二子玉川 STANDARD TRADE

松本 知彦 for Private Time/2014.04.04/インテリアインテリア

前回このブログで恵比寿にあるインテリアショップ、パシフィックファニチャーサービス(PFS)を紹介しましたが、今回は二子玉川にあるスタンダードトレードを紹介します。
PFSより媒体に出ることが多いので、こちらのお店の方を知ってる人もたくさんいるのじゃないでしょうか?

imgこりゃ店の場所わかりませんわ。

img二子玉川沿いに等々力方面へしばらく行きます。

しかし、、、、常にある疑問が。
知らない人が見たら同じ店?と勘違いするくらい扱っているプロダクツが似ているのです。
2つともアメリカの古き良き時代の家具を再現する、いわば立川の横田基地テイストをコンセプトにしたお店ですが、それにしてもこんなに似すぎてていいの?と思いますよね。

無垢の床材にはじまって、デスク、テーブル、チェアまで、材質も色も商品ラインナップもかなり似ています。
PFSは最近Webサイトをリニューアルしましたが、以前はサイトのデザインまでそっくりでした。
こんなこと許されるのかしら??
そう思って調べてみると、スタンダードトレードのオーナーである渡邊氏は、以前PFSに勤務していた人のようです。

勤務していた会社で学んだノウハウを、辞めたあとに自分でやってるわけです。
そこまでは問題ないと思うのですが、以前いた会社とガチの分野に出店し、シェアも奪っていくという・・・・
まあテイストやスタイルに特許があるわけでもないですから、やるのは全然問題ないとは思いますけど、、、いいのかなあと少し考えちゃいますよね。

img無垢のヘリンボーンの床がいい味ですね。

imgこのスツールかなり欲しいんですけど。

imgこの一人掛けソファも可愛い。

2社が異なるのは、スタンダードトレードはオーナー自らが媒体に出て、自社でリノベーションした自宅を公開するなど、広告塔を務めている点でしょう。
自分で書いた自社のブランド本も出してます。
PFSにはそんなアプローチはなく、個人に依頼されてリノベしたお宅の紹介が時々媒体に出ている程度。
でもプロダクツや内装という売り物=商品だけでなく、そこにオーナーの具体的なパーソナリティや考え方の訴求を加えると、一気にプロダクトが魅力的に見えてくると言う、、人はやっぱり大事ですね。
消費に対する誘因には人間によるストーリーテリングが、かなりの影響力を持っていると思います。
モノだけでは弱いのですね。

imgブルータスに掲載された自社でリノベしたオーナーの自宅

大阪にトラックという、これもその筋では有名は家具屋がありますが、オーナー自身(プラス犬←重要)が媒体に出ることによって、その世界観を受け手にダイレクトに伝えています。
それが成功の1つの要因にもなってるのです。
ファン心理ってそういうものですよね。
商品が好きな人はそれを作っている企業が気になるものです。
同じようにオーナー自身が語っているスタンダードトレードの方が、PFSよりもブランドの世界観を伝えやすい=消費者がパッケージとして理解しやすいという結果になっているのじゃないかと思います。

以前PFSの人に聞いたら、スタンダードトレードの方がメディアに出る頻度が高いので、PFSはスタンダードトレードのパクリですか?とよく言われると言ってました。汗
まあ、どちらが早くにこのビジネスを始めたのかは置いておいて、
僕はどちらが好き嫌いということもないですが、この2社は今後どうなっていくのか見守っていきたいですね。
どちらも頑張って欲しいものです。

img2階もあります。

img2階にも家具がたくさん。ここは福生?錯覚します。

都立大学 NO NAME PARISH

松本 知彦 for Private Time/2014.03.05/インテリアインテリア

以前、digで大手アパレル企業のコーポレートサイトとECサイトの2つを同時に構築する、というプロジェクトのお手伝いさせてもらったことがあります。
日本のアパレル業界の中では、売り上げが上から20位以内に入る企業なので、規模もそこそこ大きく、作る途中にも難関が待ち受けていたけれど、何とか無事リリースすることができました。
あれから10年くらい経ちますが、その企業とは今でも変わらずお付き合いさせていただいています。

