新宿歌舞伎町 ACB会館

松本 知彦 for Private Time/2012.12.05/東京東京

さて職安通り側からホテル街を抜けると、以前コマ劇場があった場所に出ます。
ここが歌舞伎町の中心ですが、今はすっかり寂れてしまいました。
コマ劇がなくなって、恒例だったサブちゃんの興業を見に来るおばちゃんたちの姿も見なくなってしまったし、たくさんあった映画館も今はほとんどが閉館してしまいました。

青春ドラマ「俺たちの旅」のオープニングで、中村雅俊が洋服を着たまま入った池も、今はもうありません。(コマ劇の前の広場にあった)
先週、日本で最初に映画館が発祥した地、浅草の最後の映画館が閉館したというニュースを見ました。
なんだか新宿も浅草のようになってしまいましたね・・・・
都市の宿命なのでしょうか。

img以前はこの白いタイルのスペースに池がありました。右側の映画館もすべて閉鎖。

僕は新宿で生まれて育ちましたから、歌舞伎町に来る機会は子供の時から多くありました。
子供の時は父親に連れられて、ミラノ座で映画を見たり(スターウォーズや未知との遭遇を見たのもここでした)、中学生の時はあんまり来ませんでしたけど、高校生になったら純喫茶マイアミでインベーダーゲーム、ミラノボウルでボーリング、夜遊びを覚えたらディスコの中心が六本木へ移る前の新宿で、ニューヨークニューヨーク、ツバキハウスのロンドンナイトで大貫憲章の選曲で踊ったり、大学生の時は3丁目にあったレゲエのクラブ69やニューサザエで朝まで飲んだり。
新宿にはたくさんの思い出があります。
父親に手を引かれて歩いた街、友達と遊んだ新宿の街の情景は、今もうそこにはありません。

そんなことを考えながら歌舞伎町を歩いている時、新宿にまつわるもう1つのことをふと思い出しました。
それは大学の時、そして卒業したあとも、よく出演したライブハウスACB会館です。
ACBと書いてアシベと読みます。
僕が大学でバンドをやってた頃は、渋谷のLa mama、takeoff7、新宿のACB、JAM studio、ルイード、吉祥寺まんだらなどなど、都内のいろんなところでライブを定期的にやってました。
あれから20年も経っているからもう建物自体がないかもしれない、、、探しつつ行ってみると・・・
ありました!
いやあ、まだあるんですね。
調べたら1968年がオープンですから、なんと50年くらい営業してるんです。
隣にあるキャバレー日の丸も健在でびっくりでした。
でも5年以内にはなくなりそう。。。なくなる前にコワいもの見たさで行ってみたい気もします。
内装のインテリアが見たい。

img夜の方がナイス!なんつってもしびれるキャバレーですからねえ。素晴らしいコピー。

3階がガールズバーになっているのは時代でしょうね。
僕らが出演していた当時はありませんでしたから。
しかしこのビルもいったいどういう構造になっているのか、外から見ただけではまったくわかりません。
築50年って耐震とかだいじょうぶなのかなあ。

imgACB会館の入口です。僕らが出演していた時にはガールズバーはもちろんありませんでした。

imgライブハウスへの階段。リリーフランキーたちと楽器を持って何度もここを降りました。

imgガールズバー、忍者屋敷、ビリヤード、ライブハウス、まったくコンセプトのない雑居ビル。

でもACBがまだあるのを知って、ちょっぴりうれしく感じました。
またバンドがやりたいなあ。

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