「談話室松本」引っ越しのお知らせ

松本 知彦 for Private Time/2016.12.01/仕事仕事

6年間、休まず続けてきた「談話室松本」ですが、会社20周年を機に、このたび新しいアドレスに引っ越すことになりました。

img新しいデザインでスタートです

新しいブログはこちらから
↓↓
http://dig.co.jp/blog/danwashitsu/


デザインも一新しました。
皆さん今後はそちらをチェックしてください。
引き続きよろしくお願いします!!

NEWoMANに見る旬なデザイン その2

松本 知彦 for Private Time/2016.11.16/仕事仕事

前回新宿にできた新しい商業施設 NEWoMANの概要について書きました。
入っているショップや商品にはそんなに興味はないですが、空間設計やデザイン面ではチャレンジングな面があって面白いので是非行ってみてください。
勉強になります。
一生、輝く。新しい時代を生きる、すべての新しい女性のために。
という施設コンセプトですが、メンズもありますww

img

NEWoMANの2回目ではサインシステムについて話したいと思います。
サイトなどを見ると、この施設の導線やサインシステムついては、よい意見がほとんどありません。
結構な低評価です。
案内板がオシャレすぎてわからない
鏡に書かれた文字が反射して読みにくい
店名だけが書いてあって、何の店だか不明
デザイン性を追求しすぎ
と、、、かなり酷評されているのです。

img文字情報がほぼない天吊りの誘導サイン

でも個人的にはそうはあまり思いません。
新しいことをやれば常に酷評はつきものだし、むしろチャレンジングなことをしなければ面白くならない。
これが公民館や図書館なら酷評されても仕方がない。
でもファッション商業施設ならそのくらいのことはやってもよい、もっとやるべきだとも思います。
老人や子供は来ないし、ファッションが好きな感度の高い30以上の女子しか来ないのだから、ユニバーサルデザインにこだわる必要はないでしょう。

サイン計画は、6Dの木住野(きしの)彰悟さんが手掛けています。
この人はサインシステムで知られる廣村正彰さんの事務所で修行した人のようですね。
廣村さんは、デザインナイズなカプセルホテルとして話題になった9hoursや、日産のデザインオフィスのサインで賞を取っている人。
廣村さんの登場以降、施設におけるサインの役割が格段に上がったと言っても過言ではないと思います。

imgフロアの案内板は鏡面仕上げに

img日本語が小さいから見にくい&寄ると自分の顔が映る 笑

サイトで酷評されているように、フロアガイドのパネルにはミラーを採用しています。
見ようとして近づくと自分の顔が映りこむ。笑
サインデザイナーいわく、ファッション性の高い場所なので、親和性の高いミラーを使用し、場になじむようにデザインしたとのこと。
この施設ガイドのパネルもそうですが、誘導サイン系では文字情報が極力省略されています。
施設内の天吊りサインも、壁サインも、ほとんどすべてピクトグラムのみ。

imgルミネゼロの書体は極細のヘルベチカ

imgこっちはさらに潔くて日本語表記は一切なし!

これが隣のルミネゼロに行くとさらに強調されていて、エレベーター内のサインもほぼピクトのみという、かなり潔いデザインになっています。
補足で書いてある文字情報も細い書体の英字のみです。
日本語がない。
田舎から上京してきたじいさんと待ち合わせたとしたら、間違いなく会えないでしょう 笑
しかし確かにNEWoMAN、隣にあるバスタ新宿、そしてルミネゼロ、これらの新しい施設をつなぐ導線、関係性は極めてわかりにくいです。
ルミネゼロの屋上には、家庭菜園の畑があるのですが(コルビジェの考案した現代建築の5つの原則を思い出します)ここへ行くのもどうやって行けばよいのか迷います。
そういう意味では、複雑なビルの構造をわかりやすくサインシステムで説明しきれてないのというのはあるかもしれません。
法規制か何かのせいなのか、ビルの入り口や建築構造がすごくわかりずらいのです。
NEWoMANとルミネゼロのサインは同じデザインテイストで、施工の方法を変えているのが面白いと思いましたが。

imgボードにプリントではなく、ピクトを切り抜いた突き出し型のサインはカワイイ。

ということで、施設におけるVIシステム、その中でもサインの役割は、普段何気なく施設を訪れた際にはあまり気にしないと思いますが、注意深く見てみると面白いのです。
こういうリサーチを通して自分の仕事にフィードバックをするというのもありますが、話題の新しい施設には色々なデザイン戦略あって、行けば毎回参考になるところが多いです。

