Kartell  EroS

松本 知彦 for Private Time/2011.10.24/インテリアインテリア

フィリップ・スタルクがイタリアの Kartell社から発表したエロエスチェアです。

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この椅子、成形プラスチックで近未来的な印象ですが、実はエーロ・サーリネンが1958年に発表した名作チューリップチェアにインスパイアされて作られています。
ERO Sはエーロ・サーリネンの頭文字なのでした。
スタルクとサーリネンなんてちょっと意外な気がします。

imgフィンランド出身の建築家エーロ・サーリネン設計のチューリップチェア

サーリネンのチューリップチェアと言えば、赤坂プリンスホテルでしょう。
設計者は丹下健三、彼が選んだこの椅子が全室に配置されていましたが、残念ながら今年3月惜しくも閉鎖されてしまいましたね。
同じく丹下健三設計の表参道にあるハナエモリビルとそっくりな建築でしたが、こうした名作建築が2つとも同時になくなってしまうなんて悲しい限りです。
あとで後悔するのじゃないでしょうか。

さて本題のエロエスチェアですが、ラウンドした一体成型の丸いプラスチックに腰かけるデザインとなっています。
しかし、この座面が靴を履いて生活しない日本人にはちと高い。。
身長151センチのうちの母は、この椅子に座るとまったく足が届きません。
そして意外に図体がでかく場所を取る椅子です。
それら含めてヨーロッパなのだと思います。

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