戦わない経営

松本 知彦 for Private Time/2014.04.21/仕事仕事

先週会社のビルの3階で新しく入ったスタッフの歓迎会がありました。
プランから進行まで、すべてスタッフにまかせましたが、お花見の時と同様、今回も素晴らしい内容でした。
企画したスタッフを褒めたいですね。
人が集まれば組織ができる、組織に必要なものって何だろう?そんなことを最近考えていました。

img準備されたケータリングのセットです。みんなビックリ。

当り前のことですが、人には色々な性格があります。
普段自分の性格について深く考える機会は少ないかもしれません。
考えてみると自分は、小学校の頃から他人と競い合うことがどうしても得意ではありませんでした。
小学校1年生の時、個人面談で早くも両親は担任の先生からそのことを指摘されていました。
もちろん悪い意味で、です。

imgちゃんとデザインされてて、カワイイですね

この性格は現在でも変わっていません。
他人と争うことが苦手、パワーゲームによる勝負そのものにあまり興味がありません。
今自分が置かれている状況=企業の代表と言う立場で考えても、性格と同じで、やっぱり競合他社やクライアントと進んで戦うことは望んでいないのです。
会社の部署のことを部隊と言ったりしますが、これは軍隊に会社をなぞらえているからです。
私たちは日ごろ敵と戦っているのでしょうか?
そうは思いたくないですね。

勿論、仕事は常に競争です。
コンペをはじめ、受注までの経緯も、価格も、仕事は常に競争にさらされています。
そしてこの競争には勝たなければいけないのは明白です。
でも戦わないで勝つ方法はないだろうか?
担任の先生から小学校の時に両親が言われたように、他人を蹴落とし、勝ち抜くことに価値を見いだせない自分にとって、一番フィットする方法はないだろうか?

imgスタッフのプランニングにより、料理に会社の旗が立ってます。

imgその中に一つだけ違うロゴが。これを食べた人は罰ゲームというのもスタッフの企画。

組織の代表としてではなく、個人的な見解を述べれば、戦う相手は競合先やクライアントではなく、自分自身です。
自分自身で定めた目標、決めたことに対してプライドをかけて戦うべきです。
自分自身が好きだから、自分自身に負けたくありません。
自分が信じたことを貫きたいと思っています。
僕はコンペの時など、常にそう思って今まで毎回やり抜いてきました。
コンペに参加している競合会社を蹴落とすのではなく、自分自身に勝つために戦ってきました。

スタッフ全員が自分に課したミッションをクリアするために、自分に負けないようにがんばれば、必ずよい結果を生むはずです。
しかし、企業内で「自分自身に負けるな」などと言っても、組織論としてはまったく説得力はないでしょう。
むしろ「与えられた目標を達成しろ」というのが普通です。
組織に与えられた目標を達成するためには、自分で自分にミッションを課して徹底的に努力するプロセスが必要なのです。
冒頭に書いたように人の性格はバラバラです。
他人と争うことで、自分らしさを見出す人もいるでしょうし、他者から課題を与えられないと動かない人もいます。
しかし自身にミッションを課して、自分自身と戦うことは万人に必要なスキルだと思います。
戦う相手は外にいるのではなく、まず自分自身なのです。

img

小学校の時、担任に指摘された変えようがない性格のまま、戦わずに会社を15年やってきました。
自分のバランスを崩してまで他者と戦う理由は、そこにはありませんでした。
そこに、わずかでも幸せに近づく回答が隠されていないだろうか?
自分が自分らしくあり続けるために、幸せであり続けるために、プライドを賭けて自分自身と戦う。
組織論と相反するかもしれないこの考えのまま、どこまで行けるかわかりません。
でもこれも自分との闘いだと思っています。

