いつ見ても何度も溜息の出るクリエイティブワーク

松本 知彦 for Private Time/2015.05.27/仕事仕事

先日このブログで、Didot(ディド)という書体を使って、ラグジュアリーなファッションの分野でデザインの基礎を作ったアートディレクター、ファビアン・バロンの話をしました。
VOGUE、Harper's BAZAARなどのファッション誌で見せた彼の仕事は、本当に素晴らしいものでした。
ラグジュアリーなファッションの分野では、彼の影響を受けたデザインアプローチが続いており、たくさんのフォロワーが今も後を絶ちません。

imgルウ・ドーフスマンと言えばCBSでの仕事

今日は、ファビアン・バロンと同じくDidot(ディド)という書体を使って、世の中に素晴らしい仕事を残したクリエイティブディレクターの話をしたいと思います。
それはルウ・ドーフスマンという人。
以前このブログでも紹介しましたね。
大御所、亀倉雄策は彼についてこう語っています。
「作品というものは突き詰めれば人間性だと思う。 ルウ・ドーフスマンのデザインがその人間性を高くうたい上げていることに、私は感動しているのだ」
同じく田中一光先生もこのように言っています。
「ルウ・ドーフスマンのデザインや広告には、生々とした、洒落たマンハッタンが浮かぶ。
まるで、映画のジャック・レモンやシャーリー・マクレーンが声を掛けてくれるような、ニューヨークの臭いが漂っている」
このように大御所たちを唸らせる彼のデザインとはどんなものだったのでしょうか。

img並んだ本のように組んだタイポグラフィ。ウィットがあって洒落てます。1961年

imgこちらも1961年の広告。競合のテレビ局NBC、ABCより、もっともコメディ番組が面白いのはCBSだという広告。洒落ているのにカッコいい。タイポグラフィーも秀逸。

imgこちらもラジオを聞きましょうというコンセプトの広告。Didot使ってます。

ルウ・ドーフスマンは、アメリカの大手テレビ局ネットワークCBSの副社長であると同時に、クリエイティブディレクターを40年間務めた人。
長年に渡って同社の企業イメージを創り上げてきた人なのです。
特に同社において1960年代~70年代にドーフスマンが手掛けた自社広告の仕事は素晴らしい。
印刷、TVCM、パッケージ、フィルムタイトル、装丁、DMなどの分野でニューヨーク・アートディレクターズクラブから13の金メダル、23の栄誉賞が贈られています。
その特徴は、簡潔なコピーとシンプルなビジュアルにあります。
極めてシンプルで明快な表現なのに、見る人を唸らせる力がある。
余計なものを削ぎ落とした表現は、深い思考から生まれていることを感じさせるデザインなのです。
英語がわからない日本人でもビジュアルを見れば、何を言いたいのか伝わってきます。
毎回、いつ何度見ても、そこには新しい発見があり、何度もため息が出てしまう。
自分にとって、バイブルのような仕事です。

imgドーフスマンが手掛けた書体「CBS Didot」

img「CBS Didot」を使ったビルのサイン、エレベータホールから時計まで。

彼の仕事の集大成は1966年に完成したCBSの本社ビルでしょう。
建築はエーロ・サーリネン、インテリアデザインはイサム・ノグチ、トータルのクリエイティブディレクションはルウ・ドーフスマンという、巨匠たちの夢のようなタッグによってビルは完成します。
ここでドーフスマンは、フリーマン・クロウに依頼して作った書体「CBS Didot」をビルのあらゆるところで使いました。
現代ではそれほど珍しいことではなくなりましたが、このように建物を含むトータルな企業ブランディングを創り上げた事例は、1966年以前ほとんどなかったのではないでしょうか。
まさに歴史的なコーポレートブランディングの起点なのです。

imgコンピュータがないので全部手描きです。でもこういうプロセスが重要。

ビルの1階カフェテリアの壁面にある、1450以上の文字で食べ物の単語を並べた10メートルにも及ぶタイポグラフィの作品は圧巻です。
この時代、当然コンピュータなどありませんから、アイデアはすべて手描き・・・
このタイポグラフィの作品を復刻させるプロジェクトが始まった矢先の2008年10月28日、ドーフスマンは90歳で亡くなってしまいました。
天才的な表現者でありながら、会社の経営者であり、鋭い嗅覚とディレクションの力を持っている。
こういう人に僕もなりたい。。。