imgこちらも例に漏れず、わかりにくい場所にあります。

プロジェクトを進める中で、先方の担当者の方とも仲良くなりました。
ECサイトの構築で、その方にはとってもお世話になりましたが、リリース後しばらくしてその企業を退職されました。
以後お会いする機会もなかったのですが、3年くらい前に突然彼女から連絡があり、何かと思ったら、なんでも旦那さんが新しく家具屋をオープンさせるとのこと。
最初は聞いてちょっとびっくりしました。
家具屋に勤務されていて独立というわけでもないらしく、海外からの仕入れから販売、リペアまで一人でやられると聞いて、チャレンジングだなあという驚きでした。

その後、お店を無事にオープンされたようですが、なかなか行く機会がなく、そのことが気になっていたんです。
つい最近、たまたまお店の近くに行く用事があったので、これはいい機会とばかり、そのお店に寄ってみました。

img

img

img北欧だけど、ぬるくなくてスタイリッシュ。

これがですねえ、カッコいいんですよ。
中目黒のハイクをはじめ、北欧ヴィンテージの家具屋はたくさんありますが、それとは微妙に異なる視点を持つ、僕にとっては新しさを感じるお店でした。
北欧の家具屋はやっぱり北欧だけ(当り前ですけど 笑)、家でパンを作っている雑貨好きの女子が好きなテイストの延長線上にあると思います(←めっちゃ偏見)
前述のハイクは男っぽいですが、多くの北欧家具屋が女子テイスト、雑貨寄りに商品を振っているのはそういう理由なのだと思います。
やっぱり北欧とか1つのスタイルに固定すると、扱う家具も小物のテイストも絞られちゃう印象があります。

img飾ってあるフレームのタイポグラフィがカッコいいです。

でもこの家具屋は、なぜか新鮮。
そして男っぽさもあります。
なぜなのかなぁと思って見ていくと、仕入れ先が英国なのです。
どうりでタイポグラフィーのポスターとか、デザインされたカッコよさがあるはずです。
北欧のお店だと、セキユリヲ的な?マリメッコの生地的な?グラフィック展示になりますからね。
扱っている家具の材質はチークがメインで一見すると北欧なのですが、輸入元は英国。
60年代の北欧って根底にはモダニズムが流れていて、ウェグナーとかスキッとカッコいいんですが、ここの家具もそんなことを感じさせてくれます。
まあ、男っぽいってことでしょうかね。

お店は天井を抜いていて、ケーススタディハウスのような軽量鉄骨むき出しの建築構造で、よい雰囲気。
内装業に就いている兄弟や親戚に手伝ってもらって自分で改装されたとのこと、すごいですね、やっぱり一人でやられているだけあってガッツがあります。笑

青山にあるロイズアンティークも英国専門ですが、今は少量ながら北欧家具も扱っています。
このお店も英国経由の北欧家具、ロイズアンティークにあるヘンテコな(英国らしい??)家具や甘いテイストの家具(ビューロー的な?)を除いた、デザイン性が高いものだけを、選りすぐって集めたお店のような印象です。
単にヴィンテージだけが好きな人向けのお店ではなくて、デザイン好き、スタイル好きな人にはぴったりのお店だと思います。
価格もとても良心的。
ありそうであんまりないお店。
近くに行った際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

Miele ドラム式洗濯機 WT946S

松本 知彦 for Private Time/2014.02.13/インテリアインテリア

今では日本でも珍しくなくなったドラム式洗濯機。
僕らの世代にはドラム式と言えば、インポート製品 →全部英語で書かれた操作盤のインタフェイスデザインがカッコいい →ハイカラ →外人向け賃貸アパート、と決まっていました。
子供の頃、これが置いてある家はとてもカッコよく見えましたが、そんな家は写真でしか見たことがありませんでしたね。
実家では小学校の時、洗濯用のドラムと脱水用のドラムが分かれている2層式の洗濯機を使っていましたが、毎回洗い終わる度に、洗い終わった服を隣の脱水機に手で移動させなければならず、当然お湯なんかで洗いませんから、冬は冷たかったのを覚えてます。

img今では国産のものも売られているドラム式

ミーレは創業から110年の歴史を持つドイツのブランドです。
掃除機や冷蔵庫も有名ですが、やはり知られているのはハニカム構造を持つドラム式洗濯機でしょう。
冷蔵庫はGEも無骨でカッコいいんですが、アメリカ製のGEにはヨーロッパの洗練されたデザイン性はあんまり感じられないですね。
好きな人にはそこがたまらず、また今の気分的にもそうした素っ気ないデザインを求めている人も多いと思いますが。
ドラム式洗濯機はAEGと競合しますが、機能面、デザイン性でいえばミーレに軍配があがると思います。

