花見 2013

松本 知彦 for Private Time/2013.04.17/仕事仕事

レポートが遅くなっちゃいましたが、先々週会社恒例の花見をやりました。
場所は例年通り近所の駒場公園です。
今年は桜が咲くのが例年より早く、花見当日は半分くらい散ってしまっていましたが、それでも好天に恵まれて楽しい会になりました。

img駒場公園は桜が半分くらい残ってました。

この会、今までは毎年松本&小野田の2人で企画して進めてきましたが、今年からはスタッフにまかせることにしました。
それというのも昨年、同じ代々木上原にあるスーパースマイル国際歯科と合同で花見のイベントを行ったのですが、当日の進行はもちろん、オリジナルゲームの企画、小道具の準備、罰ゲームに至るまで、すべてスーパースマイルのスタッフの方が用意してくださって、それに刺激を受けたからでした。
まったりとしたdigと違って、チームワークや会社の団結力を見せつけられました。
リーダーを起点に普段から訓練していないと、なかなかああいうことはできないと思います。
何よりスタッフ自らが企画して楽しむという姿勢が全員に感じられて、非常にうらやましく思いましたね。
仕事ではないとは言え、組織の結束の強さを見せつけられた感じです 汗
あ、業務時間内に行うのだから仕事ですね。
だから今年からうちもイベントの企画から進行まで、すべてスタッフにまかせることにしました。

imgコートを作っているところとスタッフデザインによるゼッケン

今回は高橋&本江の2名を運営担当委員に指名しました。
新人も入ったので、例年より参加人数が少し多いですが、何でもいいので全員が参加できるゲームを必ず入れてほしいというリクエストも出しました。
当日何をやるのかなと思っていたら、なんとドッジボール。
ドッジボール?
小学校の時にやった?
でもそこはデザイン会社、社内でデザインした点数のゼッケンをつけて、ボールが当たった人のゼッケンの合計点数を競うという内容で、通常のドッジボールとは少し違うようです。
クイーンが各チームに一人だけいて、その人がボールに当たったらゲームオーバーというルール。
あらかじめ準備していた紐と杭で地面にラインを引いて、ゲームスタートです。

imgスタッフはくじで2チーム分かれて。

imgゲームがはじまりました。

imgゲーム中、転ぶスタッフ 笑

前日は大雨だったために、泥だらけになる可能性があるので着替えを持ってくるようにという指示が運営委員から出ていましたが、当日転ぶスタッフが何人も。笑
最初はどうなることかと思っていたんですが、これがおもしろくて、やっている途中だんだん白熱してきました
でも残念なことに、駒場公園内では球技は禁止とのことで、3ゲーム目まで進んだところで管理のおじさんに怒られて中止に・・・・
罰ゲームはモノマネだったんですけどドローになりました。笑
モノマネをしたくないスタッフは喜んでましたけど。

でも楽しかったなあ。
例年と違って、みんなで楽しもうという想いがあってスタッフがきちんと企画したものは、やっぱり面白い。
僕らの仕事がそうであるように、何かを提供する場合にはきちんと練られていないとダメだということを実感しました。
おもしろかったなあ。

スタッフが1つになれるよい時間でした。
また1つ階段を上ったような気がします。(錯覚??笑)
こうして組織って、だんだんよくなっていくのかもしれないですね。
会社で全員花見をしたら楽しいだろうという僕の言いだしっぺだけではダメで、これも社内のことを考えて勉強の機会として捉えて、スタッフ自身に頭を使って考えてもらうべきなんですね。
企画するスタッフ自身も勉強になるし楽しい、みんなも楽しい。
自然と指示や役割分担が体験できる。
そして僕自身も勉強になりました。
いい会でした。

img今年の花見の記念写真 欠席者の枠付き 笑

建築ロード3

松本 知彦 for Private Time/2013.03.01/仕事仕事

前回の続きです。
digのオフィスの先には、以前アンダーカバーのデザイナー高橋ジョニオさんが住んでいた60年代に建てられたと思われる、めちゃめちゃカッコいい住宅があったんですが、それも取り壊されてしまいました。
さらに坂を少し上ると、左側には大物芸能人の自宅、そして東海大学と続き、その先にADHが設計した住宅があります。
これもかなりカッコいい建物です。
前面がすべてルーバーになっていて、夜見ると中から灯りが漏れて美しいです。
ADHは渡辺真理、木下庸子先生の2人の建築ユニット。
彼らにも以前、建築家の岸和郎さんの紹介でお会いしたことがあります。
京大→ハーバードという経歴と作品から想像するに、インテリジェンスあふれるクールな人たちだろうと思ってたんですが、意外にフランクな方たちでした。

