B&B Italia  LUIS

松本 知彦 for Private Time/2012.11.01/インテリアインテリア

B&Bは、1966年に創業したイタリアのモダンファニチャーブランド。
アントニオ・チッテリオのプロダクツを多く発表していることでも知られています。
中でもチッテリオがデザインしたソファ、チャールズは1997年の発表以来、現在でもヒットし続ける商品なのでご存知の方も多いでしょう。
今では同じブランドから、チッテリオのデザインでルイス、ジョージ、フランクなど色々なラインナップのソファが発表されています。

imgグレーのグラデーションで構成したソファ

それまでピエロ・リッソーニのソファを使っていましたが、白だったので汚れて汚れて・・・しかもカバーだけを外して洗えないという事実が発覚・・・・
カバーをはずさずに本体丸ごと洗う=ある期間あずけなければならない→クリーニング代が高い
本当に使えないソファだということが分かり、新しいソファを検討していました。

2年前、買い替える際には、アルフレックス、ミノッティ、カッシーナなど、色々なショップを見て回りましたが、なかなかズバリこれだっていうものが、見つからず。
ソファって世の中にたくさんあるようですが、求めるものってまったくないことに気が付かされました。
このくだりを書くとめちゃめちゃ長くなるので割愛しますが・・・・汗
最終的には、これに決めました。
2009年発表、アントニオ・チッテリオがデザインしたルイスです。
部屋のカタチに合わせて、色々なモジュールを組み合わせて使えるように設計されています。
モジュールは60種類もあるので、ホントに色々な形を組むことができます。
搬入時にはパーツごとにバラして運べるので、マンションの3Fにクレーンで納品、みたいなことがありません。
また引越があった場合でも、別のパーツと組み合わせて、部屋のカタチに合わせたレイアウトに変更できるので便利です。
ソファの奥行は60センチと78センチ2種類ありますが、使っているのは78センチの方。
座面の高さも低くデザインされていて、寝転がるように座る感じです。
奥行きが78センチもあるので、座って背もたれに寄りかかると、なかなか立てません・・・
身体の全体重を預ける感じなのでホントに立てません・・・・
ベッドのようなソファです。

チッテリオは以前、チャールズのように、人が座る体験そのものより、プロダクツの視覚的な佇まい=デザインを優先していましたが、このソファのコンセプトは違うみたいです。
座る~寝転ぶという、だらしないスタイルを促すLAZYなコンセプトのソファですね。
僕もここで何度も眠ってしまったことがあります。
しかしチッテリオがこういうデザインもするなんて、時代は流れているなあと感じます。

imgここで十分に眠れます 笑

img

imgシート部分は取り外せるようになっています。持ち運びが便利。

ソファのカバーは、家のカラーに合わせて、グレーを選びました。
クッションもグレーですが、トーンを若干変えてグラデーションに。
同じくチッテリオデザインのサイドテーブルは白を選んで組み合わせています。

B&Bのショップは、青山の骨董通り近くにあります。
以前はアルフレックスが輸入販売していましたが、今は直営店での販売となっています。
青山のショップは片山正道がインテリアを手がけたこともあり、オープン時は少し話題になりました。
2010年夏にはB&Bの姉妹ブランドMAXSALTが青山店の隣にオープンしました。

Lloyd's Antiques 鹿の壁掛けオブジェ

松本 知彦 for Private Time/2012.10.31/インテリアインテリア

今年もデザイン&アートイベント、東京デザイナーズウィークが今週からはじまりましたね。
以前はインテリアを中心としたイベントでしたが、最近はアート全般にカテゴリーが広がっているようです。
皆さんは見に行かれますか?

何年か前、デザイナーズウィーク開催中、青山のロイズアンティークで壁にかける鹿のオブジェを見つけました。
オスとメスがいたんですが、角が立派なオスの方を購入。

img陶器でできたツルツルの鹿くん。

本来は剥製ですが、これはセラミックでできています。
剥製はリアルすぎてちょっと怖いですから。
本物よりかなり小ぶりですが、インテリア的にはちょうどよいサイズです。
ただセラミックなので、そこそこ重量があるため、取り付けの際は要注意ですね。