液体洗剤を使用、乾燥機と一体型、キッチンカウンターの下に入れても美しい。
乾燥機と一体型の製品はずいぶん前からありますが、1台で洗って乾かすという機能が、僕の世代には、いえ少なくとも僕にとっては驚きでした。
二層式の洗濯機で育った自分にとって、洗濯も脱水も、おまけに乾燥まで1台でできちゃう、しかもボタン1つで自動でやってくれるなんて、いったいどうなってるのか、今でもその仕組みはさっぱりわかりません。
まさに魔法の箱ですよね。

imgインターフェイスがわかりにくいけどそれでもいいんです。汗

img

img

ドラムの内部がステンレスのハニカム構造(蜂の巣状)になっており、この凸凹が衣服を優しく洗い上げ、高速脱水時にもダメージを防止する役目を果たします。
洗う服の種類に合わせて、水温や脱水の回転数、洗濯方法をプログラムから指定することができます。
洗い終わるとピピッという音で知らせてくれます。(止めないとずっと鳴ってます 笑)
最先端の機能を搭載した洗濯機なのに、ファニチャーのような佇まいをしているのがよいです。
フロントの扉には、一緒に置く家具と同じ突き板をはめることもできます。
こうしたインテリア的発想は、畳で生活してきた日本人にはなかったものでしょう。

img扉を開ければドラムが見えます。

最近では、操作パネルが日本語表記のバージョンも発売されています。
しかし個人的には読めなくてもいいから、英語バージョンを使いたい・・・多少不便ですけど。
親切丁寧で、大きい文字のインターフェイスになっている国産メーカーのものは買いたくないですね。
かなり古い感覚ですけど、、、まあなにせ使ってたのが二層式ですから 笑
というわけで、ドラム式洗濯機にはハイカラな舶来品という以外に特別な思い入れ、昭和のノスタルジーを思い出すと同時に、西洋文化の生活を体験(笑)できるというワクワク感の商品です。

Philippe Starck  FLOS ARA S2798

松本 知彦 for Private Time/2014.02.12/インテリアインテリア

フィリップ・スタルクがデザインした、テーブルスタンド式のハロゲンスポットライトです。
牛の角みたいなので、勝手に角ライトと呼んでいます。
シャープなデザインで、シャープな光を放ちます。

img

img

今はLEDのデスクライトが全盛で、ハロゲンを使用したライトはあまり見かけなくなりました。
このライトがデザインされたのは1988年。
ポストモダンの時代にあって、スタルクが手掛けたデザインはどれも異彩を放っていました。
同じくスタルクの手によって1989年に竣工した、浅草にあるアサヒビールの建築も彷彿とさせます。
脂が最ものっているスタルク全盛期の頃のデザインですね。
このライトもスタルクらしい造形が突出した名作です。

img浅草にある通称ウンコビルです。できた当初はかなり話題になりました。

これが1つあるだけで、部屋の雰囲気がグッと変化してよいアクセントになります。
以前、海外のインテリア雑誌を見ていて、クリエーターのアトリエにこのライトがあって、どうしても欲しくなって購入しました。

ボディはアルミの鏡面仕上げになっています。
だからピカピカで、とても美しい。
反面、指紋がすぐついちゃうというデメリットもありますが。
スイッチはなく、角の部分を上下に120度動かすと点灯する仕組みになっています。
下に向けるとライトがついて、使わないときは一番上に向けておきます。
美しいのですが、ライトの後方部分が鋭く尖がっているので、小さい子供のいる家では多少危険な感じもします。
それに点灯の仕組みがおもしろいので、遊ばれて破壊される可能性も高いです。
うちでも今まで3回くらい修理に出した経緯が・・・ 汗

img

このライトは「ARA」というのですが、スタルクの娘の名前なんです。
たぶん、スタルク自身も気に入っているデザインなのでしょう。
25年も前にデザインされたライトなのに、美しいですね。

