Small Faces/Grow your own 

松本 知彦 for Private Time/2012.09.20/音楽音楽

1965~69年まで活動したイギリスのバンドSmall Faces。
ロンドンのイーストエンド出身で、ウェストエンドのWhoと並びイギリスを代表するモッズバンドです。

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この曲。
そう何と言ってもこの曲なのです。
探したけどムービーはありませんでした。
Grow your own



それ以外にこの曲。
この2曲をはじめて聞いたときは、本当にもうたまりませんでした。
当時僕はまだ10代、しかし今聞いてもカッコよすぎます。
Own Up Time



しびれますね~。
自然に身体が動いちゃいます。
スティーブ・マリオットのワイルドなギターもいいですが、やっぱりイアン・マクレガンの弾くオルガンです。
モッズやロッカーズなんて知らなくても、この曲を聴くと本当にやられます。
他にもポール・ウェラやマザーアースがカバーしたインストAlmost Grownもしびれますね。
どれもオルガンが最高です。

彼らのヒット曲Sha La La La Leeなんかより、インストの方が個人的には断然カッコいいと思います。

Booker T & the MG's/green onions

松本 知彦 for Private Time/2012.05.14/音楽音楽

オルガンと言えば、やっぱりハズせないこのバンド。
アメリカのインストバンドなのですが、イギリスのModsに受け入れられて、green onions がMods classicとなったのはなぜでしょう?

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ほとんどの曲は、単純なリフの繰り返しでチープな音と言ってしまえばそれまでですが、他のバンドには絶対に出せない味があります。
メンフィスソウルの基礎を築いたスタックスレコード専属のスタジオバンドとして、オーティス・レディングのバックも務めました。
オーティスの代表曲、ドックオブベイはこのバンドのギタリストが作曲した曲です。
MG'sの意味は、メンフィスグルーブの略ですからねえ、スゴイバンド名です。

高校生の時に見たジョージ・ルーカスの映画「アメリカン・グラフィティ」のカーレースシーンで流れていたgreen onionsがとても印象的で、それが僕とMG'sとの最初の出会いでした。
メンバーが来日して忌野清志郎と一緒に演奏したこともあります。
と書いていたら、MG'sのベースシスト、ドナルド・ダンがブルーノート東京での演奏後、滞在中のホテルで昨日亡くなったというニュースが。。
日本で亡くなってしまうなんて・・・・

演奏もファッションも、演出も、すべてカッコいいです。
中でもベースのドナルド・ダンの動きがすごくカッコいい!
本当に残念です。

THE GRAHAM BOND ORGANIZATION / THE SOUND OF 65

松本 知彦 for Private Time/2012.04.06/音楽音楽

まずタイトルがカッコいいです。
ジャケットもいいです。
音はジャジーなモッドオルガン。
バンド名のオーガニゼーションはオルガンをもじっているのでした。

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でもこのバンドが有名になった理由は・・・・
オルガンとテナーサックス以外の2人。
ベースのジャック・ブルースとドラムのジンジャー・ベイカー、そう、後にクラプトンとクリームを結成する2人が在籍していたからです。
このバンドで2枚のアルバムを出したあと、彼らはクリームを結成するのでした。

バンド名にもなっているリーダーのグラハム・ボンドの弾くオルガンとボーカルがメインですが、やっぱりリズム体の2人は黙っていません。
このアルバムでもなが~いドラムソロがあったり、ジャック・ブルースのハープがあったり、やってることはクリームとあんまり変わりません。
しかし65年当時にこのドラムソロってセンセーショナルじゃないだろうか。
ビートルズがHelpを発表してキャーキャー言われてた同じ年に、こんな大人のサウンドはかなり通向けでしょう。
聞いたことない方は、これを機会に一聴を。