以前ヴィンテージショップで彼の作品集の初版を見つけて購入しましたが、もう1冊、アポロ13号の月面着陸をテーマにした「ムーンブック」という本が有名です。
こっちはさらに高くて、、、、でも今度見つけたら気合いを入れて買いたいなあと思ってます。

imgこのオジさんがルウ・ドーフスマンご本人。

バーチャル花見 2015

松本 知彦 for Private Time/2015.04.14/仕事仕事

今年も会社で花見のイベントを開催しました。
しかし、、、、今年はなぜか本社の3階で開催。
バーチャル花見となりました。

img準備完了とのことで、覗いでみてびっくり。

幹事を担当するメンバーは年ごとに変わるのですが、今年の幹事は週末金曜の開催と夕方直帰にこだわったために、天候にめぐまれず、このようなことに相成りました・・・・・汗
平日の昼間に10年続けていた花見ですが、今年だけは例年と違う会に。

imgピンクの照明の中でバーチャルお花見が始まりました。

img壁には花見の映像で雰囲気を盛り上げておりました。

室内にシート?
床には、散った桜の花びらとおぼしき、ちぎったピンクの紙。
天井からのライトには、同じくピンクの紙が巻かれてピンク色の光に。
そして壁にはプロジェクタで投影された満開の桜の映像。
なんともバーチャルな空間。
クリエイティブな会社だけあって、幹事が工夫したようです。
スタッフの奈良さんが作った美味しいトン汁をみんなでいただきました。

img後半はビンゴで、当たったスタッフは餃子50個無料!。

不思議な会でしたが、来年も楽しい会が開けたらよいと思います。
みんなお疲れさま!

フォントのトレンド

松本 知彦 for Private Time/2015.03.30/仕事仕事

今日は最近のフォントのトレンドについて考察したいと思います。
雑誌や広告、テレビ、Webサイトなど、毎日目にする媒体にはたくさんの書体が使われています。
フォントはオーソドックスなものが多いので、それほどトレンドってないと思われるかもしれませんが、よく見るとフォントにもファッションと同じように流行があります。

ここ最近、よく使われているフォントには大きく2つの流れがあるように思います。
1つはクラシックテイストのフォント。
クラシックと言っても、いつごろのフォントをクラシックと呼ぶのか定義はむずかしいですが、ここではヘルベチカやフーツラが生まれる前の時代、
モダンではない古い書体、実際には古くはないけれど、古く見える書体のことを言っています。
ちなみにフーツラは1923年、ヘルベチカは1957年誕生した書体です。

インターネットをはじめ、飛躍的に広まったデジタル技術の発達の反動で、活版技術や版画などの古いアナログ技術が見直されていますが、同じように書体も手で活字を組んでいた時代のノスタルジックなものが多く使われるようになっていると思います。
代表的なのが、手描きのような味わいのあるデジタルフォントですね。
新品なのにヴィンテージのダメージを与えて売るデニムのようです。
ブルックリンやポートランドのライフスタイルをはじめ、
コーヒー、キンフォーク、オーガニック、クラフト、スニーカー、トラッド、サーフィン、ワークスタイル、ラギッド、インダストリアル、そうした流行のキーワードと無関係ではないでしょう。
そう、フォントもファッションや世の中のトレンドと常にシンクロしているのです。
代表的なものをいくつか紹介します。


まずはBrandon-Printed-font。
手描きとそうでないものと2種類ありますが、めっちゃ流行ってますね。
使いやすいことと、時代の気分ズバなので、あちこちで見られます。
さっき例に挙げたコーヒー、サーフィンカルチャー系のショップ、ヴィンテージ風の看板などにぴったりな書体です。

imgBrandon-Printed-font。今もっとも熱い売れ筋書体 使える!!