img英語表記すらないフロアの案内板 笑

NEWoMANに見る旬なデザイン その1

松本 知彦 for Private Time/2016.10.19/仕事仕事

今年の3月、JR新宿ミライナタワーにオープンした新しい商業施設、NEWoMANにはもう行かれましたか?
株式会社ルミネがルミネより1世代上の30~40代の大人に向けて立ち上げた新宿駅直結の商業施設です。
一応男女がターゲットになっているようですが、入っている店はほとんどが女性向け。

img新宿駅から直結です。

客単価はルミネより高い3万円、衣料だけのルミネに対して衣食住すべてのジャンルが出店しており、うち8割が新宿初出店とのこと。
多くのクリエーターを起用したルミネ渾身のチャレンジングなプロジェクトですが、売れてるかは置いておいて、個人的にはとてもよい空間だと感じます。
共有部分と店舗を明確に区分せず、木、石、モルタル、タイルなど異なる素材を効果的に使ったフロアデザインが特徴的。
この素材のコントラストと、仕切らない曖昧さが施設全体のコンセプトになっているようです。

img最近どんどん出店しているBLUE BOTTLE COFFEE。

参加しているデザイナーたちも第1線で活躍するクリエーターたち。
まず1階のBLUE BOTTLE COFFEE。
ここはオープンから半年経った今でも並んでますが、インテリアを手掛けたのは話題となった清澄白河の1号店と同じスキーマ建築設計事務所が担当。
TODAY’S SPECIALやTAKEO KIKUCHIの渋谷店などを手掛ける建築チームです。
この出店により、コーヒーを飲むために都営新宿線に乗って清澄白河まで行く必要がなくなったので喜んでいる人もいるでしょう。
ただ昭和の病院のように、コーヒーができたら名前を大声で呼ばれるというオペレーションは、どうにかなんないのですかね・・・

imgアメリカの店舗もカッコいいですが、新宿もなかなか。

imgサザビーの新規事業であるライフスタイルショップ

同じく1階にあるオーストラリアからのインポートヘアケアブランドAēsop(イソップ)。
ここはライムストーンを大胆に使ったインテリアがカッコよいです。
什器もほぼすべてベージュのライムストーンを使って贅沢に作られています。
設計はトラフ設計事務所。
以前学芸大のクラスカにあった自身で手掛けた自分たちの事務所のインテリアがメディアによく紹介されてましたね。
同じフロアにはサザビーが運営するライフスタイルショップAKOMEYA TOKYOもあります。
この店は確か銀座が1号店ですが、今らしいコンセプトの店だと思います。
売れていることでしょう。

img鎌倉からやってきたというのが意外なGARDEN HOUSE

その他、鎌倉からやってきた話題のレストランGARDEN HOUSE。
パンケーキやハンバーガーが主なメニューですが、ほとんど女性客です。
そして単価が高い・・・・
新宿で待ち合わせた女子たちが使うのかな。。
普段使いには向いてないと思います。
デザインは知人の高橋&神林ペアが代表を務めるJamoaccociates(ジャモ)が手掛けています。
元エグジットメタルワークス、アパレルではおなじみの建築家ですね。
BAEMS JAPANやCITY SHOP、AMERICAN RAG CIE、OPENING CEREMONYなどをやってます。

img広くない施設なのに至る所にスペースを取っているグリーンエリア

施設全体のデザイン統括は、sinato大野力という人らしいです。
ショップごとの曖昧な仕切りは、駅から施設に入るエントランス部分にも踏襲されていて、駅のコンコースなのか、それとも施設なのか、その区切りも曖昧にしています。
そして施設のもう1つの特徴が、共有部におけるグリーンですね。
各フロアのちょっとしたスペースに必ずグリーンがある。
植栽デザイナーはGreen Fingersの川本諭という人らしいですが、最近の商業施設には必ずグリーンがありますね。
タイル、木、モルタル、そしてグリーン、色にしたら白、ベージュ、グレー、グリー。
同じようなアプローチは東京のあちこちで見かけますが、こうしたクリーンな組み合わせは、今の時代の気分なのだと思います。

imgトイレはデザインナイズされていてとてもよいです。

特筆すべきはトイレでしょう。
トイレのデザインがとてもよいのです。
これだけでも見に行く価値はあると思います。
トイレにもグリーン、そしてダイソンの乾燥機。
女子にとってトイレは重要なのでしょうね。
ただダイソンの乾燥機は、デザイン的に美しいものの、使い方が若干わからなくて最初は迷います・・・