Zoot money/ZOOT! LIVE AT KLOOL'S KLEEK 

松本 知彦 for Private Time/2012.03.01/音楽音楽

ブリティッシュモッズ、R&Bバンドのセカンドライブアルバム。
1966年5月の演奏です。

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Zoot moneyというバンドは、あんまり日本では知られてませんが、オルガンをメインにソウルフルな曲をグイグイ演奏するR&Bバンドです。
オルガンのジョージ・ブルーノは、のちにアニマルズなどでも活躍しました。
なぜ人気があまりないのかというと、カバーの曲が多かったり、このジャケットもそうですが、リーダーの風貌がどう見てもイケてなかったり(笑)、モッズのスタイリッシュな感じがないからかなぁと思ったり。
女子には受けないでしょうね。

ジョージ・フェイムより激しいですが、Whoやsmall facesのようなロックの要素は少なく、R&Bド真ん中の演奏です。
このアルバムでは、当時のロンドンのクラブの雰囲気がそのまま伝わってくる、熱い演奏を聴くことができます。
以前このブログでも紹介した、同じくオルガン奏者のブライアン・オーガーのMCから始まって、オーティスレディング、ジェイムスブラウンなどなど、次々とファンキーな曲を演奏します。
かなり熱いです。

人気がないからか、それとも違う理由なのか、ムービーが見当たりません。。。
ソウルフルなボーカルとオルガン。
映像はないけど、名曲the uncle willie。シャウトしてます。

Georgie Fame/ 20 Beat Classics

松本 知彦 for Private Time/2012.01.24/音楽音楽

元祖ブリティッシュモッズのジョージー・フェイム。
彼がもっとも活躍したのはWhoやSmall facesが登場するより前。
ジャジーでお洒落なブルーアイドソウルをオルガンで演奏します。

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60年代後半のモッズの荒々しさ、ビートグループのノリは期待しないでください。
曲調もそうですが、歌う声も甘くて最初聞いた時はパンチないなあ、と思うかもしれません。
しかし曲の随所にジャズやR&Bのエッセンスがブレンドされています。
以前から聞いてはいましたが、ちゃんと聞き出したのは30歳を過ぎてから。
渋いボーカルが聴ける初期以降のアルバムもいいです。

センスがよい。
ファションもお洒落。
オルガンでジャズとクロスオーバーするあたり、スタイルカウンシルにも通じます。

あまりソロは弾かないけれど、珍しくオルガンを弾きまくる映像です。


1967年のライブ、ほろ苦い曲で胸キュンナンバー。Jazzyですね。


1969年、ビートルズのカバー。アレンジがカッコイーっすねー。

The Beatles/Christmas time

松本 知彦 for Private Time/2011.12.22/音楽音楽

皆さん、週末は素敵なクリスマスを過ごしてください。
この曲をお届けします。

The Beatles / Christmas time (is here again)

Smile!/THE REMO FOUR

松本 知彦 for Private Time/2011.11.07/音楽音楽

ブリティッシュR&Bモッズバンドが1967年に発表した唯一のアルバム。
ビートルズで有名なドイツのStar clubから発表されています。(なのでドイツ盤です)
商業的には成功しませんでしたが、グルーヴィーなオルガンが相当にカッコいいです。

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リバプール出身でポール・マッカートニーの高校の同級生がギターを弾いていますが、のちにジョージ・ハリスンのソロアルバムのバックも務めます。
オルガンとドラムがバンドの要になっていてどの曲も完成度は高いです。
特にジャック・マクダフのRock Candy、キャノンボール・アダレイのJive Samba。
この2曲のカヴァーは、ジャスに独自のロック的解釈を加えていて、どちらもカッコいい。
ノリノリです。

Peter Gunnもやってます。

Brian Auger/The Mod years

松本 知彦 for Private Time/2011.08.26/音楽音楽

モッド・ジャズ・オルガンを聞くならブライアン・オーガーでしょう。
60年代のイギリスにあって、単なるビートグループに収まらず、先進的で高い音楽性を持ったアーティストはそんなに多くはいないのではないでしょうか。

オーガーのベストは何と言っても69年に発表したブリティッシュ・ロックの金字塔とも言われるstreet noiseですが(Indian Rope Man、light my fireのカヴァーが最高!)、ここではそれより前の65~69年の曲を集めたスウィンギングロンドン時代のアルバムを紹介します。

