アメトラの流れ トッド・スナイダー

松本 知彦 for Private Time/2014.10.29/ファッションファッション

ここ最近、男子のファッションではアメリカントラッドが相当流行っていますね。
ポパイの最新号もNY特集ですし。
5年くらい前までイタリアクラシコでしたが、オリンピックによる英国ブームを挟んで、今やアメトラ全盛という感じです。
それに呼応して、都内のあちこちにアメリカのショップが出現しています。

img原宿と渋谷の間、明治通り沿いにあります。

アメトラは1818年に創業されたブルックスブラザースから始まります。
そう、アメリカントラッドの元祖のようなブランド、女子は知らなくとも男子なら誰でも知っていることでしょう。
ブルックスブラザースの創業はリーバイスより前、当時日本は江戸時代ですよ!
すごくないですか?

フレッド・アステア、ジョンFケネディ、スティーブ・マックイン、1950~60年代のアメリカのスターたちの多くは、英国のサヴィルロウでスーツを誂えていますが、どこかにアメリカ製の製品を取り入れています。
たとえばフレッド・アステアがベルト代わりに巻いたスカーフはブルックスブラザースのもの、そしてケネディが暗殺された時に着用していたのもブルックスブラザースのコートでした。

その後、1960年代後半、アメリカントラッドに英国調を取り入れたラルフ・ローレンが登場し、アメリカントラッドは世界中に広がります。
ロバート・レッドフォードが主演した華麗なるギャッツビーの衣装はラルフ・ローレンが手掛けたものです。
日本でもDCブランドが台頭する80年代中ごろまで、トラッドが流行していました。
そして2001年にトム・ブラウンが登場。
Made in USAに注目が集まりはじめます。

imgアメリカ、かと思いきや色々なものがMIXされて売ってます。

そんな流れを受けて、半年くらい前に渋谷にオープンしたトッド・スナイダー。
トッド・スナイダーはGAPやラルフ・ローレンなどでデザイナーを務めたあと、2014年に自分のブランドをスタートさせました。
有名なのは、Jクルー時代に酒屋を改造したリカーストアを企画し、Jクルーの復活に大きく貢献したことでしょう。

img

img地下は、、、ちょっとおもしろいです。

img2階にあるコーヒースタンド。悪くはないけど、いつまで続くかな。

さてニューヨークから日本に初めてやってきたトッド・スナイダーのショップ、なんと世界初の直営店だそうです。
地下から2階まで、面積は狭いですが3フロアに分かれています。
地下はジムのロッカールームがコンセプトで、チャンピオンとのコラボ商品でスウェットなどのスポーツウェアがメイン、1階はカジュアル、2階はテーラードのスーツ、小さなコーヒースタンドもあります。

しかし、Made in USAを期待していくとそうでもないので、あれ?という感じも。
サンダースやトリッカーズなど、英国製の靴がたくさん置いてあるし、さらにマーガレットハウエルの商品とか置いちゃうのは、はなはだ疑問です。
しかもマーガレットハウエルは英国製じゃなく、日本製のライセンス商品だし・・・
えー、これでいいの?って感じ。
スーツも日本の工場で縫製されたものらしいです。

次のブログに書きますが、同じくニューヨークからやってきて去年オープンしたフリーマンズ・スポーティングクラブの方がコンセプトも一貫していて、建物含め断然カッコいい。
ちょっとトッド・スナイダーは残念な感じです。

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