バリ島1

松本 知彦 for Private Time/2011.08.22/旅

今年の夏休みは、円高ということもあって久しぶりに海外旅行に行ってきました。
行った先はインドネシアのバリ島です。
今まで大嫌いな東南アジアへの渡航でしたが、印象が変わって楽しかったです。

img有名なケチャダンスです。

imgケチャダンスのラストは裸足で炎の上を歩くパフォーマンス。

ちょうど滞在時にインドネシア独立記念日があったので調べてみると、バリ島は以前日本の植民地だったのですね・・・。
今ならジェット機で日本から約8時間。
当時は船でしか行けなかったと思いますが、かなり遠くまで日本軍が遠征していることに驚かされます。
10年前の爆弾テロで、バリ島の観光ビジネスは大打撃を受けましたが、最近徐々に観光客も戻りつつあるようです。

以前は(今も?)日本人の女子がバリの男子を対象に、セックス目的(恋愛目的?)で訪れるリゾートとして有名で、それが日本で社会問題にもなっていました。
90年代には多くのOLが、こぞって毎年のようにバリ島に行ってましたね。
知り合いの女子にも、バリ旅行中に現地の男子と関係して帰ってきた人がいましたが、恋愛をして本気で好きになった、と繰り返し彼女は言うのです。
しかし、バリの男子の中には日本の女子を専門に狙って、疑似恋愛によってお金を女子から引き出し、それで生計を立てている人がたくさんいると聞きます。
妻子を持っている男子も多く、職業として割り切って認められているのがスゴイです。
経済格差を背景とした高収入な仕事というのがその理由でしょう。
セックスを売物に女子からの貢ぎで生計を立てるバリの男子、彼らに疑似恋愛を求めてお金を使う日本のなでしこ女子・・・なんだか日本男子としては寂しい限りですなぁ。。
バリ島に行かなければならないほど、日本の女子には逃げ場がないのでしょうか?

さてさて気を取り直して、と(汗)
今では日本からの直行便もなくなり、渡航する日本人も当時よりかなり少なくなりました。
オーストラリア人、ヨーロッパ人がほとんどで、英語はもちろんですが、フランス語、イタリア語も多く聞こえてきます。
アメリカ人はあんまりいませんでしたね。

インドネシアには1万8千もの島がありますが、その多くはイスラム教です。
しかしバリ島だけは、イスラム教の布教から免れ、インドから入ってきたヒンドゥー教が支配する島で、いたるところにヒンドゥー教の寺院があります。
バリ島が神の島と言われる理由は、住む人々と宗教がこれほどまでに近いということが挙げられます。
イスラム教がメインのインドネシアにあって異なる宗教のバリ島、外貨とともに集まる多くの欧米人、それが同じイントネシアにいるイスラム原理主義者たちのテロの対象となってしまうのです。。。
通常の仕事の4倍もの高収入が得られる観光ビジネスを求めて、同じインドネシアのジャワ島(イスラム教)からの人口流入が増えて、日本女子がこぞって訪れていた時よりも治安は悪くなっているでしょう。
レストランに入る時、ホテルに入る時、空港に入る時、車で移動する時はすべてにおいて、各所に設置された検問で、車の下にミラーを入れて爆弾のチェックを受けなければなりません。
リゾートと爆弾、宗教と観光、現地人と日本人女子、なんだか色々なものが混ざり合う場所です。

河津 玉峰館

松本 知彦 for Private Time/2011.05.13/旅

伊豆半島の伊東と下田の中間くらいに河津という小さな温泉街があります。
「玉峰館」は、ここに大正時代からある古い温泉旅館です。
今回10年ぶりくらいに訪れました。

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生前の父と母を連れてこの旅館を訪れたことがあります。
それが両親と旅行する最後の機会となってしまいました。
何も言いませんでしたが、息子からの旅行の誘いを喜んで受け入れてくれたのだろうか?
出不精の彼らは息子からの誘いに気を使って応じていたのではないだろうか? 
旅館の入り口で両親と一緒に撮影した写真を眺めていると、そんなことが何度も頭をよぎって感傷的になってしまうのでした。

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「玉峰館」の特徴は24時間かけ流しの温泉と料理です。
それ以外にも古い蔵を改造したバーやオーナーがバリで買い揃えたセンスのいいアンティークのインテリアなどが印象的。
全部で14室しかありませんが、宿泊中は本当に何もすることがありません。
最近のホテルのように色々な設備があるわけでもなく、ただ温泉に入るだけです。
時間になると女中さんが部屋に料理を運んできてくれたり、布団を敷いてくれたり。
これが大正時代から変わらない本来の温泉旅館での過ごし方なのでしょう。

大阪 通天閣

松本 知彦 for Private Time/2011.03.31/旅

大阪の天王寺にある有名な通天閣です。

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天王寺周辺は治安が悪く、地元の人に聞くと女の子が一人で行ってはいけないとか、夜に行ってはいけないなどと聞く場所です。
理由はよくわかりませんが、隣に西成地区があるからでしょうか?

