オフィス3階の内装 その3

松本 知彦 for Private Time/2012.10.24/仕事仕事

オフィスの2階の内装を考えた時は、機能的でシンプル、モダンなものを目指しました。
モノを作り出す環境には、できるだけ余計な要素はない方がよい、という考えがベースにあるからです。

オフィス内で見える色も、会社のCIカラーであるグレーと白だけに絞りました。
書類をファイリングするケースも探して、すべて伊東屋オリジナルのヘルベチカシリーズで揃え、オフィスにいる時は目に入ってくる色をできるだけ絞ることを意図しました。
前のオフィスを建築した時と同じように、新しいオフィスでもコーポレートのツールとオフィスのインテリアをトータルでコントロールしようと考えました。

imgコーポレートツールはすべてグレーで統一しました。

imgビルの名称サインにもコーポレートタイプフェイスを使っています。

ただ1つ失敗したのは・・・
フローリングは塗装ですが、色を家具と同じグレーに指定したつもりが、契約の関係で引越しのタイミングが迫っていたせいで、時間的に十分な検証ができず、イメージした本来のグレーになりませんでした・・・なんだかナチュラルなウッドな色になってしまいました。
でも事前に参考にした片山正道やグエナエル・ニコラの機能的なオフィスのイメージには近づけたと思います。

img少し見えているのがヘルベチカの白いファイリングケース。ケースはすべてこれで。

img空間の色を白とグレーのみに絞ろうとしました。照明はすべてLEDに。

img普段、僕が座っているデスクです。

以下のページに掲載した写真と見比べてみてください。
多少なりとも狙い通りの方向で実現できたかと。。。
http://blog.10-1000.jp/cat35/000799.html

2階の設計は、以前クラインダイサムの事務所にいた服部さんにお願いしました。
彼女が独立する以前、前のオフィスの担当者が彼女だったこともあり、やり取りは慣れていたし、何より彼女のセンスや才能を信頼していたということも大きいです。

プロジェクトは2階の改装をした際に、一緒に服部さんに引いてもらった3階のラフの図面からスタートしました。
しかし、服部さんが産休に入ってしまって、3階の工事までは担当できないという事態に・・・
困りました。

img一番最初に服部さんにラフで引いてもらった図面。

その後、紆余曲折ありましたが、自分で判断して色々なものを決めることにしました。
これによって、建築的アプローチから外れることに拍車がかかり、趣味性の強いインテリア的要素が強くなって、記事その2に書いたようにミッドセンチュリーに傾斜していくわけですが。

3階は働くスペースではなく、来客が主な目的なので、働く場所の2階とは違って、もっと味があった方がよい。
今の時代の気分が出てればよいとぼんやり思っていました。

そんなことを考えながら工事はスタートしたのでした。

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