img全面ルーバーなんですが、夜は漏れる明かりがとてもキレイです。

ちょっと先にはアパレル企業as know asの本社。
以前同じ場所に有馬さんの大きな家があったんですが、それを壊して跡地に建てられた自社ビルです。
住んでいた有馬さんは、あの有馬侯爵と関係がある方だと思うのですが、詳しくはわかりません。
設計は山嵜さんという方で(この方にも仕事でお会いしたことがあります)、代々木公園駅のすぐ近くに事務所があります。

imgかなり、かなり大きい敷地に建っていて、アパレルって儲かるんですね。

その先には、少し古い打ちっ放しのビルがあります。
前述した3人でやっていた頃のワークショップが、80年代に手掛けた建築です。
その中心人物、北山恒先生は今は横浜国立大学院の教授です。
以前、縁があって麻布十番の事務所にお邪魔させていただいたことがあります。
いい方でした。
この建物には今タイ式マッサージの店が入ってます。

img写真だと見えにくいですが、屋上には鉄製のコンテナが乗ってます。

他にもこの通りから小道を10m位横に入ると表参道のLVMHビルと同じくらいに建てられた隈研吾先生設計の住宅、バブル絶頂期に建てられたポストモダンの大御所、高松伸先生の地下深くに潜る商業ビルなどがあります。
どちらも個性あるブッ飛ばした建築です。

img隈研吾設計。全方位ルーバー(笑) 表参道のLVMHビルの手法を個人住宅にも転用?

img高松伸設計。地上ゼロ階、地下4階というバカみたいなコンセプトの建築。まさにバブルです。

そして坂道の終わり、東大宇宙研究所の通りに出たところに、フレッシュネスバーガーがあります。
これがただのフレッシュネスバーガーではありません。
1号店なのです!
以前はバレー教室で使っていた木造の小屋のような建物をそのまま使って、店舗にしたと言います。
今はもうあちこち老朽化が激しく、いつまで営業できるかなという感じもします。

img床には穴があいてます。

imgこのただのセブンイレブンがコアなコンビニなんです。

道の反対側にはセブンイレブン。
先日ここで買い物をしていると、ネイバーフッドのデザイナー滝沢さんが買い物をしている横で、これまた建築家の青木淳先生がコピーと取っておられて、すごいコンビニだなあと思っていたら、友人のマーク・ダイサム先生が入ってきて、どうしたの?と聞いたら、マラソンの途中だとのこと。笑 
ウソみたいですが、3人同時に同じコンビニにいるという、、、
芸能人が集まるのじゃなくて、かなり、かなり偏った人たちが集まるコンビニなのです。。笑
皆さん近所に住んでいるからなんですが、その筋の人なら見ただけで誰だかわかる(一般の人は見ても全然わからない)、そういう人たちが集まるマニアックなコンビニです。
建築ロードの終わりにあるコンビニは、やはり建築コンビニなのでした。
これが3回に渡って連載した記事のオチです。
ショボイオチでスンマセン・・・汗

おまけは青木淳先生の、これまた代々木上原駅前にある住宅建築。
表参道のルイヴィトンでブレイクする前の作品ですが、法的な斜線制限そのままに建物のボリュームを決定しています。
打ちっぱなしに板を貼った仕様で、駅前の景色の中で異彩を放っています。

img代々木上原近辺は本当にアトリエ系建築家の建てた家が多いです。

建築ロード2

松本 知彦 for Private Time/2013.02.28/仕事仕事

前回の続きです。
代々木公園の有名なパン屋ルヴァンの前を通り過ぎて、そのまままっすぐ行くと緩やかな坂道になります。
まず坂の下には、ワークショップの木下道郎先生が設計して最近完成した集合住宅があります。
ワークショップというのは会社名なのですが、知らない方のためにちょっと補足しておきますと、80年代のポストモダンの流れの中で、横浜国立大学出身の建築家、木下道郎、谷内田章夫、北山恒の3人によって作られた建築チームの名前がワークショップと言いました。
90年代になってこのチームは解散しますが、3人ともワークショップという名称を今でも使っています。
この3人に共通するのは、打ちっ放し、機能丸出しの設備、集合住宅というキーワードでしょうか。
木下道郎先生の設計したこの共同住宅にも、その特徴が現れています。
ご本人にも会ったことがありますが、ボブ・ディランが大好きなクリエーターって感じの人でした。