恵比寿 Pacific Furniture Service

松本 知彦 for Private Time/2014.02.03/インテリアインテリア

15年くらい前にインテリアの分野でミッドセンチュリーのブームがありました。
一番最初にイームズ、次にジョージ・ネルソやサーリネン、柳宗理、そして一番最後にジャン・プルーヴェ。(その後、北欧とオーガニックの流れに乗ってウェグナーも若干)
インテリアの分野で、それまでこんな大きなブームはなかったですね。
雑誌などでもたくさん特集が組まれて、猫も杓子もイームズの椅子を求める状況がありました。

imgお店は恵比寿ガーデンプレイスの近くにあります。

パシフィックファニチャー(PFS)ができたのも、ちょうどその頃だったと思います。
お店は当時、中目黒の蛇崩れの坂の途中の、ちょっと不便な場所にありました。
目黒通りのモダニカ、マイスター、南青山のケーススタディショップなど、僕も時々ミッドセンチュリーの家具を見に行ったものです。
しかし、60年代に作られたイームズのオリジナルの高額な椅子を買うほど、ミッドセンチュリーにのめり込むことはなかった。
立川にある米軍横田基地のインテリアそのまんまのようなPFSのお店も、そんなブームの中の1つだと思っていました。
それが自分には違和感があって、当時は好きにはなれませんでしたね。

imgショップには2階があって、結構広いです。

img2階にある家具のオーダーカウンターは、なかなかカッコいい。

あれからずいぶん時間が経って、ミッドセンチュリーは一過性のブームではなく、1つのスタイルとして定着しました。
熱狂的なイームズのファンがいなくなって、南青山のケーススタディショップも、目黒通りのモダニカもいつの間にか別の店に。
時代が一回りした感じがします。
そんな中、今改めてPFSを訪れると、これが今の自分の気分にピッタリでびっくりです。
今更ながら横田基地のブームが自分に訪れています。笑
これってアメリカのTVシリーズMAD MENやトム・ブラウンの影響なのか??
(片山正道が手掛けた青山のトム・ブラウンのショップインテリアは、60年代の銀行みたいで超カッコいいです)
かつてのミッドセンチュリーの巨大なブームには(そしてその後にやってきた北欧ブームにも)どうしても乗れなかったけど、ブームが去った今、60年代のアメリカの大量生産の素っ気ない家具を見るとなぜか魅かれます。
別に、今流行のトム・ブラウンやアメリカントラッドのファッションが好きなわけでは全然ないですが、元々60年代が好きな自分の今の気分にはなぜかしっくりくるのです。

imgショップから歩いてすぐの所にあるパーツセンター

imgこのパーツセンターは熱いですよ!

PFSは数年前恵比寿に引っ越しましたが、1フロアだけだった店舗を2フロアに広げて、今ではすぐ近くには部品だけを扱うパーツセンターも営業しています。
このパーツセンターが熱い!
たぶん家具よりもみんなの気持ちを掴んでいるのは、パーツセンターの方でしょう。
このパーツセンターは、いわばホームセンターです。
照明器具だったり、ゴミ箱だったり、郵便ポストだったり、身の回りの家具以外の雑貨をメインに扱っています。

ゴツくて素っ気ないアメリカの工業製品たち。
それが見ていて楽しいです。
D&Departmenmtとほぼ同じターゲットだと思いますが、こちらはアメリカ製ばかり。
セレクトショップとして今熱い中目黒の1LDKとか、こうしたランドスケープの流れがここ数年きていますね。

雑貨やクラフトワーク、そこにビンテージが結びついて大きな流れになっていますが、それと同時にやってきたこうしたランドスケープのブームは、今後あと数年は続くでしょう。
もはや以前のように、年代や国でテイストは括れなくなってきています。

