限にできることを目指さなければならないと思います。
だから人の感性や感覚を普段から調査し、探究する気持ちを怠ってはいけないと常日頃思っているのです。

使っていたのは旧型のためリモコンはありませんでしたが、今の機種はリモコン装備で遠隔から操作が可能に改良されています。

白山陶器 飯茶碗

松本 知彦 for Private Time/2011.07.08/ライフスタイルライフスタイル

1993年にグッドデザイン賞を受賞している森正洋デザインの名品です。

img通常の茶碗より浅いけど持ちやすいです。

img底には森正洋のサインがあります。

カタチは通常のお茶碗より浅く、直径が15cmあってサイズも一回り大きいです。
そこには森氏のメッセージが込められています。
「平面的で浅いお茶碗は冷めやすいかもしれないが、空調の完備された現在では部屋が寒いということはない。むしろ食べやすく、ごはんを盛っても絵柄が楽しめる、色んな意味で余裕のあるお茶碗が現在には必要だ」
うーむ、なるほど。

imgデザインを選ぶのも楽しいです。

何百種類もの絵柄がありますが、ここにもデザイナーの想いがあります。
「家族みんなが好きな絵柄を選んでたのしめるように」

今までこんなにごはん茶碗が愛おしいと思ったことはありません。
それだけ大事に使おうと感じる大切な食器です。

アレッシー 小悪魔の栓抜き

松本 知彦 for Private Time/2011.06.16/ライフスタイルライフスタイル

ALESSIのプロダクツってどれも微笑ましいですが、この栓抜きも例外ではありません。
全身が幽霊のようなキャラで、ギザギザの歯で栓を抜くという可愛いコンセプト商品。
商品名が小悪魔!  笑えます。

てことはこいつは幽霊じゃなくて小さい悪魔なんですね(笑)
小悪魔っていうと若い頃の加賀まりこみたいな女子のことをイメージしちゃいますが。
下半身が細くカーブしていて持ちやすいのもグッドです。

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白山陶器 トリム花瓶

松本 知彦 for Private Time/2011.06.09/ライフスタイルライフスタイル

口の部分が大小3つの円に分かれている花瓶です。
この形状は有名な北欧の建築家アアルトの花器にもちょっと似てますね。

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でも白山陶器、やっぱり和モダンです。
花を生けてない状態でも美しい。
このくらいのちょうど良いサイズの美しい花瓶ってあるようでなかなかないものです。
下が広がっていて安定感があり、和室にも合います。

白磁と黒マットがありますが、やっぱり白磁をおススメしたいですね。

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imgアアルトの花瓶

柳宗理 カトラリー 

松本 知彦 for Private Time/2011.05.11/ライフスタイルライフスタイル

柳宗理がデザインしたカトラリーです。
写真にはありませんが、ナイフの頭がかなり大きいことがこのシリーズの特徴にもなっています。
なんでこんなに刃の部分が大きいのだろう?と使う前に思うのですが、使ってみるとこれが使いやすい。
特にバターナイフを使うと実感できます。
個人的に、このシリーズで一番優れていると感じるのはバターナイフ、ヒメフォーク、そしてグレープフルーツ用のスプンですね。

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丈夫で清潔な18-8ステンレスを使用。
傷が目立ちにくい艶消し仕上げになっており、耐久性もあります。
食器洗浄機による高温高圧(180℃まで)洗浄が可能。
同じラインナップで、もう少し高価な黒柄カトラリーというシリーズもあるのですが、こちらは食洗機に使用できないという理由で購入しておらず、ゆえに使ったことはないです。
見た目はそっちの方がラグジュアリーですけど。

1974年より製造され、同年グッドデザインを受賞、時代を越え求められているロングラン製品です。

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無印良品  ジャー炊飯器

松本 知彦 for Private Time/2011.04.27/ライフスタイルライフスタイル

2002年にグッドデザイン賞を受賞した無印良品の炊飯器です。
デザインは深沢直人。
この頃の無印は社外デザイナーを起用してグッドデザイン戦略を突き進みはじめていました。

