男子パンツのトレンド

松本 知彦 for Private Time/2014.02.17/ファッションファッション

男子の皆さん、いえ女子の皆さんもですが、男子のパンツにもかなりトレンドがあるのを知ってますか?
僕も最近勉強しましたから、感じたことをちょっとここで書いてみます。

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以前からパンツの話は何回かこのブログでもしてきました。
スイスの老舗下着ジィメリは最高だよとか、女子の下着で有名なラ・ペルラの男子版はいいぞとかとか。

それもこれも、買ったら3年間は履き続けるであろうパンツは、できる限りデザインやブランドを揃えておきたいという、その想いからパンツを買う時のリサーチで感じてきたことです。
しかし、ブランド側は買わせる目的で、次々とパンツのデザインを変更してしまうことがわかり、長年変わらない定番を求めている自分にマッチした商品自体が存在しないということもわかってきました。
ずっと同じカタチのパンツだけを買い続けたいのに、次に買おうとすると(2、3年後)、その時にはその商品自体がなくなっている。
これは残念なことです。

だから常に自分に合ったパンツを探さなければならない。
Keep on searching パンツなのです。
毎年パンツ難民のような状況なのです。

img男子は女子のように上下セットにはまったくこだわりません。

最近またパンツを買う機会がありました。
そこで感じたのは、2年くらい前と比べてパンツ業界にもニューウェーブが来てるってことです。
まず素材です。
パンツは、コットン100%派と新手の伸縮素材派の2つに好みが分かれます。
以前のマーケットは圧倒的に前者で、インポートブランドでも出してるのはほとんどコットンで、色やデザインのみで差別化を図ってましたが、ここへ来て技術的進歩なのか、後者の波が押し寄せているんです。
新素材が入って、当然コットン派よりフィット感が格段に上がっています。
ビッタビタです。
それがいいという人が増えているのかわかりませんが、コットンパンツはどんどん姿を消しつつあります。
ストーリーとしては絶対的にコットン派なのですが、履き心地を試すために今回は後者のパンツを買ってみました。

今っぽい?ハイテク?これがイケてんの?そんな感じです。
でも支持されるのには理由がある、わかるような気がします。
生地がコットン100%に比べると圧倒的に薄くて、綿の下着特有のシャツやデニムの下でモサモサする感じはありません。
コットン特有の洗いざらしでゴワゴワした感じが好きな人は、コットン派を継続するのだと思うのですが、新手の商品にはそんな感じはまったくないです。

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imgネロペルラもまた新しいデザイン出してきたよ、もー

前回レコメンドしたラ・ペルラの男子版「ネロ・ペルラ」も新商品を出していました。
前回レコメンドしたのはコットン100%でしたが、新商品はコットン89%、ポリウレタン11%。
着てみると、、、なるほど、こっちの方がよい気もします。
サラサラ、ピタピタ、柔らかい。
ホントに感性なんていい加減ですねえ。。

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imgズィメリと並んでスイスの最高峰老舗ブランドのハンロ

そして1884年創業のスイスの老舗ブランド、ハンロ。
こちらのシャツもコットン93%、ポリウレタン7%。
う~ん、気持ちいいですね。
パンツはともかく、アンダーシャツはポリウレタンが入っていた方が、シャツの下でモサモサしません。
他のメーカーでも、コットンを使わず、モダール、バンブーなどなど、新素材の下着を多く出しています。
なるほどねえ、技術革新されてるんですね。

一方で、国内メーカーはどうかというと、この分野でインポートに対抗できるドメスティックブランドはあまり多くありません。
マイクロナイロンファイバーに加えて新素材の竹(!)が入っているグレイブボールトというメーカーの新ライン「ATYPICAL」(←これめっちゃ気持ちいいです オススメ)、そして柔らかいガーゼ仕様の商品=その名も包帯パンツなど、チャレンジしているブランドもありますが、まだあんまり認知されていない。
松本の予測では、あと3年以内に、きっと国内ブランドがこうしたインポートのラグジュアリーマーケットに次々殴り込みをかけてきて、シェアを奪うと思います。
それにはブランディング、まず機能性、そしてパッケージのデザインが重要でしょうね。
カルバンクラインが20年くらい前に切り開いた革新的なパッケージデザインから、今もあんまり変わってませんからねえ。
これはなんとかならないもんでしょうか。

imgもうこうしたムキムキモデルのモノクロ写真をパッケージに使うのは、いい加減やめればと思うんですけどね。どのブランドもアプローチは同じで20年間変わってない。なせ?

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