Brandon-Printed-fontがニューヨークなら、charcuterieとadornはクラシックなヨーロッパを感じさせる書体です。
こちらも古い書籍や広告に使われてそう。
古い雑誌に掲載された企業の広告のような、古い製品のパッケージデザインのような文字組みも今の時代の気分ですね。
チョークアートにも使えそう。

imgCharcuterie。古い広告のようなフォント

imgAdorn。今の時代の気分でしょう。

もう1つの流れはスクリプト書体です。
前者が男臭いクラシックデニムだとしたら、こちらはモードの要素を持ったフェミニンなACNEのような世界観。
なぜこうしたスクリプト書体が流行するのか、感覚的にはわかっていても、考察して理由を述べるのはむずかしいですね。
思うに、ミニマリズムからの反動のように思います。
5年くらい前まで、モダンでミニマルな感性がメインストリームでした。
ストイックであることが美しいとされていた。
しかし今はストイックな世界観は前者のクラシックに取って替わられ、そこには現代的なモードの感覚はなく、女子を許容しない世界になりました。
言って見れば、気分はリーバイスやバブアみたいな世界観になった感じですね。
トレンドではありますが、そこにあんまりモードな要素はありません。
リーバイス大好きな女子ってそんなにいないでしょう?
なので、クラシックに吸収されずに、はみ出した要素、モードやデコラティブ、フェミニンな要素がスクリプト書体になって現れたと思います。
勝手な解釈ですが。
こちらもいくつか代表的なものを紹介しますね。

Lineはスエーデンのファッションカルチャー誌Rodeo用に作られた書体。
フェミニンな手書きっぽさがあります。
細いので大きな見出しとして使わないといけませんが、フォルムが可愛いです。

imgLine。モードな雰囲気を持ちつつもカワイイ書体。

Eroticaはスクリプト書体でありつつ、モードな書体。
最近のデジタルフォントによく見られますが、飾りのバリエーションがたくさん入ったスクリプト書体です。
モードでカッコいいですね。

imgErotica。こちらもスクリプトでありつつ現代的。

Stringは穴を塗りつぶす書体。
Lineと同じく、こうした少しフェミニンなスクリプト書体が今大流行しています。

imgString。こちらもフェミニンで使いたくなるフォント。

flirt scriptは、2014年のタイポディレクターズクラブ賞を受賞したフォント。
同じくスクリプト書体

imgFlirtscript。ひと筆書きがいいね。

こうしてフォントを見ているだけでも、今の時代を読むことができます。
フォントって何時間見ていても飽きません。
もっともっと知りたくなる。
本当はかなり奥が深い世界なのですが、時間を見つけつつ調べたいものですね。

アイデアを引き出す技術

松本 知彦 for Private Time/2015.03.24/仕事仕事

昨年、父の友人でありゴルゴ13で知られる作家、さいとう・たかをさんと話す機会があり、その際に興味深い話が聞けました。
さいとうさんは日本で初めてマンガの世界にプロダクション制度を持ち込んで、分業で作品を仕上げるシステムを確立した人です。
そのシステムによってゴルゴ13を1968年の連載開始から、1度も休むことなく続けているのです。
スゴいですね。

プロダクション制というのは、わかりやすく言うと映画の制作のように専門スタッフが集まって大勢で制作する体制のこと。
マンガであれば絵を描く人、ストーリーを考える人がそれぞれいるわけですが、興味深かったのはさいとうさんがシナリオを描くポジションについて話していた時のこと。
「今まで誰も読んだことのないようなシナリオをゼロから作ることは不可能だし、そんなことはそもそも最初から求めていない。小説でも映画でもいい、過去のたくさんの作品にその基本やヒントがある」という発言でした。
求めているのは作家性ではなく、完成度だと言っているように思える発言でした。
僕もクリエイティブに従事している身として、この発言は非常に興味深かった。
そしてさいとうさんは作家というより、制作のプロフェッショナルだというのを、ものすごく感じた瞬間でした。