別にNEWoMANの手先ではないのですが、個人的に好きという以外に、NEWoMANに足を運ぶには理由があるのです。
それは今デザインを担当している施設のサインシステムの参考にするためです。
次はNEWoMANのサインについて書きたいと思います。

imgデザイン事務所シンプリシティが手掛けた骨董通りのセレクトショップBLOOM&BRANCH TOKYOもgood

ロゴと展開 最後の仕事 

松本 知彦 for Private Time/2016.07.29/仕事仕事

先日開催したdigの20周年記念イベントも、無事終了しました。
会が終わってホッとしたのも束の間、僕たちには最後の仕事が残されていました。
それがお礼状の作成です。

imgイベントを締めくくる最後の仕事がお礼状の作成です

来ていただいたおよそ200名の方全員へ、お礼状を出す仕事です。
当日お品をいただいた方、お花をいただいた方、お越しいただけなかったけれどお品をいただいた方、全部で5種類くらいの文面を用意しました。
僕はすべての方へ手書きの名前と、一部の方へはメッセージを添えて。
担当者も一言ずつメッセージを書くよう指示しました。
これが終わればイベント関連はすべて終了という大切な仕事です。
最後まで手を抜いてはいけないのです。

でも今回の記事テーマは、お礼状の話ではなく、以前からこのブログで触れてきましたが、
VI(ビジュアルアイデンティティ)とロゴの展開についての振り返りです。
通常クライアントからいただいた業務だと、なかなかオープンにできないのですが、今回は自社の案件なので惜しみなく(笑)プロセスを紹介します。

imgまずは基本となるマークの作成

imgオリジナルフォントと組み合わせた基本の組みデザイン

img最初に着手したのはインビテーションでした。

お礼状の制作をもってVIの展開は完了になりました。
イベントの準備もさることながら、マークのデザイン開発から、それをツールに落とし込んで展開するまで、4ヶ月くらいかかってようやくの完了です。

img色々やりましたねえ。

最初に、日本のめでたい行事に使われる水引から発想したマークを作り、
使用する基本色を決めてそこから・・・
オリジナルのフォントを作り、
それを組み合わせたベースのデザインを作り、
招待状を作り、
招待状を入れる封筒を作り、
Webサイトを作り、
ポスターを作り、
Tシャツを作り、
記念冊子を作り、
周年用の名刺を作り、
どら焼きを作り(笑)
ノベルティを入れるオリジナルバッグを作り、
お礼状を作り、
それを入れる封筒を作り、
最後にオリジナルでエンボッサーを作り、お礼状に押して完了です!
4ヶ月・・・長かった 笑

img最後に作ったのがお礼状に押すエンボスマークでした。オサレ

VI作成からツールへの展開は、デザイナーにとって大事な経験なのです。
特に初期のプランニング、コンセプトワークが重要です。
今回は作成したマークを、紙とデジタルの両方で展開し、最後にリアルなイベントで締め括るっていうのが一番面白かった。
紙とデジタルのクロスメディア展開の最後にリアルな体験があるというのは、通常の仕事とまったく同じでした。
紙とデジタルによる販促物をワンストップで制作し、消費者を店舗へ誘導、あるいはサービス体験へつなげる。
メキシコオリンピックのように(笑)、ロゴの発想から1つのVIをトータルに展開した事例になりました。
スタッフはまた1つよい経験になったと思います。

img上が紙冊子、下がWebサイト。1つのVIから2媒体を同時に制作します。

会社の説明って友人にもほとんど(というかまったく!)したことがないですが、
digでは普段こうした仕事をしています。
もしご要望ありましたら、いつでも是非digへ相談いただければ !笑
(っていきなり営業かよ!)

imgスタッフのみんなお疲れさまでした。次行きましょう!

20周年記念イベントへのご参加、ありがとうございました!

松本 知彦 for Private Time/2016.07.26/仕事仕事

20周年のイベントが無事終わり、あっという間に2週間が過ぎてしまいました。
早いものですね。
イベントが終わったあと、継続して親子展が開催されていたこともあり、
毎日忙しくしていて、終わった今は気が抜けてしまったというか・・・
ついつい更新も遅れてしまいました。

img当日大きなケーキをいただきました!

お忙しい中、20周年記念イベントにお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
イベント当日、結果的に会場に集まった人は200人を超え、、
窮屈な思いをさせてしまって、ご迷惑をおかけしましたことお許しください。
カフェでイベント時の来客は、過去177人が最高だったようですが、それを超えてしまいました。。
皆さんを迎えて、もちろん僕らはお越しいただいた方をおもてなしする側、
その立場でこんなことを申し上げるのは忍びないのですが、僕らにとってもすごく楽しいイベントでした。
もしお越しいただいた皆さんも、楽しい時間を過ごしていただけたなら嬉しいです。
お越しいただく方(かた)も、それを迎える方(ほう)も両方楽しいこと、それが実現できたなら本当に嬉しいと思ってます。
記憶に残るイベントでした。
いろいろな発見がありました。