このメンバーと一緒に日々模索しながら、成長していきたいと思います。

img少しずつですが、会社は変わっている気がします。

会社でお花見2014

松本 知彦 for Private Time/2014.04.07/仕事仕事

今年もこの季節がやってきました。
例年のごとく、駒場公園でのお花見です。

imgかなり広いスペースが必要になってきました。

今年はスタッフが増えて、去年の倍の数での開催でした。
去年よりブルーシートが2枚追加されて、輪も一回り大きくなりました。
過去10年間、食べ物、飲み物、ゲームの道具購入、予算の管理まで、ずっと松本が一人で企画運営を行ってきましたが、それを5年くらい前に管理部門の女子に引き継いでもらって、去年からはスタッフの当番制に切り替えました。
思えば前日にバドミントンの道具を買いに行ったり、ビールを買ってきたり、地面に敷くシートを家から持って来たり、いろいろしたのを思い出します。
ここへきて当日の準備、食べ物の手配からゲームの企画進行まで、完全にスタッフにまかせるスタイルがやっと実現しました。
たかが花見ですが、こうした変化を肌で感じることができるのは、とても感慨深いです。
スタッフが増えたとか、仕事が増えたとか、特にスタッフが成長したということを、普段仕事をしていて実感できるシーンは意外に少ないです。
しかし組織の変化をこうしたイベントで感じることができます。
今まで我関せずだったスタッフが積極的に(と思いたいですが)、企画運営をしているのを見ていると、なんだか組織自体が少しずつ成長しているようで、とっても嬉しく、、、。
こういうイベントは仕事と同じくらい大切であることを実感しました。
そして、こうしたイベントでリーダーシップが発揮できるかどうかが、結構重要だったりするのです。
仕事と同じだと思います。

そして残るは、、、
イベントがある度に僕自身がレポートしてきたこのブログも、今後はスタッフに渡していきたい。

img

img

img

imgなかなかこれがキツかった。

さて会食のあとに行われたゲーム大会です。
今年はくじ引きでグループに分かれての、チーム対抗大縄跳びでした。
みんなで身体を動かすのはいいですね。
楽しかった。
お世辞ではなくて楽しかったですねえ。
そして翌日筋肉痛です・・
この程度で筋肉痛とは、年齢を感じて愕然としてしまいました。

勝ったチームのスタッフ全員にはスタバの無料券が渡されました。
罰ゲームじゃなくて賞品だったんですね。
ちゃんと準備されていました。

img良い天気でよかったです。

楽しかった花見と同じくらい、楽しく仕事をしていきたいものです。
何でも一生懸命にやることは楽しさにつながるのです。
みんなでがんばりましょう。

銀座のサヱグサ 創業145年

松本 知彦 for Private Time/2014.03.17/仕事仕事

うちの会社のクライアントで、明治から続く老舗子供服ブランド、銀座のサヱグサさんがいます。
先月、そのサヱグサさんから招待状をいただいたので、レセプションパーティに行ってきました。

img帰りにお菓子をいただきました。

何のレセプションか?
これがなんと創業145周年のパーティでした。
145周年って・・・・すごくないですか?
僕は知らないのですが、こんなに長い歴史を持つアパレルの会社は他にあるのでしょうか。
5年後には創業150周年のパーティが控えているのですね。
いやあ、すごい。

imgサヱグサ145thオリジナルパッケージになっています。

img個包装のパッケージデザインが相当にカッコいいです。

img中身もおいしく資生堂パーラーで買いたくなりました。

会場では資生堂パーラーのケータリングが振る舞われていましたが、おみやげにいただいたのも資生堂パーラーのお菓子でした。
箱のフタがサヱグサアニバーサリー仕様になっています。
オリジナルで作られたようです。
お菓子の箱に貼られているグラフィックと、インビテーションカードのデザインを揃えてたんですね。

箱を開けると個包装されたチョコレートウエハースが入っているのですが、このパッケージが可愛い。
通常、資生堂パーラーで普通に売られているデザインだと思います。
この個包装の色を見てから、それに合わせて箱に貼られているグラフィックを考えたのでしょうね、きっと。
でもフォントが揃っているから、仲條さんにデザインを頼んだのかな??
個包装のパッケージデザインは多分仲條さんだと思うのですが、色も書体もお菓子らしからぬ斬新さで、心惹かれるものがあります。
そして味もおいしい。