プラスマイナスゼロ ウォールクロック

松本 知彦 for Private Time/2013.11.13/インテリアインテリア

またまた深澤直人のデザインです。
今回はウォールクロックを紹介しましょう。

imgレリーフのような、日時計のようなクロックです。

壁掛け用の時計ですが、付属のスタンドをつければ立てて使うこともできるので、うちではキャビネットの上に置き時計として置いて使っています。

時計というのは通常、時刻を表わす数字のプレートに、別の素材で作られた針(だいたい黒やシルバーの金属)を組み合わせた構造ですよね。
しかし、この時計は数字も秒針もなく、文字盤、目盛り、針、すべて同じ色の同じ素材で作られています。
時計には必ずついている前面のガラスカバーもありません。
パッと見ただけでは動いていることもわからず、まるでオブジェのようです。

img

imgブランド名も目立たない大きさで凹になっています。

時計と言うと秒を刻む動のイメージですが、この時計は知りたい時だけその時刻をそっと伝えてくれる静のイメージと言えばいいでしょうか。
動く秒針を見るたびに、本能的に急がなければいけない気分になりますが、この時計はそんな感覚から見る人を開放し、ゆっくり時を過ごすことを勧めているかのようです。
まだ時間の感覚のない子供にとっては逆効果かもしれませんけど・・

普通、壁掛け時計って部屋の中では目立つ存在だと思います。
部屋のインテリアから唯一切り離されても許されるプロダクツ、いえ逆に目立つように作られてきたのが壁掛け時計だったと思います。
しかしこの時計は、インテリアに溶け込んで存在感はありません。
動いていないように見えるので、さらにそれが強調されます。
光と陰、凸凹でできる光と陰で静かに時を伝えてくれます。

デメリットは、設置する際に直接文字盤を触るため、指紋がつくことでしょうか。
指紋の跡をきれいに拭いて、掛け時計として使えば問題はありません。

imgうちでは和室に置いてますが、和の空間にも合います。

無印の鳩時計

松本 知彦 for Private Time/2013.11.01/インテリアインテリア

僕が子供の頃、自分の部屋に鳩時計がありました。
木でできていて、長い針が12に差し掛かるとその時間の数を、6の時は1回だけ、小窓から鳩が出てきてポッポーと時間を教えてくれました。

img

時計は電池で動くのではなくて、これも鳩時計のお約束ですが、時計の下についている2つの重りを交互に1日1回引っ張り上げることで、その重りの重さで針が動く仕掛けでした。
重りは細長い松ぼっくりのカタチをしていて、この重りを1日1回引っ張るのを忘れると時計は止まってしまう。
部屋にあった時計も引くのを忘れて、よく止まってしまってました。
重りは鉄の鎖でつながっていて、引っ張るとジャーっていう音がする。
あの時計どこへいっちゃったのかなあ。
壊れちゃったのだと思うけど、中学に入学した時はもうなくなっていた。

img

img

5年くらい前に鳩時計が少しブームになった時がありました。
でも僕が小学校の時に使っていたアナログタイプのではなく、電動で動くもの。
デザインもオランダやイタリアのものが主流で、キッチュでシャレオツなものが多かった。
子供向けではなくて完全にインテリア好きの大人がターゲットの鳩時計でした。
鳩時計が好きな僕は、当時買おうかどうか悩んだのですが、結局買わずじまいでした。
理由は値段とデザイン。
5万くらいして正直高いなと思ったことと、本体がちょっと大きくて、もう少しコンパクトな方がよいなと感じてました。
鳩時計ブームの後半には、少しコンパクトなものも出てきましたが、それでも金額は3万くらい。

そうこうしているうちに鳩時計のブームも去って、半ば忘れかけていたところに、、、、
やってきました。
無印の鳩時計です。
去年のクリスマスに、ギフトとして数量限定で発売されたのですが、見た瞬間に欲しいと思いました。
値段も5000円ですよ!
発見した時は打ち合わせの帰りだったので、後日また無印に行って買おうとしたら・・・・
不具合発生で発売禁止、返品対象とのことで買えなかった。
残念。

img

でも最近再販売になったんですよ。
しかも今回は限定ではなくて普通に買えます。
デザインもシンプルでどんなスタイルのインテリアにも合うでしょう。
もちろん子供や友人へのギフトにもオススメ。
文字盤が同じ無印から出ている公園の時計と同じです。
きっとこの時計の開発にも、深澤直人のディレクションが入っているのでしょうね。
難を言えば、これを書くと魅力が半減いえ激減すると思うのですが、時間があんまり正確じゃない!!笑
でも鳩が出てくる仕掛けをこの価格で実現したのはエライです。
時間は、、、、ま、愛嬌ということで 汗
鳩時計は家に1つあるとホッとしますよ。

