Cruciani for 3.11

松本 知彦 for Private Time/2011.11.21/ファッションファッション

今日は久々の大ヒット商品について、皆さんにお知らせしたいと思います。
ニットを得意とするイタリア・ペルージャのブランド、クルチアーニが発売するブレスレット。
四葉のクローバーをモチーフに、繊細なレースで作られたブレスレットです。

img

イタリア本国では18万本を売ったという、驚異の大ヒット商品ですが、日本では新宿伊勢丹メンズ館で、昨日から販売が開始されました。
しかし、これがスゴイ。。
昨日の初日だけで、300本以上も売れているのです。
この企画が素晴らしいのは、東北地震のチャリティとしてハートと白のクローバーを組み合わせた限定ブレスレット「Cruciani for 3.11」を展開していることです。
この売上金は全額、石巻市漁業共同組合に寄付されます。
やるなあ、クルチアーニ。
みんながお洒落をすれば、チャリティになるなんていい企画だと思います。

img

img

img僕もつい、まとめて買ってしまいました。

伊勢丹は、昨日の日経新聞で、このクルチアーニのブレスレットに関して5段広告を打っていました。
伊勢丹は定期的に日経新聞の日曜版に広告を打っていますが、いつもおじさん向けであんまり魅力的な広告とは思えず・・・。日経=おじさん読者想定だからかなぁ。
でも今回ばかりは少し若向けにした広告でした。
そもそもおじさんはブレスレットなんか興味ないでしょうし。
昨日たまたま伊勢丹に行く機会があったのですが、日経効果もあるのか、どんどん売れていくのを目の当たりにして、スゴイなと。
しかし不思議なことに、僕が売場にいた時間に購入していたのは、全員女子でした。
5人の女子が次々と。
女子たち全員が日経新聞を読んでいるとは思えないのですが、いったいどこから情報を仕入れているのでしょう?
1本1000円で手頃なこともあって、みんな何本も購入していました。
電話でも購入できるみたいで、ひっきりなしに電話もかかっていましたが。
売り切れのカラーも出ているみたいで、みなさんもぜひチャリティに参加しましょう。

ROLEX エクスプローラーI

松本 知彦 for Private Time/2011.11.15/ファッションファッション

この時計を購入したのは企業を退職して、独立間もない頃です。
それまで時計などなんでもよいと思っていました。
スウォッチやデッドストックのタイメックス、ロシアの出張で買ってきた時計など、安物の変わった時計をその日の気分でつけ替えていました。

imgこのレベルで描き込むと疲れるわ・・・笑

しかしある日、奥さんに「打ち合わせの時、クライアントはあなたの身に着けているものを必ず見ている。自分の主張を通してビジネスで信頼を得たいのなら、よいものを身に着けるべき」と諭され、これにはなるほどなあと思いました。
彼女曰く、人前に出る機会が多い人であれば、ビジネス上で優位に働く格好を意識すべきである、特にモノを作ることを生業としている人なら、そのセンスを見られている、と。
今思えば、自分をブランディングせよと言っていたのでした。
しかし当時はまったく気が付きませんでしたね。
自分の好きなものを好きなように身に着けて、これが俺様だと(笑)。
他人からの視点などまったく無頓着でした。

これをきっかけに第3者の視点を持とうと普段から心掛けるようになりました。
今でもこの時計を見ると自己のアイデンティティに固執していた当時の自分を思い出し、もっと広い視野を持とうという気持ちに立ち返ります。
当時の自分には決して安い買い物ではありませんでしたが、買物が自分を鼓舞してくれることもあるのだということを学びました。

1952年、世界の探検家のために登場したエクスプローラーI。
高精度な自動巻きムーブメント、100m防水、ストイックで視認性の高いシンプルなデザイン。個人的にはエクスプローラーIIより断然こちらの方が好きです。
今のトレンドである時計の大型化に呼応して、2010年にはケース径が36ミリから39ミリに変更されました。

Hillditch&Key

松本 知彦 for Private Time/2011.11.11/ファッションファッション

ヒルディッチ&キーはイギリス、ロンドンのジャーミンストリートにあるシャツメーカーです。

img

1899年チャールズ・ヒルディッチとグラハム・キーにより設立されました。
このシャツは20年前にロンドンのショップで購入したものです。
日本のセレクトショップでもいくつか取り扱っていましたが、高額で当時の僕には買えませんでした。
ロンドンに行った時に何枚か購入し(日本の価格の1/3だった!)、その後ロンドンに住む友人にも頼んで送ってもらったりしていました。
なにせ、海の向こうの店に注文できるECシステムなんてない時代でしたから。