imgイベント当日用に制作したVIを落とし込んだポスター

img乾杯です!司会担当の仲さんの進行はとっても安定してました。

準備はとっても大変でしたが、過ぎてみればあっと言う間で、、、
でもそのプロセスに学ぶことが多々ありました。
プロセスがあるから喜びがあるということを学びました。
イベントを成功させるという1つの目的に向かって役割を分担してみんなで準備する、
まさに、それは仕事と同じなのです。
そこには、チームビルディング、リーダーシップが必要で。
みんなよくやってくれました。
ありがとうと言いたいです。

imgニュー玉川カルテットの演奏。浪曲ではありませんw

imgリンタロとアンヌ。ハートフルな時間だったみたいでみんなに声をかけられました。

imgトリはdigのバンド。真ん中のタンバリン叩く人の顔がイっちゃってますw

個人的にはバンドが楽しかったなあと。
嫌がるみんなを無理やり引っ張り出してよかったと思ってます 笑
スペシャリストを集めて1つのプロジェクトを行うという、これも仕事に似ている体験でした。
練習している時から楽しかったですからね。
イベントが終わってしまって残念なくらいです 笑

もっとカッコつけたイベントにすればよかったのかもしれませんが、僕が主催すると、どうしてもこうなってしまうというか、、、
パーソナリティー丸出しのベタな内容になってしまいました。笑
もっと今っぽく、カッコつけてITっぽくした方がよかったかなw(そういうの嫌いだけど・・)
何より楽しい時間が過ごせたことは、良かったです。
良い会になりました。
当日、結構なお品を頂戴しましたが、後日スタッフでお疲れさま会を開き、おいしくいただきました。

img皆さん、本当にありがとうございました。仕事、頑張ります!

お越し頂いたクライアントの皆さま、ありがとうございました。
ここまで一緒に頑張ってくれたスタッフのみんな、本当にありがとう。
そして大切な友人たち、家族、皆さんに支えられてここまで来ることができたと思っています。
心から感謝の気持ちを送ります。
これから5年後、10年後もまた皆さんとお会いできれば嬉しいです。
20周年を迎えたdigを、これからも引き続きよろしくお願いします。

出ました!!digオリジナルどら焼き

松本 知彦 for Private Time/2016.07.05/仕事仕事

創立20周年記念パーティ、いよいよ明日に迫りました!
連日の投稿になりますが、いやあ、時間の経つのは早いものです。
もう明日なのですから。

イベント前日のギリギリのタイミングで、以前から企画してたものが2つ上がったのでお知らせしちゃいます!
正直ネタバレですが、あまりにカッコよいので(笑)見たらモチベーションが上がってしまい、、ここで紹介することにしました!

dig20周年記念どら焼きです!!!!!
六本木にある老舗の和菓子屋さんに頼んで作ってもらいました。
ちなみにマクロビ和菓子じゃありませんのであしからず笑
自分で言うのもおかしいですが、見た時はホントに興奮しました。
数ヶ月前に作った20周年記念のロゴとVIは、どら焼きにてほぼ完結です。
1つのアイデアを様々なツールに落し込んで展開するのは、なんと言っても最初のプランが重要。
当たり前のことを気づかせてくれました。

img焼き印作って、1つ1つ押してもらってます!

もう1つは記念冊子です。
こちらは20周年を記念して、松本へ20の質問を投げかけるという企画。
構成とインタビューアーはスタッフの原くんです。
答えにくい質問もあったけど、実際に受けた質問に対する回答を彼がまとめてくれています。
スタッフの間では、内容がとても面白いとのことなので、こちらも読んでみてください。

img招待状からサイトまで、1つのビジュアルプランで展開しています。

img中身はこんな感じです。

オリジナルのどら焼きも記念冊子も、明日来られた方にお配りします。
一緒に70年代に描かれた父の作品冊子やコースターも差し上げます。
そしてそれを入れる透明のビニール袋にも、20周年のロゴを印刷しました。

imgこちら当日お渡しするノベルティのお得な(!)セットです 笑

ここまで大変だったなあ。
ロゴの企画にはじまり、周年記念サイトの制作、招待状のデザイン、送る方のリスト作成、展示の企画、自分の展示物の作成、バンドの練習、イベント当日の段取り、ノベルティの企画、お揃いのTシャツの入稿、それ以外にもまだあります...
このブログで報告するのは本当に簡単なのですが、ここまでかなり、かなり大変でした。
特に僕は、自分の展覧会の企画設営と、会社の記念行事の2つを同時に行う必要があり、もちろん通常の業務もあって、ここ1ヶ月はホントにヤバい状況でした。
まだ当日を無事迎えられたわけではないですが、企画していたもろもろは全部が滞りなく間に合って本当によかった。