imgワンルームがメインの打ちっ放しの集合住宅です。南側全面ガラスで陽当たりいいです。

少し坂を上がると、千葉学先生の設計した個人住宅があります。
千葉学先生は今確か東大大学院の准教授だと思います。
この先生の特徴もやはり打ちっ放しで、共同住宅もたくさん手がけています。
直線を多用するスタイルは、少しモダニズム入ってます。
サーフィンもやられるみたいで、僕は数年前に発表されたサーファーが集まる家?の建築が好きでした。
この住宅は2年くらい前に建ったものです。

imgこちらも打ちっ放しのお宅。でも上のワンルームより当然内装にお金かかってます。

img千葉学先生もう1つの作品もこの通りから10mくらい入ったところ。

千葉学先生の向かいには、ちょっと趣の異なる住宅が。
これは今は亡き伊丹潤先生が98年に自邸として建てた建築を、建築家自らがリノベーションしたものです。
実は友人が6、7年前に購入した家なんです 笑
90年代後半に建築ブームが起きた時、TOTOの建築マップにもリノベーションする前のこの建物が墨の家2として掲載されてました。(墨の家1がこの人の出世作)
家の前に大きな桜の木があって、友人はライトアップする照明装置をつけて、花見のときには美しい夜景を坂を上る人たちに提供しています。

img左端に見えるのが桜の木で、春はとても美しいです。

その友人の家の2軒隣に旧digはありました。
って言ってるそばからもう取り壊しが・・・・
せつない気もしますが、建築とはそういうものです。
取り壊し現場に入ってみましたが、この建物の中でたくさんの仕事をしたことを少しだけ思い出しました。
代官山蔦屋で最近デザイン賞を受賞して話題になったクラインダイサムアーキテクトのマーク・ダイサム&アストリッド・クライン先生の設計でした。
http://klein-dytham.com/architecture/heidi-house/

img奥に少し見える特徴的な壁のデザインが残っています。

imgクラインダイサムにもらったオフィスの模型

撮影スタジオも併設していたので色々なモデルが訪れてここで撮影を行いました。
全盛期の海老ちゃんも来たし、モデルだけでなくキョンキョンも布袋も、ちいさんも訪れましたね。

img天井高が6mあるエントランスでした。ここで色々撮影を。

次に続く。

建築ロード1

松本 知彦 for Private Time/2013.02.27/仕事仕事

代々木公園駅から井の頭通り方面に5分くらい歩いたところに、有名なパン屋さんがあります。
ルヴァンと言って、その筋ではかなり知られたお店です。
現在のようなパンブームが来るもっと前から、オーガニック系のパンを作っていました。
5,6年前には隣に新しくカフェも併設して、今でも人気です。
好きな人は大好きみたいですが、僕はあんまり好きではないですんでけどね。

img

img知ってる人も多い、その筋ではかなり知られたパン屋さん。

井の頭通りから入って、ルヴァンの前の道をそのまままっすぐ行くと、緩やかな坂道になります。
この坂道を上ると、東北沢につながる東大宇宙研究所の通りにぶつかるのですが、そこまでだいたい200メートルくらい。
そんなに長くないこの坂道に、色々な建築家が手掛ける建物がたくさん建っているのです。
代々木公園や代々木上原には、アトリエ系の建築家が建てた建物がたくさんありますが、この短い通りには特に多い気がしますね。
そしてこの道沿いに、引っ越す前のdigの事務所も建っていました。

imgまっすぐに上るこの坂道が好きでした。

先日この道を通ったら、旧digの建物に建築計画の看板が・・・
壊されちゃうんですね。。
それは仕方ないですけど。
もう1年半くらい、まったく使ってなくて老朽化しています。

