デザインのデザイン / 原研哉 

松本 知彦 for Private Time/2012.09.25/本

数年前に起きたデザイン論の本の出版ブームの火付け役ともなった本です。
しかしながらそんな流行に左右されない一冊。

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無印良品や銀座松屋のリニューアルなど自身の仕事を紹介しながら、デザインとはどうあるべきか?をデザインの歴史を振り返りつつ語っています。
過去の偉大なデザイナーの仕事や歴史を振り返りながら、現在を検証するというこのスタンスが、とっても重要だと感じますね。
プログラマーでありならが、ポールランドに出会ってデザイナーに転向したジョン前田も同じようなことを語っていました。

デザイナー自身による装丁は、彼らしく他の仕事にも共通する真っ白なデザイン。
アイデア(デザイン書籍)の原研哉特集と読み比べるのもおもしろいと思います。
アイデアの表紙も真っ白。

img帯とカバーの紙の質感を替えて、触感で感じさせるデザインです

img田中一光から引き継いでデザインを務める有名な無印良品の広告

原研哉さんは、いま僕の卒業した大学の教授になっています。
去年、片山正道さんも同じ大学の教授になりましたが、引退したおじいさんではない現役バリバリの著名デザイナーを起用するのはいいことだと思います。
学生にとっては刺激的。
大学側としては生徒の応募を増やすことに、積極的に取り組んでいかなければいけませんからね。
そして原さんは、同時に今日本デザインセンターの社長。。。
デザイナーが社長をするというのは、相当にコミュニケーション能力が長けてないとできないと思います。
日本デザインセンターは先々月、銀座4丁目の自社ビルに引っ越しましたが、13階にある「POLYLOGUE」というオープンスペースに興味あります。
なんだかよさそうです。
誰でも入れるみたいなので、機会があれば是非行ってみたいですね。

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