あの伝説のレストラン、キャンティが代々木上原に

松本 知彦 for Private Time/2015.06.24/食べる食べる

キャンティという名前がついているイタリア料理店はたくさんありますが、キャンティと言えばやっぱり飯倉のキャンティなのではないかと思います。
キャンティ物語という本が出てるくらいですからねえ。
僕も読みましたけど。

imgあの伝説のレストラン、キャンティです。

飯倉キャンティといえば、ある世代の遊び人の人たちにはとっても有名で、創業は1960年ですからもう55年前になります。
貴族の末裔である川添浩史と妻梶子が、当時日本に本格的なイタリア料理店がないという理由から、それなら自分たちで作ってしまおうと開いたのがはじまりです。
その後、同じ建物内にセレクトショップ「ベビードール」を併設し、当時の日本ではまだ手に入らなかったサンローランなどを扱ったことで、本格的なイタリア料理だけでなく、ファッションブティックとしても高感度な人達の間で知られるようになります。
僕はムッシュかまやつのエッセイでそのことを知りました。
六本木というロケーションで、朝まで営業していたこともあり、この店には多くの芸能人、著名人が出入りしていました。
まさに当時の最先端の人たちがたむろする、会員制サロンのような店だったようです。
初代オーナーである川添浩史という人は、キャンティの営業だけでなく、フランス映画の輸入、大阪万博のプロデュース、美術展の企画など、ヨーロッパ文化を積極的に日本へ紹介する文化事業も手掛けました。
高度成長期、日本が西洋に追いつこうと必死になっている時に、カルチャー面において彼が果たした役割は大きかったのではないでしょうか。
しかし本を読んでいくと、プライベートでは決して幸せとは言えないように感じます。
最先端にいる、それを創り出して世に問うということは、どこか破綻につながっていく。
そのしわ寄せが来るのは、今も昔も変わらず私生活であり、家族です。
エッジにいるということは、言い方を変えれば何かを捨ててでも何かを得ようとすること、人生で大事なものであっても捨てる価値観を持っている、常に際どいということ、いつの時代もそうなのでしょうね。
今もそういう人って、常に何かを最優先するあまり、ほとんどの場合は必ず私生活は離婚、破綻、周りの人を傷つけてでも妥協しないケースがあるように思います。
友人にもそういう人たくさんいますが。。汗

img前菜、お腹すいてきましたね 笑

imgこちらのバジリコパスタが有名です。

キャンティのオーナーである川添浩史さんの人生も波瀾万丈ですが、その息子、象郎さんの人生もスゴイです・・・
川添象郎さんは以前風吹ジュンさんと結婚されていた方。
彼が開くパーティに、以前呼ばれて参加したことがありますが、来ているメンバーが凄かった・・・
象郎さんはユーミンをはじめ、YMO、最近だと青山テルマのプロデュースなどを手掛けた人ですが、私生活は乱れまくっています。。。
お父さんの影響もあるのでしょうか。
興味のある人は、林真理子の著書「アッコちゃんの時代」に書かれているので、読んでみてください。
僕が象郎さんにお会いしたのも「アッコちゃんの時代」の頃でした。
キャンティは次男光郎さんが継ぎ、今はその息子である隆太郎さんがオーナーを務めているようです。

imgお店は井の頭通りを少し入った小道沿い、古民家を改造しています。

img出られませんが、ちょっとした中庭もあります。

imgランチタイムは、オールアダルトウーマンで男子は一人もいません。

とにかく、その筋でキャンティは伝説のレストランなのですが、その支店が4月末に代々木上原にオープンしました。
またしても代々木上原、、恐るべし・・・
場所は、都知事選に立候補して話題になったIT企業のオーナーがオープンさせたイタリアン「IRI」が以前あった場所。
その店がクローズしたあと、キャンティが居抜きでそのまま営業しています。
民家を改造した雰囲気のあるインテリア。
小さな庭もあって、天気のよい日にランチがよいと思います。
しかし、IRIの時もそうでしたが、ランチのお客さんはオバサマたちばかり・・・
しかも決めキメに武装したオバサマ方です。
男子は一人もいないので、男子の皆さんは女子と連れ立って行った方がよいでしょう。
キャンティと言えば、バジリコのスパゲティが有名ですが、代々木上原店でも食べることができます。
ぜひ。

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