通天閣がある新世界は戦後から昭和30年代まで最も栄えた繁華街で、東京で言えば浅草のような昭和の面影が色濃く残るレトロでディープな場所です。
近くには動物園、公園、美術館などもあり、ちょっと上野にも似ています。
高校生の頃、最初ここを訪れた時は本当に驚きました。

通天閣のすぐ近くには、何組も同時に将棋を打つ雀荘のような店があって、多くの人で賑わっていました。
大阪では(天王寺では?)こんなにも将棋がポピュラーだったのかと、その異様な光景にまず相当びっくりしましたね。
東京では将棋オンリーでの商売はまず成り立たないでしょう。。。
そして近くの公園には昼間から酒を飲んだ浮浪者があちこちに寝転んでいたり、車椅子の人たちが集まってカラオケをしたり、中には着物を着て顔を白塗りにした人が白昼踊っていたり。。。
見たことのない凄まじい光景にショックを受けました。
いったいここはどこなんでしょう??

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あれから数年。
久しぶりに通天閣に行ってみると、通天閣の下にある串揚げの店「だるま」が今は大阪名物になっているらしく、若者が列を作っていました。
そういう意味では治安は以前よりよくなったのでしょうか?
通天閣にも登ってみましたが、変わらずレトロです。
展望台の高さは91メートル、東京タワーと比べると随分コンパクトですが、高層ビルの少ない大阪では見晴らしはとてもよく、遠くまで見渡せます。

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およそ100年前に建てられた最初の通天閣は戦争で焼けてしまいましたが、東洋一を目指すため凱旋門とエッフェル塔をミックスし、凱旋門の上に鉄塔を乗せたデザインだったという、、、なんとも大阪っぽいというか何というか・・・。
現在ある2代目のデザインは東京タワーと同じ設計者です。
そういえばどことなく似ていますね。
展望台にはあらゆる願いをかなえてくれるビリケンさんがいます。
しかし大阪・・・ディープです。

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沖縄

松本 知彦 for Private Time/2010.11.30/旅

今年の夏休みは沖縄の石垣島へ行きました。
今まで行ったことのある他の離島とは違って石垣島は結構大きな島で、島を1周するのに車で3~4時間くらいはかかります。既に大規模リゾート開発も行われており、インターコンチネンタル、二期倶楽部の経営するオーベルジュ川平、クラブメッドなどファミリー向けの大規模な滞在施設もあります。現在新しい空港の建設も進んでおり、これが完成すればさらに多くの観光客が訪れる島になるでしょう。中心部にはマクドナルドや大きなスーパーもあり、本土の地方都市とあまり変わりはありません。そんな石垣島で有名なのはやっぱり日本でもっとも美しいと言われる川平湾、そして最近話題のラー油でしょうか。

沖縄にいる間、石垣島の歴史について調べていましたが、その中で戦争マラリアのことを知りました。第二次世界大戦中、山下という人物が教師を装い、偽名を使って石垣島にやってきますが、しばらくすると陸軍軍曹の身分を明かし、アメリカ軍上陸の危険性がほとんどないにも関わらず、住民をマラリア発生地区に強制的に疎開させ、人口の三分の一を病死させたという出来事です。住民を全員疎開させた後に残った家畜や食料を陸軍に献上することが目的だったと言われています。軍は疎開前、事前にマラリア発生地区を調査して把握しており、そこへ住民を意図的に疎開させたというのは恐ろしいことです。多くの人が亡くなりましたが、結局アメリカ軍は上陸しませんでした。戦地ではない地域で、同じ日本人によって多くの人が犠牲になったというのは悲しむべき事件だと思います。

スタッフへのお土産には石垣島の手作りジンジャエールを購入しました。1本500円で味は8種類。どれも少し辛いのですが、本島では味わえない独特な味です。通販もしてるようなので興味がある方はぜひ。

沖縄ジンジャエール工房
http://arcoiris.ocnk.net/

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