SPACE8 活版印刷フライヤー

松本 知彦 for Private Time/2014.01.30/仕事仕事

昨年、digビルディングの3階にあるSPACE8の告知用のチラシを作りました。
最初は一般的なコート紙でA4ペラでいいかと思っていましたが、どうせ作るなら、、、といつもの癖が出てしまい・・・・。

imgこちらはピンクのフライヤー

このチラシ、もちろんスペースの利用案内が書かれているのですが、情報訴求と同時に、感性訴求=SPACE8のブランディングも担わせるためにちょっと凝った作りにしています。

まず紙ですが、クッション紙を使いました。
これは、コースターなどに使われることが多い紙で、厚さは1mm。
結構分厚い、でも軽いのが特徴です。
業者に依頼して、正方形のカタチで角を丸く断裁してもらいました。

正方形&角丸は、大きいコースターみたいな効果を狙ったからです。
角を丸くするためには、もちろん追加コストがかかりますが、角が普通の直角のままだと鋭利なコンセプトになるので、避けたかったというのもあります。
なぜこの紙なのかと言えば、活版の印刷効果がもっとも出る紙という基準で選定したからです。
活版ありきで、最初に紙の種類を調べて、それを取り扱っている業者を探したという順番ですね。

img2色の蛍光色で作ってみました

以前同じくSPACE8のカードを活版で印刷してみた際、その特性を若干学んだので、今回はさらにそれを推し進めてみたい気持ちが背景にありました。
そのため、前回はデザインをデータ入稿しましたが、今回は活版にこだわって、文字組は活字を用いて印刷所で手で組んでもらいました。
だからよく見ると、文字が揃っていなかったり、字間もバラバラ。
それが活版の良さだと思って選択しています。
でもデザイナーじゃない限り、そんな細かい部分はわからないかもしれないですね。
もちろん、活版の効果が最大限に出る紙を選んでいるので、しっかりエンボスになっています。

img細かい部分を見て行くと活字の効果が出ています。

色も蛍光色を選んでみました。
今回はグリーンとピンクの2色です。
手に取ってみたくなるような、他にないフライヤーに仕上がったと思います。

コストはA4のカラー印刷よりも相当高くなっています。
ついでに保管する場所も必要、郵送時はA4の封筒に入れないと送れない、などなどデメリットがたくさん。
でもねえ。
ただの情報チラシじゃつまんないですよね。
なんだか、さらに活版の可能性を追究したい衝動に駆られています。

img以前オリジナルで作った会社のコースターと比べてみました。

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