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元々ジャズピアニストとして早くにデビューしていた彼は、ジミー・スミスの曲を聴いて衝撃を受け、オルガンに転向します。
演奏はジャズをベースにしつつ、R&Bやブルース、フォークの要素も取り入れ、そのテクニックは・・・・このムービーを見てもらえればわかると思います。



ロッド・スチュアートが在籍したスーパーバンド、スティーム・パケット解散後、ボーカルでヤードバーズの追っかけだったジュリー・ドレスコールとザ・トリニティーを結成。
ドレスコールはツイギーにも似ていて可憐ですが、歌声は黒くてジャニス・ジョプリンのようです。
バンドにはギターがいないので間奏はほぼオルガンのみ、インストではグルーヴィーなオルガンが炸裂です。

ModsはModernsから派生した言葉ですが、ブライアン・オーガーはsmall facesやwhoよりも、音楽の先進性や革新性を追求したという意味で、スタイル先行ではない本当のModsかもしれません。


ここでも弾きまくりです。スゴイ。

The James Taylor Quartet/The Template

松本 知彦 for Private Time/2011.07.04/音楽音楽

バンドデビュー25周年を記念して発売されたアルバム。
JTQも25年・・・気が付けばもうそんなに長いのですね。

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映画オースティンパワーズのテーマ曲を演奏したり、テレ朝の報道ステーションでスポーツコーナーのBGMとして流れてたので、曲を聴けば知ってる人もいるのじゃないでしょうか。


J.T.Q. - JTQ Theme 投稿者 alfalfy69

James Taylorがプリズナーズというモッズバンドにいた時代からずっと聞いていました。
JTQのライブは東京で3回見たことがありますが、どれもよかった。
現在までにメンバーチェンジを2回行っていますが、Gary Crocketというノリノリのベーシスト、彼の弟であるDavid Taylorが在籍していた時が一番カッコよかったと思います。


しかしなんでこんなにジャケットのデザインがダサいのでしょう?
禿げたJames Taylorを掲載するのは25年のキャリアを伝えるため?と考えたり・・・
そして25年間やってることはまったく変わっていません。
オルガンによる生音のグルーヴ感を追及しています。
Booker Tだったり、JB’sだったり、はたまたブライアン・オーガーだったり。
バカの1つ覚えみたいに25年間、同じ内容のアルバムを出し続けていますが、まさに旦那芸です。
でも全部買ってしまうのでした。
今回のアルバムは男性ボーカリストを入れて、なんだか全盛期のスタイルカウンシルみたいです。
ボーカルがポールウェラの声に似ていることもありますけど。
そういえばミックタルボットは今何をしてるのかなあ。

The Cat/JIMMY SMITH

松本 知彦 for Private Time/2011.05.25/音楽音楽

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ジミー・スミスと言えば、ソウルジャズというスタイルを確立したジャズオルガンの第1人者。
50〜60年代に数々の名盤を残していますが、アラン・ドロンが主演した映画「危険がいっぱい」のテーマ曲として1964年にヴァーヴから発表したこのアルバムは、彼の代表作となっています。

ビッグバンドをバックに、Incredibleと呼ばれる超絶なテクニックで、どこまでも熱い演奏を繰り広げます。
編曲、指揮は「ミッション・インポッシブル」、「燃えよドラゴン」で知られるラロ・シフリン。
管楽器で盛り上げるオーケストラアレンジにも、60年代の素晴らしいエッセンスが詰まっています。
そして企画の仕掛人は、当時ヴァーヴにいた大物プロデューサー、クリード・テイラー。
この人は後にCTIレーベルを立ち上げる人です。
このCTIレーベル、クロスオーバー好きなら避けては通れないマストなレーベルなので、こちらも機会があればぜひ聞いてみてください。

90年代、ブルーノート東京でジミー・スミスの生演奏を見ました。
ダミ声で唸りながら、すごいアドリブを次々に叩き出す姿、亡くなる前に見れたのはよかったです。
このアルバムに出会ってから、僕はHammond B3にどんどんと傾倒していくのでした。

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