天井のダウンライトで壁にシルエットが浮かび上がり、ちょっとしたアクセントになってます。
松本家では玄関を開けると、毎日この鹿が出迎えてくれます。

img

img壁にできる鹿のシルエットがよいですね。

DANESE Bincan Systemコートスタンド

松本 知彦 for Private Time/2012.07.02/インテリアインテリア

イタリアのダネーゼから出ているコートハンガーです。
デザイナーは深澤直人。

この商品、ブルーノ・ムナーリやエンゾ・マリなど、イタリアを代表するデザイナーの優れたプロダクツを発売していることで知られる老舗ブランド、ダネーゼが、初めて日本人デザイナーを起用した商品なのです。
2004年のミラノサローネで発表され、1年半後にようやく商品化されました。
写真は以前の事務所で撮影したものですが、今の事務所でも続けて使っています。

img

2本のパイプを組み合わせて接着しただけのような、非常にシンプルなデザインが魅力です。
あんまりたくさんのコートをかける用途には適していませんが、置いた立ち姿は美しいです。
美しいと言っても、そこにあることを意識させないこと、静かな主張が美しいですね。
深澤直人のすべてのプロダクツに共通する要素です。
色も深澤直人らしいライトグレー(ダークグレーもあります)
僕は毎日出社すると、脱いだジャケットをこのハンガーにかけて仕事に向かうのです。
毎朝、まず会社に来てする行為がこのハンガーとの対話です。

img

imgシリーズで色々な組み合わせが可能です。

bincanシリーズと呼ばれるこの商品、その最大の特徴はこうしたデザインだけではありません。
ハンガーや色々なサイズのテーブルとバスケットを自由に組み合わせることができて、そこに再び新しいライフスタイルを提示してくれます。
たとえばコートハンガーを買って、あとからゴミ箱や傘立てを組み合わせることが可能です。
ベーシックなフォルムと色は、どんなインテリアにもマッチすると思います。
シリーズで揃えてもきっと美しいでしょうね。


問題は、、、、
値段が高いってことでしょうか。
海を渡ってきて、関税とかかかるから仕方ないのかなあ。
小テーブルは無印のそれに似ていますが、これは同じデザイナーですから仕方ないとも思います。
しかしダネーゼのは無印の10倍くらいの値段です。
ま、無印のは組み合わせはできませんけどね。
でも高いなあ。。

Detail  シール

松本 知彦 for Private Time/2012.06.26/インテリアインテリア

引越す前の事務所のエントランスです。
今見ると懐かしいですね。

事務所の建物を建てた当初は、入口の扉を開けて入ると、すぐ打ち合わせスペースになっていたのですが、1年くらいして人が増えてきたので、ワークスペースを拡張し、事務所の裏にプレハブを増築して、そこを打ち合わせルームに変更しました。

その結果、共有部分とワークスペースを仕切っていた扉が移動になり、外部から中に入ると、またすぐに扉があるようなレイアウトになってしまいました。
この仕切り扉が真っ白で色気のない引き戸というのが(写真のような)見た目もあまりよろしくなく、圧迫感もあるので、何か工夫はないものかと探していました。

imgガラスの扉を開けて事務所に中に入ったところの写真です。

そこで見つけたのがフランス製のこのシールでした。
このシルエットシリーズには写真のものだけでなく、色々な絵柄があります。
シルエットだけでなく、猫とか不思議なキャラとか、ファンシーからパンクテイストまでいろいろ揃っていました。

カッティングシートがパーツごとにバラバラに入っているので、好きな場所に好きな組み合わせで貼ることができます。
貼るのはこの時、スタッフにまかせました。

写真のものはただのシールではなく、実際にコートがかけられるようフックもついているというおもしろいシールです。
写真ではよくわかりませんけど、ただのシールに見えて、ハンガー部分には本物のコートもかけられるんですよ。
おもしろいでしょう?
ガラスの扉を通して、事務所の外からこのシールが見えるようにしました。
お金をかけなくても、ちょっとした工夫でユニークな空間に見えるものです。

中目黒のディテールというお店で買いましたが、まだ売ってるかなあ。
最近行ってないのでわかりません。
左にはコンランショップで買ったパネル、ヤコブセンの電話も見えますね。
いやあ、懐かしい。

George Nelson ネルソンベンチ

松本 知彦 for Private Time/2012.06.14/インテリアインテリア

今となっては懐かしい、現在の場所に引っ越す前の事務所の写真です。
そこにあるのはアメリカ人デザイナー、ジョージ・ネルソンがデザインしたネルソンベンチ。

img久しぶりに見ると、なんだか素敵な空間じゃないですか。

ジョージ・ネルソンは、1946年から66年までアーロンチェアなどで有名なハーマンミラー社のデザイン部長を務めていました。
そこでイームズ夫妻と多くのプロダクツを発表しています。
イームズの才能を見出した彼の功績は大きいでしょう。
イームズのデザインしたアルミナムグループとか、いつ見てもカッコいいですよね。
座りにくいですけど 笑