そしてもう1人、先月SPACE8で開かれた宇治野宗輝氏の現代美術展のイベントで、ギターを弾いていたブラボー小松さんと話していた時のこと。
「最近の若い子の音楽の聞き方って今流行っているものだけを聞いたら満足しちゃうんだよね。昔みたいに今のアーティストを聞いて、彼らが影響を受けたルーツミュージックを遡って発見するような聞き方は知らないんだよ。」
音楽の聞き方が以前と変わってしまったというのが、残念というか意外な気がしました。

これらの話を聞いて思ったことがあります。
モノを作る仕事は、アイデアを生み出す作業と切ってもきれない関係にあります。
じゃアイデアというのはどうやって生み出したらいいのか?
そんなことを今日は書いてみたいと思います。
商業デザインにおいて、僕自身もアイデアはやっぱりゼロからは生み出せないと思っています。
それは自分の人生の中で経験してきたたくさんの事柄、情報、体験、発見、蓄積されてきたそれら何百のかけらを、頭の中で組み合わせてみることによって、生み出せる可能性が増えると思っています。
それが意外な組み合わせであればあるほどおもしろい。

ここに一例をあげてみます。
これらの例がいい、悪いではなく、こうした考え方、発想のプロセスが有効だと言うことに気が付いてもらえればと思っています。
有名なスマップの広告で、日本でもっとも権威ある亀倉雄策賞を受賞した佐藤可士和。
その作品手法には過去のアーカイブからの引用が見てとれます。
リヒャルト・パウル・ローゼと芸能人のCDを結びつけるという発想は誰も気が付かなかったことでしょう。
そしてフーツラの強いタイポグラフィーは、エディトリアルデザイナーから現代美術作家に転向したアメリカ人、バーバラ・クルーガーから。

imgこの広告戦略はかなり話題になりましたね。

img上はスマップのCDデザイン、下はスイス人、リヒャルト・パウル・ローゼの1950年代の作品です。

img余談ですが、シュープリームのロゴもバーバラ・クルーガーの作品を引用しています。

同時に、ショップデザインにおいても佐藤可士和の仕事は現代美術からの引用が見られます。
原宿にあったUTのインテリアは彼が手掛けたものですが、そこにあるデジタルの掲示板による文字情報は、同じくアメリカの現代美術作家ジェニー・ホルツァーからの引用です。
そこにアートのメッセージはなく、あるのはスタイル=手法のみ。
こうした例でもわかるように、大量消費を批判しているアートを逆に消費アイコンの手法として採用し、まったく別の意味合いを持たせているのが特徴で面白いなと思います。
そこで行われているのは、過去のパーツと現代のパーツを組み合わせて別のモノを生み出しているということ。

img今はもうなくなってしまった原宿明治通りにあったUTのショップと新宿の丸井

img電光掲示版を利用したジェニー・ホルツァーの作品

建築に目を向けても、そうした引用はたくさん見られます。
一例をあげると、建築界のノーベル賞とも言える、プリツカー賞の第1回目の受賞者、フィリップ・ジョンソンの代表作、グラスハウス。
建築家本人が、この作品はミースからの影響だと言っているように、ミース・ファンデル・ローエの代表作ファンズワース邸との類似点がかなり見られます。
しかし、パクリだとか言われることなく、フィリップ・ジョンソンはこれで佐藤可士和と同じく、世界的に権威ある賞を受賞しています。(プリツカー賞は日本人では、安藤忠雄、槇文彦含め6組しか受賞していない)