img道路側には雑草もかなり生えてます。

imgエントランス。そして歩道から見上げた建物の外壁。

img主人がいなくなった建物は少し寂しそう。

建物が壊されちゃうのはなんだか悲しいことです。
次は何が建つのかなあ。
次に続く

dig15周年

松本 知彦 for Private Time/2013.01.10/仕事仕事

思えば、僕が会社でブログをはじめようと言い出したのは2010年でした。
仕事として全員が記事を書きなさい、と宣言したもののスタッフからは大不評で、強制的にでも社員全員が毎日ブログを更新している他の会社を見て、本当にうらやましく思ったものです。
それなら僕がまず見本を見せる、と言ってスタッフより1年先にはじめたのがこの談話室松本のブログでした。
書き出した当初は本当に何を書いていいかわからず、誰が読んでいるかわからないので誰に向けて書けばよいかもわからず(今でもですが、、)効果のないことにこれだけ時間を使うのは意味のあることなのだろうか?と毎日自問していました。
(自分はこれでも使命感で書いているので、、)
あれから足かけ3年。
その努力が多少なりとも会社のコーポレートブランディングに、そして皆さんがこの小さな会社を思い出すきっかけになってくれていたら嬉しく思います。
松本の人となりや考え方について、多少なりともご理解いただければ嬉しいです。
このブログが業務にどれだけ影響を与えているか相変わらず不明ですが(汗)、「継続は力なり」・・・・と思わないと悲しいですから(笑)

img15周年のロゴタイプはdig buildingのシルエットとの組み合わせ

さて気が付けばdigも創業から15年が経過しました。
思えば企業を退職し、何も知らないながら1人で会社をはじめてから15年、、、、
長いようで、短い15年でした。
大学の後輩のインテリアデザイナーと部屋をシェアして、毎日2人で働いていた時が、つい昨日のことのように思い起こされます。
立ち上げ当初は毎日スマップの絵を描いてしました。
テレビ番組ビストロスマップのセット用に、スマップ全員の似顔絵を描いたのが最初に仕事でしたから。
それが15年目の節目に、うちのスタッフの似顔絵を描くという・・・・笑
やはり僕は絵を描くという行為とともにあるのでしょうか。
最初の仕事だったスマップの絵はこちら

http://blog.10-1000.jp/cat36/000474.html

img

img15周年記念で作ったオリジナルカイロです。

20年前にWebを知り、それまで媒体でしかできなかったこと=世界中の人への情報発信が個人でも可能であることに驚き、企業も個人もWebの中では同一単位だということに共鳴し、またその可能性に動かされて今に至りました。
企画と発想、編集と構成、アートとデザイン、既存の制作工程を踏まずに簡単に情報配信ができる、そこに自分のやりたいことが詰まっていました。
輪転機を回してインクを紙に定着させたり、最後工程でディスクをプレスしたりすることなく、作り手の感性や伝えたいことをダイレクトに伝達できる、15年前そんなことに魅力を感じていたんですね、今じゃ考えられないですけど。笑

今Webをはじめデジタルデバイスで提供される情報は、コミュニケーション機能が深化し、インフォメーションという役割だけでなく、益々マーケティングの要素が強くなってきています。
そこでどれだけ人を集められるか、どれだけ注目されるか、お金を如何に儲けられるか、マーケティングのプロモーションツールとしての活用方法がメインとなってきました。
これはある意味必然の流れかと思いますが、すべてをそうした換金性の尺度だけで判断することは、反面悲しいことでもあります。

心のどこかでモノ作りにこだわりたいという願望があります。
WebやITがただのマーケティングツールなら、そこにクリエイティブな要素はあまり必要とされません。
インターフェイスデザインそのものは差別化にはなるけれども、お金を生まない、換金性としての効果が判断されにくい分野であるからです。
でも本当にそうでしょうか?
僕は最後はエモーショナルな感性の部分が重要だと思っています。

企業である以上、成長や収益を目標とするのは当前です。
ただそこにもの作りの精神を忘れてはならない、目標と目的が逆になることはないと、、、自分には言い聞かせています。
むずかしい決断ですが。

そして今までの成功モデルで、この先を乗り越えていけないことも自覚しているつもりです。
Webが変化していったように我々も変化していかなければならないのです。
15年の節目にやらなければならないことをやります。
それが1年だけで結果が出るものではないことは承知しています。
今年は計画に着手する最初の年にしたいと思います。
やらなければいけません。

img

2013年のご挨拶

松本 知彦 for Private Time/2013.01.07/仕事仕事

新年、明けましておめでとうございます。
今日が2013年の仕事はじめになります。
そして今年最初のブログです。
昨年1年間、仕事を一緒にさせていただいた皆さん、そして1年間このブログを読んでくださった皆さん、普段お会いできない方たちも多くいらっしゃると思いますが、本当にありがとうございます。

2年前まで新年のご挨拶は、紙の年賀状を印刷していましたが、昨年から年賀メールに変更しました。
今年の年賀メールも既にご覧頂いている方もいると思いますが、こちらのブログにも掲載します。