img全員が持つ名刺にもシルバーで20周年記念のロゴをつけました。

そして、ついでにコーポレートサイトも同時にリニューアルしました。
こちらもイベントまでに間に合って良かった。
いよいよ明日ですが、皆さん時間がありましたら、どなたでも是非覗いてみてください。
20周年記念イベントは、明日7/6(水)18時半から代々木上原駅前のファイやキングカフェで開催します。
詳細はこちらから

http://www.dig.co.jp/20th/

digのバンドがデビューします。

松本 知彦 for Private Time/2016.07.04/仕事仕事

さて、いよいよ今週水曜、あさって6日に迫ったdig創立20周年パーティ。
現在、その準備が着々と進んでおります。
既に100名以上の方の出席を受け付けました。
ありがとうございます!

パーティの企画は主に3つ。
1つ目は、先日からこのブログでもお伝えしている松本正彦・知彦親子展です。
会場となる代々木上原のファイヤキングカフェで先週から開催がスタートしました。
既に売れてしまった作品もありますが、展示は7月17日までやっていますので、皆さんどうぞお越し下さい。
パーティの当日は、僕を支えてくれた父親の絵に囲まれてイベントを行う予定です。
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131811/13012564/

2つ目の企画はスタッフによる動画作成です。
全員がそれぞれ異なる場所で、自分自身で動画を撮影し、それらをつなげて1本にするという企画。
こちらは当日会場で流す予定になっています。
僕もまだ出来上がり見てないですが。

imgスタジオで練習中のメンバー。

そして3つ目がバンドの演奏です。
今回3つのバンドが出る予定になっています。
1つは、僕が20歳くらいの時に一緒にバンドをやってた友人と、つい最近組んだバンド。
当時、僕はリリー・フランキーとバンドをやっていましたが、その彼に頼まれて別のバンドも手伝っていました(僕のパートはドラムです)
元BOOWYのサックスの人がいたバンド。
BOOWYのメンバーにサックスがいたなんて、皆さんはたぶん知らないと思いますが、ファーストアルバムの時にはいたんですよ。
ジャケットの写真にも写ってますが、NO NEW YORKの作詞をした人です。
そのバンドでギターを弾いていたのは同じ大学の後輩でしたが、大学卒業後に彼はプロになり、今は宮藤官九郎とバンドをやっています。
そしてベースの彼とは、その後もm-floのリサとバンドをやってCD出したり、フィンガー5のバックをやったり、色々やりました。
そのベースの彼と最近何十年ぶりかで再開して、一緒に遊びでやってるバンドです。
出会ったのが玉川上水なので、ニュー玉川カルテットというバンド名にしました (注:浪曲はやりません 笑)

img自宅で練習中の兄妹。

もう1つはリンタロとアンヌ隊員のユニッットです(松本家の長男と長女)
同じく兄弟で、彼らの好きなバンド、キリンジの曲を演奏するようです。
リンタロが弾くギター1本です。
キリンジの曲はコード進行が相当難しいですからねえ、本当に弾けるのかナゾです。。

imgまずは演奏を担う僕以外の3人。重要です。

img笑ってますが、1回目の練習なのでチョー緊張しています。

そして3つめがdigのスタッフによるバンド。
これがですねえ。
もちろん僕がやろうと提案したんですが、最初は誰も賛同してくれませんでした。
かなり雰囲気が悪かった。笑
参加したい人もいないし、楽器も本当はできるのに手が挙がりませんでした。
とにかく、みんな相当に腰が引けていたんです。
僕は、みんなで力を合わせて1つのことを体験するのはよいこと&絶対に楽しいはず!と思って提案したんですが、みんなはそうは思わなかったようでした。
その様子を見て僕は、みんなが嫌な思いをするなら、また強制的にやらされるという感覚なら、そもそも本来の目的と異なるのでやめようと提案しました。
目的は来た人も、それを迎える人も楽しむことですから。
でもみんな僕に気を遣ってくれたようで、、、(汗)最終的には渋々やることになったのでした。。。

img初めてみんなでスタジオに入って楽しかったー

img僕もドラム叩きます。

でも、いざ練習してみたら、、、、
みんな楽しそうでした。
伝えたいこと、わかってくれたようでした。
事実、楽しかった。
練習はみんなが1つになる、本当に楽しい時間でした。
自分のパートに集中して、全員の共同作業で完成する音楽ってやっぱりいいですね。

img当日全員が着るオリジナルTシャツも出来上がってきました。

というわけで、7/6水曜18時半から
誰でも参加可能ですので、もしお時間ありましたら、皆さんお越し下さい。
※クライアントの方は無料ですが、その他の方は恐縮ですが、お1人2,000円いただきます。
↓↓
http://goo.gl/forms/p3PSF9aONSB7XWmt1