img1948年に建てられたフィリップ・ジョンソンのグラスハウス

imgモダニズム建築の最高峰、ミースのファンズワース邸。ホントに最高です。

そして最後に、2000年を過ぎてから快進撃を続けるアップルの製品デザイン。
以前、このブログでも書きましたが、そのデザインはブラウンのデザイナー、ディーター・ラムスが1960年代に手掛けたプロダクツからの引用です。
そしてアップルのデザインが素晴らしいことに多くの人たちが共感し、売上にも大きなインパクトをもたらしました。
これらの事例は、よい、悪いではなく、引用の思考プロセスによって、人々に影響を与え、しかも結果的に大きな成功を収めたサンプルです。
僕個人はこれらが、悪いとは思いません。
それよりも、膨大なアーカイブの中から、自分の選択眼で選び、組合わせ、独自のアイデアに昇華できる技術は、ものすごい才能だと思っています。
僕らが目をむけなければいけないのは、過去の優れたアーカイブであり、それを現代の手法でリサイクルし、別のものと組み合わせ、スキーマスイッチを実践して、優れた結果にしていくプロセスです。
僕たちの仕事は、膨大な情報収集とそれらを組み合わせる技術、アイデアのバージョンアップを常に行うことが求められているのです。
冒頭に書いたさいとうさんの言葉にもそれが的確に表れていたし、ブラボー小松さんの言う過去のアーカイブに目を向けない人が増えているという発言にも危機感を持ちました。
このことにクリエーターは全員気が付いて欲しいと思っています。

imgアップルより本当に素晴らしいのはブラウンにおけるラムズの仕事。

2015年もよろしくお願いします。

松本 知彦 for Private Time/2015.01.07/仕事仕事

2015年がはじまりましたね。
皆さん、今年もよろしくお願いします。

今年はお正月からインフルエンザに罹ってしまって、個人的にはすっかりスタートが遅れてしまいました。(本日から出社・・・)
年末年始にやろうと計画していたこともできず仕舞いで、体調もすぐれないし、大事な年初だというのに、一刻も早くリカバーしなくてはなりません。
しかし昼間は発熱で寒くて仕方がないのに、夜中布団の中では暑くて汗をかきまくると言う、これは何なのでしょうね。
ホントにインフルエンザなのだろうか?
皆さんも新年体調には気を付けてくださいね。

img今年はオリジナルガムを作ってみました。

そんなわけで、ブログの記事ストックがお正月休みで増えたわけでもなく(汗)、今年の一発目は会社の年賀状を紹介しますね。
今年の年賀状のテーマは、サンクスガムです。
クライアントの方々に感謝の気持ちを込めつつ、皆さんにも大きな夢を膨らませてもらいたい、そんな気持ちを込めてdigでオリジナルのガムを作りました。
色々なことがあった2014年、それら1つ1つを次の年に活かすために噛みしめながら、2015年は夢を膨らませて行きたい、
噛めば噛むほど柔らかくなって大きく膨らむという、フーセンガムならではの特徴を2015年のテーマに選んだものです。
大きな夢の実現は、今までの様々な経験を通過して(よく噛み締めて)こそ成り立つというサブテーマもあります。
ちなみに干支はまったく関係ないです 笑

ガムはクライアントの皆さんに配る予定で、数百個作りました。
これから配る予定ですが、もしこのブログを読まれているクライアントの方で「うちには配りに来ないなあ」という方がいらしたら遠慮なくおっしゃってくださいね。
すぐに参ります 汗
ちなみにこのガム、マルカワのマーブルガムのパッケージだけをdigのオリジナルデザインに変えたものです。
味は既存のものと同じでオレンジ、グレープ、コーラの3味。
今回調べてみてわかったのですが、丸川製菓って明治創業で140年も続く老舗お菓子メーカーなのですね。
マーブルガムの製造は昭和34年から。
現在では海外へも10カ国以上輸出しているそうです。
僕はこのガム、小学生の時から大好きでした。
(特に好きなのはオレンジ)

img今年の年賀状制作ミーティングの様子です。

imgメールのデザインは上田くんの担当。

会社から毎年送っている年賀状、この制作作業も以前はほとんど僕一人でやってましたが、今年はアイデアだけ出して制作はスタッフにまかせました。
一応実案件と同じように、みんなで集まって頭をひねって考えて作ってるんですよ。
今年はクロスメディアプロジェクトですからね。笑
ガムのパッケージとメールの制作は成宮リーダーが中心となって進めてくれました。
僕が不在中に会議が行われて、みんなでまとめたアイデアの結果報告を受けるのはちょっと感無量でした。
は??ほとんどの人はその感覚、まった理解できないでしょうね。
何が感無量なの?そんなの普通だろと言うでしょう。
しかし、それがこの会社には今までありませんでした。
長い間ずっと一人でやってきましたからねえ、はじめての感覚・・・かもしれません 汗
フィニッシュだけをスタッフにまかせるのではなく、コンセプトワークからスタッフみんなが参加して作ったというのが嬉しかった。
まあ、最後に出て来たアイデアが少しでもズレてたら、まったく感無量とはならなかったでしょうけど 笑

