戦わない経営

松本 知彦 for Private Time/2014.04.21/仕事仕事

先週会社のビルの3階で新しく入ったスタッフの歓迎会がありました。
プランから進行まで、すべてスタッフにまかせましたが、お花見の時と同様、今回も素晴らしい内容でした。
企画したスタッフを褒めたいですね。
人が集まれば組織ができる、組織に必要なものって何だろう?そんなことを最近考えていました。

img準備されたケータリングのセットです。みんなビックリ。

当り前のことですが、人には色々な性格があります。
普段自分の性格について深く考える機会は少ないかもしれません。
考えてみると自分は、小学校の頃から他人と競い合うことがどうしても得意ではありませんでした。
小学校1年生の時、個人面談で早くも両親は担任の先生からそのことを指摘されていました。
もちろん悪い意味で、です。

imgちゃんとデザインされてて、カワイイですね

この性格は現在でも変わっていません。
他人と争うことが苦手、パワーゲームによる勝負そのものにあまり興味がありません。
今自分が置かれている状況=企業の代表と言う立場で考えても、性格と同じで、やっぱり競合他社やクライアントと進んで戦うことは望んでいないのです。
会社の部署のことを部隊と言ったりしますが、これは軍隊に会社をなぞらえているからです。
私たちは日ごろ敵と戦っているのでしょうか?
そうは思いたくないですね。

勿論、仕事は常に競争です。
コンペをはじめ、受注までの経緯も、価格も、仕事は常に競争にさらされています。
そしてこの競争には勝たなければいけないのは明白です。
でも戦わないで勝つ方法はないだろうか?
担任の先生から小学校の時に両親が言われたように、他人を蹴落とし、勝ち抜くことに価値を見いだせない自分にとって、一番フィットする方法はないだろうか?

imgスタッフのプランニングにより、料理に会社の旗が立ってます。

imgその中に一つだけ違うロゴが。これを食べた人は罰ゲームというのもスタッフの企画。

組織の代表としてではなく、個人的な見解を述べれば、戦う相手は競合先やクライアントではなく、自分自身です。
自分自身で定めた目標、決めたことに対してプライドをかけて戦うべきです。
自分自身が好きだから、自分自身に負けたくありません。
自分が信じたことを貫きたいと思っています。
僕はコンペの時など、常にそう思って今まで毎回やり抜いてきました。
コンペに参加している競合会社を蹴落とすのではなく、自分自身に勝つために戦ってきました。

スタッフ全員が自分に課したミッションをクリアするために、自分に負けないようにがんばれば、必ずよい結果を生むはずです。
しかし、企業内で「自分自身に負けるな」などと言っても、組織論としてはまったく説得力はないでしょう。
むしろ「与えられた目標を達成しろ」というのが普通です。
組織に与えられた目標を達成するためには、自分で自分にミッションを課して徹底的に努力するプロセスが必要なのです。
冒頭に書いたように人の性格はバラバラです。
他人と争うことで、自分らしさを見出す人もいるでしょうし、他者から課題を与えられないと動かない人もいます。
しかし自身にミッションを課して、自分自身と戦うことは万人に必要なスキルだと思います。
戦う相手は外にいるのではなく、まず自分自身なのです。

img

小学校の時、担任に指摘された変えようがない性格のまま、戦わずに会社を15年やってきました。
自分のバランスを崩してまで他者と戦う理由は、そこにはありませんでした。
そこに、わずかでも幸せに近づく回答が隠されていないだろうか?
自分が自分らしくあり続けるために、幸せであり続けるために、プライドを賭けて自分自身と戦う。
組織論と相反するかもしれないこの考えのまま、どこまで行けるかわかりません。
でもこれも自分との闘いだと思っています。

このメンバーと一緒に日々模索しながら、成長していきたいと思います。

img少しずつですが、会社は変わっている気がします。

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