創業20周年記念プロジェクト2

松本 知彦 for Private Time/2016.06.16/仕事仕事

前回の続きです。
普段クライアントの実案件では、守秘義務もあるので、ブランド構築のプロセスは、なかなか紹介することができません。
今回はうちの会社の20周年を記念したVI&ロゴマーク制作事例として、この機会にプロセスの一部を紹介します。

制作するロゴマークは、招待状、封筒、名刺、Webサイト、ポスター、ムービーなど多媒体に展開する前提がありました。
紙、デジタル問わず、様々なコンタクトポイントで、齟齬のない同一イメージをマネジメントしていくことがブランド構築の根幹の考え方です。
初回の提案はモノクロでしたが、プロジェクトメンバーの意見も聞きながら、そこからブラシュアップしていきました。

img調整後に完成したロゴタイプ

今回は、めでたい行事として水引から発想しています。
そのコンセプトをデザインの細部にも落とし込んでいきました。
水引は、中国の陰陽説に由来しており、奇数本数の紐で結ぶというルールがあるので、まずラインを5本に修正。
色は、日本古来から使われてきた伝統色である朱とシルバーを基本カラーにしています。
そこからメキシコオリンピックのVI事例を参考に、オリジナルの書体を制作し、各種ツールへと展開していきました。
※この辺のくだりは前回の記事を参照してください
http://blog.10-1000.jp/cat35/001329.html

今回は記念行事的な意味合いもあるため、イメージとは別に、今後会社が向かうべき方向性を暗示するスローガンも必要だと考えていました。
受け手側に記憶してもらうことを目的の1つとするなら、見た人が事後にそのイメージを思い出し、頭の中で再構築するような仕掛けが必要です。
それには饒舌で明快な機能訴求より、すべてを言い切らない情緒的な視覚的アプローチが有効。
20年間行ってきた企業の魅力作り、それを今後もさらに高い次元で実践していくという意味を含めて、CREATE BRANDというメッセージを考案しました。
しかしこれは、主役のビジュアルを引き立てる脇役程度に。

img招待状のデザイン

imgグレーに見えてますが、実際にはシルバーです。

img写真だとわかりにくいですが文字部分が凸になっています。

最初に着手したのは招待状のデザインです。
20th、1996、2016、企業スローガンであるMAKE DIFFERENCE、YOYOGIUEHARA、そしてCREATE BRAND。
印象的な言葉を羅列して、タイポグラフィとして組み合わせました。
印刷は、朱色とシルバーが映えるフォーマルな白で、凹凸が出やすいクッション紙を選択。
1ミリほどの厚さがあるクッション紙は、その名の通りクッション効果があり、エンボス加工の効果が出やすい紙です。
カフェで出てくるコースターのような紙と言えば、イメージしてもらいやすいですかね。
通常エンボス加工を使うときは、凹処理をすることが多いですが、今回は水引ということもあり、凸加工を指定しました。
全体が沈んで、文字部分だけが浮き上がる処理。
写真だとわかりにいくかもしれませんが、ライン部分が凸になって飛び出しています。
同様に同じ色である朱色とシルバーを使って、透かしのある日本的な和紙の封筒にデザイン、印刷しました。

img記念サイトは、5年ごとの実績画像とテキストで構成しています。

imgサイト用に制作したオリジナルのフォント

並行して、間髪入れずに20周年の記念サイトを制作。
創業から5年ごとに区切ってページを作り、実績画像と言葉で構成しています。
全体のデザインエレメントは、ロゴのVIをベースに。
ここは通常の業務でもポイントになるところですが、ユーザはブランドに対してどのルートで接触してくるか?ということがデザインする上で重要なことです。
今回の場合なら直接Webにはアクセスはして来ないだろうと。(この記事を読んでいる方は別ですが)
郵送した招待状を受け取ったクライアントの方が文面を読み、サイトにアクセスし、そこから応募していただく、という流れを想定しています。
ですので、エンボス加工された招待状で目を引いた後、来訪してくるサイトでは、招待状の世界観が失われないよう情報を絞って演出することが必要です。
留意したのは各コンタクトポイントにおける、統一されたイメージコントロール。
ほかにもいくつかツールを作っていますが、それはまた後日紹介しますね。

img

20周年記念パーティは、7月6日の18時半~代々木上原のファイヤキングカフェで開催します。
どなたでも参加OKですので、みなさんお誘いあわせの上、ぜひ気軽にお越しください。
ワタクシ、10年以上ぶりにバンドもやらせていただきます。汗
そして同時に、僕と父親の作品も当日展示する予定です。
ただ大変に申し訳ないのですが、クライアントの方は無料、その他の方は2,000円の会費をいただきます。
これについては悩んだ上での決定で、、、来ていただける方は、何卒ご了承いただければと。
ちなみに素敵な?ノベルティもご用意してお待ちしていますので。