このブログを読んでいただいている方は既にご存知だと思いますが、うちの会社ではスタッフの誰かが誕生日を迎えると、サンクスカードという名前のカードを全員が書いて、そのスタッフに感謝の気持ちを伝えるというルールがあります。
誕生日おめでとうというメッセージではなく、業務の中で助かったり、ちょっとした気づきがあったことを、感謝の気持ちとして本人に伝えるという主旨です。
人は褒めれば伸びる、組織の潜在能力を引き出すことができる、これは科学的に証明されていることです。
自分が嬉しく感じることは他人にもしてあげたいという気持ち、そういうギブ&テイクの関係を組織で作りたいという発想がありました。
こうした考えは個人にゆだねられるべきものだと言われればそれまでですが、できないスタッフがいる以上、組織のルールとすべきだと感じていました。
自分勝手なことをせず、一人一人仲間を大切に思う風土を作りたいという想いから、松本が頭をしぼって考えたものです。
去年1年間このサンクスカードに僕はスタッフの似顔絵を描きました。

img

土日を使ってのこの作業、相当に大変でしたが、受け取ったスタッフがどのように感じたか、誰も何も言ってこないのでわかりませんが(苦笑)、一人一人にありがとうを、そしてがんばって欲しいという想いを込めて描いたつもりです。(メッセージとともに)
想いが通じていればいいのですが。
目に見えて結果で出るものではないのでむずかしいですが、今年はもっとこの方向性を明確にしたいと思っています。

今年の年賀メールは、サンクスカードとして僕が描いた絵をモチーフにしています。
1年間で溜まった全員の絵に、各自が今年の抱負を述べるカタチで作りました。

今年は絶対によい年にしたいと思います。
まず結果を出す組織に。
そしてこのブログにも書いた通り、仲間を大切に思う風土を作る。

昨年でdigは15周年を迎えました。
これも皆さんにご支援いただいた結果だと本当に感謝しております。

digのコーポレートスローガンはmake deference =差をつくる、魅力をつくり出すことです。
高い感性価値を実現するためにコンサルティング、デザイン、システム開発の3つを融合し、お客様のビジネスの最大化、魅力の最大化にこれからも貢献していきます。
今年は心に残る1年にしたいと思っています。
松本、がんばります。
本年もよろしくお願いします。

2012年の忘年会

松本 知彦 for Private Time/2012.12.27/仕事仕事

今年も残すところあと少しですね。
明日は仕事納めです。
年が明けた後に去年のイベントの記事をアップするのも間抜けなので、今年のうちに忘年会の記事をアップしたいと思います。

今年の会社の忘年会は、お台場にある東京ベイコート倶楽部で行いました。
この施設、会員制のホテルで会員しか利用できないのですが、うちの会社はこの施設の会員なのです。
去年、社員旅行で行ったエクシブ箱根と同じ系列です。
エクシブも会員制の宿泊施設ですが、ベイコートの会員なので利用できたというわけです。

imgな、なんと会社からバスで送迎です。

さてベイコート倶楽部はお台場にあって、会社からは結構な距離があります。
忘年会に限らず、こうした会社全体のイベントには常に遅れて参加してくるスタッフがいて、なかなか時間通りに全員集まらない。
それが距離のあるお台場で開催ならなおさらだろうということで、今回はある企てをしました。
送迎バスです。
これに乗らない人は参加なしということにしました。笑
会社の前に停まったバスで、半ば強引に全員をお台場へ。

imgセンターに見えるのは、観覧車です(真横から見ています。)

バスに乗って40分くらいでベイコート倶楽部に到着。
アールデコで飾られたエントランスを通って、エレベーターで上階にあがると素晴らしい夜景が広がっています。
上階にある鉄板焼きのフロアを貸し切って忘年会スタートです。
しかしこういうところで大勢で会食というのも、なかなかない体験です。

img目の前で色々焼いてくれます。

img夜景と肉。この肉が最高においしかった。

このレストランには、ジャケット着用というドレスコードもあるし、バスでこんなに遠いところまで連れてきて、堅苦しくて楽しめなかったらどうしよう、という心配もあったんですが、、、、
とっても楽しめました。
来てよかった。
非日常な空間、おいしい料理、貸し切りなので騒いでも怒られない。
スタッフはみんな喜んでいました。
とにかく料理がおいしかった。

img鉄板焼きに舌鼓。

レストランには屋外の席もあって、夏には屋外でビールっていうのもいいですね。
そしてこの施設の最上階にはスパがあり、そこにも露天風呂があるのです。
東京にあるビルの最上階で露天風呂に入るなんて、これも非日常な体験ですね。
会社のスタッフなら誰でもすべての施設を利用出来るのですが、今のところ誰も利用してません 汗。。。
僕もベイコートに来たのは2回目でした。
もっともっと利用したいですね。
スタッフにももっともっと利用してもらいたいです。
そのための施設ですから。