チョコレートの他にもう1つ、145周年の記念マウスパットをいただきました。
子供服ブランドらしいデザインです。
でも本革。

imgオリジナルマウスパッドもいただきました。

サヱグサさんありがとうございました。
150年に向けて、いえ200年に向けて、さらに飛躍していただきたいです。

インタビューを受けました

松本 知彦 for Private Time/2014.02.28/仕事仕事

そういえば、、、このブログに書くのが随分遅くなっちゃったのですが、去年インタビューを受けました。
自分の働き方や仕事に対する姿勢、それに関連する質問を受けて僕が答えるという形式のインタビューでした。
その内容は「はたらくじん」というサイトに掲載されています。
↓↓時間がある時に読んでみてください。
http://hatarakujin.com/your_works/043/

imgはたらくじんのサイトです

前回インタビューを受けたのは、僕が卒業した大学が発行する冊子の取材を受けた時。
内容はどちらも仕事に関してなので、弱冠重複している部分もありますが、今回の方が長い時間しゃべったような気がします。
↓前回の記事はこちら
http://blog.10-1000.jp/cat36/000617.html

思えば、前回のインタビューから2年しか経ってないのだけど、その間にも気持ちは徐々に変化していることを自分で感じています。
これを成長と言うのか、何と言うのかわかりません。
でも気持ちは明らかに変化していて、自分の変化に気がつくことができるという点で、取材を受けることに意味はあるんだなあと感じました。
普段感じていることを口に出す、他人に話す機会って、僕はほとんどありません。
でも口にするとしないのでは、気持ちがまったく違うということも学びました。
極力感じていることは口に出した方がいいですね。
整理ができる。
それに普段自分で自覚していない無意識レベルのことについて質問されると、自分でも気がついていなかった何気ない思いが口から出て、自分で再認識できたり、インタビューって自分にとっては有益な時間だなあと感じました。
モヤモヤした自分の気持ちを整理できる意味でも。

img取材を受けた時はちょうどスペイン現代美術展をやってました。

自分の深い悩みと葛藤、それはクリエイティブと経済活動にあります。
それをどうやったら幸せにつなげることができるか?
この話はまた別の機会に書いてみたいと思いますが、僕はどんどん仕事そのものより、仕事から得られること、相手に与えられること、関わる人への影響、自分への影響、家族への影響、そんなことを考えるようになりました。
やっぱり何のために仕事をしているのか?を考えれば、それは自分含め関わった人を幸せにすることだと思います。きれいごとではなく。
それには僕が絶対に幸せでいなければならない。
でなければ他人に幸せを説くことはできません。
多くの社長は数字、売上げを追い求める反面、プライベートは離婚率が高く、家庭は崩壊しているケースが多々あります。
幸せって数字だけを追うこと、お金だけを追い求めることでは決して得られない。
好きなことをやって、周りの人を幸せにするにはどうすればいいのだろうか?
そんなことをここ数年考えています。

img他の会社は乗り越えてきたはず、僕らも乗り越えないといけない。

経済活動抜きに人を幸せにすることはできないし、経済活動だけでもそれは得られない。
しかしスタッフのことを考えれば、組織を少しづつ大きくすることがみんなの幸せに1歩近づくことになるのではないかと最近思うようになりました。
本当にここ最近です。
オレはクリエイティブだけやりたいのであって、組織を大きくする気もないし、お前らの幸せは自身で見つけろよではなくて、社長というのはチームでそれを目指す職業であり、その責任を負うべきなのではないかと感じるようになりました。

SPACE8 活版印刷フライヤー

松本 知彦 for Private Time/2014.01.30/仕事仕事

昨年、digビルディングの3階にあるSPACE8の告知用のチラシを作りました。
最初は一般的なコート紙でA4ペラでいいかと思っていましたが、どうせ作るなら、、、といつもの癖が出てしまい・・・・。

imgこちらはピンクのフライヤー

このチラシ、もちろんスペースの利用案内が書かれているのですが、情報訴求と同時に、感性訴求=SPACE8のブランディングも担わせるためにちょっと凝った作りにしています。

まず紙ですが、クッション紙を使いました。
これは、コースターなどに使われることが多い紙で、厚さは1mm。
結構分厚い、でも軽いのが特徴です。
業者に依頼して、正方形のカタチで角を丸く断裁してもらいました。