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今でこそ社内デザイナーを起用してそのデザイン性が認知されるようになりましたが、無印がこれだけデザイン面で差別化を図ることに成功したのは深沢直人の力が大きいと思います。
2000年に発売されてグッドデザイン賞を受賞した壁掛けCDプレーヤー(深沢直人デザイン)あたりからその戦略ははじまったのではないでしょうか。

この炊飯器、デザインは家電メーカーのそれとは明らかに違います。
当時、多機能を備える家電メーカーに対して、デザイン面に優位性があり、感覚にフィットする商品は見当たりませんでした。
アマダナの前身であるアテハカの炊飯ジャーくらいでしたね。

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まず丸っこくて人懐っこいデザイン、シンプルな機能、わかりやすい操作性、そして平らな蓋部分にしゃもじを置くための突起があったり、デザインのちょっとした工夫が便利でかわいいです。

Iittala ORIGO

松本 知彦 for Private Time/2011.04.04/ライフスタイルライフスタイル

イッタラは1881年創業のスウェーデンの食器ブランド。
北欧好きでなくとも、インテリアに少しでも興味がある人なら知らない人はいないでしょう。

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もう10年以上前のことになりますが、自分の結婚式の引き出物としてここのグラスをペアで贈ったこともありました。

アルフレッド・ハベリがデザインしたこのオリゴシリーズはマルチストライプのカラーが特徴です。
マグカップだけでなく、ボウルやプレート、ナプキンまで用意されています。
カラーは5種類。

安くないので割るのは注意しないといけません。
このカップが発売されて間もない頃にいくつか購入しましたが、その中で今はどれだけ残っているのかなあ。
かわいいのですが、割れても追加購入をしようとはなぜかあまり思わない商品ですね。

ALESSI  BAVERO/ FILETTO

松本 知彦 for Private Time/2011.03.09/ライフスタイルライフスタイル

照明器具のデザインで有名なアッキレ・カスティリオーニによる「BAVERO(バベーロ)」シリーズのコーヒーカップ&ソーサーです。イタリアのアレッシーから発売されています。

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BAVERO(バベーロ)とはイタリア語で「襟」を意味します。
確かにお皿の縁がシャツの襟のように折り返して外側に下がっているのが特徴的なデザインです。
コーヒーカップだけでなく色々な形のお皿がありますが、全部コンセプトである襟の形をしています。(ボウルも)
使っているのは白地にシルバーの細いラインが入っているFILETTOというライン。これはイタリア語で「紐、縁」を意味します。カスティリオーニのネーミングはおもしろいですね。白にシルバーのラインが入るだけでフォーマルな装いになります。

購入した時は、カップとポットがぴったり収まるトレイがセットになっていたのですが、ポットが割れて必然的にトレイも使わなくなってしまいました。
それほどこだわりはありませんが、食器類を揃えていくのはそれはそれで大変ですよね。。。

白山陶器 G型しょうゆさし 大

松本 知彦 for Private Time/2011.02.16/ライフスタイルライフスタイル

1960年にグッドデザイン賞を、1977年にはロングライフ賞を受賞した白山陶器の名品、G型しょうゆさしです。
このカタチ、誰もが1度は目にしたことがあると思います。

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白山陶器は長崎で1951年に創業されました。
「華美ではなく、かといって平凡でもなく、新しさはあるが時代に左右されることなく使っていて飽きのこないデザイン」という企業理念そのままが、このG型しょうゆさしに表現されています。
無駄のないシンプルなデザイン、液だれしにくい注ぎ口、蓋の穴を指で押さえて注ぐ量の調節ができるという、機能とデザインの両面が備わった優れた商品です。それでいて優しくて主張しない佇まいであることが素晴らしいですね。

デザイナーは森正洋。
白山陶器を語るときこの人を抜きには語れないでしょう。
2005年に亡くなってしまいましたが、亡くなる前年クリエイティブディレクターを務めた深沢直人と組んで無印良品から発表した和の食器シリーズは最後のプロジェクトでした。
今でも無印で彼のデザインした商品は購入できますが、もっと色々なものが発表されるのではと期待していたのに残念です。

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