ESQUISSE 銀座 

松本 知彦 for Private Time/2012.12.26/食べる食べる

僕には20代の時からの親しい女子の友人がいます。
年は僕より下ですが、彼女も美大を卒業後、大手の広告代理店に新卒で入社して今もその会社のアートディレクターとして働いています。

imgエスキスのサイトはきれいです。

imgこちらゴージャスなビルのエントランス。

彼女とはものすごく仲がよいわけでも、しかしながら疎遠でもなく、なぜか毎年1度だけ会って食事をする仲なのです。
こういう関係、かなり不思議です。
20代の時には、もちろん一緒にあちこち遊びに行きました。
バブルはとっくに終わっていましたが、それでも都内のクラブは毎週末たくさんの人で賑わっていたし、毎回仲間たちとそこで朝まで飲んで騒いでいました。
彼女とその同僚たちは、もちろん僕よりたくさんお金を持っていて、遊び方もスマート、、
いえ逆ですね、他の人より忙しい分、とことん遊ぶみたいな、僕にはない抜け感みたいなものがあってすごいなあと当時思っていました。
30代になってもよく遊んでいましたが(彼女は朝まで遊んで個人タクシーを呼んで帰るという遊び方です・・・)、結婚を機に、彼女たちも仲間とクラブやレストランで朝までみたいな遊び方はしなくなりました。
その代わりではないですが、フィジカルな方に行ったり、海外に行ったり、株をやったり、相変わらずパワフルです。
そして40代。
近況を話したりして、彼女と2人で毎年食事をするのが恒例になりました。

img店内はベージュのシックなインテリア。

スカしたレストランに毎年1度、年末に行くという行事がここ数年恒例になって、今に至っています。
毎年お店を選ぶのは彼女ですが、いつも旬で素敵なお店をチョイスしてくれます。
今年は銀座のエスキスでした。
なんでも彼女の食いしん坊の女子の友人からのレコメンドだそうです(たぶんセレブな方だと思いますけど、、)

お店はビルの9階にありますが、エントランスからしてゴージャスです。
当然景色もよろしい。
大人です。

img

img蝦夷鹿の肉です。北海道の鹿を誰かがハンティングしてるってことですよね。

おいしいフレンチ料理を食べる機会って普段なかなかないものですよね。
でも感じることは、一緒に食べる相手が重要だということです。
そう、料理はサブで、時間を楽しみにきているのです。
だから相手が重要です。
彼女と1年ぶりにする話題の内容は、男女の話、流行の話、映像の話、ファッションの話、色々です。
でも共感する部分とか、何かに対して思うポイントが似ていて、だからまた会いたいと思うことにつながるのだと思います。
彼女が30代の頃、毎日のように朝までバリバリ働く姿を見ていて、ガッツがあるなあと感心して見ていました。
遊ぶのも一生懸命だったけど、働くのはそれ以上に一生懸命でした。
ゴールは1つしかないのだと信じて働く姿勢には、僕も共感したものです。
裕福な家庭に育ち、お嬢様学校として有名な女子校に下から通った後、なぜか大学で美大を選び、毎日徹夜して仕事をしている彼女(以前は)。
同じクリエーターとして尊敬しています。

2人に共通する点、それは物事に対するバランス感覚のようなものです。
破綻しているようで実は緻密だったり、流行っているミーハーな話のようで実はリサーチの視点の話だったり、いずれにしても根底にあるのは、どうやったって最後の真理は1つしかないだろうということに行き着くような気がします。

こんな食事は楽しいです。
これからもずっと会っていきたい大切な友人ですね。

そんな大人の夜に、エスキスはぴったりです。

img最後にフレンチらしく、マカロンのおみあげをいただきました。

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