正方形&角丸は、大きいコースターみたいな効果を狙ったからです。
角を丸くするためには、もちろん追加コストがかかりますが、角が普通の直角のままだと鋭利なコンセプトになるので、避けたかったというのもあります。
なぜこの紙なのかと言えば、活版の印刷効果がもっとも出る紙という基準で選定したからです。
活版ありきで、最初に紙の種類を調べて、それを取り扱っている業者を探したという順番ですね。

img2色の蛍光色で作ってみました

以前同じくSPACE8のカードを活版で印刷してみた際、その特性を若干学んだので、今回はさらにそれを推し進めてみたい気持ちが背景にありました。
そのため、前回はデザインをデータ入稿しましたが、今回は活版にこだわって、文字組は活字を用いて印刷所で手で組んでもらいました。
だからよく見ると、文字が揃っていなかったり、字間もバラバラ。
それが活版の良さだと思って選択しています。
でもデザイナーじゃない限り、そんな細かい部分はわからないかもしれないですね。
もちろん、活版の効果が最大限に出る紙を選んでいるので、しっかりエンボスになっています。

img細かい部分を見て行くと活字の効果が出ています。

色も蛍光色を選んでみました。
今回はグリーンとピンクの2色です。
手に取ってみたくなるような、他にないフライヤーに仕上がったと思います。

コストはA4のカラー印刷よりも相当高くなっています。
ついでに保管する場所も必要、郵送時はA4の封筒に入れないと送れない、などなどデメリットがたくさん。
でもねえ。
ただの情報チラシじゃつまんないですよね。
なんだか、さらに活版の可能性を追究したい衝動に駆られています。

img以前オリジナルで作った会社のコースターと比べてみました。

2014年の年賀メール

松本 知彦 for Private Time/2014.01.07/仕事仕事

会社では紙の年賀状を3年前にやめて、HTMLメールに切り替えました。
ある程度の期間保存されて繰り返し閲覧される印刷物と違って、HTMLメールはメーラーを開いた瞬間に1度見られるだけで、その後すぐにゴミ箱に捨てられてしまうメディアです。

紙の時はある程度マジメに、繰り返し閲覧されることに耐えられるように、正面からクリエイティブに向き合って作っていました。
しかしメールで送るならば、それよりアテンションに重きを置くべきです。

3年前にメールに切り替える時、コンセプトは何にしようか迷ったのですが、クール路線から一転、堅苦しくなく瞬発力だけで楽しさを伝えるものにしました。
ジョージ・クルーニー主演の好きな映画「オーシャンズ11」、その続編の「オーシャンズ13」をパロッて、スタッフ全員で銀行破りのチームに扮して(メンバーそれぞれがその道のプロフェッショナルという意味で)、社内で撮影したビジュアルを使いました。
http://blog.10-1000.jp/cat35/000615.html

去年は、1年間スタッフの誕生日に僕が描いた全員の似顔絵を使いました(相当時間かかってます、、、)。
http://blog.10-1000.jp/cat35/000850.html

基本HTMLメールは取引先のクライアントの方々にお送りしているのですが、インディーズ感丸出しのマジメじゃない年賀メールは、ビジネスルールを逸脱してるので迷惑だと思われるのじゃないかと当初思っていました。
やっぱりビジネスルールに沿えば、旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、、、的な面白味のない文章と、お約束の干支のビジュアルで構成するしかないですから。
でも反応はそんなこともなくて、おもしろいですね、凝ってますね、いいですね、という会話が得意先の方と年初にできることがわかって、この路線を踏襲することに、いえ、やっぱり手を抜かずにちゃんと作った方がよいことを感じたのでした。
ブログもそうですが、見ている人のことを考えて、こういうのは真面目にやらないといけません。汗

さて今年も年賀状の季節がやってきて、はたどうしようかなと。
去年1年は色々なことがありましたが、その中でもオリンピックは大きい話題になりました。
オリンピックと言えば・・・・すぐに思い浮かぶのが、僕はやっぱり前の東京オリンピックの時に作られた市川崑の記録映画、そして亀倉雄策がデザインしたポスターです。
世界に誇れるグラフィックの原点とも言うべき亀倉雄策のポスターは、本当にカッコいい。
今回はこれで行くことに決めました。

img連作の第1号はシンボルマークでした。

ポスターは、4枚の連作になっています。
まず1961年2月に10万枚作られた第1号ポスター。
永井一正、田中一光、杉浦康平らが参加した指名コンペで、20案の中から選ばれたものです。
コンペを開いたのは勝見勝という人。
実は東京でのオリンピックはこれが最初ではなく、以前開催が決定していたにも関わらず、戦争で実現しませんでした。
勝見勝はその時の推進委員だった人です。
文字は原弘、全体のデザインは亀倉雄策。
「日本の清潔さ、しかも明快さとオリンピックのスポーティな動感を表わしてみたかった。赤い丸は日の丸と考えてもよいが太陽のイメージ」と亀倉自身がコメントしています。
しかし、オリンピックの5つの輪をすべて同じ色にしている大会って過去にあったっけ?

