最後のスタジオ

松本 知彦 for Private Time/2011.08.10/仕事仕事

今日は朝から旧事務所(と言っても先週まで使っていた)で撮影の立会いです。
このオフィスは既に機能していないので、本来撮影も断るところでしたが、出版社の担当者の方の希望に応えるカタチで、貸出しをすることにしました。

建物の最後の利用者が僕たちスタッフではなく、スタジオ利用だというのも、何だか最後まで人のために使われているようで、悪くないですね。
引越して誰もいなくなったオフィスは媒体に掲載され、世の中の何万という人の目に触れます。
建物も本望でしょう。

img何もなくなったオフィス2階

思えばこのスタジオで、今までたくさんの撮影がありました。
オフィスを建築した当初は毎週撮影があって、いろんな芸能人やモデルが入れ替わり立ち代わり訪れました。
でもリーマンショックの後あたりから、出版不況で雑誌は部数を下げ、スタジオの使用頻度も減りました。

そんな中で久しぶりの撮影です。
モデルは最近結婚した話題の女性タレントでした。
名前を聞けば誰でも知っている人です。
最後に、めでたい人の撮影に使われるというのもうれしいですね。

全然関係ない話ですが、運というものはある、と僕は思っています。
これは人にも言えることですが、よい気運の時には色々なよい事が集まってきます。
運は全員に平等に訪れますが、それを掴めるか掴めないかは、本人の性格だったり、その人の日頃の行ないだったりします。
振り返ってみて、たまたま運が良かったということがありますが、その時は無意識であったとしても、あらかじめ運を掴む才能や条件が備わっていたと思います。
人生にとって、仕事にとって、運は非常に重要です。
会社の経営だって、運が左右することも多分にあると思います。
自分に訪れた運を見逃さずに掴むこと、
それは普段から弛まぬ努力をすることで、少しずつ近づくことができると思っています。

img誰もいなくなったオフィスは、なんだか荘厳で教会のようです。

img働いている時は、こんな綺麗な光景には気がつきませんでした。

img自分が長く働いていた場所なのに不思議です。

この建築も最後まで幸せな人に使われて、よいことだなと今日感じた次第です。

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