代々木上原 建築ラッシュ

松本 知彦 for Private Time/2014.03.11/東京東京

最近、代々木上原の住宅エリアでは、建築現場をいくつか見つけることができます。
これって消費税が上がる前に家を建てちゃおうってことなんだと思います。
その中でもカッコいい家がありました。

img角地にできたカッコいい住宅

imgこのミラーガラスの向こうに本来の窓があります。

imgここは駐車場。単純なボックスの意匠は潔くてよいですね

この角はずっと更地だったのですが、最近気が付いたら家が建ってました。
コンクリート打ちっぱなしと反射ガラスの外観。
写真だとわかりにくいと思いますが、反射ガラスの内側には吹き抜けの中庭があります。
なので、反射ガラスの向こうに、屋外と室内を遮る本来の窓がある、というプランになってます。
最近の建築は、建ぺい率や容積率だけでなく、以前はなかった天空率という法的規制が加えられ、特に両側を道路に挟まれた角地は、これによってかなりの制限を受けるのですが、こんな道路ギリギリから垂直に壁を立ち上げても法律に触れてないようですね。
飾りのないシンプルなボックスのデザインがカッコいいです。
建築事務所はバケラッタです。(Q太郎の弟とは関係ないです・一応)

img表参道のLVMHビルのような住宅は隈研吾先生によるもの

imgこれまたすぐ近くにある住宅。敷地がでかい。

この住宅から1分もしないところに、以前紹介した隈研吾が設計を手掛けたルーバーの住宅があります。
そしてさらに近くに、建築家は誰か忘れちゃったけど、以前モダンリビングで紹介されていた「山」という名前の住宅もあります。
どちらもかなり土地面積が広いですが、設計を住宅メーカーに頼まなかったというのはいい選択ですね。
それ以外にも、大規模マンションが建築中だったり、戸建てが建築途中だったり、これも消費税のせいでしょうか?
それとも景気がよくなっているのかな。
体感できないけど。。

img井の頭通り沿いにあってベタベタの外観が目立つ

img坂茂先生設計で完成当初はこんな感じでした。

一方で残念な例もあります。
1994年に坂茂の設計で、代々木上原の井の頭通り沿いに建てられたギャラリーなんですが・・・・
今では悲しいことに。
ポンピドゥーセンターの分館を設計した建築家の建築が今はこんな状況です。
施主が変われば使い方も変わる。
建物が売られてしまえば、あるいは借り手が変われば、建築家の意図や建物のコンセプトはまったく関係ないのです。
しかし、こんなにシールをベタベタ貼られると町の景観も悪くなるし、悲しい限りです。
コンビニでもないのだから、他にやり方あるのじゃないかと思いますが、入っているのは不動産屋という、、、、建築の魅力を引き出して紹介する仕事に携わる会社というのがなんとも皮肉ですね。

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