imgあまりに有名なこのポスターは2号ポスター。

imgそれをベースにして作ったビジュアル。撮影は大変(笑)

続いて作られたのが有名な2号のポスター。
3月中旬に国立競技場で午後6時から3時間、80回もスタートをやり直して撮影された写真から選ばれたものです。
外国人選手は、横田基地のアメリカ兵っていうのが笑えます。
3号は水泳をモチーフにしていて、1号をセンターにして左右に2号、3号を置くと収まりがよいと亀倉先生は言っています。
そしてラストを飾る4号は、荒川土手で10本のトーチを燃やし、50本近いフィルムを使って撮影されたもの。

imgこちらは第3号

img亀倉先生いわく、この配置がもっとも収まりがよいそうです。

img最後に作られた4号は静のイメージ。宗教的なものを感じます。

img2014年の年賀メールはこちらです。

このポスターだけでなく、山下芳郎、横尾忠則たちがデザインしたピクトグラム、岡本太郎と田中一光によるメダルデザイン、柳宗理による聖火のトーチフォルダーなど、オリンピックには当時のクリエーターの力が結集されています。
それでもバラバラにならないのは勝見勝のトータルディレクションの力量でしょう。
他にも、わずか18ヶ月で建築された丹下健三の国立代々木競技場、日本武道館、首都高速、ニューオータニ、モノレール、駒沢公園、東海道新幹線など、オリンピックに合わせて作られた建造物には当時の日本の最高技術が集められた名作がたくさんあります。

そう僕たちもオリンピックに向けて、自分たちの力を結集させていきたいです。
2014年からダッシュしていきますので、よろしくお願いします。

今年もよろしくお願いします

松本 知彦 for Private Time/2014.01.06/仕事仕事

皆さん、明けましておめでとうございます。
今日から仕事はじめです。
昨年はいいことがたくさんありました。
様々な新しいことにもチャレンジできたし、その結果もよかった。
そして新しい仲間も増えました。
今までの会社の16年の沿革の中で、創業から3年くらいまでは別として、以後の13年のうちで昨年は特別な1年だったように思います。
創業から14年目くらいまでは、ある意味同じビジネスを繰り返していました。
別にそれでよい、というかそれが一番大事かつやりたいことだと思っていたからですが、それは今現在でも変わっていません。
じゃ今までと何が違うのか?目指すものは変わりませんが、やり方と目標を変更したことが大きいでしょう。
一生懸命にやる姿勢に変わりはありませんが、一生懸命やる中でその先にゴールが見えてくるのではなく、ゴールを共有し、その実現へ向けて全員で一生懸命にやるという、当たり前のことに気が付かされた1年。
いえ、そもそもゴール設定の認識がここ数年で変わりました。
これはまた別の機会に書きたいと思います。
今年は強い目標意識を持って、さらに邁進していきたいです。

img店舗で見かけてすぐ買おうと思いました。

さて昨年末、無印良品に行く機会があったのですが、そこでお正月飾りを見つけました。
年末になると、毎年地元の商店街で売り出されますが、無印でもこんな商品があったのはちょっと驚きでした。
デザインは3種類、1店目で問い合わせたら全部売り切れてて、なかなか売れてるみたいでした。

imgモチーフには古来から意味があるんです。

もっとデザイン的に尖ったものがあってもいいのになあとも思いましたが、こういうものはトラッドな方が好まれるのかもしれませんね。
ちなみに使われている素材にはすべて理由があります。
ワラは神様に家に留まって欲しいと言う願い、稲穂は新年の豊作を、扇は末広がりで未来の繁栄を願う意味があります。
しかし、こういう商品を必ず拾うっていうのが無印のいいところで、偉いなあと感じます。
このあいだ紹介した鳩時計もそうですが、伸びる企業にはマーケティングの発見が必ずありますよね。
見習いたいです。

img本社のドアに飾っています。

既に会社は休みに入ってましたけど、昨年末に出社して事務所のドアに飾ってみました。
本社と分室があるので2カ所に飾らないといけません。
スタッフたちは、今日きっと気が付いていることでしょう。
そしてドアに貼られた飾りを毎日見るはず。