当時日本ではシャツと言えば現在のようにイタリアが主流ではなく、圧倒的にイギリスでした。
国産のチマチマした作りとは違い、硬くてゴワゴワした大ざっぱな作りで、袖を通すだけで明らかにそれとわかる、独特の肌触りのシャツを着るたびにモチベーションがあがったものです。
しかし今着ると、でかい・・・・。
身幅も着丈もゆとりを通り越して単にでかいです。
スリムフィットのシャツや、オーダーシャツに慣れてしまっているせいでしょうか。
色々なところを補正して現在でも着ています。
20年前のシャツを今でも着られるのがイギリス製のいいところですね。

img

イギリスシャツメーカーといえばターンブル&アッサーと、このブランドだと思いますが、ヒルディッチ&キーは最近見かけなくなりました。残念です。
商社が入って日本マーケット向けに商品を開発しているターンブル&アッサーと違って、英国そのまんまのヒルディッチ&キーはやっぱ作りがでかくて無骨だからでしょうか・・・。
サヴィルローの歴史ある名門テーラー「ギーブス&ホークス」が数年前に日本市場から撤退してしまったように、英国オタク相手だけの商売では成り立たない、一般にも広くアプローチする戦略が求められるむずかしいビジネスなのでしょうね。
http://www.hilditchandkey.co.uk/

Sozzi ホーズ

松本 知彦 for Private Time/2011.11.09/ファッションファッション

1912年にイタリア ミラノで創立されたソックスブランドです。

img

長い靴下のことをホーズと言いますが、紳士の国・英国では足を組んだ時にすね毛を見せないことがジェントルマンの身だしなみの基本と言います。
スーツには必須アイテムなのです。

秋から冬にかけて僕は毎日ホーズを愛用しています。
春先や秋口にはコットン、冬にはウールのホーズを選びますが、ホーズのポイントは履き心地もそうですが、まずずり落ちないことですね。
歩くのはもちろん、走ってもずり落ちないこと、これが非常に重要です。
特にコットンは何度か洗っていると商品によってずり落ちる確率が高くなりますが、歩いていてずり落ちてくるストレスと言ったらないのです。

img

ソッツィは抜群のフィット感です。
秘密は厳選されたウール糸にナイロン糸をスパイラル状に編み込むリトルノと呼ばれる独自の製法。
足を立体的に包み込み、肌に心地よくフィットします。
ホーズの代表ブランド。
細番手のウール85%、ナイロン15%、いつも愛用しています。
これからはイングリッシュジェントルマンに習って、すね毛を見せずに行きましょう! 笑

Luigi BORRELLI

松本 知彦 for Private Time/2011.10.28/ファッションファッション

1957年にイタリアのナポリで創業したシャツブランドです。

img

10年くらい前、イタリアンクラシコのファクトリーブランドが次々と日本で紹介されはじめた頃から大きく扱われるようになりました。
ミラノなど北イタリアのブランドと違って、他のナポリ発のブランド同様、製造工程にハンドを多く導入していることで、高級シャツの代名詞のように扱われています。

しかし・・・・
このブランドのジャケットなどを見るとコンサバな大人の服、言い換えると上質だけれども、オッサン向けのちょっとゆるいブランドという感じがします。
たぶんKitonやアットリーニが好きな人は好きでしょう。
しかしオッサンになると、なぜ全員が全員イタリアンクラシコに行ってしまうのでしょうか・・・・。
体型のこともあるのでしょうけれど、もう少し人によって多様性があってもいいのになぁといつも感じています。

img

作りは伝統的であっても、ある程度モードな要素が感じ取れるブランドが好きです。
ナポリだけに柔らかくて着やすいことは間違いないのですが、エッジーな感じはありません。

