アジアンリゾートの見直し

松本 知彦 for Private Time/2015.08.14/旅

海外旅行に行く日本人は、年々減り続けているというデータがあります。
僕らの時代、大学生の90%以上は海外旅行に行っていたと思います。
その頃の卒業旅行と言えば、ほとんどの学生の場合ヨーロッパ旅行でしたから。
時代は変わりましたね。

imgタイのサムイ島は美しいところでした

卒業旅行でヨーロッパに行った学生が社会人になると、ワイハに行ってブランド物を爆買いするOLになり、、、。
ワイハだけでなく、アジアンリゾートや南半球に毎年バカンスに行く女子は当たり前の時代でした。
カルチャーに触れるヨーロッパやアメリカへの旅とは違って、南の島や東南アジアへは、ショッピング、美しい海、リゾート施設、現地でのボーイハント、はたまたおじさんたちの買春ツアーまで・・・
様々な目的はあったにせよ、以前日本人は頻繁に海外へ行っていたと思います。
特にバカンスで、毎年南の島へ行く女子は多かったのではないでしょうか。
ハワイ、グアム、サイパン、プーケット、バリ、フィジー、モルディブ、
しかし今、バカンスでこうした島に行く人はかなり減ってしまったと思います。
雑誌でも南の島のリゾート特集なんてどこも組まなくなってしまった。
その影響で、以前はあった現地への直行便もなくなってしまいました。
日本人を相手にしていた現地ビジネスのターゲットは、中国人にシフトしています。

img泊まったホテルはBanyantree samui。

img日本で慣れ親しんでいる商品だけど味が違う・・・

南の島で、今でも継続して人気があるのはワイハくらいじゃないでしょうか。
決まって毎年ワイハに行く女子がいますが、ワイハはなぜ人気があるのでしょう?
自分なりに分析してみると、そこに最先端のエッジーなスタイルはないものの、今まで色々なトレンドを体現してきた、ある年齢に達した女子が求めるものがあるように思います。
ワイハにはゆるいファッション要素もあり、年齢にあった適度なトレンド感もあり、最新モードとは距離を置きながらも流行は忘れたくない、いつまでも自分らしいスタイルをキープしたいと思っている人たちを惹きつける要素がある場所なのではないかと。
ここでいうファッション感とは洋服だけのことではなく、ライフスタイル全般ですね。
南の島でありながら都市であり、アメリカでありながら言葉も通じ、ゆるいトレンド感のあるライフスタイルを送ることができて、歴史的に見ても高度成長期から多くの日本人観光客を受け入れてきた土壌と、親の代から慣れ親しんできた身近な感じもある。
リゾートとはいえ、そこへ行くことは冒険や異文化の発見とは異なる、常に変わらないコンサバなカテゴリーに属する島なのです。
熱海に近い 笑

しかしですね。
色々なトレンドを追い求めてきた人を惹きつける要素があるとは言え、ワイハへのハイシーズンの旅費は高すぎです。
僕は今年タイのサムイ島に行きましたが、サーチャージを入れると同じ時期のワイハのチケット代金の半額くらい。
現地までかかる時間や距離は同じくらいなのに金額が全然違う。
インドネシアのバリ島もワイハより安い。
その差額分を現地での宿泊費や他のことに充てられます。
そして日本人がたくさんいるワイハと違って、東南アジアの島々には今はもう日本観光客がほとんどいないのも相違点でしょう。
多国籍軍に混じって、リゾートにおけるインターナショナルスタイルを体験できるのも楽しいです。

img

img上から7歳、10歳、14歳、51歳のスケッチです・・笑

imgスケッチの際、全員が見ていた景色はこんな感じ。

中国人(香港人)、韓国人が多いのは置いておいて、ドイツ人、フランス人、イギリス人、ロシア人、イタリア人、インド人・・・・いったい何カ国から人が訪れているのだ?という場所です。
意外に多いのはドイツとフランス、ロシア人でした。
というわけで、90年代までの誰でもリゾートみたいなバカ騒ぎの時代を通過して落ち着いた今、もう1度アジアンリゾートを見直してみるのはどうでしょうか?
きっと新しい発見があります。

imgアジアンリゾート、皆さんも機会があればぜひ。

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