お正月飾りと同じように、全員に気付かせること、それを常に共有すること、
設定した目標に向かって各自が努力すること、結果それが会社の成長につながること。
そのスキームの実現に対して、全力で向かうことを今年の自分の目標にしたいと思います。

忘年会2013

松本 知彦 for Private Time/2013.12.16/仕事仕事

今年も押し迫ってきましたねぇ。
うちの会社も1年を締めくくる忘年会を先週開催しました。
場所は、去年と同じくお台場にある東京ベイコート倶楽部です。
うちの会社は法人会員なので、会社のスタッフなら誰でも利用できる厚生施設なのです。

img東京湾の夜景を見ながら食べる中華でございます。

昨年は、最上階にある鉄板焼きのお店を貸し切りで利用しました。
ここで食べた肉がホントにおいしかった。
冗談抜きでおいしかったんですよね。
その記憶が強烈に残っているので、今年も同じ場所にしようと思っていました。
会員制とはいえ、安くはないんです。
でも今年もスタッフのみんなが頑張ってくれたおかげて、よい結果を残すことができた。
だから1年を締めくくる会は、ちょっと贅沢させてあげたいなと。
会社主催じゃないと、なかなかこういう場所に来ることもないだろうし。
社会勉強をする上でもよいと思いました。
何ごとも経験です。
経験はよい仕事につながりますから。

ところが、去年貸し切りで利用した鉄板焼き、今の人数では入れないと断られてしまいました。
ガーン・・・
人数が増えるとこんなことがあるなんて・・・
前にもこのブログに書きましたが、店選びはだんだん難しくなってきましたね。
仕方がないので、今年は同じフロアにある中華料理にすることに。
こちらも貸し切りで利用させてもらうことにしました。

ここからは、ちょっとバブルな記事になってしまうので、苦手な人はここで読むのをやめてください。
誤解される可能性があるので先に書きますが、うちの会社イケてるだろ、とかそういうことを伝えたいわけではまったくなくて、こんな経験もあるんだということを面白く読んで欲しいと思ってます。
それに同意してもらえる方は、昔を懐かしんで読んでください。

imgどう見てもスキー旅行にしか見えないんですけど。

まず、去年と同様に送迎バスが会社にやってきました。
前回と同じサイズのバスだと全員乗れないということで、去年より一回り大きいバスになりました。
夜にこのサイズのバスに乗るのは、、、え?スキーバス?って感じです。
去年より開始時間を遅くしたせいか、道路の流れもスムースでスキーバスは30分で現地に到着。
建物に入ってエレベーターで上階へ。
やたら照明が暗い中華料理のレストランに入りました。
中華ってだいたい明るい部屋で円卓を囲んで、テーブルを回しながらみんなでワイワイ、、、でもここは違ってライトも相当暗くてアダルトなムードなのです。
美しいベイサイドの夜景がインテリアになってます。

鉄板焼きの肉の強烈な記憶が残っていた僕は、それに比較すると中華ってイマイチなんじゃないかと思っていました。
でもメニューを見ると、、、
ツバメの巣、フォアグラ、トリュフ、北京ダック、ふかひれ・・・
8番も9番もなく、4番バッターが連チャンでバッターボックスに立つような、チャイナオールスターズのラインナップ。
こういう食材を一度に食べた記憶は今までないっすね。
そして、みんなにたっぷり楽しんでもらいたいということで、ビールも紹興酒も飲み放題です!!

