dig15周年

松本 知彦 for Private Time/2013.01.10/仕事仕事

思えば、僕が会社でブログをはじめようと言い出したのは2010年でした。
仕事として全員が記事を書きなさい、と宣言したもののスタッフからは大不評で、強制的にでも社員全員が毎日ブログを更新している他の会社を見て、本当にうらやましく思ったものです。
それなら僕がまず見本を見せる、と言ってスタッフより1年先にはじめたのがこの談話室松本のブログでした。
書き出した当初は本当に何を書いていいかわからず、誰が読んでいるかわからないので誰に向けて書けばよいかもわからず(今でもですが、、)効果のないことにこれだけ時間を使うのは意味のあることなのだろうか?と毎日自問していました。
(自分はこれでも使命感で書いているので、、)
あれから足かけ3年。
その努力が多少なりとも会社のコーポレートブランディングに、そして皆さんがこの小さな会社を思い出すきっかけになってくれていたら嬉しく思います。
松本の人となりや考え方について、多少なりともご理解いただければ嬉しいです。
このブログが業務にどれだけ影響を与えているか相変わらず不明ですが(汗)、「継続は力なり」・・・・と思わないと悲しいですから(笑)

img15周年のロゴタイプはdig buildingのシルエットとの組み合わせ

さて気が付けばdigも創業から15年が経過しました。
思えば企業を退職し、何も知らないながら1人で会社をはじめてから15年、、、、
長いようで、短い15年でした。
大学の後輩のインテリアデザイナーと部屋をシェアして、毎日2人で働いていた時が、つい昨日のことのように思い起こされます。
立ち上げ当初は毎日スマップの絵を描いてしました。
テレビ番組ビストロスマップのセット用に、スマップ全員の似顔絵を描いたのが最初に仕事でしたから。
それが15年目の節目に、うちのスタッフの似顔絵を描くという・・・・笑
やはり僕は絵を描くという行為とともにあるのでしょうか。
最初の仕事だったスマップの絵はこちら

http://blog.10-1000.jp/cat36/000474.html

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img15周年記念で作ったオリジナルカイロです。

20年前にWebを知り、それまで媒体でしかできなかったこと=世界中の人への情報発信が個人でも可能であることに驚き、企業も個人もWebの中では同一単位だということに共鳴し、またその可能性に動かされて今に至りました。
企画と発想、編集と構成、アートとデザイン、既存の制作工程を踏まずに簡単に情報配信ができる、そこに自分のやりたいことが詰まっていました。
輪転機を回してインクを紙に定着させたり、最後工程でディスクをプレスしたりすることなく、作り手の感性や伝えたいことをダイレクトに伝達できる、15年前そんなことに魅力を感じていたんですね、今じゃ考えられないですけど。笑

今Webをはじめデジタルデバイスで提供される情報は、コミュニケーション機能が深化し、インフォメーションという役割だけでなく、益々マーケティングの要素が強くなってきています。
そこでどれだけ人を集められるか、どれだけ注目されるか、お金を如何に儲けられるか、マーケティングのプロモーションツールとしての活用方法がメインとなってきました。
これはある意味必然の流れかと思いますが、すべてをそうした換金性の尺度だけで判断することは、反面悲しいことでもあります。

心のどこかでモノ作りにこだわりたいという願望があります。
WebやITがただのマーケティングツールなら、そこにクリエイティブな要素はあまり必要とされません。
インターフェイスデザインそのものは差別化にはなるけれども、お金を生まない、換金性としての効果が判断されにくい分野であるからです。
でも本当にそうでしょうか?
僕は最後はエモーショナルな感性の部分が重要だと思っています。

企業である以上、成長や収益を目標とするのは当前です。
ただそこにもの作りの精神を忘れてはならない、目標と目的が逆になることはないと、、、自分には言い聞かせています。
むずかしい決断ですが。

そして今までの成功モデルで、この先を乗り越えていけないことも自覚しているつもりです。
Webが変化していったように我々も変化していかなければならないのです。
15年の節目にやらなければならないことをやります。
それが1年だけで結果が出るものではないことは承知しています。
今年は計画に着手する最初の年にしたいと思います。
やらなければいけません。

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