皆さん、応募はこちらから是非!参加される人数をお知らせください。
↓↓
http://goo.gl/forms/p3PSF9aONSB7XWmt1

創立20周年プロジェクト1

松本 知彦 for Private Time/2016.06.13/仕事仕事

以前も少しだけお伝えしましたが、うちの会社、今年でなんと創立20周年なのです。
いやあ、ホントに時が経つのは早いものですねえ。
部屋で一人ぼっちで働いてたのが、つい昨日のことのように思い起こされます。
でもそんなことを言って、ノスタルジックな気分に浸っている暇はありません。

来月7月6日の水曜に、簡単な20周年記念パーティをすることを予定しています。
それについては、また後日改めてこの場でお知らせしたいと思いますが、そのイベントに向けて様々なことを決めて、グイグイ進めなければならないという状況に追い込まれております・・・
すべての作業は、通常の業務をやりながら、同時進行で進めていく必要があるので大変なのです。
いつもはクライアントから依頼されて、企業の魅力作り=ブランディングの仕事をしていますが、今回は自社の魅力を伝える仕事をしなければならない 汗
通常業務の方が忙しいから時間がない、などとは言えず、、、最小の努力で最大の効果を上げる方法を取らなければならない。
その方法論は何かと言ったら、やっぱりアイデアだと思います。
プランがしっかりしていれば、作業の時間は最短で済む。
通常業務の仕事のセオリーと同じですね。
今回は、なかなか実案件では紹介できないそのプロセスをお見せしたいと思います。

img社内のデザイナーたちから出て来た案です。

さて4月から社内で、20周年記念プロジェクトを立ち上げて、色々なことをプランしています。
一番最初にやらなければならないのが、VIとしての周年記念ロゴマークの制作です。
これは重要ですね。
企業の周年記念のロゴって、だいたいがカッコ悪い。
あれは、なぜなんでしょうね?
クライアントから依頼されるブランド構築の仕事では、コンセプト設計から着手することが多いですが、今回は視覚的なカッコ良さを優先させたいため、ノープランで社内のデザイナーから案を出してもらいました。
そこから松本の独断と偏見で、1案に絞り込んでスタートです。
皆さんはデザイン案が決まったら、ほぼ仕事は終わりだと思われているかもしれません。
いや、ほとんどのデザイン制作会社は、そうなのかもしれませんね。
でもうちでは、ここからが本番のスタートなのです。
クオリティを上げて、相手の心を打つレベルにまで昇華させないといけない。
今回はノープランで、視覚的な要素を優先して自由にデザイナーに案を出してもらったあとに、コンセプトを組み立てるという通常とは逆のプロセスを選択しました。
デザインを依頼する際に、デザイナーには詳しく伝えていないけれど、自分の頭の中には既にぼんやりとイメージがあって、それに近い案を選んだという方が正しいでしょう。
時間をショートカットするためです。

imgモノクロの状態で選んだ初回ラフの状態

今回の主旨として3つのことを考えていました。
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1.めでたい行事であること
2.考えたコンセプトをあとからデザインの細部に落し込むこと
3.他のデザイン参考事例から学び、クオリティを上げること
----------------------------------------------------------
今回は1がハズせない、マストの要件です。
でも、めでたい表現って色々ですよね。
デザイナーは作るとき、まずカッコ良さを優先しているので、そこまで考えてないかもしれない。
選んだのはラインを使った案ですが、そこから僕が発想したのは、めでたい=水引のエレメントでした。
水引について色々調べた。
由来、結び方、色、ルールなどなど。
その中で水引は、室町時代から祝儀として用いられ、封印の意味のほか、魔除け、人と人を結びつけるという意味があることを知ります。
紅白の奇数本数の紐で結ぶルールがあり、結び方にもいくつか種類がある。
その中でも、結び目が何度も簡単に結び直せることから、「何度も繰り返したい」という願いを込める結び方=「花結び」が今回の主旨には適切だということがわかってきます。

img普段見慣れている水引ですが、その意味を調べると意外に深いんですよ。

imgランス・ワイマンが手掛けた1968年開催のメキシコオリンピックのロゴ

imgメキシコオリンピックのVIが素晴らしいのは、その一貫した展開性です。

img渋谷で、今年春に開かれていた英国のクリエーターユニットTOMATOの展示

でも水引だけではあまりにトラッドすぎる。
現代的にチューニングするために、他に参考になる事例はないものか。
思いついたのが、昔から大好きだった1968年のメキシコオリンピックのVIシステムでした。
デザイナーのランス・ワイマンは、ジョージ・ネルソンの設計事務所を経て、グラフィックデザイナーとして独立しただけあって、根底に流れるモダニズムが心地よい。
多媒体への展開の汎用性も素晴らしいと思っていました。
他にも、今年渋谷で開かれたTOMATOの展覧会で見たタイポグラフィも大いに参考になりましたね。
それらのイメージを組み合わせて、タイポグラフィに落し込む構想が思い浮かんできました。