ネルソン自身もマシュマロチェア、ココナツチェアなどの名作をデザインしていますが、個人的にはあまりそれらは好きではありません。
思い切り50’sしていて、あまりモダンとは感じられないからです。
壁掛け時計、ネルソンクロックも有名ですが、それもやっぱり50’sしています。

その点、このネルソンベンチは主張がなく、シンプルで好きな家具です。
どこかイサムノグチにも通ずる日本的な要素が感じられたり、余計なものを削ぎ落とした美しさがあるからでしょう。

img

同じくネルソンが60年代にデザインした何の変哲もないファブリックのソファがあるのですが、そのデザインも好きです。
以前目黒通りにあるマイスターで、ネルソンのデザインを復刻して売っていましたが、今でも売られているのかなあ。

Brabantia  ダストボックス

松本 知彦 for Private Time/2012.06.07/インテリアインテリア

ブラバンシアは1919年創業のオランダの家庭用品ブランドです。
オランダで作られている商品って、ライフスタイルの分野では家具以外あんまり見かけないですね。
そんなオランダ生まれで歴史あるこのブランド、有名なのは、やっぱり開閉式の金属製ごみ箱でしょう。

img

両手が使えないときでも、ゴミ箱のフタを足で開閉できるので便利です。
フタがあるので、当然のことながら匂いが外部に漏れません。
生ゴミなんかにもよいってことです。
フットペダルによって開閉するゴミ箱はブラバンシア社が最初に世に送り出した製品らしいです。
パイオニアなんですね。

imgホントは内側に袋なんて入れない方が綺麗なんですけどね。

スタイリッシュだけれど、主張しすぎないデザイン。
うちにあるのはホワイトですが、白と言っても真っ白ではなく、温かみがあって、インテリアにもよく溶け込みます。
パッと見、金属製には見えないし、そこにゴミ箱があるという主張もありません。
インテリアとマッチするゴミ箱ってあんまりないですよね。

一方シルバーメタリックで、これぞブラバンシア!っていうゴミ箱もたくさん売ってます。
どちらがいいかは、ゴミ箱を置くキッチンのインテリアによると思いますが、オールステンレスのキッチンにメタリックのゴミ箱っていうのも、またカッコいいですね。
シルバーは、病院の診察室で使ってるゴミ箱っていうイメージもありますけど 笑
視覚的なデザインと機能が融合した優秀なごみ箱です。

尾田伊生家具工房  ケヤキスツール

松本 知彦 for Private Time/2012.06.04/インテリアインテリア

スツールっていう商品は普通の椅子と違って、あまり売っているのを見かけませんよね。
そこにデザイン性を求めるとなると、、、あまり選択肢がありません。
スツールを探している時、目黒のマイスターで見つけて購入しました。
無垢のそのままの素材に惹かれます。

img

尾田伊生は、主に国産の広葉樹を用いた一枚板のテーブルやスツールなどを中心に、素材にこだわったオーダー家具の制作をする木工家具作家です。
「木それぞれの個性を生かすことが大切。作家性が木の個性に勝ることがあってはならない。」というこだわりを持って、すべてハンドメイドで作っています。
デザインで主張しすぎることなく、しかしながらシンプルだけど個性がある表現が魅力ですね。

作品はすべて1点もの。
うちにあるのは、ケヤキで作られたスツールですが、ブナや桜で作られた同じデザインのスツールもありました。
1つ1つ素材が違うので、少しずつデザインが異なっていておもしろい。
経年変化を楽しみながら、長く大切に使いたいですね。

img座面が小さいのに座りやすいのは、椅子の高さのせいかもしれません。

うちでは玄関で靴を履くときに、またキッチンで料理をしながら座るときに、時には子供の宇宙船の操縦席として使って(使われて笑)います。
スツールって1つあるととっても重宝しますね。

