Richard Neutra リチャード・ノイトラ

松本 知彦 for Private Time/2012.02.24/クリエータークリエーター

リチャード・ノイトラは、1940~60年代にアメリカで活躍したオーストリア人建築家。
1950年代には、チャールズ・イームズも参加したケーススタディハウスのプロジェクトにも参加し、No.6とNo.20の設計を手掛けています。
5年くらい前、TOM FORDがノイトラの家を高額で購入したことでも話題になりました。
でもなぜか作品集はあんまり出ていないんですよね。

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img小型の書籍ですが内容は充実しています。

この人の作品をたとえるなら、ヨーロッパ(オーストリア)で生まれたモダニズムをアメリカのロサンジェルスで開花させたもの。
厳格なモダニズムが、ロスの気候で変容し、快楽的な建物になって結実しています。
他のケーススタディハウスと同じように直線的な鉄骨構造の箱で、外部に対して閉じるのではなく、大きな開口部で開いた構造を持っているのが特徴です。
本当に今見てもカッコいい。
まったく古くありません。
以下の写真は有名なカウフマン邸ですが、1946年に建てられた70年前の住宅と思えますか?

imgやっぱLAの家はプール付ですよね。当時の日本は木造平屋建てですよ・・・

imgインテリアも相当にカッコいいです。本当に70年前??

ユダヤ人だったノイトラは、戦時中オーストリアからアメリカに渡り、フランクロイドライトの事務所で修業を積みますが、その作品にライトの影響はあまり見られません。
現代の住宅にも通じる軽さを持った、外部と内部の仕切りが被膜のような構造で、そのインテリアも非常に現代的。
本当にカッコいいです。

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