imgまだラインは4本ですが、水引とエレメントを揃えた状態。

古来からめでたい行事の際に用いられて来た日本の伝統的要素、海外アーティストによる現代的なタイポグラフィの優れた仕事、その展開性、これらのミックスですね。
用途も、内容もまったく違うものをミックスして、異なるイメージを作り出すこと。
それが今回のデザインの作り方でした。
普段からまったく関係ない情報を蓄積しておき、必要な時にそれらを取り出して組み合わせてみる、
組み合わせたものをまた分解して再構築してみる、そうしたことを繰り返す行為が、すべてに共通するクリエイティブな発想プロセスだと思います。

次回へ続く

春の「日本酒の会」開催!

松本 知彦 for Private Time/2016.04.26/仕事仕事

先日スタッフをうちに招いて日本酒の会を開催しました。
これは今までにない初めての試み、と言っても会社のイベントではないですが。
過去に自宅に友人数人を招いたことはありますが、10人を超える人を呼んだのも初めての経験でした。

img一晩でこんなにたくさんの種類の日本酒を飲んだのは初めて

imgキツキツ詰め詰めでテーブルに座ってます 笑

さてさて、僕自身は日本酒を飲む機会も少なく、特別詳しいというわけではないのです。
じゃなぜ日本酒の会を??
開いた理由はスタッフからのリクエストに応えるため。
しかし、まったく日本酒に詳しくない僕は、お店の人に日本酒の会を開くことを伝えて、どのように揃えればよいのか、またどのくらいの量が必要なの、などアドバイスをもらいながら、買い揃えたのでした。
ちょっと勉強になりましたが、日本酒にも色々あるのですね。
どうせ開くならみんなも日本酒について味だけでなく、知識も学びながら飲んだ方が楽しいだろう思い、店の人からウンチク=解説ももらって当日披露しました。笑

せっかくなので、ちょっとここで紹介しますね。
左から

img今回、各地から選んだ(選んでもらった)日本酒

1、天吹 すぱーくりんぐ  佐賀県
洋風の前菜にも合うお酒 
2、小左衛門   岐阜県
山田錦と違って複雑な風味が特徴の「雄町」を使ったお酒
3、独楽蔵 円熟  福岡県
熟成されているのでまろやかな甘みがあるので肉にも合う
4、冽(れつ) 山形県
純米吟醸では珍しく辛口のお酒。お米の甘みと切れを愉しむ
5、大七 皆伝  福島県
江戸時代から続く生酛(きもと)造りを行っている数少ない蔵元。生酛ならではの強い風味
6、奈良萬 中垂れ  福島県
自重で垂れてくる物だけで作った生酒でピリッとした呑み口とメロンのような香り。
7、菊水 無冠帝  新潟県
辛口で風味がしっかりとしたお酒。スッキリした切れ味
8、おたる 凍結仕込みナイアガラ  北海道
北海道のスタッフが持ってきてくれたお酒。日本酒ではなくワイン。葡萄の香りと凍結仕込みの濃厚な甘み。
9、魅惑の青みかん  愛知県
スタッフから。こちらも日本酒ではなく、三重県のみかんを使って作られたリキュール。
10、天吹 雄町  佐賀県
いちご酵母を使ったお酒。フルーティな香りの中に苺の花がほのかに香る日本酒。
11、獺祭  山口県
皆さんご存知のヒット作。世界20ヵ国で認められている。
12、魅惑のもも  愛知県
スタッフから。こちらも甘い飲みやすいお酒。ネクターみたい
13、雪の芽舎  秋田県
フルーティな甘みが特徴で女性に人気

img日本酒に合わせて、こちらも洋モノなしの国産地ビールで

こちらは一緒に揃えたビール。
1、天涯  秋田県
2、だいたいエール  茨城県
3、ナギサビール  和歌山県
4、ホップリラックス  神奈川県
5、I Hop Drip IPA  静岡県
6、COEDO  埼玉県

img写真は酔っぱらう前に撮影しておいた方がよいという教訓

11人で終電まで、うちにあった15本は全部空。
ベロベロになったスタッフもいましたが、楽しい時間でした。
手料理とお寿司もおいしかった。
しかし、みんな帰ったあとの洗い物の多さにビックリ・・・笑
リクエストがあればまたやりたいですね。

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