食べ終わったらレストランで恒例のゲーム大会。
ゲームに勝ったスタッフは、ディズニーランドのペアチケットなどなどを各自ゲットしていました。
プレゼントの内容やゲームの司会進行は、毎年違うスタッフが行いますが、さすがクリエイティブの会社という凝り方で、今年もとってもよかったです。

img商品が当たった人(左2名)と今年の司会2名。

そのあと、さらに上階のバーで2次会を。
ここはピアノの生演奏で歌う黒人歌手の歌を聞きながらグラスを傾ける大人の空間でした。
そのあとは、、、新橋に移動して3次会。
とっても楽しい時間でした。

今までこのブログでも少し触れましたが、今年は色々あった年でした。
収穫もありましたが、うまくいかないこともたくさんあって、中期計画で組織を変えて行かなければいけないことが明確になったような気がします。
結果も出せませんでした。
でもこういう時こそスタッフに楽しんでもらいたいという、松本の企画でした。
今年はもう終わりですが、絶対に来年はいい年にしなければなりません。
スタッフとこうした時間を来年はもっと過ごせたらいいなと感じた夜でした。

またここに来れるようがんばりましょう。

img全員揃っていないけどホテルのエントランスで。

タカミブライダル トータルブランディング2

松本 知彦 for Private Time/2012.12.25/仕事仕事

2つ前の記事の続きです。
京都に本社がある創業90年の老舗ブライダル企業、タカミブライダルがハワイに新しく作った式場、The Terrace By The Seaのブランド開発プロジェクト。

img出来たばかりのパンフレット

先週出来たばかりのパンフレットが事務所に届きました。
デジタルの仕事と違って、物質として残り、触感で感じられるのが紙媒体のよいところです。

関わったスタッフ全員が、今までにない新しいことにチャレンジした意義のある仕事だったことは前の記事で紹介しましたが、この仕事で僕はイラストを描きました。
これまた自分の得意分野ではないパース的なイラストで、ちょっと大変でした。
何しろ施設が完成していない段階で、建物を描くわけですから。
フリーハンドが好きな自分ですが、こればかりは定規を使って描きました。
しかし定規を使っているだけで、遠近法や正確なパースの手法を使っているわけではなく、やっぱりすべてフリーハンドです。
まっすぐな線を引くためだけに定規を使った、、と言う方が正しいですね。笑
昼間は通常業務、土日と平日の夜をイラストを描く時間に充てました。

imgこれらはすべてフリーハンドで描いてます。

img色を塗る前です。

img今回要望に沿って描きましたが、こういう絵は通常なかなか描かないですね。

imgWebだけでなくリーフレットにもこの絵が使われてます。

コンセプトを説明するイラストとしてWebページ用に描きましたが、最終的には印刷物にも使用されています。

imgこっちはまったくのフリーハンド

僕はイラストレーターではないですが、このブログを読んでいる皆さん、もしご要望あればリクエストしてください。
がんばって描きます。

タカミブライダル トータルブランディング1

松本 知彦 for Private Time/2012.12.19/仕事仕事

創業90年の老舗、京都に本社がある高見ブライダルがハワイに新しい結婚式場を建設しました。
自社でハワイに、土地から建物を建築するというのはすごいことですよね。
施設のオープンに当たり、紙のツールやWebサイト、スマートフォンサイトなどブランディング全般とシステム開発をdigでトータルに受注して制作することになりました。

img先日出来上がったばかりの印刷パンフレットの見開きページ

このプロジェクト、スケジュールがタイトな上に求められた要件の難易度が高く、担当したスタッフみんなが挑戦するプロジェクトになりました。

Web、カタログ、両方の構成案を固めて、それに沿ってハワイでロケを行い、最終的にWebと印刷物の両方に同じ感性価値をクロスメディアで落とし込む。
ブライダルなので当然、モデル、メイク、ドレス、カメラマン、コーディネーター、たくさんの人と一緒にモノを創り上げることになります。
海外挙式の分野は、紙媒体が顧客とのコンタクトポイントとして高いシェアを持っています。
そのため、イメージによる誘導を目的とした紙媒体のビジュアルがまず重要で、Webとスマホではマーケティングや問題解決、資料請求を行う機能を優先した作りが求められました。
撮影がクリエイティブの大きな比重を占めることは言うまでもありませんが、Webではコンテンツやコピーライトも、そして紙媒体からの流入を受けるメディアとしてのスマートフォンサイト、各デバイスを同時に更新できるCMS導入も重要な要件でした。
これらを限られた時間の中で、digがトータルに制作するという案件です。