会社も変わっていきます。
みんなの成長が会社の成長に。
会社も仕事もおもしろい方がいい。
仕事をおもしろくするのは自分次第。
皆さんの会社でもおもしろいことありますか?

img今年の年賀メールです。

秋の味覚 BBQ

松本 知彦 for Private Time/2014.11.04/仕事仕事

先週金曜、10/31はハロウィンということで、渋谷は恐ろしいことになっていましたが、うちの会社では同じ日に、秋の味覚パーティーを催しました。
場所は例の如く会社の屋上です。

img会社の屋上で秋のBBQです。

代々木上原の周辺エリアでは、仮装した子供たちが近所の家を訪問してお菓子をもらうというハロウィンのイベントが以前から開催されていました。
たぶん、他の場所よりも早い時期にイベントが開催されて、周りの人にも認知されていたのは、外国人が多く住むエリアということに関連していると思います。
以前は、当日に訪問できるお宅をマップにして、そのエリアに住む子供たちに配っていました。
子供たちはそのマップを見ながら、スタンプラリーのように個人宅を訪問して回ったものです。

毎年毎年イベントが肥大化するにつれ、マップはギリギリまで配布しない方向に。
代々木上原の中でも、開催地区はいくつかのエリアに分かれていますが、訪問するのはその地区の子供&その友達レベルに限られていました。
しかし、他のエリアに住む子供たちが越境してやってきて、複数の地区のお宅をハシゴして回ることが問題になり、イベントを中止する地区も出てきました。
地区ごとに事前に配られる訪問マップは、他の地区にも流出し、その地区の何倍もの子供たちが個人宅を訪れるという状況になってしまったのです。

結果、想定以上の子供が押し寄せ、あらかじめ準備しておいたお菓子はあっと言う間になくなってしまうという現象が起きました。
今では、他のエリアに住んでいる親子が自転車で、車で、電車に乗って代々木上原にやってくる状況になっています。
子供が楽しんでいる姿はみんなが望むものですが、上原に集中してやってくるというのはどうなんでしょうね。
商店などならよいと思いますが、訪問される個人のお宅は厳しいでしょう。
ハロウィンの代々木上原は渋谷化してしまっているのです。

imgはまぐりは醤油で! アルミホイルはジャガバタです。

img秋と言えば秋刀魚でしょう!網焼きです。

さて僕たちの秋の味覚パーティも、駅周辺から聞こえる子供たちの叫び声(はしゃぐ声?)を聴きながらの開催となりました。
会社の場所は駅から30秒なので、駅前の声がよく聞こえるのです。
今回のテーマは秋の味覚ということで、スタッフたちが色々な準備をしてくれています。
マツタケは高額なので買わなかったそうですが(汗)、ハマグリ、秋刀魚、イカ焼き、ジャガバタなどなど。
趣向を凝らした内容でした。

img楽しそうですね。

img次々と食材を焼いております。

この間ニュースで見ましたが、地球温暖化の影響で秋刀魚の水揚げ時期がどんどん遅くなっているそうです。
本来春に取れるべきサワラが今水揚げされているっていうのですから、秋刀魚は今後冬に食べるものになってしまうかもしれません。
でも屋外で食べる秋の秋刀魚はおいしかった。
だんだん寒くなって色々な食材がおいしくいただける季節ですね。
秋刀魚、、会社の屋上で焼くにはものすごく煙が出ましたけど、、、笑