Alberto Meda ROLLING FRAME

松本 知彦 for Private Time/2012.05.31/インテリアインテリア

イタリア人デザイナー、アルベルト・メダがカッシーナ向けにデザインしたアルミフレームの構造を持つ椅子です。
座面、背もたれがメッシュで圧倒的に軽いのが特徴でしょう。

img

アルベルト・メダと言えば、1998年にVitra社から発表したオフィスチェア「メダ」がとても有名ですね。
ハーマンミラー社のアーロンチェアと並んで、オフィスチェアのスタンダードとなった椅子です。
このアルベルト・メダという人、アルファロメオで5年間デザイン部長を務めていたんですね。
カーデザインを手掛けていた人が、その後ファニチャーもデザインするというのは、結構よくあるケースなんでしょうか。
先日このブログで紹介したヤカンのデザイナー、リチャード・サパーも以前はメルセデスベンツのデザイナーでしたが。
なんだか意外な気がします。

メダに続いて発表した「メダ2」は、現在もヒットを続けています。
こちらはhhstyle.comで扱っているので、機会があれば座ってみてください。
http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&req=PRODUCT&code=106000201

img

このローリングフレームはオフィスでの利用を想定した椅子だと思いますが、座面がとても固くて寛ぐことはできません。
見た目は美しいですが、この椅子に1日中腰かけることは、結構疲れるのではないかと思います。
そういう意味ではミーティングスペースなどに適した椅子なのかもしれませんね。
うちではPC用の椅子として使っています。

Seletti SI-TIME/砂時計30分

松本 知彦 for Private Time/2012.05.17/インテリアインテリア

子供の時に好きだった砂時計。
大人になっても、リビングのインテリアとして使っています。
置いておくだけで、とてもスタイリッシュ。

img

フレームがなく、ガラスだけで作られた美しいフォルム。
黒い砂のように見えるものは、粒子が細かく自然の砂じゃないように見えます。
そのため、落ちる時、音がまったくしません。

細かな黒い砂が、ガラスの小さい穴からゆっくり落ちていく様子は、見ていても飽きません。
すべて下に落ちるまで、30分かかります。
ボトルに入った数字のフォントがかわいいですね。

img

セレッティ社は1964年創業のイタリアのブランド。
同じシリーズで、1時間のものもあります。
そっちは、白い砂でガラスのボトルの高さが40センチくらい。
大きいです。

ガラスなので取り扱いは要注意。
うちのは風の侵入によって、先日割れてしまいました。
掲載している写真は在りし日の砂時計です。悲

hhstyle.com 新作家具発表レセプション

松本 知彦 for Private Time/2012.03.29/インテリアインテリア

今週、青山のhhstyle.comで家具の新作発表会があったので行ってきました。
以前、原宿に店舗があった時は時々見に行ったものですが、青山にしかなくなってからは遠いのであんまり行かなくなり、久しぶりの訪問です。
妹島和代の設計による原宿の店舗は今キディランドになってますね。

img

橋本由紀夫、中村勇吾など、その筋の人なら知っている有名人も何人か訪れていました。
パーティといえばこの人、というジョニー・ウォーカーも来てました。
余談ですが、ジョニーさんは以前、100人を超える人を自宅に招いて、アートイベントのパーティを毎月開いていました。
それだけ素晴らしく大きな家に住んでいたのですが、毎回ゲストとして呼ばれるゲストがすごかった。
ダムタイプ、ギルバート&ジョージ、草間弥生などなど、現代美術のアーティストが毎回訪れて、僕も彼らに会うために何度もお邪魔させてもらいました。
今もパーティが開かれているかどうかはわかりませんが、会場で彼に会ってとても懐かしい想いがしましたね。
前回のIDEEのパーティに行った時も感じましたが、なんだか人が戻ってきているような気がします。
また、ここから始まるという機運が少しずつ感じられて、これはよいことだなと思いました。

img今回発表された新作のチェア

さて今回の新作家具は、二人組のイギリス人デザインユニット、バーバー・オズガビーがデザインした椅子でした。
彼らはロンドンオリンピックで使われる聖火のトーチのデザインを担当していることで有名です。
通常姿勢・前傾姿勢、2種類の姿勢に対応するようにデザインされた椅子。
前傾姿勢は、腹筋と背筋の血流を改善する効果があるそうです。
ふ~ん。

会場ではドリンクだけでなく、まい泉のカツサンド、みたらし団子、桜餅などがたくさん振る舞われ、レセプションを開く企業の色が出て、なるほどなあと参考になりました。
もうすぐ春ですね。

img去年の秋から限定オーダー開始しているジャン・プルーヴェのテーブル&ベンチ

img新しいカタログ

imgおみあげは可愛いvitraのノート。100%オレンジのイラストです。

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