imgThe Terrace By The SeaのPCサイト。

img

imgこちらは同時リリースのスマートフォンサイト

僕は20代の時からロケにはたくさん行きました。
事前にシナリオを書いて、撮影ディレクションの資料を作って、カメラマンと地方へ。
今僕たちが通常やっている仕事は、ロケは少なく、撮影から、いえ撮影の前からストーリーを組み立ててイメージを作り上げる仕事の割合は、そんなに多くありません。
この一連の流れを作っていくことは、広くクリエイティブディレクションの手腕が求められること、そのためにある程度のキャパとスキルが必要なこと、ロケにも行くので体力も必要なことは、経験上僕は知っていました。
しかし、今のスタッフにどうしても経験させたかった。
部屋の中にいてデザインすることも重要ですが、ゼロからストーリーを考えて色々な人と協力して、もしくは作りたい世界観を指示しながらモノを創り上げていくプロセスを、もっともっと経験してもらいたいと常日頃から感じていました。
素材が揃って最後に行う平面のデザインより、ゼロから考えたことを実現していく過程そのものこそがデザインだと僕は感じています。
1人のクリエーターとしてクリエイティブに正面から向き合う、非常に重要かつクリエーターには必要不可欠なスキルだと思っていました。

しかし普段から忙しくしているスタッフは、僕からのこの要請に難色を示しました。
普段経験できない大切な経験をさせようとする僕のリクエストよりも、目の前の業務の方を優先し、それを置いてまでしてロケには行きたくないというのです。
ある意味それは当たり前のことかもしれません。
わかっていました。
今までの僕なら、この仕事はすべて自分でやってしまったでしょう。
でも自分がやる番ではない。
会社のこと、組織のこと、そして一人のクリエーターとして育っていくために避けては通れないこと、この仕事をスタッフに経験させたいという想いが強くありました。
それを学んだ彼らが、それをまた誰かに教えていくようにならなければいけない。
それが僕が今まで社会で経験してきたこと、会社で学んだことでした。
経験しないと判断できないことが数多くあるのです。
人生には、仕事には必ずこういうシーンが繰り返しやってきます。
これを乗り越えていくたびに、自分が一歩階段を登っている、僕はそれを経験で知りました。
でも経験していく途上では、それなりの負荷が伴います。

今までのように僕がやってしまえば、スタッフに負荷はかからなかったかもしれない、でも非常に重要な機会を彼らから奪ってしまうことになる。
それは上に立つ者としてすべきことではない。
しかし業務負荷が高まった結果、彼らのモチベーションが下がり、最終的には退職に追い込まれてしまうかもしれない・・・・。
僕は葛藤していました。

今まで自分は何度もこうした局面を乗り越えてきましたが、今までそれが原因で去って行ったスタッフもいます。
しかし一方で、クリエイティブってそういうものだと思ってる自分もいます。
どうしても越えなければいけないことがあるのだと、自分は経験上感じています。
山を乗り越えたあと、水があふれそうだった自分のバケツが、振り返ってみると登る前より一回り大きいバケツに代わっている。
以前より、多く水が入るようになっているのです。
考える余裕ができるようになるのです。
これを知らなければ、難局を乗り切る的確な指示は出せません。
でもバケツが大きくなっているかどうかなんて、登っているときはホントに本人はわからない。
僕もそうでした。
過ぎたから言えることです。
どうやってスタッフに前向きに取り組んでもらえるようになるか、それが僕の課題でした。
でも・・・それを僕はうまく伝えられませんでした。
自分が苦労してきて身になったことを人にどのように説明すればいいのか、これは自分の課題ですね、むずかしい。。
しかし、このプロジェクトをがんばったスタッフは確実に一回り大きくなったと思います。

