箱根 富士屋ホテル

松本 知彦 for Private Time/2013.08.20/旅

先週夏休みだった方も多いと思いますが、猛暑の中、皆さん夏休みは有意義に過ごせましたでしょうか?
今年、僕はあまり遠くへ旅行に行けない理由があって、箱根に小旅行に行ってきました。
皆さん知っている老舗ホテルです。

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imgエントランスの木製の回転ドアがクラシック。

目的はそのホテルのプールに行くことでした。
もちろん明治11年(1878年)創業のホテルは有名なのですが、自分の興味は明治時代にできたプールにありました。
それ以外にも歴史あるホテルとしての見所はたくさん。
元々箱根は江戸時代から宿場町として栄えましたが、このホテルは創業者が「外国人の金を取るをもって目的とす」と宣言した通り、大正時代&戦後まもない頃は、外国人専用ホテルとして存在していました。
確かに館内の内装は、和洋折衷というか、海外映画に出てくる外国から見た日本様式のような不思議なジャパニーズテイスト満載で、歴史的な価値があると知りつつも、かなり微妙なインテリアだなあと感じたり。。
明治に作られた建築様式は、創業者の言葉の通り欧米風であるのに、内装は朱塗りの欄干の階段があったり、神社テイストがあったり、不思議な?キッチュとも言えるテイスト満載です。
10年くらい前に宿泊した時はあまり感じませんでしたが、今見ると「え?」みたいな、どこにもない良い意味でも悪い意味でもオンリーワンなテイストがあちこちに存在します。
それをクラシックと感じるか、バッドテイストと感じるかは人それぞれだと思います。
どちらにしても希少であることは紛れもない事実です。汗

img全体的に神社テイスト満載です。バーにまで神社テイストが。。

img殿方っていう表記も凄いけど、モザイクタイルのトイレがカッコいい!

もともと藤屋ホテルという名称だったものが、富士屋ホテルに変わったそうですが、ここを訪れたら必ずチェックしたいものがいくつかあります。
そのうちの1つがカレーです。
1964年に今の天皇(当時は皇太子殿下)が来館の際、お召し上がりになられたという、それはそれは有名なカレーなのです。
味は別に普通なのですが(あくまで個人の主観です)、やっぱり歴史の雰囲気点と皇族利用というポイントが加算されて、「カレーを食べに富士屋ホテルに行こう!」っていうくらい有名になってます。
もう1つはパンですね。
ホテルの隣に併設されたベーカリーも有名です。

imgカトラリーはすべて銀製で、それぞれにロゴが入ってます。

imgここに来たら是非食べたい名物のカレー。

そしてこのホテルで、あまり注目されていないプール。
極めて普通な、、学校にあるようなプールなのですが、明治時代に作られた小さなダムを、大正時代にプールに改修したというウンチクを知るとなるほどなあと。
外国人専用の宿泊施設として、欧米列強のホテルに負けないグローバルスタンダードを目指して作られたプールは、明治時代には最先端だったはずです。
客室からさらに山を登ったところに存在するプール。
近景の山を見ながら泳ぐというのはなかなか他にはない体験でしょうね。
きっとこのプールでジョン・レノンも泳いだのだと思います。

img極めて普通のプールなんですが。

このブログを読んでいる皆さんにお知らせしちゃうと、このプールいつも空いてるのです。
宿泊せずとも利用できるし、結構穴場だと思います。
以前外国人専用ホテルだったのに、今は外国人はいないし、子供を連れた日本人のファミリーばかりじゃないか、と思って見ていたら、男子2人で来ているイタリア人男子2名(たぶんカップル)、そして90年代の千駄ヶ谷のプールのようにゴールドのアクセサリーをつけたまま水に入っている40歳以上の尋常ではない男女(女子は半ケツ出ている水着を着用)などがいて、見ていてかなり興味深かったですね。
個人的にはそういう訳あり男女(男男含め)がいないとつまらなく、その辺りは都内のホテルと同じ状況でお約束として楽しめました。
そんな下世話な話はともかく、皆さんも機会があれば是非行ってみてください。

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