このブランドの美しい発色のネクタイは、オススメです。

IKE BEHAR  Oxford BD

松本 知彦 for Private Time/2011.10.27/ファッションファッション

1982年に創立されたアメリカのシャツブランドです。
主にラルフ・ローレンのシャツを作っていたファクトリーとして有名になりました。

img

このシャツを購入したのは20年くらい前になります。
当時着ていたシャツと言えば圧倒的にボタンダウンでした。
同じブランドの素材違いでシャンブレーも持ってましたし、フランスのハートフォードのボタンダウンなんかも大好きでよく着てましたね。
ハートフォードも最近見かけなくなりましたが、どこへ行っちゃったのかなあ。
90年代後半からアイクべーハーもまったく見なくなりましたが、倒産したと聞きました。
しかし最近のトラッドのブームに乗って、再び市場に出てきましたね。
どこかの企業がブランドの権利だけ買ったのでしょうか。

img

このシャツ、あんまり着すぎて襟の所が擦り切れてしまいました・・・・。
品質においても、デザインにおいても、20年間着続けられるシャツってあまりありません。
とっても愛着があったんですが、残念です。
新しいアイクべーハーのシャツを購入するか??
それは少し考えちゃいますね。
http://www.ikebehar.com/

PT01

松本 知彦 for Private Time/2011.10.03/ファッションファッション

イタリア・トリノで2008年に誕生したパンツ専業ブランド。
PANTALONI TORINOの頭文字を取ってPT、パンツNo.1という意味で01、PT01(ピーティー・ゼロ・ウーノ)です。
5ポケットのパンツPT05のラインもあります。

img

このブランドのディレクターを務めるMARIO STEFANOという人の経歴がすごい。
長年INCOTEXに在籍した後、BOGLIOLIに移籍して大成功を収め、その後BRUNELLO CUCINELLIに移籍して、現在のPT01に。
在籍したブランドは今のトレンドを牽引するイタリアブランドばかりです。

imgブランドのVIカラーはブラウンです。

imgプラスチック製のハンガーを使用しているINCOTEXに対して、ハンガーまで木製で自身のVIカラーに揃えるなんてシャレおつな。

このブランドのパンツの特徴は、、、まず細い!
INCOTEXより細いです。
しかし窮屈な感じは皆無で、身体のラインに沿うように作られていて快適です。

INCOTEXのパンツを履きなれている人がPT01を履くと、きっと驚くことでしょう。
膝下からストレートが主流だったパンツが、よりテーパードに。
これを履いたら、INCOTEXよりもPT01の方がよいと感じる人も多いのではないでしょうか。
最初、僕もそう思いました。

イタリアンクラシコが好きっていう訳では全然ないのですが、パンツはやっぱりイタリアモノが優れているのでしょうかねえ。
イタリア以外でパンツ専業ブランドってあまりないですから。
と・・・前回の続きで、また女子にはまったくわからないお話でした。笑

INCOTEX J35

松本 知彦 for Private Time/2011.09.30/ファッションファッション

ジャケットスタイルが流行している昨今、グレーのウールパンツは男子の必携アイテムでしょう。
誰もがスタンダードと認めるパンツの王道INCOTEXです。

img

それまでインポートのパンツといえば、RotaやGTAでしたが、このブランドの登場により、ここ10年であっと言う間にINCOTEXがインポートパンツのスタンダードのようになってしまいました。
日本のセレクトショップの力も大きかったと思います。

ブランドの人気の秘密は、もちろん履いた時のシルエットの美しさにあります。
その中でも定番として国内で最も売れているのが、日本人の体型に合うように作られた「J35」。
1988年に誕生したノープリーツのパンツ「36」を改良したモデルです。
何が違うかというと股上の深さとわたりのサイズ感。
ちょっとの違いですが、見た目のシルエットはまったく違います。
「J35」の方がもちろん細くて、股上が浅い。

イタリア本国で人気の「A35」というモデルもありますが、こちらは「J35」より、渡りと幅が1センチ、裾幅が0.5センチ太い。
クラシックで一番ベーシックなタイプが「36」、それより細くてイタリアで若者に人気の「A35」、日本人の体型に合わせてさらに細く作られた「J36」。
もっと裾幅を細くした「30」というモデルもあるのですが、ここまで来るともう何だかよくわかりません。
しかし履いた時の見え方が全然違うので、単にグレーのパンツと言っても奥が深いということですね。
「36」だと太いし、日本向けの「J35」は細すぎてちょっと、、って言う人には「A35」がぴったりだったり、ショップで色んなモデルを履き比べてみるのもいいかもしれません。

img以前はありませんでしたが、最近パンツの内側にブランド名を入れるようになりました。

img腰にあるV字型の切込みがフィット感を生みます。その裏には必ずサイズタグ。

imgINCOTEXを扱う企業名SLOWEARのマークも前シーズンあたりから入るようになりました。

僕もインコのパンツは何本か持ってますが、年ごとに微妙にマイナーチェンジするので、やっぱり昔のものを履くと股上が深かったり、単にパンツだとは言え、確実にトレンドがあるなあと感じる次第。
こういうのは女子にはまったくわからない世界ですよね。(男子もですか?・・・笑)