imgメニューも掲載しちゃいますからこの機会に見てください。

img北京ダックとふかひれの姿煮

そんな料理を堪能しながら忘年会は着々と進んでいきます。
今年の進行役は、くじ引きで決まった女子2名。
彼女たちが準備した今年の景品1位は、キンドルのタブレットでした。
こいつはいいなあ。
僕も欲しかったですが、2位も3位も当たりませんでした。笑

img当日進行役の永松、菅原女史と1等が当だった松山くん。しかし暗い・・・

想えば、僕が会社に入社した頃は300人貸し切りで、でっかいパーティがあって、飲み放題、バンド演奏、宴会芸、色々な出し物があって、準備や運営にはプロのヘアメイク、スタイリスト、カメラマンが参加して、そのほとんどは会社の経費でした。
入社した時は、スゲーなぁ社会人になるとこんな経験ができるのか、と思ったものです。
そんな自分じゃできない経験を会社が用意してくれた。
でもその後は年々縮小されて、忘年会も部単位、課単位になり、会費制になって会社からはお金がまったく出なくなりました。
会社で開かれる会は、歓迎会も忘年会も送別会も、すべて社員の実費でした。

digでも会社主催で開くこんな会は、これで最後でしょう。
そもそも会社に送迎バスが迎えに来て、忘年会会場まで連れて行ってくれるなんて、おかしいですから。笑
中華料理のフルコースのメニューも非日常。
繰り返しになりますが、こうした経験は個人でしようと思っても、なかなかできるものではありません(送迎バス~フルコースの食事)。
お金の面より、経験価値としての体験が重要です。
それは、ラグジュアリーってこういうことなのかぁでも、気取ってるスタイルは俺には合わねえなぁでも、こういうところに来る人をターゲットにするビジネスってどんなもの?でも、空間演出にはこんなデザインや素材が使われているかでも、何でもいいと思います。
とにかく何でもいいから感じることが重要ですから。

imgよい経験になったかなあ。

この記事を読んでいる人の中には、会社がそんな出費するなんて時代に逆行してると感じている人も、だったらその分現金でスタッフに渡した方が嬉しいんじゃねーの?と思っている人もいるかもしれませんね。
僕はどちらもそうは思いません。
みんなでがんばったのだからこのくらいはいいじゃないかと思うし、何より時間をみんなと共有すること、経験を楽しむ機会を会社から与えられたと感じてもらいたいと思っています。

さてそんなわけで今年の忘年会も無事に終わりました。
みんな本当にお疲れ様でした。
来年は、また新しい経験を。
そうですねえ、、新橋のガード下か、新宿ゴールデン街かなんかでやりたいと思います。

imgまた来年みんなでがんばろう。

11月のスタッフ歓迎会

松本 知彦 for Private Time/2013.11.25/仕事仕事

先週、digに入った新しいスタッフ2名の歓迎会がありました。
おいしい焼き肉と飲み放題のコースでした!

imgお店は貸切でした。

今まで新しいスタッフが入社すると、必ず全社員参加で歓迎会をやっていましたが、それもそろそろ限界になってきました。
たぶん今年で最後になるでしょう。
スタッフが増えて、予約できるお店が代々木上原近辺に少なくなってきたのが理由です。
代々木上原というのは、小さくて雰囲気のよいお店が多く、大人数が入れる店というのはなかなか少ないのです。
新宿や渋谷に出ればいいのですが、それもなかなか難しく。。
来年からは配属されたチーム単位の会に切り替えて行こうと思います。

img今週引越す予定の新しい分室です。

スタッフが増えてきて気が付けば、6か月前に契約した分室も、digビルディグの本社フロアも、現在1席も空きがない状態になってしまっています。
困りました・・・
仕方がないので、今週に分室は2倍の広さの物件に引っ越しをすることになりました。
たった半年で引越しとは、、、、もったいないです。
家賃の保証料もそうですが、それ以外にも引越の費用、デスク購入費、電話、LANの工事、サーバー、プリンター、たくさんのお金がかかるのです。
でも仕事をしていくためには、こればっかりは仕方がないですよね。
新しく採用した人も、デスクが空くまで待っててもらっていた次第で。。。
SPACE8を潰せばいいという話もありますが、今すぐそれはできません。

