今年の秋冬はトレーナーが来る!

松本 知彦 for Private Time/2013.11.05/ファッションファッション

今年の秋冬はトレーナーが流行るという。
トレーナーやジャージ、これらのアイテムを自分ではほとんど着ないけれど、トレーナーと言ったら思い出すのは80年代のIVYだ。

img昔にタイムスリップしたかのようなポパイの特集。

僕も10代の頃、高校から大学の前半まではIVYだった。
高校の時にトレーナーのブームがあって、その中でもボートハウスのトレーナーは社会現象にもなった。
その頃の高校生、大学生はアメリカのカルチャーにかぶれて(自分たちより上の世代が作っていた雑誌メディアに踊らされて)、街にはサーファーやIVYがたくさんいたけれど、どこに属していてもトレーナーはマストアイテムだった。
当時ボートハウスのお店はかなり不便な場所にあったけど、観光名所になるくらい、地方からもたくさんの人が押し寄せて、店に入るのに1時間並ばなければならなかった。
今じゃ考えられないね。
僕も高校生の頃このお店に行って、トレーナーやポロシャツ、カーディガンなどを買って持っていた。
他にもクルーズ(こちらも大流行!)、バークレー、シップス(当時のお店はまだミウラ&サンズ)、サーファーならオフショアやゴッテス、ローカルモーションなど、色々なトレーナーが流行っていて、後半になるとシーズという同潤会アパートの奥、今の表参道ヒルズの裏にあったお店が通の間では密かに流行ったりした。

最近、またアメリカンIVYが流行っている。
TAKE IVYの出版をはじめ、Free&Easy、2ND、そしてポパイなど様々な雑誌で、たくさんの特集が組まれており、新宿伊勢丹では今まさにIVY展が開催されている。
でも今のところ、80年代のようにみんなが同じファッションをすることはないし、もちろん社会現象にもなっていない。
もうあんな時代は来ないだろう。

秋冬にはトレーナー同様、スタジャンも流行ると言う。
ダッフルコートくらいまではわかるけど、この流れ、どこまで行くのかな。
アディダスの往年のスニーカー、スタンスミスも流行るらしい。
そのうち、正ちゃん帽も流行るのだろうか?

当時はトレーナーの着こなし方にもルールがあって、IVYやプレッピーはトレーナーの裾からシャツを出して着るのが鉄則だった。
BDシャツ、トレーナー、その上にスタジャン、パンツはチノパン、ファーラのブラックウォッチでもいいけど、そんなルールがあった。(靴はサドルシューズかトップサイダーのデッキシューズまたはコンバースのジャックパーセル)
ここ何十年もそんな格好をしている人は見たことがないけど、もしかしたらそんな着こなしをした若者が街を歩くのを見かける日も近いのだろうか?
同じ時に流行った女子のハマトラファッション(フクゾ―のトレーナー、ミハマのパンプス)が来る気配はまったくないけどね。
でもアメリカのブランド、トリ―・バーチのフラットシューズのここ最近のブレイクはハマトラに関係あるのかもしれない、とふと思ったり。
アメリカントラッドのブームはいつまで続くかなぁ。

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