唇からナイフ 1966

松本 知彦 for Private Time/2011.11.10/映画映画

女性版007とも言うべき60年代英国スパイカルトムービー。
当時の新聞に連載されていた人気コミックの映画化です。

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一応コメディ映画ということになってますが、まったく笑えるところはありません。
はっきり言って退屈で全くおもしろくない映画です。
唯一の見どころは、当時のスウィンギングロンドンのポップカルチャーの影響が至るとこに見られることでしょうか。

まず主役のモニカ・ヴィッティの衣装。
ロンドン、アムステルダム、ナポリなどで次々と衣装を変えて登場する彼女の魅力で、ギリギリこの映画はもっています。
僕は好きじゃないですけど。
そしてブリジット・ライリーか、バザルリかというポップアートで彩られたインテリア。
音楽、色彩、車、秘密兵器、ファッション、60年代の最先端ポップアートの要素が詰まってます。

俳優陣も豪華。
商業映画でも、娯楽映画でも、アート作品でもない、なのにお金をかけているなんだかよくわからないキッチュな映画。
今ならカルトなお洒落映画ということになるのでしょうが、ストーリーは本当に退屈極まりません。
1967年にピーター・セラーズが主演したカジノロワイヤルにも似ています。
60年代マニアにはたまらない映画でしょう。

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