「デザインあ」 アナログレコード

松本 知彦 for Private Time/2016.05.23/クリエータークリエーター

毎週土曜日の朝7時から、Eテレでやっている15分番組です。(5分版の再放送もあり)
2013年に東京ミッドタウンで開催された展覧会も、かなり評判だったので知っている人も多いでしょう。

img騙されたと思って1度見てください。とても勉強になります。

番組のコンセプトは、身の回りにあるものをデザインの視点で見つめ直すというもの。
一応子供向けの番組ですが、その切り口、演出、デザインのクオリティが非常に高く、大人も唸らせる素晴らしい内容なのです。
全体を通して、モーショングラフィックとサウンドデザインの融合というのが、番組の大きな魅力になっています。

それもそのはず、参加している人たちを知れば納得でしょう。
構成:佐藤卓 グラフィックデザイナー
映像:中村勇吾 インターフェイスデザイナー
音楽:コーネリアス ミュージシャン
特にコーネリアスと中村勇吾のタッグは強力です。
音楽では他にもアート・リンゼイ、ハナレグミ、チボマットなどが参加しています。
子供番組にアート・リンゼイっていう・・・スゴイですね 笑

imgモチーフの周りを全員で囲んでスケッチする「デッサンあ」

番組の中には、いくつかのシリーズコーナーがあるのですが、その中でもお気に入りがあります。
日常で使う製品の周りを360度、12人で囲み、全員でデッサンする「デッサンあ」
12人に混じって毎回有名人が1人出てきます。
描き終ったら1人1人のデッサンをコマ送りでつないで、回転するように見せるもの。
モチーフは自転車やショッピングカートなど。
同じものでも見る人や角度によって見え方が違うということを教えてくれます。

imgいろんなモノを分解する「解散」。これはラーメンの解散

imgこちらは野球で使うグローブの「解散」。

毎回圧倒される「解散!」
こちらは日常品を分解していく様子をコマ送りで見せる内容。
人の手は一切登場せず、勝手に分解されていく様子を映像化しています。
すべて解体されたあとは、何百にも及ぶパーツをきれいに並べて終了。
軍手、サックス、ランドセルなどなど。
日常の製品がどんなパーツで組み立てられているのかを学べます。


矢印の使い方と意味を解説した「やじるしソング」

他にもモーショングラフィックが冴える「デザインかぞえうた」、一線で活躍する著名クリエーターへのインタビュー「デザインの人」、ユニバーサルデザインのピクトグラムの成り立ちを解説する「シンプルマーク」など、
なるほど!と思わせるコーナーが目白押しなのです。

僕は土曜の朝7時には起きられないので、録画予約で見ています。
毎回毎回素晴らしい。
みんなの税金でこういう番組を作るのは意味のあることだと思います。
Eテレでは「ピタゴラスイッチ」以来のヒットですね。
特にリンタロはこの番組の大ファンで、誕生日プレゼントにはコーネリアスのアナログ盤が欲しいとリクエストしたほど。笑
(なぜかCDではなくアナログ盤がよいそう、、、)

img「デザインあ」のアナログ盤。よく家でかかってます

imgアナログ盤には収録されてない曲も多いので家にはCDもあります。

同じくEテレで放映している0655&2355も素晴らしいですね。
ゼロロクゴーゴーは6時55分から、ニーサンゴーゴーは深夜12時前に放映されています。
どちらも5分だけの番組ですが、「ピタゴラスイッチ」と同様、構成を手掛けているのは佐藤雅彦。
早朝と深夜なので、偶然見られるタイミングがあると、ラッキーな感じがして気分が上がります。
深夜の方は、曜日によってその直後に君が代が流れる時があり、その激しい落差を楽しんだり 笑

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