FRAY フライのシャツ

松本 知彦 for Private Time/2013.03.19/ファッションファッション

FRAYは1962年、イタリアのボローニャで創業されたシャツのブランドです。

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バルバやボレリのコンサバな感じよりも、FRAYやシャルベの鋭角で洗練された雰囲気が好きですね。
インポートのシャツであっても、現在そのほとんどは国内向けに日本人用の型紙で作られています。
そのため袖丈が本国より短く、自分の身体のサイズには合わないのですが、このシャツは既製品でもギリギリ大丈夫です。(現在はストラスブルゴなどでオーダーもできますけど、)
高番手の糸はシルクのような肌触りで、背に入った2本のダーツがイタリア的で身体にフィット感をもたらします。
マシンメイドの最高峰と言われる理由は、こうした細かなディテールに隠されているのでした。

imgボレリみたいなゆるい感じがしなくてよいです。

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服好きの間では当り前のように知られていることですが、洋服っておもしろいもので、同じイタリアであっても南と北ではまったくテイストが異なるんですね。
ミラノやこのフライのシャツを作っているボローニャなどの北の方は、都会的で洗練されていてどちらかというと作りもカッチリしています。
一方ナポリなどの南部では、スーツでもハンド【手縫い】を多用するスタイル。
柔らかい作りでありながら、ディティエールにも凝っていて全体的にマッチョで野卑な感じ、言い替えるとベタベタな感じもあります。
以前イタリアに行った時に聞きましたが、北の人は南の人のことをかなりバカにしていて、別の国の人のように表現して差別意識を持ってるようですね。(元々は別の国でしたけど)
でも服好き、クラシコ好きの多くの日本人は今もナポリ信仰を続けています。
僕は、、、別にどちらでも何でも構いません。
シャツが好きですが、イタリアのフライを着た翌日に、おフランスのシャルベを着て、その翌日には紳士の国英国製ターンブル&アッサーのシャツを普通に着ています。
それぞれによいところがある。
イタリアンクラシコならクラシコだけという、1つのジャンル一辺倒になることは、どうも性に合わないんですね。

話が逸れましたが、このフライのシャツ。
夏用と冬用で何着か持っていますが、出番は少ないです。
僕は貧乏性なので、気に入らないシャツばかりから先に着て、お気に入りのシャツって逆に出番は少ないです。
普段カジュアルでも、じゃんじゃん着れるようには、どうしてもならないですね。
モノは使い倒した方がいいに決まってるのですが・・・
育った環境と性格でしょうね。

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