不忍池 ボート乗り場

松本 知彦 for Private Time/2011.10.21/東京東京

子供の頃、父親と2人でよくボートに乗った記憶があります。
当時はローボートと呼ばれる手漕ぎボートしかなく、自転車のペダルのように足で漕いで進むボートはなかったように思います。
父親と乗ったボートの記憶はすべて手漕ぎボートでした。
井の頭公園、石神井公園、関町公園、市ヶ谷の外堀、千鳥ヶ淵、そして不忍池。

img久しぶりに風景スケッチしてみました。どうすかね。

幼い頃のボートの記憶が一番残っているのは不忍池です。
上野という土地柄もあってこの池に来るといつも穏やかでノスタルジックな気分になります。
公園、動物園、博物館、美術館、図書館、芸大、弁天堂、西郷さん、精養軒、アメ横・・・なんだか上野って不思議な場所です。
いつも来るたびに懐かしくって、時々訪れたくなる街です。

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このボート乗り場は1931年に開業したらしいので80年間も営業していることになります。
すごいですね。
ボートから見える景色も時代とともにずいぶん変わったことでしょう。
以前は建築家の菊竹清訓が設計したソフィテル東京というユニークなカタチのホテルがあったのですが、撤退して建物自体も取り壊されてしまいました。
黒川紀章が設計した銀座の中銀カプセルタワー同様、メタボリズム建築の代表作で、ランドマークとしても好きだったんですが。
そこには今タワーマンションが建っています。

img2007年まであったソフィテル東京。建物はカッコよかったのに。

imgソフィテル東京跡地に建つ高層マンションが後ろに見えます。

すぐ近くには1961年に建てられた東天紅本店ビルがあります。
これがまたかなり特徴的な建築で。
東天紅がんばって欲しいです。

ボート乗り場には貼紙がありました。
「カミツキガメやワニガメがいるので池には手を入れないでください。」
え、えー!? 子供が乗るボートの池にそんな危険な生物が?

って言ってるそばからカメがいるじゃないですか・・・
上野でノスタルジーな気分に浸っていたら、いやあ恐ろしい池なんですね。

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