最近では今トレンドになっているチノパンで話題のカジュアルライン、INCOTEX REDが注目されています。
パンツ専業ブランドとして、1951年にイタリア・ヴェニスで創業。

img昔のINCOTEXはタグのデザインが違います。

img珍しいところで、ポルトガル製のINCOTEXのタグです。

LACOSTE  L1212

松本 知彦 for Private Time/2011.09.13/ファッションファッション

今日も残暑ですね。
まだ暑いので夏のアイテムで行きましょう。
誰もがご存知、ポロシャツで有名なブランドです。
僕は高校生の時からこのブランドが大好きでした。

img

高校生の頃、ラコステには生産国の異なる3種類の商品がありました。
本家フランス製、アメリカ製、日本製の3つです。
それぞれデザインが異なっていて、ワニの刺繍も違うので、同じラコステのポロシャツでも、どこの国のものを着ているか、当時は見ただけですぐにわかりました。

img

img最近はたくさんのヴァージョンが出てますね。

3つの中では、フランスからライセンス許可を得て作られていたアメリカ製のIZODを着るのが一番お洒落でした。
プレッピーの時代です。
ポパイなんかで見て、こぞって着ていましたね。
当時のトレンドだったトップサイダーもウォークオーバーもなくなってしまって(ありますけど 笑)、時代が変わった今でも相変わらず人気なのはスゴイことです。

フランス製や日本製と違って、アメリカ製のIZODは裾の身頃が後ろだけ長いのが特徴で、パンツから出して着ていたらすぐにわかるデザインでした。
日本製のものはワニのマークの中にLACOSTEという刺繍があって、、、ちょっとダサかったです。持ってましたけど 笑
しかし今では日本製ラコステの品質が一番と言われています。
タグを見ると持っているポロシャツはすべて日本製。
時代は変わりましたね。

高校卒業後、再度ラコステに惹かれたのは、クリストフ・ルメールがデザイナーに就任した2002年以降。
彼がデザイナーになって、デザインも広告も生まれ変わって新鮮でした。
以前代官山にあった彼のブランドショップの内装を、本人とやり取りしながら設計した友人に聞くと、彼はレアグルーブ好きでレコードをたくさん持っているとのことで、また好感持ったり。
そんなクリストフ・ルメールも今はエルメスのデザイナーです。
出世しましたね。

img

img

ラコステは1933年、フランス人テニスプレーヤー、ルネ・ラコステが創業しました。
当時の製造番号をそのまま継続するL1212というのが、定番モデルのポロシャツです。
今年からストリート+フレンチプレッピーをコンセプトにした新しいラインLACOSTE L!VEが出てきました。

OROBLU

松本 知彦 for Private Time/2011.09.09/ファッションファッション

僕は夏にはアンクルソックスと呼ばれる短い靴下を履きます。
だから一見石田純一のように素足で靴を履いているように見えます。

img

15年くらい前から夏はこのスタイルですが、以前アンクルソックスというアイテムは、今ほど多くのお店で売られていませんでした。
セレクトショップで日本製のものが少しだけ。

しかし洗濯のたびにゴムがゆるんだり、すぐ踵が脱げたり、フィット感も悪く、機能面でイマイチのものばかりでした。
履いたことがない人にはわからないと思いますが、靴の中でソックスが脱げると、それはかなり不快なものなのです。

img色もよいです。写真の他にブラック、ベージュ、ホワイトがあります。

img履いた時の甲のラインがジョン・ロブの靴下と同じです。笑

最近巷ではアンクルソックスのスタイルも定着しつつあるようで、質のよいものも登場してきました。
そこでイタリアから2005年に登場してきた真打オロブルです。
レディス高級ストッキングメーカーが作るだけあって、フィット感は素晴らしく、靴の中で踵が脱げることはほとんどありません。
快適な履き心地は、超極細のナイロン糸マイクロファイバーを使って編み上げることで実現したものらしいです。
履き心地に加えてデザインもよいのがいいですね。
これであなたも明日から気持ちよく石田純一を気取れますよー。

profile

recent entry

category

archive

saru

ページトップ
表示切替:モバイル版パソコン版