アメトラの流れ FREEMAN'S SPORTING CLUB

松本 知彦 for Private Time/2014.10.31/ファッションファッション

さて、先日NYからやってきたトッド・スナイダーの世界初の直営店を紹介しましたが、今回もNYから去年上陸してきたフリーマンズスポーティングクラブを紹介します。
アメリカントラッドの流れに乗って東海岸のお店が次々東京に進出しています。
と言っても、彼ら自身が出店しているわけではなく、、、ライセンスでお金をもらっているだけだと思いますが・・・

imgファサード凝ってるなあと思ったら、シートが貼ってあるだけでした。笑

フリーマンズスポーティングクラブは、レストランやホテルを手掛ける建築家ターボ・ソマーが、2005年ニューヨークに1号店をオープンさせました。
取り扱うすべての商品を、店から10マイル以内で生産するというコンセプトのショップです。
まさにMade in USAというか、Made in NYなブランドなのです。
今のトレンドど真ん中です。

最近、トムブラウンが手掛けるブラックフリースも、一部の商品の生産地をNYからアジアに変えたことで、価格がかなりリーズナブルになりました。
しかしUSAの生産をやめたことで、マニアは離れたと思います。
シャツならアメリカントラッドの聖地であるサウスウィックで生産されたものじゃないとダメだ!というアメリカントラッドのマニアは多いのです。
デザインは同じなのに、マニアとはそういうことに物凄くこだわるのです。
僕はデザインと品質が同じならまったくこだわりませんけど。笑
自分の気分を上げるために、男子にとってはその手のウンチクが非常に重要なのです。

img味のある古いビルが丸ごと一棟ブランドっていうのがいいですね。

img最上階は床屋ですよ!

さてフリーマンズスポーティングクラブは青山にありますが、場所が相当にわかりにくい、そして行きにくいロケーションにあります。
トッド・スナイダー同様、ビル一棟が丸ごとお店なのですが、まず地下がレストラン、1階がカジュアル、2階がテーラーメイド、そして3階がバーバー、そう床屋なのです。
この場合、美容院というより床屋っていう方が適切でしょう。
サヴィルロウのテーラーもそうですが、バーバーを併設している店があるのは、やはりジェントルマンを完成させるためには内面はもちろんですが、外見も洋服だけじゃダメっていうことでしょう。
ロンドンに行った時に訪問したサヴィルロウのテーラー、ニック・テンティスの地下も床屋でした。(現在はもうありません)
そこで頼むなら、やっぱりバーバーカット、ポマードで固めた刈り上げ横分けスタイルでしょうねえ。

imgインテリアが超カッコいいです。商業施設じゃなく一棟だからできるのでしょう。

imgでも一番カッコいいのはテーラーの工房です。カッコいい!

インテリアは凝っててカッコいい!!
特に併設している工房は日本じゃないみたいで、かなりカッコいいです。
誰がデザインディレクションしたのだろう?
ビルの古さも相まって、とってもいい感じに仕上がっていますね。
トッド・スナイダーと違って、こちらは相当にアメリカにこだわってます。
スーツもアメリカ製。(オーダーシャツは日本製)
でもなあ、こだわってる分、相手はマニアになるので、ビジネス的には赤字なのではないかと。
ビル一棟丸ごとは厳しいんじゃないかと余計なこと考えちゃいます。
経営はアーバンリサーチ。
アーバンリサーチで得た利益をこっちに相当つぎ込んでいるんじゃないかな 笑

ユナイテッドアローズも同じくニューヨークのトラッドブランド、スティーブン・アランのショップを去年出店しましたが、それよりコンセプチャル、というかインディペンデントな感じが個人的に好きです。
でもこういうチャレンジがあるっていうのは、とってもおもしろいと思います。
東京にはこういうお店がないと面白くないですからね
がんばって欲しいです。

めっちゃわかりにくいところにありますが、皆さんも、特に男子は1度行ってみてください。
トッド・スナイダー、スティーブン・アランなどNYから次々オープンした店の中では、一番おもしろい場所なのではないかと思います。
心配は、いつまでお店が続けられるだろうか、、、ということだけです 笑

profile

recent entry

category

archive

saru

ページトップ
表示切替:モバイル版パソコン版