img今年もらったサンクスカード

さて今回もなかなか楽しい会でした。
僕の誕生日が翌日だったので、その席で誕生祝いのサンクスカードをもらいました。
サンクスカードも開始してこれで3年目になります。
人数が増えて、カードの枚数も増えてきました。
みんなの気持ちが書かれたカード、こういうのをもらうのは本当に嬉しいですね。
たぶんこの気持ちは、もらった人にしかわからないと思います。
一緒に働く相手に興味がないチーム、仲間に興味のない人間はダメです。
絶対に伸びません。
そういう人は組織で働くことは向いていませんから、会社を辞めて一人で働いた方がいいと思います。
協調性のない、自分勝手な行動を取る人に限ってカードを適当に書く傾向があります。
そういうのもわかっておもしろい。
気持ちが明らかにこもってないカードは、見ただけでそれが伝わっちゃうという・・・
スタッフには会社のルールとして書くようにと言ってますが、これは仕事ではなく人間形成の重要なルールのように思います。
そういうことを教えて、組織を、仲間同士のよい関係を、常にキープしていくのも会社の役目だと思っています。
仕事だって相手へのリスペクトや興味がなければ、確実に成果は出ないと思っているからです。

社長をやっている人は自分の会社のスタッフのことを、仕事ができないと嘆く人ばかりですが、僕はこの素晴らしいスタッフたちと一緒に働いていきたいと思っています。
だからやっぱりカードという形を借りてでも、普段伝えられない相手への興味や感謝の気持ちを、リスペクトする心をお互い伝えていくことは大切だと思っています。
スタッフのみんな、本当にありがとう。

img次は忘年会で!

決算が終わって納会を

松本 知彦 for Private Time/2013.10.31/仕事仕事

今期も決算が終りました。
気がつけばうちの会社も16年目、早いものです。
ついこの間15周年パーティをしたのに、もう16年目に入ってしまいました。

img準備中です

オフィスの3階で納会を開きました。
去年と同様、納会は代々木上原にある「すし勘別館」の手巻き寿司の出前です。
去年に引き続きもう1度(何度でも 笑)言いますが、ここのお寿司は、来日の際ビル・ゲイツも食べにくるというお墨付きのお寿司屋なのです。
とってもおいしい。
今年は、去年より人数が増えたので、注文するお寿司も多くなりました。

img

img好きなネタを選んで自分で巻いて食べるスタイル。

去年は1年を通して振り返りの会議をしましたが、今年は忙しくてその準備ができず、簡単な報告だけになりました。
今年は売上げが伸びた分、忙しさも増しています。
僕も案件に追われて、会社の資料をまとめる余裕がほとんどありません。
最近は土日も働いているので、ブログの記事を書く暇がない・・・・
だから最近イラストがアップできずにいます汗

新しいスタッフも増えました。
前の記事でも書きましたが、気がつけばもうオフィスには座る席がないという状況になっています。
そして今も面談が続いていて、あともう少しスタッフが増える予定があります。
他の会社はどうなんでしょう?
いま制作会社はみんな忙しいのかな。
15年を境にdigは新しいフェーズに踏み出そうとしています。
思えば、こういうタイミングは今までにも何度かありました。
ダウンロードサイトもなく、CDが今よりもっと売れていた頃、大手CD小売店のコンペを獲得した1年目、百貨店や誰でも知っているコンビニのECサイト、大手出版社が作るたくさんのコンテンツの運用案件を担当した3年目、はじめて雑誌作りを丸ごと1冊担当した4年目、企業のブランド構築に着手しはじめた5年目、自社オフィスをゼロから建築して建てた7年目、そして3階にギャラリーを併設した15年目。
どのタイミングも思い出せば懐かしいです。
しかし今回のような大きな変化は、今までなかったことです。
会社のサイクル、自分が考えていること、世の中の状況、それらがシンクロしているように思います。
気を引き締めなければいけません。
ここでがんばらないとこの先はない、今がダメならこの先もずっとダメだろうと思って挑みましょう。

img食べ終わって歓談中

img外出から帰ってきて遅れて参加したスタッフが歓談中

過去を振り返れば、今と全然違います。
2年前と比較しただけでも、digは変わりました。
状況は変わったけれど自分は成長しているのだろうか?
成長しているようで、実はしてないようにも思ったり、もっともっと色々なことを勉強しなければならないなあと感じています。
気持ちを新たに取り組んで行きたいですね。
おいしいお寿司を食べたら、また素晴らしいスタッフたちと一緒にがんばっていきたいと思います。

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