代々木上原にやってきたマクロビ和菓子って何?

松本 知彦 for Private Time/2016.06.02/食べる食べる

話題の店が集中する代々木上原ですが、今まで和菓子の分野ではこれという店はありませんでした。
岬屋という地元では有名な和菓子屋がありますが、駅からはかなり遠く、お店も小さいので、そこを目指して他の駅から来る人もそんなに多くはなかったと思います。

img店は駅から井の頭通りを渡って少し行ったところ

コーヒー屋、パン屋、蕎麦屋、ケーキ屋、ピザ屋、ドーナツ屋(予定)、新しい店が次々にオープンする競争の激しいこのエリアに、今回新しく和菓子屋がやってきました。
「和のかし 巡」
4月15日にオープンした、できたばかりのお店です。
代々木上原に和菓子ってあまりマッチしないイメージがあります。
上原ってどちらかというと、新しいカルチャーやビジネスを起こす人が、小さなこだわりの店を出店する街だからです。
和菓子は昔ながらの業態で、ビジネスとしては完成されてしまっている感がありますから。
しかしですねえ。
この和菓子屋も例に漏れず、やっぱりそこか!って声に出して言っちゃうコンセプトの店でした。

コンセプトがマクロビなのです。
マクロビ=マクロビオテック、簡単に言っちゃうと健康によいオーガニックな和菓子ということです。
血糖値を上げないために、砂糖、乳製品、小麦粉、もちろん添加物も一切使わずに和菓子を作っているとのこと。
男子的には、健康と甘い和菓子ってまったく相容れない組み合わせのように思いますが、これが新しいのでしょうねぇ、、、たぶん。。。
血糖値があがっても食べたいって思うのが、甘いものが持つダークサイドからの誘惑だと思うのですけどね。
毎日食べるものでもないし。
太っちゃうとか、虫歯になるとか、ダークサイドからの誘惑があってこそ、また食べたくなるという心理。笑
それをなくても甘いものの魅力ってあるのだろうか?とすら感じるのです。
甘さは、唯一血糖値を上げないココナツシュガーとアガベシロップのみを使用しているそうです。

img包装は昔ながらの包み方

img大福6個を買ってみました

imgこぶりでまん丸

img味は、、、、、、極めて普通です。

さっそく塩大福を買ってみました。
う〜ん、味は普通かな・・・
他の店との大きな差はわかりませんが、若干固いです。
大福と言えば、東京3大名店の1つ、原宿の瑞穂が有名ですが、それと比較すると瑞穂の方がダントツ美味しいと感じます。
きっと瑞穂の大福は、オーガニックではないし、砂糖もたくさん使っているけれど、食べた時の至福感は他に替えがたいものがあります。

imgこちらは有名な原宿瑞穂の大福。うまい!!!

しかし、ここは文脈で味わわないといけませんw
というか、味より文脈の方が消費に直結することもあるのだと思います。
もしかしたら、この店ならではの得意技の和菓子が他にあるのかな。
いや定番の大福が一番多い・・・
しかしなあ、甘い和菓子とマクロビという文脈が1つのストーリーとして輝くのか、僕にはわからないです。
多くの女性誌に取り上げられているってことは、女子にはストレートに響くのかもしれませんね。
それが証拠に朝から並んで買いに来ている意識の高い女子たちがいるのです。
和菓子ブランドは歴史で見られがちですが、新規参入は歴史ではなく、文脈でブランディングして来るあたり、やっぱり代々木上原を感じないわけにはいきませんねえ。

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