Philippe Starck  FROS ARCHIMOON SOFT

松本 知彦 for Private Time/2013.06.13/インテリアインテリア

なんともホテルライクなデスクライトじゃあーりませんか。
フィリップ・スタルクが2000年に発表、現在でも人気のある定番ライトです。

img

通常アームライトは、ヘッドがほとんど金属製ですが、それをホテルにある客室照明のシェードのように布で覆うことによって、柔らかい光を作り出しています。ベッドサイドなどに適したライトかもしれません。
光源が乳白色で、同じくスタルクデザインのROSY ANGELISのデスクライト版のような印象です。
以前このブログでも紹介しましたね。
http://blog.10-1000.jp/cat30/000519.html

このあとスタルクは同じコンセプトを進化させ、ARCHIMOON classic、ARCHIMOON K、などの製品を次々と発表していくのでした。
MISS Kなどと同様にこの商品が出た当初は、スタルクらしい優れたデザインで話題でした。
LED全盛ですが、こうした白熱灯時代のライトは今でも店で売ってるんですかねえ。
白熱灯時代っていうのが悲しいですが、僕は今でも使ってます。

img柔らかい光がよろしいです。

プラスマイナスゼロ TRASHCAN M

松本 知彦 for Private Time/2013.04.30/インテリアインテリア

円筒形の一部が90度の角になっていて、壁にぴったり置けるごみ箱です。
何気なく置いても、本来あるべきところに置いてあるように見えます。
デザイナーである深澤直人のコンセプトを感じますね。
たぶん彼は整理整頓マニアなのじゃないでしょうか。
グラフィックデザインでレイアウトをするときにも、収まりがよいっていう表現があるように、モノ作りをする人はみんなそれを意識していると思います。
そうあるべきです。
クリエイターって秩序を決めて整理する仕事ですから。

img

写真で見るとそんなにわかりませんが、分厚いプラスチックで作られており、重さがあって安っぽい感じは皆無です。
カタチは優しいですが、ストレートな筒形は実際に手に持つと、かなりソリッドです。
離れたところからゴミを投げても、ゴミ箱と壁の隙間にゴミが入ってしまうことはありません。
これはMサイズですが、一回り小さくてデスクにも置けるSサイズもあります。
気に入っているので、僕は両方持ってます。

Le Corbusier LC2 SOFA

松本 知彦 for Private Time/2013.02.01/インテリアインテリア

言わずと知れたル・コルビジェの名作チェアです。
GRAND COMFORT(大いなる快適)とも呼ばれますが、金属パイプのフレームに革製のクッションを挟み込んだだけという単純な構造です。
ニューヨーク近代美術館のコレクションになったのは1928年ですから、今から80年前ということになります。
オドロキですね。

img

15年くらい前にブームになり、今ではあちこちでジェネリック商品を見かけるようになりました。
唯一コルビジェ財団の許可を得て制作しているイタリア・カッシーナ社の製品は、左側の金属パイプの裏側に正規品を示すコルビジェのサインが彫られています。
レストランなどでこの椅子を見かけたら左側のフレームにそっと触れてみてください。
それがなければジェネリックです。

imgカッシーナのマークと製品シリアルナンバー、コルビジェのサイン

img

この椅子はやっぱり一人掛けに尽きるでしょう。
2人掛け、3人掛けもありますが(1.5掛けも出ましたね)、座る人数が増えるにつれて、座りにくくなっていく椅子です。
3人掛けとか、ほとんどくつろげないので、全然大いなる快適ではないです 笑

しかし、モダンとは何かを教えてくれる椅子であることは間違いありません。

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