imgこちらもパンフレットの見開きページ

導入したCMSを利用したクライント社内で更新可能なWebサイト、スマートフォンサイトが先にリリースされ、先日印刷物であるリーフレットの納品も無事完了しました。
シナリオの組み立てから全体のストーリー構成、イメージコンサルティング、ページデザインとコピーライト、印刷物とWebのトータルデザイン、スマートフォンサイト構築、各デバイスに対応したCMS設計〜導入、そしてロケの日程調整や準備、カメラマンやコーディネーターなど関わるスタッフ全員の金額調整などなど。
業務は多岐に渡りました。
結果的に現在会社が持っている多くのナレッジをつぎ込んだプロジェクトになりました。
関わったスタッフみんなががんばって結果を出した、これは素晴らしい経験です。
この努力は担当スタッフの大きな糧となって、確実にバケツは一回り大きくなったと思います。
クリエイティブに従事する者なら仕事において、人生において経験しなければならないこと、そんなエポックメイクなプロジェクトだったと思います。

去年の忘年会

松本 知彦 for Private Time/2012.12.17/仕事仕事

昨年の年末、忘年会の時、スタッフ全員にハンカチをプレゼントしました。
ハンカチには、それぞれのスタッフの名前が刺繍されています。

img

刺繍は、女子は下の名前、男子はハンカチを持たない人もいるだろうから苗字にして、使わなければそのスタッフの家族が誰でも使えるように配慮しました。
すべてオーダーです。

その人のキャラクターに合わせて生地の色と柄を選び、その柄にあった糸を選んで1枚1枚、名前を刺繍してもらいました。
布の端はハンドロールと言って、こちらも手縫いでお願いしました。
機械ステッチで均等に糸が見えるのではなく、味のある不揃いな手縫いでオーダーしてみたのです。

img

imgスタッフのキャラクターにあった色と柄を選びました。

昨年は忘年会を社員旅行にしたため、例年行っていたくじ引き大会ができないので、その代わりにハンカチをオーダーしようと思いついたのが、オーダーのきっかけでした。
しかし、そこには年が明けたら一人ひとりが今までの働き方ではないカタチで自主的に組織に貢献して欲しいという、松本の強いメッセージが込められていました。
そのためにこだわって一人ひとりの名前を入れたハンカチを作ったのでした。
年末へ向けて3ヵ月前から準備し、想いを伝えるために、当日一人ひとりに僕が手渡ししました。
名前入りのハンカチは、いわば僕から全員へのバトンでした。

img刺繍の糸も生地に合わせて選びました。

これからは一人一人が主役になって欲しいという僕の想い。
1年前まで、会社はすべて松本が仕事を作り、スタッフ全員が松本のアシスタントとして機能していました。
松本とそのアシスタントの組織は10人くらいが限界です。
それを超えてしまって、組織は機能しなくなっていると感じていました。
松本とアシスタントの集まりなら、それは個人事務所でしょう。
組織ではないのです。

僕が全員の前で今後あるべき組織の話をして、スタッフ一人一人に思いを込めてハンカチを渡してから1年。
何かが変わっただろうか?
組織の目標を全員に話し、あるべき姿を提示し、それを実現するために各自ができる目標を立てなさいという話をしました。
僕が押し付けるのではなく、来年1年間自分がどのように組織に貢献できるかを考えて、各自の口からその内容を全員の前で発表してももらいました。
そして1年経ってその結果は、、、、
組織の目標は達成できませんでした。
僕自身が14年間一度もやったことがないことをやろうとするのは、並大抵なことではないという厳しい現実に直面しました。
むずかしい。

このむずかしさは、全員で目標を達成することの難しさではなく、もっと手前の、各自が目標に対して努力する、目標を自覚することへの難しさです。
数字だけの目標ではありません。
各自が目標を自覚するという目標が達成できない、ゆえに目標を達成できなかったという自覚も、そこにはないと思います。
こんなことをオープンにここに書いていること自体が非常に恥ずかしいことですが、でも事実なのです。

今まで自分一人の努力でどうにかなると思ってやってきました。
それを組織の目標に変えた途端、機能しない。
しかしこの組織を作ったのは自分であり、すべては自分の責任で起きていると思います。
それを改善したいなら自分一人で葛藤していてはダメです。
もっとスタッフと向かうべき方向を摺合せて、常に目的意識を共有させなければ、来年の年末も同じような結果になってしまうでしょう。

前途は多難です。
しかしあきらめてはダメです。
僕がハンカチに込めた想い、伝わっていると信じたい。
今いるスタッフと一緒に乗り越えていきたい。
去年の年末から1年経って再び、いえ新たに強く感じているのでした。

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