都立大学 NO NAME PARISH

松本 知彦 for Private Time/2014.03.05/インテリアインテリア

以前、digで大手アパレル企業のコーポレートサイトとECサイトの2つを同時に構築する、というプロジェクトのお手伝いさせてもらったことがあります。
日本のアパレル業界の中では、売り上げが上から20位以内に入る企業なので、規模もそこそこ大きく、作る途中にも難関が待ち受けていたけれど、何とか無事リリースすることができました。
あれから10年くらい経ちますが、その企業とは今でも変わらずお付き合いさせていただいています。

imgこちらも例に漏れず、わかりにくい場所にあります。

プロジェクトを進める中で、先方の担当者の方とも仲良くなりました。
ECサイトの構築で、その方にはとってもお世話になりましたが、リリース後しばらくしてその企業を退職されました。
以後お会いする機会もなかったのですが、3年くらい前に突然彼女から連絡があり、何かと思ったら、なんでも旦那さんが新しく家具屋をオープンさせるとのこと。
最初は聞いてちょっとびっくりしました。
家具屋に勤務されていて独立というわけでもないらしく、海外からの仕入れから販売、リペアまで一人でやられると聞いて、チャレンジングだなあという驚きでした。

その後、お店を無事にオープンされたようですが、なかなか行く機会がなく、そのことが気になっていたんです。
つい最近、たまたまお店の近くに行く用事があったので、これはいい機会とばかり、そのお店に寄ってみました。

img

img

img北欧だけど、ぬるくなくてスタイリッシュ。

これがですねえ、カッコいいんですよ。
中目黒のハイクをはじめ、北欧ヴィンテージの家具屋はたくさんありますが、それとは微妙に異なる視点を持つ、僕にとっては新しさを感じるお店でした。
北欧の家具屋はやっぱり北欧だけ(当り前ですけど 笑)、家でパンを作っている雑貨好きの女子が好きなテイストの延長線上にあると思います(←めっちゃ偏見)
前述のハイクは男っぽいですが、多くの北欧家具屋が女子テイスト、雑貨寄りに商品を振っているのはそういう理由なのだと思います。
やっぱり北欧とか1つのスタイルに固定すると、扱う家具も小物のテイストも絞られちゃう印象があります。

img飾ってあるフレームのタイポグラフィがカッコいいです。

でもこの家具屋は、なぜか新鮮。
そして男っぽさもあります。
なぜなのかなぁと思って見ていくと、仕入れ先が英国なのです。
どうりでタイポグラフィーのポスターとか、デザインされたカッコよさがあるはずです。
北欧のお店だと、セキユリヲ的な?マリメッコの生地的な?グラフィック展示になりますからね。
扱っている家具の材質はチークがメインで一見すると北欧なのですが、輸入元は英国。
60年代の北欧って根底にはモダニズムが流れていて、ウェグナーとかスキッとカッコいいんですが、ここの家具もそんなことを感じさせてくれます。
まあ、男っぽいってことでしょうかね。

お店は天井を抜いていて、ケーススタディハウスのような軽量鉄骨むき出しの建築構造で、よい雰囲気。
内装業に就いている兄弟や親戚に手伝ってもらって自分で改装されたとのこと、すごいですね、やっぱり一人でやられているだけあってガッツがあります。笑

青山にあるロイズアンティークも英国専門ですが、今は少量ながら北欧家具も扱っています。
このお店も英国経由の北欧家具、ロイズアンティークにあるヘンテコな(英国らしい??)家具や甘いテイストの家具(ビューロー的な?)を除いた、デザイン性が高いものだけを、選りすぐって集めたお店のような印象です。
単にヴィンテージだけが好きな人向けのお店ではなくて、デザイン好き、スタイル好きな人にはぴったりのお店だと思います。
価格もとても良心的。
ありそうであんまりないお店。
近くに行った際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

profile

recent entry

category

archive

saru

ページトップ
表示切替:モバイル版パソコン版