img楽しいハロウィンの夜でした。

会社のBBQ 2014

松本 知彦 for Private Time/2014.10.20/仕事仕事

おとといの土曜に、会社のスタッフとBBQをしました。
場所は武蔵境から乗り換えて、少し先にある野川公園です。
天気もよくて、よいイベントになりました。

imgこの会場は、他のグループと適度に距離があってよいです。

img肉は牛、豚など色々。ジャガバタ、焼きそばも作ってました。

img焼いているのは、主に新人チームの面々。

前回は二子玉川の川べりで開催しましたが、今回は森の中。
二子玉川の時と比べると、そんなに人も多くなく、静かでマイナスイオンあふれるよい会場でした。
武蔵野って感じです。

imgどこかから持ってきたのかと思ったら、うちの会社のオリジナルだった笑

ホットドッグ用のパンとソーセージをあらかじめ購入しておいて、看板を作って現地でホットドッグを実際に作るという、、、
別に販売するわけではないので、看板なんて必要ないのですが、気分を盛り上げるためということで、こういうのが制作会社ならではなんでしょう。笑

よい時間を過ごしました。
楽しかったです。
もっともっと色々な企画をやってみたいなあと感じる会でした。

準備はとても大変だったと思います。
皆さん、お疲れさまでした。

img16時に終了。

img野川公園は、いいところでした。

組織の適正人数

松本 知彦 for Private Time/2014.06.12/仕事仕事

まっちゃんは会社をやってるの?社長なの?へ〜。それでスタッフは何人?
友人や知人から、この質問を今までどのくらい聞かれてきたでしょうか?
たぶん100回以上は聞かれてきたと思います。
それが何の意味を持つのかわかりませんが、スタッフの人数が多い=成功の規模と見なすようです。
でもこの質問を受ける度に僕は辟易していました。

成功の大きさをスタッフの人数でしか計れないわけがない、と思っていたからです。
そもそもビジネスにおける成功とは何なのだ?というのも疑問でした。
僕の考える成功、、それは、第1に大前提として働くことが楽しいこと=よい仕事ができること、第2にそこで働くみんなが幸せであること、第3にもの凄く裕福でなくていいけど、ちゃんとした報酬が得られること、そしてその状態が長く続くこと。
会社の規模や人数は一つも出てきません。

これを目指すなら適正人数があるはず。
ずっと以前からそう考えていました。
それがいったい何人なのか、わからないまま15年が過ぎました。
よい仕事ができるとは、納得のいくクオリティレベルを保つことであり、これを第1に守るためには自分の目が届く人数、自分がコントロールできる裁量の範囲を守るべきだと長い間考えてきました。
組織が大きくなれば当然、スタッフを見るための監督者を置かなければならない。
それは間違えればクオリティとは別の、統制や効率化を目的としたチーム編成になることを意味しています。
最良なクリエイティブを生み出すことに適した環境とはいったい何人編成なのだろうか?

自分がやりたいこと=クリエイティブに集中できること。
効率化や売上だけを追い求める組織は、時にそれを阻害します。
人生で自分がやりたいことを仕事にできる人は決して多くはありません。
やりたいことができる環境、僕自身で言えば、それがクリエイティブに正面から向きあえる環境でした。
働くことが楽しいこと、仕事において自分が必要とされていることを実感できる瞬間、それが幸せになることにつながると思っていました。
いえ、今でもそう思っています。
そのためには、最良なクリエイティブを生み出す環境を作る必要があったんです。

繰り返しになりますが、幸せになれる適正人数というものがあって、これを越してはならないと長い間思ってきました。
そのため10年間人数を増やさずにやってきました。
大事なものを忘れて、拡大戦略を取ることに違和感を覚えて、勤めていた企業を退職してクリエイティブに特化した組織を自分で作ろうと思っていたんです。

小さくて愛される組織、それでいてエッジの効いた会社を作りたい。
長い間そう思ってきました。
しかし今この気持ちは、少しづつ変わり始めています。

社長の仕事って何だろう?
それはクリエイティブに最適な環境を作ることだけではないはずです。
スタッフ個人の成長と会社の成長をリンクさせて、利益を確保し、最終的な責任を負うこと、
毎年スタッフにきちんと給料を払って、よい仕事をしてもらうこと。
それが社長の仕事だと気が付くのに10年もかかってしまった。
会社の中で、自分が最前線のクリエーターとしてバリバリやることからそろそろ降りる時が来たようです。

