ダーバンのインタビューで着ていたのはハリスツイード

松本 知彦 for Private Time/2015.12.22/ファッションファッション

先日このブログでも紹介しましたが、ダーバンという老舗スーツブランドのインタビューになぜか自分が出演することになりました。
その2回目が先週から公開されています。
今日はそれに関連してジャケットについて書くことにしますね。
↓↓インタビューの2回目はこちらから↓↓
http://www.durban.jp/magazine/interview/

imgインタビューはうちのオフィスで行われました

インタビューを受けているときに着ていたのは、ハリスツイードという生地で作ったジャケットです。
ハリスツイードとは、スコットランド北西部のハリス&ルイス島で取れたピュアウールを島民が1枚1枚手で丁寧に織った最高級ツイードのこと。
「ハリスツイード」と呼ぶことを許されているのは、1909年に発足した英国ハリスツイード協会が認めたものだけなのです。
もう100年以上前ですよ。
元々は過酷な自然環境から島の漁師たちの身を守るために作られた生地なので、非常に頑丈なものです。
その生地を使って作られた洋服などには許可証として、地球とクロスでデザインされた有名な紋章の生地ネームがついています。
インタビューで僕が着ているジャケットの内側にもこのお約束の生地ネームがついています。

imgこのデザイン、ヴィヴィアンウエストウッドに似てますよね

僕のジャケットはオーダーで、ブログでも何度か紹介していますが、東京で一番幸せなセレクトショップ(と僕が勝手に呼んでいる)広尾の「ピッコログランデ」で採寸して作ってもらいました。
普通ならグレーのヘリンボーンとか、IVY的な渋い色で作るところを、あえて鮮やかなブルーを選んでいます。
この明るいブルーの生地は、オーナーの加藤夫妻も、作家の島地勝彦さんも、そして加藤奥さんのお父さんも、みんな同じ生地でオーダーして、全員お揃いのジャケットを持っています 。
そうチームなのです 笑
(島地さんのお宅=サロンドシマジ本店はピッコログランデから近いので、一緒に伺うこともあるのです。)
生地はゴッツい英国モノですが、仕立てはライニング(裏地)を省き、肩パットもなしにして、イタリアの仕立てで作っています。

img元週刊プレイボーイ編集長で今は作家の島地さんとワタクシ。

imgオーダーするとついてくるピッコログランデのネームタグ。宣伝です!

imgインタビュー写真だと違いますが、本当の色はこういう鮮やかなブルーです。

このところクラシック回帰の流れもあって、巷ではこうした歴史あるヘビーウエイトの生地も使われるようになりました。
一時期、400g以上の重い生地はお店でも売ってませんでしたが、今では探せばありますからね。
スーパー120のような、ロロピアーナに代表されるイタリアの軽くてなめらかな生地とは真逆の男臭い、労働者が働くときに着るような生地なのです。
印刷・デザインで言ったら活版みたいなものですね。
普通のセオリーからすると、こういう生地のジャケットを着る際には、中にはタッターソールのシャツにオッドベストを着て、下には太めのストレートのデニムを合わせ、アウターにバブアーを羽織り、トリッカーズを履く、というのがルールなのだと思います。
でも僕はそういう1つのスタイルに縛られるのは嫌なので、インタビューの時もカントリーに振らないで、シティのコーディネートにしています。
写真には写ってませんが、履いているのはルームシューズですから 笑

インタビューの中でも語ってますが、こういう意外性がないとつまらないですよね。
と書いてはいますが、ほとんどの人には、その合わせが意外なのかどうなのか、さっぱりわからないかもしれないですよね・・・汗
スミマセン。
聞き流してください。
いやあ、こういうのってホントにメンドクサイですよね。
好きなものを愉しんで着ればそれでよいということで。

img今回の後半の記事で僕の回はおしまいです。

時間があるときに是非インタビューも読んでみてください。
そして僕の次は、、、、な、なんとファッション好きじゃなくても、誰でも必ず知っている、あの大御所の登場です。
その方と僕が同じ枠に出ること自体がホントに申し訳ないというか、大変に恐縮なのですけれど・・・
皆さん、次回お楽しみに。

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