シアサッカー好き

松本 知彦 for Private Time/2014.08.25/ファッションファッション

夏の服の素材と言えば、麻。
それに加えるならシアサッカーでしょう。
表面が凸凹していて、主にジャケットなどに使われるストライプ柄が多い素材です(無地もありますが)。
僕はこの生地が好きだということに最近気が付きました。

imgブルーとグレーのシアサッカーとコードレーン

クローゼットを開けると、いつの間にかシアサッカーのスーツが何着も。
これって、、、、自覚はまったくなかったけれど、好きじゃなければこんなにならないよな・・・って気が付いたんです。
しかもこれ、半分はオーダーなのです。
アメトラブームが来て、去年くらいからあちこちのショップでシアサッカーのスーツを見かけるようになりましたが、それ以前はどこのお店にもありませんでした。
ジャケットだけなら売ってましたが(3年前まではジャケットすら売ってなかった)、だからオーダーするしかなかったんです。
シアサッカーと言っても、色やストライプのピッチ、コットンとポリエステルの混合率など色々あって、単純な素材のように見えて選択肢は多いのです。

夏のスーツは強い日差しや汗などで劣化が激しいため、ウールと違って消耗品です。
シミなどができて、ダメになるまでの時間が短い。
ですからオーダーなんてしない方がいいのですけど、売ってるものの中から気に入ったものを見つけることは困難で(つか、売ってないし)、必然的に作ることになってしまうのです。
もちろん最初は既製服からスタートしましたけど、なんかイメージと違うなあと思って、オーダーで作ったりしていたら、同じようなシアサッカーのスーツばかりになってしまいました。
中にはジャケットと半ズボン、長ズボンを3点セットでオーダーで作ったり 笑
今だったらそんなのも売ってそうですけどね。

img夏は暑いので、だいたい袖のボタンは本切羽の仕様にしています。

imgオーダーの場合、パンツはベルトではなく、アジャスタです。60年代のディテール。

シアサッカーと並ぶ夏の代表的な生地で、コードレーンという生地もありますが、シアサッカーより凹凸の少ないこの生地も好きです。
でもシアサッカーにしてもコードレーンにしても、これらの素材から受けるイメージは、やっぱりアメリカントラッドでしょう。
三つボタン、フックベントなどで(ど)クラシックに着る生地。
シアサッカーのスーツを着る、ということはお約束の着こなし方があるのです。
シアサッカーに白いボタンダウンのシャツ、黒のニットタイ、そしてウォークオーバーのホワイトバックス。
それが教科書通りの着方です。
わかりやすい。
僕も高校生の頃はそんな格好をしてみたかった。
そんなあこがれがあるから、今でもシアサッカーを欲してしまうのかなあ・・・

imgジャケットと半ズボンのスーツ。オーダーです 笑

でも(ど)クラシックというか、ストレートなアメトラに行くのも抵抗あるので、そんな教科書的な着方はしないようにしてますけどね。
どこかにコンテンポラリーな要素を入れたり、ブリティッシュに振ったり。
でもなあ、細身のシアサッカーにニットタイを締めて、横分けのヘアスタイル、そんな60年代的な格好はストイックで、品がよくて、やっぱり魅かれてしまうのです。
夏のドレスアップスタイルってかっこいいです。

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