建築ロード2

松本 知彦 for Private Time/2013.02.28/仕事仕事

前回の続きです。
代々木公園の有名なパン屋ルヴァンの前を通り過ぎて、そのまままっすぐ行くと緩やかな坂道になります。
まず坂の下には、ワークショップの木下道郎先生が設計して最近完成した集合住宅があります。
ワークショップというのは会社名なのですが、知らない方のためにちょっと補足しておきますと、80年代のポストモダンの流れの中で、横浜国立大学出身の建築家、木下道郎、谷内田章夫、北山恒の3人によって作られた建築チームの名前がワークショップと言いました。
90年代になってこのチームは解散しますが、3人ともワークショップという名称を今でも使っています。
この3人に共通するのは、打ちっ放し、機能丸出しの設備、集合住宅というキーワードでしょうか。
木下道郎先生の設計したこの共同住宅にも、その特徴が現れています。
ご本人にも会ったことがありますが、ボブ・ディランが大好きなクリエーターって感じの人でした。

imgワンルームがメインの打ちっ放しの集合住宅です。南側全面ガラスで陽当たりいいです。

少し坂を上がると、千葉学先生の設計した個人住宅があります。
千葉学先生は今確か東大大学院の准教授だと思います。
この先生の特徴もやはり打ちっ放しで、共同住宅もたくさん手がけています。
直線を多用するスタイルは、少しモダニズム入ってます。
サーフィンもやられるみたいで、僕は数年前に発表されたサーファーが集まる家?の建築が好きでした。
この住宅は2年くらい前に建ったものです。

imgこちらも打ちっ放しのお宅。でも上のワンルームより当然内装にお金かかってます。

img千葉学先生もう1つの作品もこの通りから10mくらい入ったところ。

千葉学先生の向かいには、ちょっと趣の異なる住宅が。
これは今は亡き伊丹潤先生が98年に自邸として建てた建築を、建築家自らがリノベーションしたものです。
実は友人が6、7年前に購入した家なんです 笑
90年代後半に建築ブームが起きた時、TOTOの建築マップにもリノベーションする前のこの建物が墨の家2として掲載されてました。(墨の家1がこの人の出世作)
家の前に大きな桜の木があって、友人はライトアップする照明装置をつけて、花見のときには美しい夜景を坂を上る人たちに提供しています。

img左端に見えるのが桜の木で、春はとても美しいです。

その友人の家の2軒隣に旧digはありました。
って言ってるそばからもう取り壊しが・・・・
せつない気もしますが、建築とはそういうものです。
取り壊し現場に入ってみましたが、この建物の中でたくさんの仕事をしたことを少しだけ思い出しました。
代官山蔦屋で最近デザイン賞を受賞して話題になったクラインダイサムアーキテクトのマーク・ダイサム&アストリッド・クライン先生の設計でした。
http://klein-dytham.com/architecture/heidi-house/

img奥に少し見える特徴的な壁のデザインが残っています。

imgクラインダイサムにもらったオフィスの模型

撮影スタジオも併設していたので色々なモデルが訪れてここで撮影を行いました。
全盛期の海老ちゃんも来たし、モデルだけでなくキョンキョンも布袋も、ちいさんも訪れましたね。

img天井高が6mあるエントランスでした。ここで色々撮影を。

次に続く。

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