GOLDEN BEST/かまやつひろし

松本 知彦 for Private Time/2011.03.14/音楽音楽

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先に紹介したムッシュの70thアニバーサリーアルバムを聴いたなら避けては通れないベストアルバム。
70年代の楽曲から2002年発表の「classics」まで、40年間の活動の中からヒット曲、人気曲、レア曲などをコンパイルしたアルバムです。

50年代のロカビリーブーム、60年代のGSブーム、70年代のフォークブーム、その後もロック、ジャズ、歌謡曲まで時代のトレンドを吸収し、変幻自在に曲を発表してきたムッシュ。
その幅広い音楽性は今聞いても、その時代を知らなくとも古さを感じさせません。

ALLORAという曲・・・
好きなものをただ羅列しただけのような歌詞ですが、これにも一応曲がついてます。
フレンチとブリティッシュでなんともヨーロッパですね。

1939~MONSIEUR/ムッシュかまやつ

松本 知彦 for Private Time/2011.01.26/音楽音楽

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ムッシュの70歳の誕生日を記念して作られたアニバーサリーアルバムです。
スパイダース時代からソロを含む今までの代表曲を様々なアーティストを迎えてセルフカバーしています。ゲストには今井美樹、アルフィー、トータス松本、一青窈、布袋虎泰、森山良子、森山直太郎、堺正章、井上順などなど豪華な顔ぶれ。

どの曲もオリジナルに引けを取らないくらい素晴らしいのは、アレンジの力が大きいと思います。音楽監督でこのアルバムのプロデューサーでもあるキーボード奏者、武部聡志の手腕でしょう。特に彼がアレンジしている「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」「どうにかなるさ」「バンバンバン」「やつらの足音のバラード」は最高です。旧知の仲であるマチャアキがリードボーカルを取る「エレクトリックおばあちゃん」もスパイダース時代そのままのコミカルな雰囲気が伝わってきます。

しかしムッシュという人は、トレンドに敏感で新しいものを取り入れる柔軟性を持ちつつ、常にポップで、世代を超えて多くのファンを持つ希有な存在。昔の曲を演奏しても決して懐メロには陥らず、常に新しいというのが素晴らしいです。ヨーロッパ的であり、同時に東京的でもあり、様々な事象をMIXする彼独自の編集的視点に共感し、僕はかなり影響を受けました。

ラストにはムッシュの息子であるTAROかまやつが奏でる生ピアノに合わせて唄う親子のデュエット曲が収録されています。ハートウォーミングな1曲。ムッシュも自身の父親であるティーブ釜萢とも生前にデュエットしており、親子3代に渡って共演できるなんて本当に幸せな人だと思います。
単にセルフカバーというだけでなく、親子の絆、周りの人の愛情が詰め込まれたとってもよいアルバムだと思いました。ジャケットのイラストが水森亜土なのも泣かせます。

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