img

アーロンチェア

松本 知彦 for Private Time/2014.05.16/仕事仕事

最初に書きますが、今回やたら括弧表記の言い訳が多いです笑 あしからず。
言うまでもなく、オフィスチェアの王道です。
うちの事務所では、全員この椅子に座って仕事をしています。
(と書いている時は分室がなかったのですが、分室ができて今は違う椅子になりました)

img

img同じアーロンでもサイズ違いがあったり、可動のシステムが違ったり色々あるんです。

会社って寝ている時間を除けば、家にいるより長い時間いる場所かもしれない。
だったらそこで働く人のために、こうしたところにはお金をかけなければいけないと当初は思っていました。
できるだけ不自由がないように、できるだけ快適に過ごせる環境を提供したいと。
(というようなことを、スタッフの数が少ない時は思ってました・・・)

img上が片山正道の事務所、下がうちの事務所。参考にしたので同じ椅子で、似たような内装に 笑

しかし「アーロンチェア?なんスかそれ?知らないっス」ってスタッフに言われた時は、かなりショック・・・・
この椅子が高額だとか、ステータスがあるとかではなく、みんなが快適でいられる環境作りに投資をしているのに、まったく感知してないことへの落胆。
「デザイン業、モノ作りに携わるならそのくらいは知ってろよ、お前。常識だぞ、常識」って言いたくなりますが、そこをグッとこらえてですね。。。ハイ、汗

そんな僕を横目に
「アーロンチェアは知らないっスけど、僕はこっちの方が座りやすいっスから。こっち座らせてもらっていいっスか?」って、アスクルで買ったアーロンチェアの10分の1以下の価格の椅子を選ばれちゃうと。。。う~ん。
あ、あ、そう・・・って感じなんですが・・・
人によって響くところが全然違うんですよね。
クリエイティブ職に従事してたら、ある程度共通のセンスや知識を持ってるはずっていうのは、幻想です。

imgこれが1人分のセット。デスクは一人あたり横幅160センチ。デスクはオリジナル造作です。

とにかく、うちの事務所では揃えてアーロンチェアに座って働いているわけです。
(現在の本社は、、、ですね。分室ができて正確には以前は、、、になってしまいました。
しかし、上記のようにスタッフとのやり取りからアーロンチェアにする意味はまったくないことを学んだのでした・・・)
この椅子、家で使っている人も多いと思いますが、僕は家では使う気にはなりません。
ちょっとメカニカルで図体も大きく、家庭で使うにはハードな印象。
リラックスして座るというより、戦闘態勢の時に使う椅子のような気がします。

アーロンチェアは、ドン・チャドウィックとビル・スタンフの2人のデザイナーによって、1994年にアメリカのハーマンミラー社から発売されました。
ランバーサポートとポスチャーフィットの2種類があります。

まこグッズの販売開始しました。

松本 知彦 for Private Time/2014.04.30/仕事仕事

このブログでは今まであんまり宣伝などはしてこなかったのですが、今回はちょっとだけ友人の宣伝です。
今digビルの3階で開催されている「まこという名の不思議顔の猫」の展覧会に合わせて、SPACE8のサイトでもまこグッズの販売を開始しました。
↓↓ここをチェック
SPACE8 Online Store

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連日多くの人が訪れていますが、今回の売れ筋はキーホルダー。
このキーホルダーふかふかしていて気持ちよく、まこ好きならきっと欲しくなっちゃうのじゃないでしょうか。
売れてるのがわかる気がします。

imgキーホルダー横型

imgこちらはキーホルダーの縦型

クッションも新作とのことです。
カバーが取り外せて洗えるので便利ですね。
このクッションを部屋に置いておくだけで、日常がほっこり和みそうです。

img一家に1ついかがでしょう?

imgもちろんハガキは売れ筋です。

会期中は用事があってどうしても来られないという方、遠方のため足を運べないという方、展示は見たけどやっぱり欲しくなっちゃったという方、この機会に是非お買い求めください。

会期は5/4までですが、サイトの販売はその後しばらく続けていきます。
お見逃しなく。

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